資格・講座の検索サイト。無料で一括資料請求が可能

お電話からの資料請求0120-789-760(9時から21時)

簿記の種類|日商・全商・全経の違い

簿記には一般的に以下の3つの種類があります。1.日商簿記 2.全商簿記 3.全経簿記。 では、これらの簿記検定ではどのような違いがあるのでしょうか? この違いを知り、自分に合っているか?自分にとって必要としている知識を得られるかを吟味して、試験を受けましょう。

公開:2019-02-12 12:10 (最終更新:2019-06-21 14:46)

簿記の種類 日商、全経、全商の違い

簿記_types

まず主催者や級、受験生の傾向が異なります。

日商簿記

・主催者:日本商工会議所
・級:1級・2級・3級・4級
・受験生の傾向:社会人

全商簿記

・主催者:全国商業高等学校協会
・級:1級・2級・3級
・受験生の傾向:商業高校の学生

全経簿記

・主催者:全国経理教育協会
・級:上級・1級・2級・3級・4級
・受験生の傾向:専門学校の学生

日本商工会議所が主催する簿記検定「日商簿記」の難易度は3種の中で一番高いでしょう。
ただし、その分、企業に最も評価されている資格なので、就職・転職には有利です。
転職・就職サイトの求人を見ても、条件として日商簿記を挙げている企業が最も多いはずです。

一方、「全商簿記」は、ほかの2つよりも難易度は低めです。
主催が(公)全国商業高等学校協会であることから、受験者の大半は商業高校の学生です。

また、「全経簿記」の難易度は全商簿記よりも高く、日商簿記よりも低めです。
上級に合格すると税理士試験の受験資格が付与されるメリットがあります。

>> 簿記3級についてはこちら
>> 簿記2級についてはこちら

簿記講座・スクール比較

日商・全商・全経簿記 難易度比較

日商簿記と全商簿記の比較

日商簿記と全商簿記の難易度は下記になります。

・全商簿記1級=日商簿記2級
・全商簿記2級=日商簿記3級

では、全商簿記を持っているなら、同じレベルの日商簿記を取得しなくてもよいかというと、その論理は成り立ちません。全商の1級に合格する力があるなら、すぐに日商の2級を受験した方がよいでしょう。なぜなら、全商簿記の知識ではきちんとした評価が成されない可能性もあるからです。

日商簿記2級と全経1級の比較

日商簿記2級と全経1級では、商業簿記の難易度はほぼ同等、工業簿記は日商2級のほうが難しいと言われています。
その理由を説明しましょう。

全経1級では、科目合格というシステムを採用しています(注:有効期限あり)。
会計学・工業簿記それぞれ別々に受験でき、合格率も別々に算出されています。
すると、全経1級の会計学の合格率は20%程度、工業簿記の合格率は60%程度という結果からもわかるとおり、受験者が工業簿記を高い確率で合格しています。

一方、日商簿記は科目合格という制度はありません。通常、大問が5問あり、問1~問3(約60点分)が商業簿記で、問4および問5(約40点分)が工業簿記です。その中で70%正解しなければいけません。合格率は20%程度です。
この仕組みの違いからか、日商簿記2級は全経1級より難しくなっているのです。

日商簿記1級と全経上級の比較

日商簿記の1級合格率は10%程度、全経上級の合格率は20%程度です。
この結果のように、一般的に日商簿記1級のほうがやや難しいと言えるでしょう。
その根拠として下記のようなものが挙げられます。

圧倒的に日商簿記の知名度が高い分、受験生のレベルとしても日商簿記が高くなっているのです。
さらに、日商簿記1級の受験生の中には、毎回一定数、公認会計士試験の受験生がいるようです。
また、企業からも評価が高いので、受験生のレベルは自ずと上がるでしょう。大手企業の従業員や1流大学の学生が日商簿記1級の受験生の中に相当数いることも考えておくべきでしょう。

簿記講座・スクール比較

工業簿記と商業簿記の違い

工業簿記では製造原価の計算技術が必要

事業形態が仕入→販売という流れに対しての会計処理は、商業簿記。
材料仕入れ→加工→完成品の販売という流れに携わる事業形態の会計処理は、工業簿記になります。
よって、単純に商品を仕入れて販売するといった小売業などなら商業簿記の範囲となり、「売上高―仕入=利益」という計算が必要です。

一方、材料を仕入れ、自ら商品を製造・加工し、完成品を販売するといった業態では工業簿記の範囲となり、生産ラインでかかる製造コストの計算が必要になります。
具体的には、「売上高―製造原価=粗利益(売上総利益)」という計算ができるようになります。

その製造コストには、材料費、労務費、製造工場でかかる水道光熱費などがあります。
また、工場を持っていれば、その建物に関する費用もその一つとなります。
そこで、簿記3級で学んだ原価償却費も製造コストに算入されます。

何がどこの費用に分類されるのか、その費用というのは具体的にどのようなものか、そして製品になる過程で費用がどのように動いていくのか、これを簿記2級では徹底して学びます。
これらの製造コスト=製造原価を売上からマイナスすることによってその企業の粗利益(売上総利益)が算出されます。

このように製造会社が外部に公表するための(銀行や税務署)数字を報告するには簿記2級で学ぶ、原価計算という計算技術の習得が必要になります。

報告には、製造原価報告書という書類の作成が一般的で、製造業界の経理業務を担うなら、商業簿記にとどまらず、工業簿記まで知識を持っておくことが求められるでしょう。

簿記講座・スクール比較

工業簿記と商業簿記はどちらがむずかしい?

工業簿記はイメージしづらい

商業簿記は、一般的な商品売買の会計処理の学習です。例えば、「売上や仕入」「交通費」などは、すぐに何を示しているのか理解できると思います。
しかし、工業簿記は「工場でのモノづくりに関する会計処理」です。
製造業に携わっていない人にとっては、テキストを読んでも知らない単語も多く、まったくイメージがわかないというのが本音だと思います。それだけに当然ハードルが高く、 工業簿記の方が難しいと一般的には言われています。

簿記講座・スクール比較

転職・就職に有利なのはこの資格!

企業での就職は日商簿記

最もポピュラーなのは日本商工会議所が主催する簿記検定「日商簿記」でしょう。
転職・就職サイトの求人を見ると、欲しい資格として日商簿記を挙げている企業が多く見られます。

なお、全商簿記は評価されづらいというのが実態のようです。企業の採用では、評価対象として重視していない可能性が高いのです。社会人の方には活用しづらい資格と言ってよいでしょう。

経理職への就職・転職なら日商簿記2級取得を

経理職の採用では多くが簿記2級を条件としています。
また税理士事務所等の職員募集も大半が簿記2級以上です。
事務系職種の転職に活用したいなら、簿記2級を目指すのが得策でしょう。

簿記講座・スクール比較

初めて受ける人におすすめなのはこの資格!

簿記初級がお薦め

簿記を初めて受ける方、簿記の基本知識がまったくない方には、簿記初級の受験がお薦めです。
簿記の基本知識は、企業活動や経営を理解するため、経理・会計担当者のみならず、業種・職種を問わず企業人すべてに必要とされています。
よって簿記初心者が、簿記の基本をしっかりと理解できるよう、2017年から入門級として「初級」が創設されました。簿記の基本原理および企業の日常業務における実践的な簿記の知識の習得に資する内容で、学習の進捗にあわせて試験実施できるWEBでの試験方式によります。

もちろん、最初から日商簿記3級を受験するのもお薦めです。時間をかけてじっくり基礎を頭に叩き込みたいなら初級、3ヶ月ほど集中して勉強できるなら3級にチャレンジしましょう。

>> 簿記の通信講座を探す
>> 簿記のスクール・通学講座を探す

簿記講座・スクール比較

公認会計士、税理士を目指すなら

公認会計士、税理士を目指すなら簿記1級の資格取得を!

税理士試験を受験するには、大学卒業等の学識要件あるいは実務経験等の職歴が必要になります。その要件を満たしていない方で税理士にチャレンジしたいなら、簿記1級を取得してから取り組むのも一つの方法です。
なぜなら、日商か全経の簿記1級に合格すると税理士試験の受験資格が得られるからです。

また、税理士の必須受験科目に簿記論があります。
標準的に500時間程度の勉強時間が必要とも言われていますが、日商か全経の簿記1級を学習し終えた方は、この簿記論の学習内容の大半を終えている段階に入っています。
そして、もう一つの必須受験科目である財務諸表論の理解も簿記1級の学習を終えた時点で、かなり進んでいる状況です。
税理士に必要な5科目合格のうち2科目分の学習がかなり進んだ状態になるというメリットがあるのです。

>> 簿記3級についてはこちら
>> 簿記の通信講座を探す
>> 簿記のスクール・通学講座を探す(群馬/東京都区内/大阪/滋賀/和歌山)その他のエリアで探す

簿記講座・スクール比較

関連特集

さらに詳しく

簿記の資料請求

  • 地域を選択
  • 講座を選択
  • お届け先を入力
通信講座 都道府県から探す 北海道・東北 関東 甲信越・北陸 東海 関西 中国・四国 九州・沖縄

最新情報

簿記の関連資格
簿記 公認会計士 税理士 FP(ファイナンシャルプランナー) CIA(内部監査) 建設業経理士 IFRS(国際財務報告基準)

おすすめスクールレポート