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資格 取得 トップ > 資格・スキルについて調べる > 語学・語学教師・翻訳・通訳 > 日本語教師 > キラリビト・インタビューvol.5 若松 史恵さん[2/2]

海外ボランティアに参加したい!その気持ちが原動力に--若松 史恵さん 日本語教師--2ページ目

●プロフィール

一般企業で経理として働きながら、アルファ国際学院の日本語教師養成講座を受講。修了後はアルファ国際学院に転職し、実務経験を積む。その後、JICA青年海外協力隊・日本語教師としてウズベキスタンに赴任し、現在は首都にあるタシケント国立法科大学で授業を行っている。

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若松さんのある1日!

-- 日本語教師デビューはいかがでしたか?

アルファ国際学院では、修了後に日本語教師として修行をさせていただけるシステムがあり、そのおかげで安心して海外へ行くことができたと思っています。

初めての授業ではとても緊張しました。
教案を数日かかって書き上げたものの、全く余裕がなく、生徒の反応にも鈍感で、ただ自分が準備したマニュアルに沿って教えるだけのダメな先生で、終わった後、とても反省したのを覚えています。

それ以来、何よりも生徒のための授業ができるよう努力しています。

また、教える内容や授業の流れ、クラスの雰囲気作りだけでなく、文化の異なる外国人が生徒になるので、文化の違いや背景知識、生徒のメンタル面 も考えながら授業を行なっていく難しさは常々感じています。


-- 海外活動でのやりがいや楽しいこと、辛いと感じることなどエピソードを教えてください。

去年から大学1年生を教えているのですが、スタート時、学生達は日本のことは知っているものの、「こんにちは」の言葉さえも知らない状態でした。
私は彼らにとって、人生で初めて会う日本人だったのです。

それから1年が経ち、今では日本語で物事を説明し、自分の意見や希望を述べられるようになっています。 そんな風に、生徒達の成長を身近に感じられるのがとてもうれしく、やりがいを感じます。また大学の外でも、結婚式に出席したり、遊園地に行ったり、お祭りの料理をみんなで一晩かけて作るなど、様々な出来事を体験しました。
生徒達のおかげで、いろいろなウズベク文化にも触れることができ、毎日とても充実しています。

ウズベキスタンには日本人は少なく、日本語はもちろん英語もほとんど通じないので、言葉には苦労することも多いです。また食べ物や気候の違いも大きく、なかなか慣れませんでした。
文化や言葉の壁は想像以上に大きく感じ、日本で生活する外国人の気持ちが初めて理解できたような気がしています。

-- 今後の目標は?

赴任前、2年間ウズベキスタンで生活して、日本語教師として充実した活動をすることができたら、帰国してからもこの仕事を続けていこうと考えていました。

今の目標は、残りの任期も充実したものにし、帰国後も日本語教師の活動を続けていくことです。
また、今後は日本でも海外でも経験を積みたいと思っていますし、気になる研究テーマも見えてきたので、いずれは大学院で勉強もしたいと思っています。

やりたいことがたくさんあり時間が足りませんが、あせらずにできることをマイペースでやっていこうと思っています。

-- これから日本語教師を目指す人へ、メッセージをお願いします!

日本語教師は日本だけでなく、世界の様々な国で求められています。また、フルタイムで、パートタイムで、などとフレキシブルに働けるという魅力もあります。

学校を卒業してすぐ日本語教師になる方もいれば、私のように働いた後に目指す方、定年退職されてから、第2の人生を日本語教師として歩まれる方等、日本語教師を目指す道は誰にでも開かれていると感じています。
私の経験で確実に言えるのは、どのような道をたどっても、その人の人生での経験は、日本語教師の仕事に必ずプラスになるということです。

日本語教師を目指すのに、早すぎることも遅すぎることもありません。興味をもたれた方は、ぜひチャレンジしてほしいと思います!



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