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2017年1月の試験より、介護福祉士国家試験の受験資格として3年以上の実務経験に加えて実務者研修(450時間)の受講が義務付けられます。実務者研修は、標準受講期間が6ヶ月となっているので、2017年1月の試験を目指す場合には、2016年中に修了できるよう早いうちから受講スケジュールを考えておくとよいでしょう。
事業所に必ず配置が必要とされるサービス責任者。これから目指す方は、介護福祉士の資格取得、もしくは実務者研修の修了が必要となります。介護福祉士は国家試験であるのに対し、実務者研修はそれよりも一歩手前に位置する研修なので、初心者でも受講が可能です。
※ヘルパー2級または初任者研修をお持ちの方も3年以上の実務経験があればサービス提供責任者となることができますが、減算対象となります。
実務者研修とは、幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の修得に加え、医療的ケアに関する知識及び技能の習得を目的として、2013年度に新たにスタートした研修です。 介護職員基礎研修とホームヘルパー1級は、この実務者研修に一本化されました。
実務者研修は、それぞれの学習段階によって受講すべきコースが用意されています。たとえば、ヘルパー2級取得者向け、初心者向け、などのコースがあり、すでに介護の資格をお持ちの方は受講科目が一部免除されます。
また、自宅学習+通学コースであれば通う日数は最短2日から。
「医行為」として定められているたん吸引と経管栄養ですが、実務者研修のカリキュラムの中で、「医療的ケア」という科目で学ぶことができます。 ※これらの行為を実際に介護現場で行うには、講義・演習に加えて、実地研修を修了しておく必要があります。
教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣指定の講座を修了後、ハローワークに支給の申請をすることで本人が支払った受講費用の20%(上限10万円)を雇用保険から受給することができる制度です。実務者研修を開講している学校の場合、対応しているところが多数ありますので、ぜひ活用しましょう。 ※詳しい給付の条件については、最寄りのハローワークにてご確認をお願いします。
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