介護現場のリーダー
「ケアマネジャー」の資格
要介護者や家族の相談役となり、介護サービスを提供する際に必要とされるケアプランの作成を行うなど、現場のリーダーとしての活躍が期待される資格です。試験は各都道府県ごとに例年10月に実施されます。 対策は標準3ヵ月ほどですので、7月から学習を始めても十分間に合います。
- ケアマネジャーとはopen
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介護を受ける側と提供する側との間の橋渡し役として活躍します。 ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、介護保険制度に伴い制定された公的資格です。要支援または要介護と認定された人が、適切な介護サービスを受けるためのケアプラン(介護サービス計画)を作成し、ケアを提供する事業者との連絡調整を行います。更に、ケアプランの給付管理までもカバーするという、介護保険制度の重要な役割を担う専門職です。
- ケアマネ、ここがポイント!open
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ヘルパーとの違いは?
ヘルパーは介護を行う仕事。それに対して、ケアマネは介護を受ける方のニーズに応えながら、現場のコーディネーターとして活躍を期待される仕事です。
どんな人が向いている?
介護を受ける方や家族の方と接する機会が多いので、相手の要望を聞き出せるコミュニケーション能力と、それを元に現場を調整するコーディネート力を発揮できる方、又はそのような力をつけたい、と考えている方に向いているでしょう。
職業として考えると?
ケアマネは実務経験を必要とする資格であることからもわかるように、介護・医療の現場に携わる方がステップアップとして志すことも多い資格です。そのため、他の介護資格より求められるレベルが高く、待遇が上がる場合もあるようです。
- ケアマネジャーになるにはopen
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各都道府県にて実施される試験を
受験する必要があります!毎年1回全国で行われる「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することが必須です。その上で介護支援専門員実務研修を修了し、各都道府県の介護支援専門員資格登録簿への登録を行い、介護支援専門員証の交付を受けます。下記がケアマネジャーとして認められる手順です。
※受験資格は複数基準があるため、上記では介護福祉士を例として記載しています。
- 試験の内容・難易度は?open
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出題数・試験時間
区分 問題数 試験時間(※) 介護支援分野 介護保健制度の基礎知識
25問 120分
※点字受験者:(1.5倍)180分
※弱視等受験者: (1.3倍)156分要介護認定等の基礎知識 居宅・施設サービス計画の基礎知識等 保健医療福祉サービス分野 保健医療サービスの知識等(基礎)
15問
保健医療サービスの知識等(総合) 5問 福祉サービスの知識等 15問 合計 60問 解答の免除について
2015年以降の介護支援専門員(ケアマネジャー)試験では、科目免除になる資格はありません。受験者全員出題数は同じです。
難易度・合格率は?
令和元年度の合格率は19.5%でした。(※厚生労働省データより)。合格率は平成10年の第一回と比較すると減少傾向にあります。また、介護福祉士の資格所有者が合格者の7割を超えており、介護のスキルアップとして目指す方が増えていることがうかがえます。合格率は高くはありませんが、しっかり対策をしておけば、確実に合格を目指せる試験と言えるでしょう。
- 活躍の場は?open
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ケアマネジャーの活躍の場は、全国の福祉課や福祉事務所、老人訪問看護ステーションや在宅介護支援センターなどが中心になっています。その他にも、ケアプラン作成認定を受けた介護事業所や、各地域の社会福祉協議会、有料老人ホームといった民間の福祉機関でも不可欠な存在となっています。このように、介護支援事業の中核を担うケアマネジャーは、多くの現場でそのスキルを活かす事が出来るでしょう。
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