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日商簿記3級の過去問から出題される問題を予測

これまで簿記3級の試験では、個人商店を想定した問題が出題されてきました。しかし、受験者の大半は企業での会計業務に役立つ実践的な勉強を望んでおり、現行の試験内容では受験者のニーズと合わない部分も多くあります。このギャップを埋めるために、試験範囲の改定が行われることになりました。これまで出題の前提だった「個人商店」は「小規模な株式会社」に変更され、それに伴う論点も整理されて、出題内容自体が変更されます。

2019年6月以降の試験を受ける人はこの変更点に注意することは必要になりますが、それでも過去問演習が合格への近道であることには違いありません。 今回は過去問の出題傾向や、合格までに必要なことをお話ししていきます。

簿記3級の合格率 簿記3級に受かるためには? まとめ

公開:2019-02-12 12:02 (最終更新:2019-06-21 14:46)

簿記3級の合格率

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日商簿記3級の合格率は毎年平均40%前後と言われます。
以前の合格率は30%~40%と言われ、30%を切り込む回もあったものの、ここ数年は40%以上の高い確率が目立つようになりました。過去10回の合格率は下記のとおりです。

回数 実施日 合格率
第141回 2015年11月 26.08%
第142回 2016年2月 26.63%
第143回 2016年6月 34.21%
第144回 2016年11月 45.08%
第145回 2017年2月 47.37%
第146回 2017年6月 50.96%
第147回 2017年11月 40.31%
第148回 2018年2月 48.88%
第149回 2018年6月 44.31%
第150回 2018年11月 43.8%

2016年6月までは合格率が低い年が多いのですが、それ以降は50%を超える回もあり、全体的に高めの水準で推移しています。直近の試験での合格率は43.83%となりました。
これは他の資格試験に比べると高く、きちんと学習すれば比較的合格しやすいと試験であると言えます。

>> 簿記3級ってどんな資格?

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簿記3級の過去問の傾向は?

近年の簿記3級では大問形式で5問が出題されています

第1問は「仕訳問題」が5題ずつの出題です。
この仕訳問題は簿記の基本であり、要です。過去問に似た問題が出題されることも多く、きちんと勉強をしさえすれば、第1問は満点(20点)を取ることも可能です。対策がしやすく、配点も大きいので取り落とさないようにすることが必要です。

第2問は「帳簿記入」が主ですが、「勘定記入」の問題が出題されることもあります。
帳簿記入が出題された場合、『商品有高帳』、『売掛金・買掛金元帳』、『現金出納帳』『手形記入帳』、『小口現金出納帳』、『当座預金出納帳』、『補助簿の選択』などが問われ、特に頻出の問題が『商品有高帳』と『補助簿の選択』の2つに関するものとなります。この2つを中心にしっかりと対策をしておきましょう。

また、「勘定記入」の出題では『売上原価の算定(仕入勘定、売上原価勘定)』や『減価償却費(直説法・間接法)』などの処理方法に関するものがよく出題されます。
こちらは8点~10点の配点となっています。

第3問では、ほぼ毎回「試算表作成問題」が出題されるのですが、ごくまれに「財務諸表作成問題」が出題されることがあります。試作表作成問題を中心にしっかりと学習を進めましょう。第3問の配点も30~32点と大きくなっています。

第4問は「伝票会計」の出題が大半で、その他「勘定記入」、「語句記入」、「訂正仕訳」、「決算仕訳」などが出題されます。第4問はどの問題が出ても、過去問と類似したパターンの出題が多いので、比較的対策が取りやすい問題になります。こちらの配点は8~10点です。

第5問は「精算表作成問題」か「財務諸表作成問題」が多く出題されます。以前は精算表作成問題の方に出題が偏っていたのですが、最近では財務諸表作成問題が多く出されるようになってきました。いずれにしても過去問をしっかりとやることで対策ができます。配点は30~32点です。

どの問題を見ても、簿記3級に関しては、過去に出題された問題がよく似た形で出題されることが多くなっています。つまり、過去問対策が非常に効果的だと言えます。
特に第1問、第3問、第5問の配点が高くなっているため、ここはしっかりと得点できるよう過去問演習に力を入れてください。

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簿記3級に受かるためには過去問を解こう!

いくら他の資格試験と比べて合格率が高いと言っても、ざっとテキストを読んだだけで合格ができるほど簡単な試験ではありません。そして、初学者の方が最初に触れる簿記検定が初級か、この3級です。今回はそれも踏まえて、どのように勉強するのが効率的なのかをお話ししていこうと思います。

学習計画を立てる

簿記3級合格を目指す時、受験者の多くの方は仕事や学校、家事など、必要不可欠な時間以外で勉強時間を確保することになります。「一日に3~4時間は勉強しよう」「休みの日は一日中でも勉強できる」「問題集を毎日10ページ」など高い目標を立てる人もいらっしゃるかも知れません。しかし、本当にそれが可能でしょうか。食事、睡眠、入浴や家事の時間以外はすべて勉強にあてるというのは実質不可能です。

まず、初学者の方にとっての簿記は易しくありません。ある程度簿記が分かっている方にとっては「比較的簡単」な試験でも、初学者の方にとってはテキストの中身でさえ、初めて見るもの、知らない言葉、事柄と理論ばかりなのです。見てみたら意外と難しかった、言葉が分からなくて先に進めないなど、つまずく要因はいくつも出て来ます。勉強というのは気合いだけでは続けられません。気力、体力ともに必要になるのです。

まずは自分の生活を知ろう

学習計画を立てるには、自分の生活の中で勉強が可能な時間を知ることが大切です。月曜日から日曜日までの生活を1時間単位で24時間分、一覧表に書き出してみましょう。日常の生活に削ることができない時間がどのくらいあるかを把握すると、自ずと勉強にあてられる時間帯や時間が分かってきます。その表を見ながら、無理にならない程度に勉強時間を決めてください。

空白の日を作る

その中で1週間に1度だけは空白の日を作り、他の6日間にその週に勉強する項目を割り当ててください。1日の空白は一見勿体ないように見えるかもしれませんが、実はとても重要なのです。毎日決めた時間勉強をするつもりでも、急用が入る日も、体調が思わしくない日も出てくるかも知れません。また、残業で決めた時間に勉強ができない日があるかも知れません。この空白日は「何もしない日」ではなく、「予定外のずれを調整する日」にあてるのです。もちろん順調に学習計画を達成できたら、気持ちをリフレッシュする時間にするのも良いですし、翌週の目標達成が厳しそうだという場合は少し前倒しで勉強することも可能になりますから、気持ちに余裕ができ、モチベーション維持に役立ちます。

実際の取引をイメージする

計画を立てていざ勉強を始めてはみたものの、ただ黙々とテキストを読み進めるだけでは知識は身につきにくいものです。丸暗記で合格できないわけではありません。しかし、それでは一つ一つよく分からないまま飲み込むことになってしまい、いわゆるひっかけ問題に当たった時に解けないことがあるからです。簿記はお金の流れを学ぶ資格です。商品の仕入れをした時、現金を払うのか売掛金として処理するのか、その商品を売り上げた時にどのように代金を受け取るのか、それをどう帳簿に記載していくのかなど、実際の取引の現場を想像しながら勉強をしてみると、理解度が増します。

過去問は効率的にやる

テキストを一度読んだだけで、いきなり過去問題集に本気で向き合ってみても、大抵最初の頃は点数が取れません。まずは雰囲気を掴むためにざっくりと目を通します。
実際に問題を解き始めたら、あまり時間を気にせずに一つ一つじっくりと正解を目指しましょう。もちろん最終的には本試験と同じ時間で同じ量の問題を解けるようになることが必要ですが、最初から焦ってしまってはプレッシャーを感じるばかりで実力がつきません。
そうして解いた後は答え合わせをしますが、大切なのはここで、「答えが合っていた、間違えていた」で終わらせないことです。間違えたところはもちろん、合っていたけれど自信がないという問題も解説を読み、必ずテキストに戻って復習しましょう。その際、どこが間違えていたのかもう一度考えながら、正しい答えを書いて修正することが大切です。この作業は時間がかかって面倒に思えるかも知れませんが、確実に実力に結びつきます。

電卓はいいものを買う

勉強する期間から本試験まで問題を解く間はずっと電卓を使います。今は100円ショップなどでも電卓が買えますが、安定感がなくがたがたと動いてしまう物や、自分の好みの大きさでない物、反応の遅い物は小さなストレスになることはあっても、プラスにはなってくれません。知識や技能は自ら努力するしかなくとも、電卓は選んで買うことでこのストレスをなくすことができます。準備期間から使い続けた電卓は本番でも安心感がありますし、試験が終わった後も役に立ちます。ぜひしっかりした電卓を手に入れてください。

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まとめ

簿記3級は企業で働く人にとって必須と言われる資格です。何だか難しそうだとか、数学が苦手だから無理だと最初から敬遠したり、諦めてしまったりする人もいますが、誰でも最初は初学者ですし、数学が苦手でも問題ありません。なぜなら難しい計算は電卓に任せればいいからです。
簿記は難しい計算問題を解けるようになるための資格試験ではなく、「帳簿記録」の略語です。お金の流れを理解し、帳簿を正しくつけられるスキルを身に着け、それを証明するための勉強だということです。

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