資格・講座の情報&無料で資料請求。無料で一括資料請求が可能

お電話からの資料請求0120-789-760(9:00~21:00)掲載のお問い合わせ

専門カウンセラーがあなたの成長をサポート!キャリアの健康診断キャリアドックとは?

健康診断のように、年に一度、自分の働き方や生き方を見直す。そんな「キャリアドック」という取り組みへの注目が、今高まっています。キャリアとは、仕事のことだけを指すのではありません。その人の考え方や価値観も含めた生き方。あなた自身のキャリア(=生き方)をよりよくするための仕組みが「キャリアドック」です。

担当者に直接インタビューキャリアドックに関する7つの質問担当者に直接インタビューキャリアドックに関する7つの質問

宮村さん写真

お話をお聞きしたのはこの方

JCDA認定スーパーバイザー
一般財団法人キャリアカウンセリング・センター
代表理事
宮村 聡子(みやむら さとこ)さん

大学生のキャリア形成支援をスタートに現在は、社会人の方のキャリア開発、病気と仕事の両立支援の相談、定年前後の方々のキャリアデザインなど幅を広げている。また、キャリアコンサルタントの技能講習の講師やキャリアドック推進プロジェクトメンバーとして社会にキャリアカウンセリングを根付かせるための活動に注力している。

Q1

キャリアドックってなに?

A.

自己成長につながる専門家とのキャリアの“定期診断”です。

JCDA(日本キャリア開発協会)が提唱した「キャリアの健康診断」といえる取り組みです。健康診断を毎年受けるように、誰もが自分の仕事や人生についても年に一度振り返る機会を持とうという考えから生まれました。実際のプログラムでは「ライフラインチャート」というグラフを使用して、人生の出来事を時系列で振り返りながら、自分がどんな時にイキイキできたか、あるいは落ち込んだかを可視化していきます。これは職歴などの「外的キャリア」だけではなく、その人の内側にある生き方の価値観「内的キャリア」も見つめ直すためのものです。年に一度、専門のキャリアカウンセラーと対話を重ねることで、自分のエネルギーの源泉に気づき、これからの人生をどう歩むかを主体的に考えるきっかけになる。自分の人生を自分で舵取りしていけるようになる。そんな自己成長につながる専門家とのキャリアの“定期診断”が「キャリアドック」です。

Q2

キャリアドックが求められる理由

A.

近年の価値観の変化や多様な働き方の広がりと共に注目が高まっています。

キャリアドックは、2000年頃に当時株式会社日本マンパワーでキャリア形成支援をしていたJCDAの創設メンバーがアメリカのキャリアカウンセリング文化を視察したことをきっかけに構想しました。当時の日本では個人が自分のキャリアについて考える文化が根づいておらず、年齢や性別、就業状況に関係なく、誰もが「自分の人生の生き方」を考える機会が必要だという想いのもと、JCDAはキャリア形成支援の普及に努めてきました。その後キャリアコンサルタントの国家資格化や働き方改革、コロナ禍による価値観の変化や多様な働き方の広がりと共に、定期的に自分の生き方を振り返るキャリアドックは、今まさに必要とされる仕組みとして注目されています。

キャリアドックの歩み
2000年
JCDAの創設メンバーが「キャリアドック」を構想。
2000年12月
JCDA(NPO法人日本キャリア開発協会)設立。
2015年9月
「キャリアドック」の商標を株式会社日本マンパワーから厚生労働省に譲渡。
※JCDAは厚生労働省から使用許諾を受けて「キャリアドック」の商標を利用しています。
2016年
職業能力開発促進法の改正によりキャリアコンサルタントが国家資格化。「セルフ・キャリアドック」導入が企業の努力義務化。
2022年3月
JCDAキャリアドックプロジェクト発足
Q3

どんな人に向いているの?

A.

健康診断と同じように、全ての人に受けてほしい仕組みです。

キャリアドックは、健康診断と同じようにどんな人にでも受けていただきたいと思っています。現在は、定年退職を控えている方や、40〜50代でこれからの生き方を考えたいという方が比較的多いですね。また、会社の業績不振で転職を考えているという30代の方のご相談では、キャリアドックでの対話を通じて自分の価値観や判断基準に気づき、今の職場でチャレンジしてから転職を考えようという結論になったことも。外的キャリアだけでなく内的キャリアにも目を向け、自分にフィットする生き方を見出せるのがキャリアドックです。「今のままでいいのか」とモヤモヤを感じている方や、雇用形態が多様で自分に合う働き方に悩む女性にも広がっています。

Q4

わたしも受けられますか?

A.

特別な条件はなくどなたでも受けることができます

キャリアドックを受けるために、資格や職歴など特別な条件は一切ありません。どんな仕事をしているかも関係なく、学生や専業主婦、育児中の方、何度も転職をされてきた方や逆に長年同じ職場で働いてこられた方など、どんな方にも受けていただけます。日々の生活や仕事の中で感じるモヤモヤや違和感は、自分の内側にあるエネルギーの源と繋がっています。そうした気持ちに耳を傾けることで、自分の価値観や大切にしていることに気づき、自分のエネルギーを「自分の人生を生きる」ために向ける。モヤモヤや違和感を抱えているということは、そんな「成長の扉」の前にいるのだとも言えます。キャリアドックでは、そういった成長の過程をキャリアカウンセラーが丁寧にサポートします。自分の人生を主体的に歩むために、どんな立場や環境にある人でも、自分自身と向き合うすべての人に受けていただきたいと思っています。

Q5

どんな人が話を聞いてくれるの?

A.

国家資格とCDA資格を持つ専門家がキャリアの「かかりつけ」になります。

キャリアドックでは、キャリアコンサルタントの国家資格、JCDAが認定する「CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)」の資格を持つ専門家が担当します。「デベロップメント(発達・進化)」とついているのが、先ほども触れた「成長の扉を開く」ということの表れで、この取り組みに強く共感し、研修や実践を積んだ精鋭のキャリアカウンセラーがサポートします。年代や性別は様々ですが、比較的女性が多いですね。毎年同じキャリアカウンセラーが担当しますので、キャリアの「かかりつけ」として、その人の人生に伴走するように寄り添ってくれます。最初は「1年平穏に過ごしたのでそんなに話すことないかな」と言っていた方が、実際に対話を始めると「想像以上に話すことがあった」と驚かれることも多いです。専門家との対話によって、自分一人では流してしまいがちな日々の感情や変化が引き出され、改めて自分自身のありたい姿を見つめることができます。

Q6

キャリアドックとセルフ・キャリアドックの違いは?

A.

キャリアドックの主体は個人、セルフ・キャリアドックは企業が主体

「キャリアドック」という考え方は、JCDA創設メンバーによる「誰もが年に一度、人間ドックのように自分のキャリア=生き方を見つめ直す“キャリアの健康診断”を」という構想から生まれました。その後キャリア形成支援の普及を目指す中で、2015年に商標が厚生労働省へ譲渡されました。そうして厚生労働省が企業向けに導入を推奨しているのが「セルフ・キャリアドック」です。これは企業が自社の従業員を対象に実施するのが主であるため、実施する企業ごとに内容や方向性、また、面談で話す内容なども異なるのが現状です。JCDAでは、そういった組織への所属を問わず、誰もが自分の働き方や生き方を考えることのできるよう個人を主体としたキャリアドックを実施しています。

キャリアドック・セルフ・キャリアドックの違いまとめ
キャリアドック セルフ・キャリアドック
個人(年齢・性別・就業状況問わず誰でも) 対象者 実施する企業に所属する従業員
「その人がどう生きるのか」に主眼を置き、定期的に専門家のキャリアカウンセリングを受けることで、その人自身のキャリア(=生き方)をより良くする。 プログラムの目的 従業員のキャリア形成を促進することで、従業員の定着率や意識を向上し組織を活性化させる。
JCDA認定CDA・国家資格キャリアコンサルタントを持つ専門家が、キャリアの「かかりつけ」となって伴走する。 特徴 キャリア研修+面談の形式が基本。内容は実施企業により異なる。
費用は自己負担(個人申込)。原則として、年に一度実施。 費用と期間 費用は原則会社負担。
頻度は企業によって異なる。
JCDA(NPO法人日本キャリア開発協会) 主催 各企業が導入・実施
Q7

キャリアで悩んでいるなんて…と思うのですが…

A.

悩みは「成長の扉」。自分らしいキャリア(=生き方)を専門家と見つけてください。

「今の仕事でいいのかな」と感じた時、そこにはそう思った理由がある筈です。なぜこんなにモヤモヤしているのか。なんでこういう考えを持ったのか。そのプロセスにある自分の考え方や価値観こそ大切なのですが、一人で考えているとそこまで辿り着くのは難しいものです。一度キャリアドックを受けていただくと、そこに専門家のサポートが入ることの大事さを実感していただけると思いますし、その実感が「自分の未来をつくる」ことにつながります。
私もかつて「生活のためだけに働いている」と感じながら苦手な仕事を続けていましたが、神戸での震災を体験した事で自分が本当にやりたいことに目を向ける決意ができました。でもそんな大きな変化や転機は何度もあるものではありません。日々働いている中で自分と丁寧に向き合う機会は多くないと思います。そのチャンスがキャリアドックだと思って、ぜひ自分の人生のために受けてもらえたら嬉しいです。

キャリアドックのプログラムと費用キャリアドックのプログラムと費用

キャリアドックのプログラム

キャリアドックのプログラム内容

キャリアドックの費用

参加費
¥18,700-(税込) *キャンペーン価格

「キャリアドック」は厚生労働省が商標登録しています。 JCDAは厚生労働省から使用許諾を受けて「キャリアドック」の商標を利用しています。

動画で見る!キャリアドック体験者の声動画で見る!キャリアドック体験者の声

キャリアドックを通して自分の過去と向き合い、これからの目標や自分の本当にやりたかったことに出会った2名の声をピックアップしました。

過去の振り返りとカウンセリングで自分に自身を持つことができました!

誰かのために道を作りたい、そんな自分の心からの願いに気づけました!

キャリアドックを主催するJCDA(NPO法人日本キャリア開発協会)についてキャリアドックを主催するJCDA(NPO法人日本キャリア開発協会)について

日本キャリア開発協会(JCDA)とは?

国家資格キャリアコンサルタント試験機関です

JCDAは、厚生労働大臣が認定する国家資格キャリアコンサルタントの登録試験機関です。
2016年の国家資格創設以来、国家試験を全国で実施。現在は年3回の試験を運営・実施しています。

JCDAメッセージムービー

日本有数規模のNPO法人
2万人を超える会員全国で活動しています

JCDAでは、「キャリアカウンセリング機能を社会システムとして具現化する」を合言葉に、全国各地で2万人を超える会員が活動しています。会員の所属先は、企業の人事やキャリア相談部門、ハローワークなどの行政機関、民間の人材紹介会社・人材派遣会社、大学などのキャリアセンター、フリーランスなど多岐に渡ります。社会のキャリア形成の第一線で活動するほか、地域やテーマごとに自主的なグループを形成し、所属組織を超えた活動を会員相互で協働しながら展開しています。

キャリアカウンセラー(CDA)資格を 認定しています

JCDAでは、2000年の協会設立より現在に至るまで、キャリアカウンセラー資格CDA(Career Development Adviser、キャリア・デベロップメント・アドバイザー)を認定しています。誰もが「ありたい自分」を持つという肯定的な人間観をベースに、相談者自らの気づきによって自己概念の成長を促し、「その人らしい生き方・働き方」を支援することに特色があります。また、学生の方向けに、新たにCDA STUDENT資格を創設しました。

キャリアドックをもっと知りたい方は