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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)とは?難易度や合格率、給料事情もまとめました

医療事務の資格は種類が多くあるため、どの資格をとるかわからない方もいるのではないでしょうか。

迷っている方におすすめしたいのが、「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)」です。

数ある医療事務の資格のなかでも信頼性が高く、病院やクリニックでも認められている資格です。就職・転職活動で採用されやすい、資格手当がつくなどのメリットが考えられます。

本記事では、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の概要や、資格取得のメリット、難易度・合格率を解説します。

メディカルクラークの資格取得を目指している方は、通学・通信講座の利用を検討してみてはいかがでしょうか。下記ボタンから実績が豊富な通学・通信講座の資料をまとめて無料で請求していただけます。

更新日:2023-12-12(公開日:2019-02-08)

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この記事を監修したのは

内芝 修子 氏

医療事務講師:内芝修子

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)とは

窓口対応をしている白衣の女性

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)とは、日本医療教育財団が認定している資格です。

試験に合格すると「メディカルクラーク®」と名乗ることができます。

レセプト業務や窓口業務など、医療事務に必要な知識を保有している証明となるでしょう。数ある医療事務の資格のなかでも受験者数や合格者が多く、医療事務を目指す人にとって「スタンダード」な資格です。

参考 女性から注目を集める医療事務とは?仕事内容や資格の種類・取り方、向いてる人を解説

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の概要

主催団体
一般財団法人 日本医療教育財団
試験区分
民間資格
受験資格
特になし
どなたでも受験可能
合格率
60%程度
学科・実技試験の得点率70%以上で合格
出題内容・形式
▽学科
1.医療保険制度
2.高齢者医療制度
3.公費負担医療制度
4.介護保険制度
5.医事法規一般
6.医事業務
7.診療報酬請求業務/医学一般/薬学一般/診療録(※医科もしくは歯科を選択) ▽実技I
コミュニケーション(医事課患者応対) ▽実技II
診療報酬請求事務(※医科もしくは歯科を選択)
日程
月1回実施
検定料
7,700円
問い合わせ先
一般財団法人 日本医療教育財団
http://www.jme.or.jp/exam/mc/index.html
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10
TEL:03-3294-6624
受験地
各都道府県内の公共施設等
補足情報
医療事務技能審査試験(メディカル クラーク®)は、数ある医療事務の資格の中でも知名度が高い試験です。 医療事務は必ずしも資格が必要な仕事ではありませんが、資格を取得している方が就職に有利になるでしょう。
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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の特徴

男性医師と窓口で説明をしている白衣の女性

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は40年以上の歴史があります。医療施設でも認知度の高い資格で、持っていると就職や転職活動で有利に働きます。

また、医科は毎月試験が実施されているため、受かるまで何度でもチャレンジが可能です。

毎年1万人以上が受験し、多くのメディカルクラーク®を輩出しています。

毎年1万人以上が受験するほど資格の認知度・信頼性が高い

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、診療報酬請求事務業務や窓口業務など、医療事務に求められる能力を備えていることを証明する資格です。

受験人数は毎年1万人以上で、2021年には17,162人の受験者数を記録しています。医療事務系の資格の中では最大規模の資格試験です。高い人気を誇る資格といって良いでしょう。

そのため、医療業界で幅広く認知され、高い信頼を得ています。

試験の合格者には「メディカルクラーク®」の称号が与えられ、履歴書に記載があれば即戦力になると判断する医療機関も多い傾向にあります。ライバルよりも就職や転職活動が有利に働くでしょう。

また、医療事務の経験者でメディカルクラーク®を持っている人は、基本給にプラスして資格手当が支給される、待遇の良い職場へキャリアアップしやすいなどの魅力もあります。

医科は年12回、歯科は年6回試験が実施されている

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、医科が年12回(毎月)、歯科が年6回(奇数月)実施されています。

短いスパンで試験が実施されているため、合格するまで何度でもチャレンジできるメリットがあります。

また、試験はいずれも在宅です。試験当日の午前中に問題が配布され、試験日の翌日までに試験問題と解答用紙を返送するという形式です。

自宅で試験を受けられるので「試験会場への移動途中に渋滞に巻き込まれた」といったトラブルの心配がありません。

また資料の持ち込みもできます。通信講座やスクールで試験対策済みの人や、テキストや問題集の内容を理解している人であれば合格は難しくないでしょう。

40年もの歴史がある資格

医療事務の資格の中には、作られてから10年に満たないものや、知名度の低いものもあります。

その中でも、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、1974年から実施されており、40年以上という長い歴史を持ちます。

主催している日本医療教育財団は、医療や福祉に係る人材育成や能力開発を行っている団体で、医療現場のニーズに対応した試験を実施しています。

コンピュータによるレセプト作成のほか、業務の内容全般が学べるため、資格を持っていると医療事務の高い技能を証明することが可能です。

歴史と実績を積み重ねてきたメディカルクラーク®は、民間資格でありながら、医療事務を目指す人や医療業界からも信頼が高い資格です。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の難易度と合格率は?

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、患者と接するときのマナー・医療事務の知識・診療報酬請求事務・診療報酬明細書点検など幅広い職業能力を審査します。

幅広い試験内容から、「メディカルクラーク®の難易度はかなり高いのでは?」と不安になる方もいるでしょう。

合格率は約7割|しっかり試験対策すれば合格できる難易度

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格率は約70%です。

医科の方が歯科より合格率が高く、2021年では医科の合格率が78%、歯科が69.2%でした。ただし、受験者数は、医科が17,162人、歯科が1,303人と大きな差があります。

この内容を見ると、「3割は試験に落ちるのか」と不安になるかもしれません。

しかし、7割が合格しているなら、きちんと試験対策を徹底して勉強すれば合格は難しくないでしょう。

また確実に合格を目指したいなら、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の取得を対象とした講座もあります。

たとえば、ニチイの医療事務講座(医科)通信コースでは、厚生労働省認定のオリジナル教材やプロの講師が監修した教材を提供しています。オンラインで理解度をチェックできるので、弱点の克服も可能です。

通信講座やスクールを利用し、コツコツと勉強を続ければ合格は近いでしょう。

医科の試験は毎月あります。あまりプレッシャーを感じすぎないようにしましょう。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験内容

書類を確認している白衣の女性

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験内容は、試験は在宅で行われ、次の3つの項目で構成されています。

  • 「実技I」(2問/50分)/筆記(記述式)
  • 「学科」(25問/60分)/筆記(択一式)
  • 「実技Ⅱ」(4問/70分)/点検

「実技Ⅰ」の試験

実技Ⅰは、患者に対するサービスやマナーについて問われる試験内容です。

自分が医療事務員の場合を想定して、電話や窓口で患者に質問された際にどのように対応するのかの問題が2問出されます。

解答は記述式になっており、400字以内で患者に対して適切に解答することが求められます。

  • 敬語が正しく使えている
  • 質問に対して、患者が理解しやすい説明ができている
  • 待たせるときは座ってもらうなど、患者に配慮する

上記のように、きちんとしたビジネスマナーを考えられる人であれば、それほど試験に苦戦することはないでしょう。

文章を書くのが苦手な人は、過去問を繰り返す、通信講座やスクールの問題で合格点が取れるようにする、などの対策が有効です。

「学科」の試験

「学科」は医療事務の基本的な知識を問われる試験内容で、25問の選択式の問題となっています。

問題は次の7科目で構成されており、3択から選ぶ解答形式です。

学科(7科目)

  • 1.医療保険制度
  • 2.高齢者医療制度
  • 3.公費負担医療制度
  • 4.介護保険制度
  • 5.医事法規一般
  • 6.医事
  • 7.医科・歯科選択科目(診療報酬請求業務・医学一般・薬学一般・診療録)

学科試験では資料や参考書の持ち込みが許可されています。試験勉強で暗記する必要はありません。

ただし、資料や参考書の内容を何度も読み込み、理解していないと、時間がかかり苦戦する試験です。

「実技Ⅱ」の試験

「実技Ⅱ」は、診療報酬請求事務業務における診療報酬明細書(レセプト)の点検をおこなう内容です。

カルテとレセプトを突き合わせて確認しながら、入力漏れや誤りを訂正し、正しいレセプトを完成させる問題が4問出題されます。

実技Ⅱは、3科目中もっとも難易度の高い試験です。

診療報酬の計算では、算定ルールの知識が求められます。カルテに記載されている医学用語を理解していないと、誤字や間違いに気づけません。

見直しも含めるとシビアな時間配分になるため、素早く、正確に解く必要があります。

実技Ⅱも資料や参考書の持ち込みが認められていますが、自分の実力以外の要素に頼り切りでは問題を解く時間が足りなくなってしまうでしょう。

レセプト作成の業務は、医療施設の収入や経営に直結する重要な仕事です。試験勉強ではしっかり対策しましょう。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の勉強方法

男性医師と女性医師と窓口担当の女性

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格を目指し勉強する場合、次の3通りの方法があります。

  • 独学:市販のテキストなどを購入し自分で勉強をする
  • 通信講座:WEB・DVDなどを視聴し講座を受ける
  • スクール(通学):所定の学校に通って講座を受ける

本章では独学と通信・通学講座にわけてメリットやデメリットを解説します。

独学のメリット

独学には次のようなメリットがあります。

自分の環境に合わせて学習できる

独学の大きなメリットは、自分の環境に合わせて自由に学習ができる点です。

どのくらいまでに合格を目指したいかなど、自身の都合に合わせながら期間などを設定することで計画的に勉強に取り組むことが可能です。

一人でコツコツ勉強するのが好きな人や、スクールに通う時間が取れない人には独学の勉強方法が最適でしょう。

コストを安く抑えることができる

独学のメリットは、低コストで資格が取得できることです。かかる費用はテキスト代と受験代程度なので、数千円で済む場合もあります。

テキストは基本的に書店で購入しますが、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、市販されている公式のテキストがありません。

基本的に、過去問題集や他の医療事務資格のテキストを購入して、勉強を進めます。

また公式のテキスト内容に近いのは、ニチイの「医療事務講座(医科)」です。テキストや問題集は、講座を受講していなくても購入が可能です。

できるだけ安く資格を取りたいという人は、独学が良いでしょう。

独学のデメリット

ここでは独学のデメリットをご紹介します。メリット・デメリットを把握したうえで自分に独学が向いているか判断しましょう。

初心者には難易度が高い

独学のデメリットは、医療事務の仕事が未経験の人には資格試験の難易度が高い点です。

医療用語や診療報酬制度などの専門的な知識は、一人で学んでもなかなか理解するのが難しい傾向にあります。

また、独学だと周囲に質問できる人もいません。スケジュール通りに勉強が進まず、途中で試験勉強を挫折してしまう人が多いのです。

実技のイメージがつきにくい

「実技Ⅰ」「実技Ⅱ」の試験は実際の場面を想定しています。

接遇問題や、実際のカルテやレセプトを見ながらの診療報酬明細書点検など、実用的な問題が出題されます。現場経験のない医療事務が未経験の人だと、実際の業務のイメージしづらく、試験が難しく感じるでしょう。

通信・通学講座を受講するメリット

通信講座やスクールに通学する場合の最大のメリットは、わからないことを誰かに確認できる点でしょう。

わからない箇所はすぐに相談できる

医療技能審査試験(メディカルクラーク®)は、医療の現場で使われる専門的な知識を覚える必要があります。

医療の現場に詳しい方に気軽に相談できる環境があると、資格試験は合格しやすくなるでしょう。

通信講座であれば、メールやオンラインで質問することが可能です。また、問題を添削するなどしてもらえるので、苦手な箇所を克服しやすくなります。

スクールに通学をする場合は、講師に直接質問できます。また、一緒に受験する仲間と近い距離にいるため、共に合格という目標に向かって、高いモチベーションを維持しながら取得を目指すことができるでしょう。

講座によっては就職サポートがある

通信講座やスクールに通学する場合、自分が取得したい資格の講座があるか確認する必要があります。受講期間・授業形態・金額等に問題がなければ、申込みましょう。

通信講座やスクールの中には、就職の相談や斡旋をしてくれるところもあります。

何種類か比較し、場合によっては資料を取り寄せて、サービスの内容をしっかり確認をすることをおすすめします。

通信・通学講座を受講するデメリット

通信・通学講座を受講するデメリットをまとめました。

  • 独学に比べて費用が掛かる
  • お金を払っても自主的に学ばないと合格できない
  • タブレットやパソコンが必要になる

通信講座やスクールのデメリットとして大きいのが、万単位のお金です。

たとえば、ニチイのメディカルクラーク® (医療事務技能審査試験)の講座は、通信講座が47,850円、通学講座は91,850円です。

通信講座は安くても2万円前後、スクールは5~10万円の講座が多く、気軽に出せる金額ではありません。

また、スクールは一度通えばやらざるを得ない状況になりますが、通信講座は自宅で受講するので、自主的に学ぶ姿勢が必要です。

通信講座では、WEB上の動画を視聴する講義が増えています。そのため、タブレットやパソコンを用意し、インターネットの環境を整える必要も出てきます。

様々なデメリットがあるように思えますが、講座を受講すると、テキストの理解度が格段に上がります。どの講座も試験前には対策を立ててくれるので、合格の可能性は高くなるでしょう。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に合格するためのコツ

白衣を着た笑顔の女性

本章では医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)を、実際に合格された方の情報などから合格するためのコツをまとめました。

①自分にあった勉強方法を選ぶ

勉強方法で独学・通信講座・スクールなどのメリット・デメリットを解説しましたが、合格を目指すなら自分にあった勉強を選ぶ必要があります。

医療事務の経験・未経験、確保できる勉強時間などによってできることは大きく変わることが考えられます。

  • マイペースに合格を目指したい人:独学がおすすめ
  • お金をかけずに合格したい人:独学がおすすめ
  • 短期合格を目指したい人:講座・スクールの受講がおすすめ
  • 自主的に勉強できる自信がない人:講座・スクールの受講がおすすめ

②テキストや問題集を繰り返し解く

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は在宅試験で、資料をみながらの試験が可能です。

資料やテキストの内容を暗記する必要はありません。主題パターン・用語・計算の意味などの理解が重要です。

問題集を繰り返し解いたり、テキストを読み込んだりすることで、どのようなポイントが出題されるかを把握することが大切という感想も多いようです。

試験本番をイメージして、問題集を繰り返し解くことで、時間配分を意識できるようになるでしょう。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格は就職に有利か

受付窓口で書類を説明している白衣の女性

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格者は、履歴書の資格欄に「メディカルクラーク®」と書けます。

メディカルクラーク®の主な仕事は、受付・窓口での患者とのコミュニケーションおよびレセプト作成業務です。

医師・看護師と患者の架け橋になるような業務も多く、医療用語や医療書類の読み解き方もマスターしています。

メディカルクラーク®のスキルはどの病院・クリニックでも必要とされる傾向にあります。就職・転職活動で、メディカルクラーク®の資格をアピールできれば、採用に有利に働く可能性が高いでしょう。

実際に医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、医療事務従事者に持っていて欲しい資格ランキングの上位に入っています。医師がメディカルクラーク®の人材を欲している証明になるでしょう。

即戦力と評価される可能性も

「未経験可」「資格不要」と間口を広げて募集されている医療事務ですが、有資格者は書類選考や面接で有利になる可能性があります。

医療事務の未経験者がレセプト作成業務や医療用語に関する知識を覚えるまで、半年以上はかかります。

しかし、メディカルクラーク®は、カルテの読み方やレセプトの作成知識を持った医療事務のスペシャリストと判断されるため、資格を取得している人は即戦力として評価される可能性が高いでしょう。

勉強の継続が必要

診療報酬点数は2年ごとに改定されるため、医療事務職は常に勉強が必要です。

近年に医療事務技能審査試験メディカルクラーク®に合格された方であれば、最新の知識を得ていることを証明できます。また勉強することに対して意欲的な証明にもなるでしょう。

雇用先の病院やクリニックにとって、勉強を継続できる人材は積極的に採用したいはずです。メディカルクラーク®は、勉強に意欲的であることを証明する資格としてうってつけでしょう。

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医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)のQ&A

病院の受付窓口の様子

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)のよくある疑問について、Q&A形式でまとめました。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は取得しても意味がない?
  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の給料・年収事情は?
  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は未経験でも受かる?

Q1.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は取得しても意味がない?

民間資格で難易度の低い医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は「取得しても意味がない」と言われることがあります。

しかし、(メディカルクラーク®)は医療事務としての総合的な能力が問われる試験です。未経験者でも(メディカルクラーク®)を持っていれば、スキルのアピールにつながります。

(メディカルクラーク®)は歴史が古く、医療業界でも広く知られています。就職や転職の時に持っていれば、無資格の人より採用で有利に働くでしょう。

Q2.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の給料・年収事情は?

医療事務の給料や年収は、一般的な事務職と同程度です。

正社員の場合は平均年収250万円〜300万円ほどですが、地域や勤務先の規模によって差があります。

また、パートやアルバイトは時給1,000円ほどが平均です。こちらも資格や経験によって時給が高くなる場合もあります。

給料面ではあまり魅力はないものの、メディカルクラーク®の資格を保有していると、就職・転職で採用される可能性が高くなります。また職場で経験を積んでから、より条件の良い職場へ転職するなど、キャリアアップを目指しやすいという利点があります。

メディカルクラーク®の資格には、お金以外の魅力がたくさんあります。下記の記事もぜひ参考にしてください。
参考 人気の医療事務!仕事のやりがいと魅力は何?

Q3.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は未経験でも受かる?

医療事務の経験がなくても、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格は可能です。

メディカルクラーク®の試験は、資料やテキストの持ち込みが許可されています。

学科も実技Iも、テキストを読み込み、内容が理解できていれば合格ラインである7割の得点を取るのは難しくありません。

メディカルクラーク®の試験で最も難しいのは、実務同様のレセプト点検を行う実技IIです。しかし、過去問を繰り返し解いたり、講座を受講して対策したりすれば合格が見えてくるでしょう。

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まとめ

受付窓口の卓上ベル

今回は、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験概要や特徴、合格率・難易度を解説しました。

メディカルクラーク®は医療業界からの知名度が高く、医師などから人気があります。「医療事務の資格をとろうかな」と考えた時に選ぶ人が多い資格です。

実際にメディカルクラーク®には、多くのメリットがあります。

  • 知識と技能を証明できる
  • 資格の認知度と信頼性が高い
  • 就職や転職の時に採用で有利になる

メディカルクラーク®の試験は毎月実施されているので、チャレンジしやすいのも魅力です。

高齢化が進むにつれて医療事務の求人も増えることが予測されています。少しでも医療事務に興味がある方は、メディカルクラーク®の取得を目指してみてはいかがでしょう

効率的に資格を取得したい人は、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の取得が目指せるニチイの通信講座などの利用がおすすめです。

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合格後は就職サポートの利用もあるので、働くことに不安がある方はぜひご検討ください。

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

内芝 修子 氏

医療事務講師:内芝修子

東京三洋電気株式会社エレクトロニクス事業部マイコン応用センター退社後、レセプト専用コンピュータ(医科・調剤)販売会社入社。インストラクターに転身。
その後、一時中断をはさみ、2009年から医療事務講師を務める。・・・ [続きを読む]

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