
PC、スマホの普及で、情報技術(IT)がぐっと身近になった現代。ITの技術者は様々な業界でニーズが高まっています。
情報処理に関する資格は、情報処理技術者試験のような国家資格と、企業が自社で開発した製品について一定の水準で操作・管理できるかを自社で認定するベンダー資格、そしてその他の民間資格があります。
国家資格の中には、すべての社会人・ITを使う人を対象とした難易度の低い
ITパスポートがありますが、これはすべての職業人に共通に求められるレベル1相当の基礎知識を問う資格です。システム系の職種に就いている人は、更にレベルの高い資格を取得するとよいでしょう。
基本情報技術者試験は、レベル2に相当するプログラマやシステムエンジニア向けの入門資格で、情報システム開発スペシャリストへの登竜門と言える国家資格です。上位資格に応用情報技術者試験があります。
そして、同じくレベル2相当の情報セキュリティマネジメント試験は、ITを使うすべての人を対象とした、ITを安全に利用するための基礎知識を問う試験です。上位資格であり、よりエンジニア向けの
情報セキュリティスペシャリストもあります。
【高度な情報処理技術者試験】
・ITストラテジスト
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験

WEBページを作るにも、そのために画像を加工するにも、また、WEB以外のパンフレットなどの媒体でも、デザインを書き起こすには画像作成ソフトや編集ソフトのスキルが必須です。代表的なものだと、Adobe Systems社のIllustrator、Photoshopがあります。これらのソフトは、イメージ作成、画像処理に対してすぐれた機能があり、グラフィックデザインに関して幅広く使用できます。
実際のWEBデザインに役立つスキルとしては、同じくAdobe Systems社のDreamweaverを使える技術、CSSやHTMLの知識などがあります。また、これらの能力を測る、WEBデザイン関連の資格が国家資格・民間資格を合わせ複数あります。
資格・検定名 | 団体 |
---|---|
ウェブデザイン技能検定 | インターネットスキル認定普及協会(国家資格) |
Web検定 | 株式会社ワークスコーポレーション |
WEBデザイナー検定 | CG-ARTS協会 |
WEBクリエイター能力認定試験 | 株式会社サーティファイ |
HTML5プロフェッショナル認定資格 | 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン |

WEBページを制作するには、ただページを用意するだけではなく、ページを効率よく表示するために必要な機能を追加したり、データを送信したり、必要に応じてプログラムを組み込む必要があります。それらを可能にするのが、JavaScriptやPHPといったプログラミング言語です。
WEB関連のスキルアップを目的としているなら、このようなWEB開発に必要な言語の修得も一つの手といえるでしょう。