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【現役キャリアコンサルタント】に聞いたキャリアコンサルタントを目指した理由!

現役のキャリアコンサルタントとして活躍している権堂千栄実さんにインタビューしました。 目指した理由、仕事内容、やりがいなどをご紹介いたします!

キャリアコンサルタントを目指したきっかけを教えてください。


企業研修講師の仕事をしていた時に知り合った方から、「キャリアコンサルタントをとった方がいい」「いろいろな職業経験もある人が向いている」とアドバイスをもらいました。
企業研修講師の仕事も終了しており、4月〜6月の通信、7月〜8月通学、10月試験とタイミングも良かったです。
子供を保育園に預けて職業訓練のOA講師をしながら、迎えの時間までカフェでひたすら勉強しました!
書いて覚える派なのでテキストをとにかく全部書き写しました。
8月ぐらいに企業研修講師の仕事に戻ってこないかとお声がけいただきましたが、引き受けていたら絶対無理でした。

現在のキャリアコンサルタントとしての仕事内容を教えてください。

テーマは「人の経験をどう積み重ねるか」です。

仕事の整理をしてステップ化する仕掛けづくりとして、下記のようなサービス提供や活動に力を入れています。

・クラウドを使った新人材育成サービス「AJT」
・キャリア教育サービス「Job study.jp」

社員の方へインタビュー(年間・月間・費別)で業務の棚卸をします。
→社員の方は:インタビューに答えていくうちに、現状や今後どうなるといいかなど気づきが持てるようになります。
→企業は:ベクトル、効率化が見えてきます。

ATJとは、今までの経験をクラウド上に蓄積し、実践の前にトレーニング・経験のできる仕掛けづくりをすることです。
Job study.jpとは、学生への職業経験提供や、参加する社員の業務見直しを研修として実施します。

多くの企業や学校でキャリア教育に携わらていますが、日本のキャリア教育で大切だと思うことがあれば教えてください。

今では子どもの時期に「経験をさせる場」がなくなってきています。
例えば、習い事にしても、すること(内容)が決まっていて、教材が用意されていて自分で考えて選択することが減っているのではないでしょうか。
そうなると、今まで与えられてきた人は、社会に出て「何で教えてくれないの」「何で正解を教えてくれないの」という人が増えてきてしまいます。 そのため、経験させる機会や場は大切だと考えています。

例えば、お絵描き教室で「今日は魚の絵を描きましょうねー」「お魚は青じゃないかなー」というような指導を大人が先走ってやってしまっていることも多いのではないでしょうか?

ご自身が働くことや仕事の適正に悩まれたことがあるとHPで拝見しましたが、どのように解決されましたか。

とにかく、動いてみました。
動いているうちに答えはどんどん変わっていきます。何か違うと思っている人は場所が違うと思うので、適正診断などを受けてみるのもいいと思います。

私は定職に就くということがほとんどなく、そのことで悩むこともありました。
また、事務の仕事で頑張っても結果が出ず、評価されなかったこともありました。

あとあと気づきますが、エゴグラム診断で私は「自由な子ども」という結果でした。
つまり、組織に属して働くより、個人で自由に仕事を進めていくことが向いていたのです。

また、OAインストラクターという仕事に出会ってから、自分が行かせるのはこの職業だと感じられました。

行動することで、悩みを解決することができたのです。

今のお仕事をしていて良かったと感じたご経験があれば教えてください。

Job study.jpは初めてから12年経ちますが、そこで出会った中学生がもう社会人の年齢で「あの時教えに来てくれた人ですよね」と声をかけてくれたり、「あの授業があったから今につながっています」という言葉をもらえたりする時は嬉しいです。
社会人も、活動を通して前向きな姿勢に変わったり、物事の考え方や仕事の仕方が変わったりされることがあります。
そんな姿を見た時は、人生のお手伝いができていると感じられるます。

進学率が悪い、進学しても中退してしまうという中学校がありました。
それはなんとなく周りのアドバイスで進学し、自分にマッチしていないということが原因でした。
Job study.jpを通して、参加する学生が自分のやりたいことや、なりたい自分という目標に気づくこともあります。
参加する企業(社員の方)は、自分の仕事について棚卸する機会となり、どのように働いていくか、仕事に対する目標に気づくこともあります。

今後、どのような方がキャリアコンサルタントを取得すべきだとお考えですか。

興味があってやってみようと思い、行動できる人ならどなたでも。
傾聴スキルがあって、人の話を最後まで聞ける人なら未経験からでも大丈夫だと思います。
ただ、誰かにアドバイスがしたい!と思っている人はコーチングの道を選んだ方がいいかもしれませんね。
相手の問題の答えは相手の中にある、キャリアコンサルタントはそれを映す鏡であるということが基本です。
問いかけはするけれども「こうした方がいい」や「これやってみよう」という指導をすることはなく、相手に気づいてもらうというカウンセリングなのです。

これからキャリアコンサルタントを取得しようと考えている方にアドバイスをお願いします。

キャリアコンサルタントの知名度はまだまだかもしれませんが、これから伸びしろのある業界だと思います。
特に、働き方の改革やJOB型の広がりのように、仕事を選択していくことが増えていけばキャリアコンサルタントは求められてくると思います。
なので今、勉強しておくのはいいと思います。

権堂千栄実さんプロフィール

株式会社Campanula 代表取締役社長 

保有資格
・キャリアコンサルティング技能士2級
・キャリア教育コーディネーターネットワーク協会認定キャリア教育コーディネーター資格
・日本キャリア開発協会認定 キャリア・カウンセラー(CDA)
・日本プライバシー協会認定 個人情報保護管理者資格(CPP)
・一般社団法人日本産業訓練協会 TWI-JI(仕事の教え方)訓練指導者資格
・一般社団法人日本産業訓練協会 TWI-JM(改善の仕方) 訓練指導者資格

株式会社 Campanula(カンパニュラ)
〒812−0011
福岡市博多区博多駅前3-7-1 葵ビル502
TEL 092-477-6387
FAX 092-409-4083
クラウドを使った新人材育成サービス「AJT」
キャリア教育サービス「Job study.jp」

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