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資格取得の実態調査─資格・スクール・講座の選び方【アンケート結果を公開】

投稿日:2025-12-22 更新日:2025-12-26

学びニュース

資格取得を目指す際、多くの人が「どの資格を選ぶべきか」「どのように学べば続けやすいか」「どのスクールが自分に合っているのか」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。 近年は、スクールや講座、オンライン学習など学習手段が多様化したことで、自分に最適な方法を見極める難しさも増しています。

そこで「BrushUP学び」では、資格を保有・取得している方を対象に、「資格やスクール・講座の選び方、その決め手」「資格取得に向けて最初に取った行動」「スクール利用のメリットや求めるサポート」などについてアンケートを実施しました。

本記事では、「BrushUP学び」独自調査の結果から見えてきた、資格やスクール・学習方法の選び方などの重要ポイントを、データとともにわかりやすく紹介します。 資格取得の成功に近づくヒントをまとめていますので、資格取得を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

BrushUP学び編集部

1998年より運営の資格情報サイト「BrushUP学び」の編集部です。

BrushUP学び編集部 担当者イメージ
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アンケート回答者の基本情報

調査の内容と回答者の内訳

  • 調査主体:BrushUP学び
  • 調査方法:アンケートツールによる回答
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:資格を保有・取得している人
  • 有効回答人数:386名
  • 調査期間:2025年12月5日~2025年12月8日

性別の内訳

  • 男性:47.2%
  • 女性:52.8%

年代の内訳

  • 10代(15~19歳):0.3%
  • 20代(20~29歳):15.0%
  • 30代(30~39歳):18.4%
  • 40代(40~49歳):23.3%
  • 50代(50~59歳):26.4%
  • 60歳以上:16.6%

資格を取得した目的について

質問:どのような目的で資格を取得しましたか?(複数回答可)

資格取得の目的として最も多かった理由は「自分のスキルアップ・成長のため」で全体の35%を占めました。

続いて、「就職・転職のため」31%、「将来に備えて資格を持っておきたい」23%、「キャリアアップ・昇進のため」20%、「収入を上げたいため」15%と、仕事や将来を見据えた回答が多く見られました。

また、「自分の興味・教養を深めたいため」15%、「自分に対する自信をつけるため」12%、「趣味・ライフワークの充実のため」10%など、自己実現や生活の充実を目的とした声も一定数ありました。

「その他」2%では、「学生時代に授業の一環として」「通っていた学校の科目で資格が必要だった」と、学校において資格が求められた理由も挙がりました。

編集部の見解

資格取得の目的は、キャリアアップや収入向上といった仕事面での理由だけでなく、「将来への備え」や「興味、趣味、自信」といった自己成長面での目的など、幅広いことが分かりました。

まずは、「自分が将来どのようになりたいのか」を軸に、必要な知識やスキルから資格を選ぶことが、納得感のある学びにつながるでしょう。

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資格の取得に向けた行動・資格の選び方について

質問:資格を取得しようと思った際、最初に取った行動は何ですか?

資格取得を考えた際に最初に取った行動として最も多かった回答は「どのような資格があるかを調べた」で全体の16%でした。

次いで、「自分の目的・将来像に合う資格を選んだ」15%、「学校の授業または仕事上で必要な資格を調べた」13%、「周囲(家族・友人・同僚など)の口コミ・意見を聞いた」7%と続き、まずは「取得する資格を選ぶ段階」に関わる行動が上位を占めていました。

その一方で、「何も調べずに、まず学習を始めてみた」9%、「書店で参考書・問題集を探した」6%、「スクールや講座の資料(パンフレット)を取り寄せた」4%、「スクールの説明会・相談会・体験授業に申し込んだ」4%など、すでに取得したい資格が決まっているだろう人も一定数見られました。

編集部の見解

資格の取得に向けた行動は一般的に、「取得を目指す資格を選ぶ」→「学習計画を立てる」→「学習スタイルを選ぶ(独学またはスクールを利用)」→「独学またはスクール利用の準備」という流れで進むことが多いです。

自分に合った資格や学習方法、スクールを選ぶことが資格取得の成功において重要でしょう。

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質問:資格を選ぶ際、重視したポイントは何ですか?(複数回答可)

資格を選ぶ際に重視したポイントとして最も多かった回答は「実用性がある(今の仕事・生活で役立つ)」で全体の40%を占めました。

次いで、「興味・関心がある」29%、「就職・転職に強い」23%、「国家資格または公的資格である」21%、「将来性がある・今後ニーズが高まりそう」19%、「キャリアアップ・昇進に必須の資格」17%と続きました。

一方で、「コスパ(費用対効果)が良い」11%、「難易度が適切、試験の合格率」9%、「学習期間が短い」8%など、費用や難易度、学習負担の軽さを重視する人も一定数存在しました。

編集部の見解

資格選びにおいて、仕事や生活への実用性、将来性、興味や関心に合っているのかを重視する人が多いことが明らかになりました。

資格は取得して終わりではなく、その後の活用が重要です。「資格を取得して何に活かしたいか」を明確にすることで、学習のモチベーション維持にもなり、自身に合った資格を選びやすくなるでしょう。

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スクールや講座の選び方について

質問:資格の取得に向けて、スクールや講座をどのように探しましたか?主な情報源・媒体を教えてください。(複数回答可)

スクールや講座を探す手段や情報源として最も多かった回答は「検索エンジン(例:Google、Yahoo!など)」で全体の31%でした。

次いで、「スクールの公式サイト」16%、「学校(講師、就職課、相談窓口など)を通じて」14%、「家族・友人・知人を通じて」11%、「職場の先輩・同僚を通じて」11%と続きました。

一方で、「X(旧Twitter)」「Instagram」「TikTok」などのSNSを通じた情報収集は、1~3%と少数に留まる結果となりました。

編集部の見解

検索エンジンを活用することで、一度に複数スクールの情報を効率的に比較・検討できる点が支持されていると考えられます。

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質問:1つの資格について、スクール・講座を比較検討した数はいくつですか?

最も多かった回答は「1校のみ、比較していない」で全体の56%を占めました。

次いで、「2~3校以内」37%、「4~5校以内」6%、「6校以上」1%と続きました。

多くの受講者は「複数校を比較せずに決定している」傾向があることが分かりました。

質問:資格取得にあたり、最も希望していた学習スタイルはどれですか?

最も多かった回答は「特にこだわりはなかった」で全体の28%でした。

次いで、「通学講座」24%、「通信講座」15%、「オンライン講座」13%と続きました。

編集部の見解

通学・通信・オンライン、それぞれの学習スタイルに一定の支持があることが分かりました。

通学講座を希望する人は対面で学ぶ安心感や習慣づくりを重視し、通信講座やオンライン講座を希望する人は、自分のペースで進められる柔軟性を求めている傾向があるでしょう。一方で、学習スタイルにこだわりがないという人は、「学びやすさ」や「仕事や生活との両立」をトータル的に重視しているのではないでしょうか。

どの学習スタイルにもメリット・デメリットがあるため、自分の生活リズムや学習のしやすさなどに合わせて選ぶことが、無理なく資格取得を進めるうえで大切です。

質問:最終的にスクール・講座を選んだ「決め手」は何ですか?

スクール・講座を選ぶ際の「決め手」として最も多かった回答は「学習形態が通学であった」ですが、全体の15%に留まる結果でした。

次いで、「費用」12%、「学習形態が通信であった」12%、「通いやすさ(立地・アクセス)」12%、「カリキュラム内容、学習の進め方」8%と続きました。

編集部の見解

いずれも大きく回答が集中した項目はなく、複数の要素を比較しながら、自分に合うスクール・講座を選んでいる様子がうかがえました。資格取得を目指す人の価値観や生活スタイルが多様化しているのではないでしょうか。対面で学びたい人は通学を重視し、忙しい社会人や自分のペースで進めたい人は通信やオンラインを選ぶなど、学習スタイルの相性は人それぞれです。

また、費用や通いやすさ、カリキュラム内容など、現実的な続けやすさを重視する傾向も見られました。

スクールを選ぶ際には、「無理なく学習が続けられるか」、「自分の目的に合った内容か」と照らし合わせることで、満足度の高い学習環境を見つけやすくなるでしょう。

質問:スクールや講座を選ぶ際、どのような点に迷いましたか?(複数回答可)

スクール・講座選びで迷った点として最も多かった回答は「迷った点は特にない」で全体の26%でした。

一方で、何らかの迷いがあったと回答した人のなかでは、「自分の学習レベルに合っているか不安だった」と「費用の違い、費用と内容のバランス」が同率で18%と多い結果でした。次いで、「比較すべきポイントがわからなかった」15%、「どの講座が自分の目的に最適か判断できなかった」14%、「自分の学習可能時間・スケジュールとの相性」14%と続きました。

編集部の見解

何らかの迷いがあった人の多くは「自分に合った学び方かどうか」を中心に不安を抱えていることが分かりました。

資格取得のための学習は、一定の時間と費用が必要となるため、「自分に合っているか」どうかを見極めることは非常に重要です。受講検討者自身が「目的」「学習スケジュール」「生活リズム」「学習スタイル」「予算」などの軸を整理して明確にすることで、より自分に適した講座を選びやすくなるでしょう。

また、スクール側にも、受講検討者が判断しやすいように学習レベルの目安や費用対効果、各講座の違いなどをより明確に提示することが求められるでしょう。

資格の取得に向けての学習について

質問:学習を進めるなかで、大変だと感じた点を教えてください。(複数回答可)

最も多かった回答は「モチベーションの維持」で全体の30%を占めました。続いて、「学習時間の確保」23%、「大変だと感じた点は特にない」21%、「自己管理が難しい」と「勉強内容が難しかった」が同率で19%という結果でした。

編集部の見解

資格取得の学習では「モチベーションの維持」や「学習時間の確保」といった、継続の難しさ が課題となっていることが分かりました。学習は短期間で完結するケースばかりではなく、仕事や生活と両立しながら進める必要があるため、自己管理力や計画性が求められます。

一方で、「大変だと感じた点は特にない」という回答も一定数あることから、自分のペースで学べる環境を整えたり、興味のある分野を学んだりすることで、負担感を抑えながら進めている人も存在していると考えられます。効果的に学習を進めるためには、目標やスケジュールを具体化し、無理のない計画を立てることが大切です。また、オンライン講座やスキマ時間の活用など、自分に合った学習スタイルを選ぶことで、負担を軽減しながら継続しやすくなるでしょう。

質問:資格の取得に向けて、スクール・講座を選んで良かったことは何ですか?(複数回答可)

「最も多かった回答は「試験に合格、資格を取得できた」で全体の25%を占めました。

次いで、「自分のペースで学べた」24%、「授業や教材の内容がわかりやすかった」22%、「カリキュラムが実践的で役立った」20%、「自宅やスキマ時間でも学習できた」19%と続きました。

そのほかにも、「通学しやすかった」「学んだ内容が仕事や生活に活かせた」「説明が丁寧だった」「学習ツール・システムが使いやすかった」「学び方が柔軟に選べた」などの回答も挙がり、さまざまな面でメリットを感じている人が多いことがうかがえました。

編集部の見解

スクールや講座を利用する大きな価値は、単に「学習しやすい環境がある」というだけでなく、確実な成果につながりやすい点にあることが明らかになりました。特に「カリキュラム設計やサポート体制が、受講者の合格率向上に寄与していることを示しています。

また、「自分のペースで学べた」「スキマ時間で学習できた」といった回答は、通信講座やオンライン講座など多様な学習形式が拡充したことにより、働きながら・子育てをしながらでも学びやすくなっている現状を反映しています。

スクールや講座の利用は、「学習のしやすさ」「理解しやすい教材」「実践的なカリキュラム」「サポートの手厚さ」など、独学では得にくいメリットが多く、資格取得までの道のりをより確実で効率的なものにしてくれる選択肢といえるでしょう。

質問:スクール・講座に対し、どのようなサポートがあると良いと感じましたか?(複数回答可)

「最も多かった回答は「学習の進め方やスケジュール管理のサポート」と「特になし」で、いずれも21%という結果でした。

次いで、「学習モチベーション維持のためのフォロー・励まし」17%、「定期的な面談・学習相談」と「講師やスタッフへの質問対応」がともに15%と続きました。

編集部の見解

多くの受講者が、学習を継続するためのサポートを重視していることが明らかになりました。資格取得の学習は、一定期間の継続が前提となるため、途中で挫折しないための環境づくりが重要です。

特にスケジュール管理やモチベーションの維持に関する要望が高かった結果からも、受講者は教材の理解だけでなく、日々の学習を支えるための人的なフォローを求めていると考えられます。

一方で、「特になし」と回答した人も一定数存在しており、必要とするサポートの度合いは学習者によって大きく異なるといえます。 スクールや講座には、手厚いサポートを必要とする人と、自分のペースで学びたい人の双方が満足できるよう、柔軟な支援体制を整えることが求められるでしょう。

結果を受けて

今回の調査から、資格取得に向けた学びには「自分に合ったスタイルや環境を選べるか」が大きな分岐点となることが分かりました。

スクール選びでは費用や通いやすさだけでなく、学習形態やサポート内容といった、学習の継続につながる要素が重視されていました。

また、モチベーション維持やスケジュール管理に課題を感じる人が多い一方で、スクールのカリキュラムや教材、柔軟な学び方が「続けやすさ」につながっていると感じることも明らかになりました。

資格取得は長期戦になりがちですが、自分の生活リズムに合った環境を整え、無理なく続けられる方法を選ぶことで、より確実な成果に近づけるでしょう。

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