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理学療法士の給料・年収分析

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2016.06.07
更新

理学療法士の給料・年収分析

理学療法士の給料に関して、統計データをもとに分析してみました。データ上では、やや低水準に見えますが、長期的勤務やパート勤務をする仕事として見ると、きちんと収入が得られます。また収入アップをするために、何が理学療法士に求められるのかについて、最近の状況とともに説明していきます。

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理学療法士の給料・年収分析

理学療法士の平均年収

厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」の結果、理学療法士(正社員)の平均年齢は、31.5歳、平均年収は404万7900円となりました。年間ボーナスの平均は63万9900円円です。国税庁の「平成26年分民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者の平均年収は415万円だったので、理学療法士の平均年収はやや少ないと感じるかもしれません。

しかし、50代半ばになると、平均年収は500万円を超えてきます。サラリーマンであれば、年収が下降していくタイミングですが、60代以降でも理学療法士だと500万円を下回ることはありません。

また理学療法士の年収を、男性と女性で比べるとほとんど格差はありません。サラリーマンで見ると、男性の平均年収が514万円であるのに対して、女性の平均年収は272万円です。約2倍ほどの格差があります。

このように理学療法士は、年齢を重ねても安定的に収入が得られ、女性であれば高水準の給与を得られる資格であることがわかります。 【正社員】 平均年齢 31.5歳
勤続年数 5.3年
労働時間 162時間/月
残業時間 5時間/月
平均月収 284,000円
賞与   639,900円
平均年収 4,047,900円
労働者数 131,480人

【パート】
平均年齢 38.9歳
勤続年数 4.6年
実労働日数 10.8日/月
1日の平均労働時間 5.4時間/日
平均時給 2,951円

出典:「平成27年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
※平均年収については本統計データを加工して作成(きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)

パートで理学療法士として働く

理学療法士としてパート勤務する場合、時給は2951円です。株式会社リクルートジョブズの調査研究機関である「ジョブズリサーチセンター」によると、平成28年3月度の時点で、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は977円でした。時給が最も高い首都圏でも1019円なので、理学療法士のパート勤務は、高い時給が得られる仕事だと言えます。

理学療法士は、1日の平均勤務時間が5.4時間で、1か月の平均勤務日数は10.8日です。平均的な勤務日数・時間で働いたとすると、17万2102円の月収になります。また約6万円のボーナスも支給されます。パート勤務をしている理学療法士は、平均年齢は38.9歳なので、子育て世代か家庭を持つ女性が、扶養外勤務をしているケースが多いと推測出来ます。週に2から3日程度の勤務で、約17万円の高水準のパート収入が得られるので、家事や子育てと両立することが可能です。これは、理学療法士としてパート勤務をする魅力の1つであると言えます。

最近の傾向と収入アップへの道

近年、理学療法士を目指す方、そして取得する方は増加傾向にあります。これは、リハビリテーションの専門家である作業療法士同じ傾向にあります。今後もこのトレンドは続きますし、医療機関や介護施設でも、理学療法士の求人ニューズは高くなりと考えられます。

というのも、理学療法士がリハビリを施す大半が、身体機能が低下している高齢者です。認知症や高次脳障害などの疾患も、多くの人が持っています。そこで、これから超高齢化社会を迎える日本にとって、必要な人材が理学療法士です。

このような状況で、理学療法士がキャリアや収入をアップする方法は、まず専門理学療法士や認定理学療法士といった専門性の高い資格を取得することです。理学療法士の数は多くいますが、自分に付加価値を高めることで、ステップアップしていくことが出来ます。そして最近では、介護施設は増加傾向にあり、また診療報酬がマイナスに改定されるケースも多いので、病院や施設の経営力が問われています。理学療法士の立場から、いかに組織の売上を上げたり、コストを削減することが出来るかも重要です。マネジメントに関わる人材として重宝されますし、独立開業をする際にも役立つスキルが身に付きます。今後は、理学療法士プラスαの付加価値を付けていくことを心がけましょう。

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