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簿記3級とは?勉強方法や取得することによるメリットについて解説!

公開:2019-02-12 (最終更新:2020-10-30)

簿記3級とは

簿記_grade3

簿記検定の中で最も基本的な商業簿記の知識を修得するのが簿記3級です。
簿記3級では、主に、経理関連書類の処理、総勘定元帳の作成、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)の作成、青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できるようになり、小規模企業の経理事務に役立ちます。

また、経理・財務担当者はもちろん、全てのビジネスパーソンに必須の基本知識が身につき、職種にかかわらず評価する企業が増えています。
一方、簿記2級では、簿記3級で学ぶ「商業簿記」に「工業簿記」が加わり、簿記1級に合格すると税理士試験の受験資格が得られます。

>> 簿記2級についてはこちら
>> 簿記の種類についてはこちら

下記は第149回の試験問題です。こちらの内容と注意したい学習のポイントをご紹介します

【第1問】
問1 約束手形による資金貸付けに関する問題
借用証書による貸付けと、 約束手形による貸付けの相違の理解

問2 売上取引に関する問題
得意先負担の諸掛りを立て替えて支払った場合の処理を理解

問3 債権の貸倒れに関する問題
前期に発生した売掛金が貸し倒れた場合の処理の理解

問4 費用の支払いに関する問題
振込手数料の処理の理解

問5 有形固定資産の売却に関する問題
帳簿価額(取得原価-減価償却累 計額)と売却価額の差額から固定資産売却損益を求めることができるか?

●学習のポイント
問1 資金を貸付(借入)により手形を受け取ったときの処理を理解しておくこと
問2 商品売買取引における付随費用(発送費など)の扱い(当店負担なのか先方負担なのか)を学習しておくこと。
問3 前期販売分の売掛金が貸し倒れたときのほか、当期販売分の売掛金が貸し倒れたときの処理も学習しておくこと。
問4 「振込手数料」を用いて仕訳するのは間違いです。
問5 「減価償却累計額」、「未収金」を用いて仕訳するのは間違いです。

【第2問】
経過勘定の決算整理仕訳に加え、費用に関する勘定科目の決算振替仕訳や経過勘定の期首の再振替仕訳も含めて理解しているかの問題。

【第3問】
3月末の合計試算表に4月の取引を合算して、4月末の合計残高試算表を作成する問題。
取引を仕訳し、集計することにより、各勘定の借方合計と貸方合計を求め、 残高欄にその残高を記入するといった一連の流れが理解できているか?

●学習のポイント
合計残高試算表、 残高試算表、合計試算表について、各試算表の記入方法を学習しておくこと。

【第4問】
簿記に関する基本的な知識を問う空欄補充、用語選択の問題。

●学習のポイント
仕訳や帳簿記入のルールの基礎にある理論の知識を問われます。

【第5問】
残高試算表から決算整理を行い、最終的に貸借対照表および損益計算書を作成する問題。

●学習のポイント
・決算整理事項等の内金の処理に注意を。
誤った処理、本来なされるべき正しい処理はどのような処理か?修正するためにはどういう処理が必要か、を段階的に整理して解答できるようにすること。

・仮払金の処理が重要です。
この処理を適切に行わなければ、備品減価償却の月割計算を誤ってしまいます。有形固定資産の取得、売掛金等の回収など、他の決算整理事項と関連すると思われる項目にも注意すること。

簿記3級の出題傾向

簿記の検定試験は、社会で活躍できる人材育成を目的とした試験です。
そのため、出題内容は、ビジネス実務に直結したものであり、変化が激しい分野では、教科書に載っていないケースもあります。
ただし、出題範囲からはずれたものは出題されていないので、きちんと学習しておけば、回答できる問題ばかりです。

簿記講座・スクール比較

簿記3級はこんな人におすすめ!取得するメリットとは?

すべてのビジネスパーソンにおすすめ

簿記3級は、小学生から大学生、社会人、ご高齢の方まで、幅広い方々が、専門的な知識・スキルを身につけて活躍するために、また、自分自身のステップアップに役立てるために活用しています。

また、簿記は、経理・財務担当者だけでなく、あらゆる企業、職種に携わる人たちに必要不可欠なビジネススキルであるともいえます。
特に、日商簿記が採用している「複式簿記」は、数多くの複雑な企業取引を、数少ない取引要素で分類・整理し、総合的な経営情報を提供するのに適しており、企業の利益はこれにより求められます。
よって近年、多くの企業が採用や人事制度、自己啓発に活用しており、取得を奨励しています。

メリット1:会社経営やビジネスなどに活かせる

簿記3級を取得して得ることができるメリットの一つとして、会社の経営やビジネスなどを理解できるようになる点が挙げられます。
簿記3級では、簿記の基礎的な事項や、仕訳や、損益計算書や貸借対照表といった財務諸表などについて学ぶため、経営状況などを判断することができるようになるでしょう。例えば、営業職の方であれば、クライアントの経営状況を理解することができるようになるため、営業やアプローチの方法を検討することができ、案件を獲得できる可能性が上がるかもしれません。
経理部門の方であれば、経費などの処理を行う際に簿記3級の知識を活かすことができ、諸経費や税金などについても理解ができるでしょう。決算や会計処理などの業務が捗るようになるかもしれません。

メリット2:簿記2級・1級や他難関資格取得への足掛かりになる

上述の通り、簿記3級では、簿記の基礎的な内容について学びます。
履歴書などにも記載することで、経理部門などへの就職・転職時には有利になるともいわれている簿記2級や簿記1級の資格取得をご検討されている方は、簿記3級の資格取得をされることで簿記2級、1級の資格取得に必要となる簿記の基礎知識を得ることができるでしょう。簿記3級の出題範囲は商業簿記になりますが、簿記2級でも商業簿記が出題されます。簿記2級の商業簿記の出題範囲は、純資産と資本、記帳内容の集計・把握、営業外支払(受取)手形といった部分が出題されるようです。
また、税理士や公認会計士、ファイナンシャルプランナー、中小企業診断士といった会計の知識が求められる難関資格の受験をご検討されている方は、会計に関する知識が求められるため、まず資格取得の第一歩目として簿記3級の資格を取得されると良いかもしれません。

簿記講座・スクール比較

簿記3級の難易度・合格率は?

試験の難易度は?

日商簿記3級の試験は、下記の条件でおこなわれます。合格点は100点を目指す必要はありません。
70点取れば合格なので、きちんと勉強しておけば一夜漬けでない限り、合格できるレベルです。

・試験科目:商業簿記・5題以内
・試験時間: 120分
・合格点:70%以上

直近10回の合格率は?

以下に、日商簿記3級の合格率を紹介します。

実施回 受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
第154回(2020.2.23) 100,690名 76,896名 37,744名 49.1%
第153回(2019.11.17) 99,820名 80,130名 34,519名 43.1%
第152回(2019.6.9) 91,662名 72,435名 40,624名 56.1%
第151回(2019.2.24) 104,357名 80,360名 44,302名 55.1%
第150回(2018.11.18) 111,657名 88,774名 38,884名 43.8%
第149回(2018.6.10) 101,173名 79,421名 35,189名 44.3%
第148回(2018.2.25) 102,212名 78,243名 38,246名 48.9%
第147回(2017.11.19) 113,559名 88,970名 35,868名 40.3%
第146回(2017.6.11) 102,077名 80,227名 40,880名 50.9%
第145回(2017.2.26) 105,356名 80,832名 38,289名 47.4%

過去10回の最高合格率は56.1%、最低合格率は40.3%、平均合格率47.9%です。
一方、簿記2級の過去10回の最高合格率は47.5%、最低合格率は12.7%、平均合格率は22.5%、簿記1級の過去10回の最高合格率は13.4%、最低合格率は5.9%、平均合格率は9.4%となっています。
この数値から見ても、簿記1級や2級に比べ簿記3級は、半分弱の方が合格しているように、しっかり勉強しておけば、比較的合格しやすいと言えるでしょう。

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簿記3級の勉強方法 合格までの勉強時間・おすすめの勉強スケジュール

平均の勉強時間はおおよそ100時間程度!

簿記3級試験の合格ラインに達することができる必要な勉強時間は、おおよそ100時間程度であるといわれています。
ただし、経理業務の経験がある方、商業高校で勉強された方、または以前にも簿記を勉強し基本は理解している方などは、もう少し短縮することができるかもしれません。

ですが、100時間勉強すれば、必ず合格できるというわけではありません。
同じ100時間でも中身が伴った質のいい100時間を指します。
「質のいい」とは、いかに集中して学習できているか?ということです。

さらに、現在のライフスタイル(仕事や家庭)に合った無理のないスケジューリングか、教材選定は良いか、オンオフをつけているかなども必要といえるでしょう。

勉強のスケジュールは?

標準的には、3ケ月程度の学習期間を取り受験をすることを目標にスケジュールを設定する方法があります。
例えば、6月に受験するなら4月頭から学習をスタート、11月に受験なら8月頭に学習をスタートするということになります。3ケ月くらいであれば、モチベーションを維持して集中できる期間といえるのではないでしょうか。
ですが、お忙しくまとまった学習時間を確保できないという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は、長い期間で少しずつ勉強をしていく方法を選択されるのも良いでしょう。具体的には、1日1時間だけ勉強を進めるという方法などです。1日1時間であれば、お忙しい方でも勉強時間を確保することができるのではないでしょうか。

「仕事をしながら簿記3級の試験に合格することはできるのか?」といった不安になられている方もいらっしゃるでしょう。
ですが、お仕事や家事・育児でお忙しい方でも簿記3級の試験に合格することはできます。
お仕事の繁忙期や帰宅が遅い日などは学習スケジュールから外し、土日や夏季休暇、GWなどに集中して勉強に取り組むようにし、余裕を持ちつつ、計画を立てながら学習を進めていかれるとよいでしょう。

3ヶ月間の中で、フェーズ(段階)を設定する

3ヶ月間の中で、フェーズ(段階)を割り振り、それにそった学習をお薦めします。望ましい学習法を下記に提示します。

●第一フェーズ:最初の2ヶ月間・・・テキストの情報を頭に入れます。
 ↓
●第二フェーズ:3ヶ月目から・・・過去問及び直前予想問題だけを解いていきます。
 ↓
●第三フェーズ:試験直前一週間・・・これまでの復習

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最短で合格するには?

最短で合格する秘訣

簿記3級に最短で合格するには、質の高い問題演習にどれだけ取り組むことができたかによって変わってくるといえるでしょう。
質の高い問題演習とは、過去問を消化すること。
ポイントは、1回だけでなくどんな問題も最低3回は解くことです。
その積み重ねが、自身の技術となり、磐石な力を身につける源となるのです。

独学かスクールか?

簿記3級を独学で合格することは不可能でありません。
しかし、そのためには、質のいい参考書、問題集、過去問を選び購入することがまず必要です。
また、過去問を古本屋で購入したり、人から譲り受けたものは、お薦めできません。

試験範囲の変更や制度改定がありますので、古いテキストで学んでも試験に通用しないケースがあるのです。
学習にも、効果的な技術とその情報収集が必要なのです。

もし、そこに自信がなければ、その手間賃やテキスト代を支払うという考えで、通信講座などを受講した方が合理的といえるでしょう。

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