注目の医療系資格
医療事務を未経験から目指すには「診療報酬請求事務能力認定試験」

高齢化が進んで医療費も増加の一途をたどっています。それに伴い、医療費を計算するための「レセプト」を作成し、請求を行う「診療報酬請求業務」も増加しています。よって「診療報酬請求業務」を行うことができる医療事務資格保持者の需要が高まっていると言えるでしょう。
医療事務に関する資格は数十種類ありますが、中でも「診療報酬請求事務能力認定試験」は、医療事務試験の中でも合格率が低く、職場によっては資格手当の出る場合もあるようです。そのため、一度他の医療事務資格を取り実務を積んでから最終的に診療報酬請求事務能力認定試験を受験するケースもあるようです。
独立開業を目指せる資格、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師は、国家資格な上、業務独占資格です。これらの資格を持っている場合、独立開業ができます。
国家資格なだけあって、最低でも3年は専門知識の習得のため、学校に通わなくてはなりません。
活躍の場としては、整形外科やリハビリテーション科などがある病院、老人福祉施設、トレーニングルームなど多岐に渡ります。生活習慣病や事故後の後遺症の治療、スポーツ選手のトレーニング指導やケガの予防などに有効な治療法として近年人気が高まっています。
また、カイロプラクティックも、民間資格ではありますが、身体の部位の位置を矯正することで、人間が本来持っている自然治癒力を高める療術です。発祥国であるアメリカをはじめ世界の40ヶ国で国家資格と定められています。日本ではまだ法制度が整っていませんが、近年、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)によりWHO(世界保健機関)の教育基準を満たしたカイロプラクターを登録する制度が始まっています。