資格・講座の情報&無料で資料請求。無料で一括資料請求が可能

お電話からの資料請求0120-789-760(9:00~21:00)掲載のお問い合わせ

中小企業診断士と行政書士の違いは?試験内容や難度の違いを紹介!

中小企業診断士と行政書士の違いは?試験内容や難度の違いを紹介!

いまビジネスマンの間で高い評価を受けている資格が中小企業診断士です。
経営に関する幅広い知識が求められることもあり、資格試験を突破するのは容易ではないものの、取得後は大きなステップアップを狙えます。
ただ、気になるのが中小企業診断士は独占資格ではないという点。
資格を取得したからと言って確実に仕事の範囲が広がるわけではなく、最終的には自身の能力を示すものでしかありません。
そこで多くの資格取得者が検討しているのがダブルライセンスの取得。
中でも行政書士は高い人気があり、中小企業診断士と親和性が高いことでも有名です。
この記事では、比較されることが多い「中小企業診断士」と「行政書士」の違いを分かりやすく解説します。
仕事内容の違いから試験内容に至るまで紹介していますので、興味がある方はぜひ目を通して頂けたらと思います。

更新日:2023-08-08(公開日:2020-05-25)

無料でまとめて資料請求/
講座・スクールを探す
ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
タップできる目次 [閉じる]

中小企業診断士と行政書士の仕事内容の違い

中小企業診断士と行政書士の違いは?試験内容や難度の違いを紹介!のイメージ

中小企業診断士=中小企業の経営コンサルタント/行政書士=官公署へ提出する書類作成・申請代行

まず中小企業診断士の仕事内容から見ていきましょう。
中小企業診断士の業務は中小企業支援法によると「経営の診断および経営に関する助言」と定められています。
具体的には、様々な中小企業の経営状況の分析、問題箇所の抜き出し、改善策の提案などコンサルティング業務がメインです。
中小企業診断士の中には、会社に勤務する形で業務をおこなう方が多い一方で、独立して仕事を受注するケースも少なくありません。
どちらにしても自社、もしくは顧客先の経営に関する診断、指導が仕事の中心になるでしょう。

対する行政書士の仕事は、行政手続きを専門とする法律家としての側面が強いことが特徴です。一部では「街の法律家」と呼ばれ、日常生活や事業立ち上げなどに深く関わる分野をメインとしています。
具体的な業務は以下の3つが中心です。

1.書類作成業務
官公署への提出書類や事実証明に関する書類作成。
会社設立や遺言書、帰化申請などの書類、財務諸表、会計帳簿など多岐に渡る分野を手掛けています。

2.許認可申請の代理
会社や飲食店の設立手続きの代理申請。
書類作成のみならず、官公署へ提出する手続きも行っています。

3.相談業務
相続や様々な相談を請け負い、助言を行っています。

行政書士は独占業務資格ですので、行政手続きは行政書士資格がないとできません。
しかし、行政書士は独占業務だけに留まらず、中小企業診断士と同様にコンサルティング業務を行ったり、予防法務を担当することも多々あります。

無料でまとめて資料請求/
通信講座を比較通学講座を比較

中小企業診断士と行政書士の試験内容の違い

中小企業診断士試験=経営・法務に関する試験/試験全体の合格率は4%程度 行政書士=民法、行政法など法令に関する試験/合格率は10~15%

まず中小企業診断士と行政書士、それぞれの試験で出題される科目を見てみましょう。
▼中小企業診断士
・経済学・経済政策
・財務・会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営・中小企業政策

▼行政書士
・民法
・商法
・憲法
・行政法
・基礎法学

試験科目数自体はさほど違いはないものの、出題範囲の広さでは中小企業診断士の方が上です。実際に平成29年度の合格率を比較してみると、行政書士が15.7%であるのに対し、中小企業診断士はわずか4.2%程でした。
実は、中小企業診断士資格には一次試験、二次試験、口述試験が設けられており、ストレートで一発合格するのは容易ではありません。
試験の数が多いことから単純に難易度を計ることはできませんが、出題範囲の例をとってみても中小企業診断士が難関資格であることは間違いないでしょう。
中小企業診断士の一次試験だけを見てみると、2017年は21.7%の合格率、2016年は17.7%の合格率が出ていますので、準備さえしておけば誰でも合格を狙える数字です。
1年間で一発合格を狙うのではなく、段階を踏んで無理なく受験をする方法もあります。
まずは、筆記のみ一発勝負の行政書士から狙うことも良いかもしれません。

無料でまとめて資料請求/
通信講座を比較通学講座を比較

まとめ

当ページでは、中小企業診断士と行政書士の資格の違いについて紹介してきました。

中小企業診断士は、中小企業のコンサルティングを行うことを行政書士は官公庁へ提出する書類を作成するというように対象となる対象が異なることや、中小企業診断士と行政書士の試験内容や合格率の違いについても解説をいたしました。
また、いずれの資格も合格率が低く難易度が高い試験であることもわかりました。
行政書士の資格を既にお持ちの方や今後行政書士の資格取得を目指されている方で、中小企業診断士の資格取得についてもご検討されておりましたら、ぜひ当ページの内容を参考にしていただけますと幸いです。

▼行政書士の資格の詳細については、下記リンクよりご確認いただけます。

【行政書士】の資格に関する情報や試験データはこちらから

無料でまとめて資料請求/
通信講座を比較通学講座を比較

関連特集

中小企業診断士講座の無料資料請求

複数の学校や講座の資料請求を行い、比較してからの講座受講をおすすめします。
学校によって受講料や学習サポート、カリキュラム、割引制度などが違いますので、資料を取り寄せてご自身にあった学校を選んでみてはいかがでしょうか。

通信講座から探す 学校を都道府県から探す
  • 地域を選択
  • 講座を選択
  • お届け先を入力
関東 関西

さらに詳しく

最新情報

中小企業診断士 キャリアカウンセラー 社会保険労務士(社労士) キャリアコンサルタント 産業カウンセリング

中小企業診断士学校の一覧・費用比較

おすすめスクールレポート