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Q. トップになってから今まで、どんな方法で夢を叶えてきたのですか？

『IBS New York Show』でグランプリをいただいてからも、いろんな大会に出場して、賞をいただきました。そのたびに嬉しさももちろんありましたが、それよりも責任感を強く感じていました。これでやっと自分の店を出すという目的に向かってスタートラインに立てた。これからは自力でやっていかなくてはいけないんだと思うと、身が引きしまる思いでした。

そして27歳の時に、ついに念願の自分の店『トゥーソレイユ』を代官山にオープンすることができたんです。当時はいまの場所ではなく、ヒルサイドテラスの裏手にあるビルの、15坪ほどの小さなスペースから始まりました。その後、同じ代官山に場所を変えて1軒、そして銀座店もオープンさせることができました。

規模は大きくなっても、最初の店を開いてから今まで、私の信念はずっと変わっていません。
一つは、常に高い技術を提供すること。そしてお客様を何より一番大事にすること。
『お客様の立場になって考える』こと、これはいまも変わらない私のポリシーです。
それから経営者としては、トレンドや景気の先を読む事も大切なことだと思っています。
弊社では、まつ毛パーマがはやっていた頃に一早くまつ毛エクステを導入したりと、いろんなトライをしてきました。何事にもチャレンジしていかないと、先は開けませんからね。いままで失敗したことも山ほどあるけど、おかげでちょっとやそっとのことではへこまない強い精神力も手に入れました（笑）。

どんなときも“自分はこうありたい”と思うことで、どんどん強くなれた気がしています。

Q. これからの目標、叶えたい夢はなんですか？

やりたいことは、まだまだたくさんありますよ!

いま弊社ではネイルだけでなく、フェイシャルエステ、まつげエクステ、フットケアなど美容に関するいろんなメニューを提供していますが、もっと便利に気軽に利用して頂けるような工夫をしていきたいんです。例えば、お買物の途中で気軽に立ち寄っていただけるよう、短時間で、低価格でできる美容サービスを提供するとか。お客様の“あったらいいな”という声をどんどん実現して、もっとカジュアルにビューティケア全般を楽しんでもらえる環境を作っていきたいと思っています。

私がこうして仕事に打ち込めるのは、スタッフはもちろん、家族の協力があってこそ。

仕事とプライベートを両立しながら、これからもペースをくずさず仕事を続けていけたらいいですね。 そして50歳、60歳、おばあちゃんになっても、パワフルで元気な女性でありたいと思っています。