

親子のスキンシップや赤ちゃんの発育を促すためのマッサージ。親が子に愛情を伝えるための方法の1つであり、絆を深めるコミュニケーションとしても注目されています。
最近では、その方法や効果を伝えるインストラクターを中心に、ベビーマッサージに関する仕事や資格が増え、需要も高まっています
大好きなお父さんやお母さんにやさしく触れられたり、見つめられたりすることで、赤ちゃんは安らぎを得られます。そして、その心地よい刺激が血液のリンパの流れを促進し、赤ちゃんの心や体の発育によい影響を与えます。
赤ちゃんの喜ぶ触れ方を知ることは、結果的に親の気持ちのゆとりを生み、親子での心と体の癒しにつながるのです。




「ベビーマッサージって実際どうやるの?」「試してみたい!」そんな方のために、現役プロの先生がプチレッスン!
ママが悩みがちな「夜泣き」「便秘」に効くマッサージ法は必見ですよ。
遠藤 洋子 先生(チャイルドボディセラピスト トップセラピスト)
自身の育児経験を活かした仕事がしたいと、2年前よりYMCメディカルトレーナーズスクールに通い、整体やリフレ、ベビーマッサージなど幅広い技術と知識を修得。現在は同校の講師として活躍中。プロを目指すコースを中心に、経験に基づいたリアルな視点での指導を行っている。
「ベビーマッサージとの出会いは、子育て経験を活かせる仕事を目指して学校を探していた時に偶然目に留まったことがきっかけでした。今では夢が叶い、教える側に立っていますが、結婚前の方から妊娠中の方、お孫さんのいるおばあさん世代、さらにはプロを目指す方まで、様々な想いでみなさん学ばれています。ベビーマッサージの魅力はまさにそこだと思うのです。育児のストレス解消につながることはもちろん、子どもがいる主婦の方が自宅で開業を目指したり、ボランティアとして活躍するなどの道も開けてきます。
ベビーの期間はとても短いと思われがちですが、実はその期間にどんなコミュニケーションをとってあげられるかで、将来的な体作りにまで大きく影響してくるのです。長いスパンで効果を必ず実感できる。その視点を大事に、興味をもたれた方はぜひチャレンジしてほしいと思います。」
●取材協力:YMCメディカルトレーナーズスクール
Lesson1:「夜泣き」
ママになれば必ず通る道、とはいえ「夜泣き」に関する悩みは少なくありません。特に最近は仕事と育児の両立が主流になりつつあり、ママと赤ちゃんのコミュニケーションの重要性はさらに高まっています。そんな今、ぜひ知っておきたいのがこのマッサージです。
夜泣きや寝ぐずりがはじまったら、まず(1)のように抱っこをして背中を上下にやさしくさすります。背中は大元の神経が通っているので、そこにあたたかく触れることで体と脳のバランスが整っていきます。たくさん撫でることであたたまり、筋肉が緩んできます。(この時点で眠ってしまう子もいます)
筋肉が緩んできたら、(2)のように首の後ろを左右からさすります。するとさらに緊張がほぐれてきます。
最後に、(3)足裏をさすります。足裏にはたくさんの反射区があり、そこをさすることでさらなるリラックスを誘います。
Lesson2:「便秘」
粉ミルクを多く飲む赤ちゃんは、便秘になりやすいと言われていますが、自分で出す力がまだないため、ママが出してあげることも必要です。そんな時に効果的なのがこのマッサージです。
まず、赤ちゃんを仰向けに寝かせ、足を固定しながら(1)のように下腹部(腸のまわり)を時計回りにやさしくマッサージします。
するとあたためられ、腸の緊張もほぐれてきます。
その後、赤ちゃんの足の筋肉でお腹を圧迫することで腹圧をかけてあげます(3)。
このお腹のマッサージは特に効果が出やすいとされています。ぜひ試してみてくださいね。








