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DTPデザイナーになるには

DTPデザイナーになるには|資格取得方法と講座の資料請求

DTPとはパソコン上で行うデザイン・編集レイアウト・組版・製版の各工程を総括した行為の総称。レイアウト・画像処理・ページデザインなどを行い、商業用印刷物を作成するのがDTPデザイナーの仕事です。

更新日:2020-12-15(公開日:2017-09-04)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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DTPデザイナーになるには?

ソフトが使えることが重要

DTPデザイナーになるには、Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)、そしてInDesign(インデザイン)やQuark Xpress(クオークエクスプレス)などのソフトが使えることが重要です。 デザイン会社・印刷会社・広告代理店・編集プロダクション・出版社などに採用されるにも、ソフトを使ったことがないという人よりも使用経験がある人の方が採用されやすいでしょう。

ソフトの使い方は、各種スクールで学ぶことができます。ソフトの使い方を学んだら、DTPデザイナーを募集している会社の求人に応募します。そこで採用されてからも勉強の日々です。スクールでは学べないことを現実の仕事の上で学ぶことになります。

DTPデザイナーの就職・採用事情は?

ソフトが使えない人でも採用してくれるところはあるでしょう。しかし、未経験可といっても、実際は実務経験がない人でも門戸を開いているという意味で、ソフトの使用経験を重視しているところは多いです。スクールなどでソフトの使い方を学ぶことは有益でしょう。

忙しい仕事なので、残業が多かったり休日出勤があったりと労働条件はあまりよくないところが多いです。しかしDTPデザイナーの仕事を本当にやりたいのであれば、挑戦してみるのがおすすめです。雇用形態としては、正社員のほか派遣社員やパート・アルバイト採用もあります。未経験から挑戦する場合、先輩についてDTPデザインの知識や技術を学べる環境がないと厳しいでしょう。

DTPデザイナーの将来性は?

ウェブ媒体が興隆してきたとは言え、まだ紙媒体の需要がなくなったわけではありません。求人はまだまだあると考えてよいでしょう。また、人の入れ替わりが激しい業界なので、求人数も一定数はあります。この状況はしばらくは続くと考えてよいでしょう。

使うソフトは、これから新しいものが出てこないとは限りません。そんな時には、新しい知識を取り入れる体力と気力が必要になってくるでしょう。フリーでこの仕事をしている人もいますが、未経験であればどこかに所属して働くのがおすすめです。経験を積んだ末に独立し、在宅ワークにてDTPデザイナーの仕事をしている人もいます。

DTPデザイナー関連の資格

DTPデザイナーになるための特別な資格は必要ありませんが、職を探す時に資格があればアピールの材料になります。

DTP関連の資格には、公益社団法人日本印刷技術協会が認定する「DTPエキスパート」や、DTP検定事務局が認定する「DTP検定」などがあります。そのほか、株式会社サーティファイが認定する「Illustratorクリエイター能力認定試験」や「Photoshopクリエイター能力認定試験」への挑戦もDTPデザイナーになるには有益でしょう。

DTPデザイナーになるためのスクールも数多くあります。通学講座のほかに通信講座もあるので、スクールに通えない地域に住んでいる人や家事・育児・仕事をしながら自分のペースで学びたい人でも資料請求をして調べてみるのがおすすめです。

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仕事内容

どんな仕事?

雑誌や新聞、広告チラシやカタログなどの紙媒体に関して、どんな紙面にするのかデザインし、パソコンのソフトを使って絵・文字・写真などを組み込んで、印刷できるデータにするのがDTPデザイナーの仕事です。

印刷物を見てみると、文字ひとつとってもいろいろな形の文字があるのが分かります。絵や写真・文字などをどう配置したらコンセプトが伝わる印刷物になるのかを考えてデザインするのがDTPデザイナーなのです。また、同じ事が書いてあっても、見やすい印刷物とそうでない印刷物があります。それはもしかしたら、その印刷物をデザインしたDTPデザイナーの力量の差かもしれません。

DTPオペレーターとの違い

DTPデザイナーが印刷物のコンセプトからどのようなデザインにするのかという大きな部分をまかされるとすれば、DTPオペレーターは文字を組んで読みやすい字間・行間にするなどもっと細かい作業を行います。DTPデザイナーがセンスを必要とするのに比べ、DTPオペレーターは緻密さを要求されます。

また、DTPオペレーターは、決められていることを早く正確にこなす力も求められます。活躍の場はどちらも印刷会社やデザイン会社、それに編集プロダクション、広告代理店、また出版社などですが、小さい会社の場合はDTPオペレーターとDTPデザイナーを兼ねている場合が多いでしょう。DTPオペレーターがスキルアップを望む時、DTPデザイナーを視野に入れている人が多数です。就職活動の際は、デザイン作業もオペレーターとしての作業もできると有利です。

DTPデザイナーが使うソフト

DTPデザイナーは印刷物のデータを作る上で、絵や文字・写真のレイアウトなどに使えるIllustrator(イラストレーター)や写真の加工に使えるPhotoshop(フォトショップ)、そして何ページもある印刷物を作るのに便利なInDesign(インデザイン)やQuark Xpress(クオークエクスプレス)も使います。これらのソフトを必要に応じて用い、印刷物のデータを作り上げていくのです。最近の傾向として、Quark XpressよりもInDesignが主流になるなど、その時々で印刷物のソフトは変わっていきます。 パソコンで印刷データを作れなかった時代には、今ではDTPデザイナー一人が行っている仕事は、何人もの人の分業によって行われていました。

DTPデザイナーのやりがい

DTPデザイナーの一番のやりがいは、自分が作ったものが印刷物として残るという点です。仕事に自分のセンスを充分に発揮できるという点もやりがいになるでしょう。

物作りというのは大変な作業です。周りの人と充分にコミュニケーションをとりながら、時にはこだわりを発揮し、ゆずるところとゆずれないところのぎりぎりの判断をしながらその印刷物を一番よい状態にもっていかなくてはなりません。そんな作業ができる人が、DTPデザイナーのやりがいを感じることができるのです。

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向いている人

デザインセンスがある人

DTPデザイナーは、素材としての絵や写真・文字などをどのように配置すれば分かりやすく魅力的な印刷物ができるのかということを考えながら仕事をします。デザインのセンスが必須なのです。

芸大を卒業している必要は必ずしもありませんが、絵を描くことが好きなどの素質がなければデザインの仕事は難しいでしょう。デザインのセンスは、もともと生まれ持ったものだという説もありますが磨いていけるものでもあります。日々の仕事の中で、「どんなデザインが魅力的なのか」「どんなデザインが人の心を打つのか」と様々なデザインを参考にしながらセンスを磨いていける人は、DTPデザイナーに向いているでしょう。

コツコツと作業ができる根気

DTPデザイナーの仕事は、デザインを考えることだけではありません。何ページにもわたってレイアウトを直したり、依頼主からの修正を何度も行ったりと、地道でコツコツと作業をする場面がきわめて多いのです。そんな中でも仕事を投げ出さずに最後まで行うことができる「根気」がある人は、DTPデザイナーに向いています。

DTPの仕事は、一ミリもしくはそれ以下の単位で文字や写真・絵などの配置を修正することも多い仕事です。緻密な作業が好きな人にも向いています。机の上でコツコツと作業する時も多いので、孤独に強いという資質もあるといいでしょう。また、この仕事は誤字・脱字などの間違いが依頼主に多大な迷惑をかけてしまう仕事です。責任感がある人にも向いているでしょう。

コミュニケーション能力

DTPデザイナーの仕事は、実はパソコン上の作業だけではありません。依頼主や営業スタッフ、アートディレクターやクリエイティブディレクター、編集者、ライター、DTPオペレーターなど他のスタッフとのコミュニケーションが必要な仕事です。どんな職種の人と関わるのかは、その会社によって違いますが、これら周りのスタッフ抜きではDTPデザイナーの仕事はできません。

そのあたりをよく理解して適切なコミュニケーションを通して仕事を進めることができる人は、DTPデザイナーに向いています。依頼主・他のスタッフともにそれぞれ思っていることは違います。皆が同じ方向を向いていない時もあります。そうしたせめぎあいの中で、適切な判断力を持ってデザインしていく能力も必要な仕事なのです。

体力

DTPデザイナーは、体力がある人にも向いています。残業は当たり前、休日出勤もこなし作業は息つくまもなく忙しい…DTPデザイナーの雇用環境はなまやさしいものではありません。基本的には内勤ですが、体力がないと度重なる修正や緻密なレイアウト作業をこなしていくのは難しいでしょう。自分の健康管理をしっかりと行い、ベストな状態でデザインワークに当たっていける強さが必要な仕事です。

残業が多いことで体調を崩してしまうのではないかということが心配な場合は、残業のない職場を探すことも考えた方がよいでしょう。

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給料・年収分析

DTPデザイナーの平均年収

DTPデザイナーの年収は、300万円台前半~350万円です。月収で言えば、20万円前半が目安です。正社員になるとボーナスが支給され、各種手当が充実している職場も多いでしょう。ボーナスの事例で言うと、月収の約4か月分が年に2回に分けて、支給されます。国税庁の「平成26年分民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者の平均年収は415万円だったので、DTPデザイナーの年収は、低い水準であることがわかります。

しかしながら、DTPデザイナーの年齢層は、80パーセントが20~30代です。日本人の平均年収を見ると、20代は296万円で、30代になると409万円です。20~30代の給与水準で見れば、DTPデザイナーの年収は決して低い訳ではありません。

職場による違い

DTPデザイナーの給与水準は、職場によって異なります。勤務先としては、出版社や広告代理店、印刷会社、デザイン事務所、編集プロダクションなど多岐に渡ります。一般的に下請け企業や、DTP・デザインの専門会社は、給与水準が低いと言われています。一方で、営業から、写真撮影、出版物の編集からDTPデザイン・オペレータまでを一貫して行う企業では、高い収入が見込めます。また、個人オフィスや中小企業の場合は、ボーナスや各種手当、福利厚生などが支給されない職場もあります。

現在、DTPデザイナーは若手中心です。そのため平均年収は低めですが、勤続年数を重ねてスキル・経験を高めて、管理職などを任されていけば、さらなる昇給も実現可能です。

女性の仕事として

一般的にDTPデザイナーは女性の仕事というイメージはあまりないかもしれません。しかしながら、実際にはDTPデザイナーの約40パーセントが女性です。クリエイティブ系の仕事では、女性比率が高い職業です。細かな作業を長時間しなければならないので、女性に向いているのかもしれません。

待遇面でも良い方でしょう。20代~30代女性の平均的な年収は、230万円~300万円までです。DTPデザイナーであれば、それ以上の収入が見込めます。ただし職場によっては残業が多くて、体力的にも負担のかかる仕事のため、結婚後の仕事としては最適ではないかもしれません。家事や子育てと両立させたい場合は、パートや派遣社員として勤務する方法が向いています。勤務時間・日数は決まっていますし、残業もありません。勤務形態を変更すれば、40代以降でも、家庭と両立させながら活躍する女性のDTPデザイナーが増えてきています。

DTP学校の一覧・費用比較

試験データ

項目 内容
資格・試験名 DTPエキスパート認証試験
試験日

【2023年8月 DTPエキスパート認証試験】
2023年8月27日(日)

試験区分 民間資格
主催団体 公益社団法人 日本印刷技術協会
受験資格 特になし
合格率 非公開
出題内容・形式 ・学科試験(多肢選択形式)
出題範囲:DTP、色、印刷技術、情報システム、コミュニケーション

・実技試験(課題制作)
会場での学科試験後、提出期限内に提出ファイルを指定サーバにアップロード
※課題の内容は、会場での学科試験時に配布される課題制作要項に従う
※DTPエキスパート・マイスターのみ
検定料 【DTPエキスパート・マイスター】21,000(税込)
【DTPエキスパート】15,000円(税込)
問い合わせ先 公益社団法人 日本印刷技術協会
http://www.jagat.or.jp/expert/
〒166-8539 東京都杉並区和田1丁目29番11号
TEL:03-3384-3115

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