2020年12月中を目途に日商簿記2級と3級の試験について、従来のペーパーで行う試験方式に加え、ネットによる試験がスタートする予定です。
日商簿記検定試験(2級3級)ネット試験導入
2020年は新型コロナウィルス感染症の拡大等により、多くの試験が中止となりました。2020年6月に予定されていた簿記試験も例外ではなく、多くの受験希望者が受験の機会を失いました。
こうした状況や、IT化やデジタル化への変化に対応した新たな試験実施の仕組みを取り入れるべく、今回のネット試験の導入が決まったようです。
ネット試験の詳細
◆試験:試験は実施から採点、合否判定、デジタル合格証の交付までをインターネット上で行います
◆会場:「商工会議所ネット試験施行機関リスト」より受験を希望するネット試験会場を選択
※商工会議所が認定した全国の76都市112会場(2020年12月の施行開始時点)に設置された「テストセンター」
※自宅等での受験は不可
◆試験日:各ネット試験会場により異なる
◆受験申込方法:各ネット試験会場により異なる
【追記】先行受付の実施
定員減により第156回試験(2020年11月15日施行)の2級・3級に申し込めなかった方を対象とする「先行受付」が実施されるようです。
対象の方は2020年11月24日(火)11時から2020年11月26日(木)17時までの間に、ネット試験の会場運営を業務委託されている株式会社CBT-Solutionsの日商簿記2級・3級申込専用ページにアクセスし、「My Page」の登録が必要。
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※参考:商工会議所 簿記検定試験サイト https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/