別府 武彦(ベップタケヒコ)
医療・福祉心理教育で、実例に沿った教育を専門学校・大手企業などで数多く手がける。現在、都道府県知事認証特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会理事長および内閣府特別の機関 日本学術会議協力学術研究団体メンタルケア学術学会理事長、TERADA医療福祉カレッジ学長、教育ナビゲーション株式会社代表取締役を務めている。教育分野に携わる一方で、TVなど多数のメディアにも出演し幅広く活躍中。
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Q. 現在、カウンセラー、スクール運営、セミナー講師、メディアなど幅広くご活躍をされていますが、
今特に力を入れて取り組んでいることは何ですか?
特にこれをひとつ、というものはないのですが、この仕事に携わる上で一番大事な根底には“人間力”が欠かせないと思っているので、講座でもこの“人間力”を養い引き出すことに力を入れています。
“人間力”とは、心を持つ人同士、お互い尊重しあって前向きに進んでいきましょうという考え。つまり“人を知ること”なんです。
講座の中で、生徒さん達に「お互い良いところ探しをしましょうね」とよく話しています。
小学生に言うような基本的なことに聞こえるかもしれませんが、この考えを中心におかずして人を支援する仕事は成り立ちません。だから、教材の冒頭にも明記してありますし、授業の前には人間学という表題で講義をさせていただいています。
Q. 今後の目標やビジョンについてお聞かせください
残念ながら、今の日本の社会はマイノリティと呼ばれる存在の方たちに対しての理解が進んでいません。と言うより、無関心といった方が近い。
私は無関心な社会ほど恐ろしいものはないと感じています。
だからこそ、今の状況を変えていきたいのです。
そのためには、まずこの考えを正しいと思ってくださる方をどんどん育て、増やさなければならないと思っています。そうすれば、マイノリティに対しての理解や、関心を持ってくださる方が世の中に自然と増えていくはずですから。
心理カウンセラーは、悩みを抱えている方を助けるのが仕事ですが、同時に無関心な人に理解を促すという重要な役割も担っています。
“人と人との懸け橋”になれるカウンセラーを一人でも多く育てられるよう、今後も務めていきたいと思っています。
Q. 今後、心理カウンセリングを行える人材は、ますます求められると感じていますか?
今、家庭や会社でも、うつ病などの精神疾患の患者の増加が問題視されています。こうした社会の背景を考えても、メンタルケアの専門家である心理カウンセラーの存在は、ますます注目されると思いますし、職種としての確立も今後進んでいくのではと期待しています。
心理カウンセラーにはお互いを理解したり、相手の痛みを分かるといった、コミュニケーション能力やカウンセリング能力が必要です。志を持って一歩踏み出し、こうしたスキルを磨くことが出来れば、きっと誰もがカウンセラーになれるはず。そして身に付けたスキルは、人の支援だけでなく、自分自身のストレス回避にも大いに役立つはずです。
Q. これから心理カウンセリングの仕事を目指す方々へ応援メッセージをお願いします!
関心があっても一歩踏み出せない…そんな人は、「失敗したらどうしよう」「勉強についていけなかったらどうしよう」と勇気が出せないでいるのかもしれませんね。
でもそれではもったいない。
まずはサークルや学びの場などの集まりに参加してみるのも一案。カウンセラーを目指すという明確な目標があるなら、もちろんスクールで学ぶのがやはり一番の近道だと思います。
まずはスクールで、その分野の基本的なマナー・知識、コミュニティの環境をしっかりと理解し、その上でボランティアや臨床の現場に行き、実際に人と触れ合う
── そうしたことができれば、きっとあなた自身も大きく変わることができるはずです。
一歩踏み出すほんの少しの勇気を持つことができれば、あとは私たちがサポートします。
興味がある方は是非一緒に頑張りましょう。
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