高齢化の進行による認知症高齢者の増加等の状況に対応するため、医療的ケア(喀痰吸引等)に関する教育が求められるようになり、その演習を含む実務者研修が昨年新たに設置されました。
2017年1月の試験から、介護福祉士を受験するには定められた期間の実務経験に加え、
実務者研修を修了していることが必要になります。
介護の資格の中では新しいものなので、注目されています。受講方法についても、初心者の方ももちろん受講可能ですが、ヘルパーなど介護の他資格をお持ちの方はその分安く受講できるなどカリキュラムに工夫がされています。
2016年度(2017年1月)の試験からは、介護福祉士試験を受験するには、3年以上の実務経験に加えて実務者研修(450時間)の受講が義務付けられる予定となっています。介護福祉士試験を将来的に受ける予定の方は、この研修を受講しておくとよいでしょう。
※当初は2015年度の予定でしたが、1年延期が決まりました。(2014.6.25)
近い将来、介護福祉士試験を受験するのに実務者研修の修了が必須になります。
その時期は試験のハードルを上げることで介護の人材が不足する恐れがある、などの理由から1年延期が決まり、2016年度(2017年1月)の試験からとなりました。
実務者研修の義務化はいずれ実施されるものであること、資格の保有状況によっては研修にある程度時間が必要であること、を考えると早めに受講しておいて損はありません。
実務者研修が義務ではない今のところは、経過措置として、修了した場合は介護福祉士試験の実技試験の免除が受けられることになっています。受講期間は1ヶ月〜6ヶ月と、取得資格によって異なります。
少なくとも来年は実務者研修無しでも試験を受けられるので、必ずしも今すぐ受講しておく必要はありません。
サービス提供責任者になるには、介護福祉士の資格取得、もしくは実務者研修の修了が必要です。介護福祉士の資格を取るためには、実務経験ルートの場合年1回の試験に合格する方法しかないので、実務者研修の修了を目指す方が近道です。
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