取って良かった資格ランキング!
ユーザーの役立った口コミも紹介
1998年より運営中の資格情報サイトBrushUP学びでは、資格を取得している方に向けて「資格を取って良かったこと」のアンケートキャンペーンを実施。この記事では、その結果を元に回答の多かった資格をランキング形式で紹介します。さらに、多数の資格を持つ資格ソムリエ林さんの経験談やおすすめポイントも!
[アンケート実施期間]2025年9月1日~9月30日 [回答者]資格取得者455名
資格のおすすめポイントを教えてくれるのは…
林 雄次(はやし ゆうじ)氏
[保有資格]社会保険労務士、宅地建物取引士、簿記、FP技能士、社会福祉士、MOS、IT系資格など600以上
【著書】
『資格が教えてくれたこと 400の資格をもつ社労士がみつけた学び方・活かし方・選び方』
『資格のかけ算大全』
『行政書士・社労士・中小企業診断士 副業開業カタログ』
X(旧Twitter):
@yujihys
取って良かった資格ランキング
取って良かった資格のランキングを発表します。各資格には、みなさまに頂いた「取得してここが良かったこと」や、600以上の資格を取得している資格ソムリエ林さんのおすすめポイント解説も!今後の学びの参考にしてください。
1位社会人の一般常識として知っておきたい「お金の流れ」簿記
簿記とは、企業や個人事業者の日々の営業取引を記録する家計簿のようなもので、学ぶことによって、決算書を読む力はもちろん、ビジネスの基本ともいえるコスト感覚が身につきます。経理や財務の仕事に就きたい方にもおすすめの資格です。
簿記の資格で最も有名なのが日商簿記で、初級・3級・2級・1級の4種類があります。未経験の方は3級から、経理や財務の仕事に転職したい方は、2級取得を目指すとよいでしょう。
資格を取得するには?
誰でも受験することが可能で、級から順番に受験する必要もありません。3級の標準学習期間は3.4ヶ月です。
各地商工会議所で受付を行う統一試験と、随時受験が可能なネット試験があります。
社会人として取っておいて良かったなと思う資格です
広く使える知識として、トップでのランクインは納得ですね。経理など会社のお金に関わっていない仕事でも、やはり社会人として取っておいて良かったなと思うのが簿記。利益というのはどういった構造なのか、経営状態というのはどのように見るのか、その基礎になる仕訳からしっかり身につけることができて、本当に良かった資格です。副業などで自分で仕事をするようになれば、自分でも記帳する必要が出てきますので、日々の活動で実際に役立っています。2級ともなるとそれなりにしっかり勉強が必要ですので、心して取り組みましょう。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
食べ物スキーさん 会社員 20代
大学時代に語学を専攻していたのですが、簿記を取得したことで、自身の専門ではないことも自力で学ぼうとする姿勢を就職活動の際に評価いただくことができました。直接業務内容に直結はしなくても、自力で興味を持ったことを学ぶ姿勢が身につくことは良いことだと思います。
アカツキさん 会社員 20代
この資格がきっかけで事務職に就く事が出来ました。
のいさん 派遣・契約社員 30代
転職に有利。私は結局経理職に就かずweb職をしていますが、関係ない職種だったとしても勉強したことを評価されることもありました。あとは電卓が多少早くなるので、テンキーを打つのも早くなります。
もんさん アルバイト・パート 30代
38歳を過ぎてからの異業種への転職で再就職できるかとても不安だったのですが…この資格があったおかげで未経験だったにもかかわらず今の仕事の面接に受かって無事に再就職することができました。資格を取得して本当に良かったです。
ぬnさん 30代
1級は国家資格である「公認会計士」や「税理士」の登竜門でもあり、専門職を目指すうえで大きなアピール材料になります。実際、簿記1級を取得してから転職活動をしたところ、書類選考の通過率が大幅に上がりました。
この資格スキルが学べるスクール
2位独占業務と設置義務を持つ人気不動産資格宅地建物取引士(宅建士)
宅建士は、不動産の公正な取引を行うために必要な人気資格です。不動産や不動産取引において幅広く出題されます。
不動産業界において、この資格取得者なしでは、土地の売買や賃貸の営業活動はできても、契約をかわすことはできません。
不動産会社でも宅建士資格の取得者を社員の一定割合で確保しなくてはならないという義務があるため、この資格を取得しておくことで採用に有利に働くでしょう。
資格手当が付く場合も多いので、不動産や金融業界で働く方や就転職を目指す方に特におすすめです。また、独立開業や副業として週末や繁忙期に働く道もあります。
資格を取得するには?
試験日、毎年10月の第三日曜日に行われています。
毎年20万人以上の人が受験している人気資格で、女性の受験者もほかの国家資格より多い傾向にあります。
標準的な学習期間は約300〜400時間とされており、1日2時間勉強する場合は約半年間となります。
幅広く活かせるので、不動産業以外の方にもおすすめ
近年では30万人以上が受験し、年1回の試験では最大規模なのではないかなと思う宅建士が2位なのも、納得です。直接的には不動産業で必要になる資格ですが、法律系国家資格の登竜門として、他業種の方の受験も多いです。私もその一人で、今は講師として活用していますので、取ってよかった資格だなと実感しています。宅建は受験者が非常に多いので、講師などの仕事も多いもの。自分で不動産を購入するときにも、もちろん役立ちます。意外にも活かし方は幅広いですので、不動産業以外の方にもオススメです。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
イロンさん 会社員 40代
国家資格は難しいと諦めていましたが宅地建物取引士取得は自分自身の自信になりました。そこから勉強方法や勉強仲間ができ仕事で必要な建設業経理士の取得へ向け着実に合格をできました。仕事においても理解をし納得いきながら楽しく業務ができています。
可憐さん 60代
再就職できた。資格手当付き給料アップ
りんりんさん 40代
転職先での取得で手当てがもらえました
3位家計やライフプランの見直しにも活かせるFP(ファイナンシャルプランナー)
FP技能士は投資や税金など個人の資産運用について、将来設計などに合わせたアドバイスができる国家資格です。
保険会社や不動産会社などでの業務に直結する知識を身につけられることはもちろん、自身の家計やライフプランの見直しにも活かせることがメリットといえるでしょう。
また、3級FP技能士への合格すれば、2級FP技能士試験の受験資格を満たすことができます。
2級FP技能士を取得すれば、就職や転職でも強いアピールポイントにできるでしょう。初めて学ぶ方は、足掛かりとして3級から取得を目指すことをおすすめします。
資格を取得するには?
3級は、FP(ファイナンシャルプランナー)に興味がある方であればどなたでも受験できます。
試験は通常年3回実施されていましたが、現在3級FP技能検は全国のテストセンターにて随時試験を実施しており、2025年より2級FP技能士も随時試験ができるようになりました。
年金や金融商品、不動産などを効率良く学べます
お金に関するリテラシーは、仕事だけではなく生活全般で常に役立つもの。FP(ファイナンシャルプランナー)も上位にランクインしましたね。年金や金融商品、不動産など、それぞれを個別に学んだら本当に大変ですが、FPはそれらの分野をまとめて効率良く学べるのが非常に良いですね。どんな人にもお金の知識は必要なので、取ってよかったと思ってもらえるはずの資格です。3級なら比較的短期間でも合格でき、6分野に分かれて少しずつスキマ時間での勉強がしやすいので、忙しい方でも大丈夫です。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
らいおんず坊やさん 自営業 50代
当時会社から資格取得の報奨金も頂けました。それも嬉しかったですが、やはりそれが社内の掲示板に載る制度もあり、周りの方からすごいねーと言われたことが嬉しかったですね。
あとはお金のことや、保険、年金などのことについて詳しく知れ、資産運用などにも精通するきっかけにはなりました。
まるさん アルバイト・パート 30代
仕事の事務処理もなぜこの手続きが必要か納得できることが増えた。それにより、精神的なストレスが、軽減された気がします。
田澤暁子さん 会社員 30代
事務職だったのですが、財務全般に関わることができるようになりました。(将来は税理士資格までを目指します)
4位多くの活躍の場がある国家資格!乳幼児保育のプロ保育士
保育士は専門知識や技術を身につけ、安全な環境をつくりながら、子どもたちの社会性・自立心・感性を育むための保育をおこないます。
「保育士」を名乗って働くことができるのは、保育士国家資格を所有している人だけです。保育園の他にも、ベビーシッターや放課後児童クラブ(学童)、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、放課後等デイサービスなどさまざまな活躍の場があります。
資格を取得するには?
保育士を目指すには、①講座や独学で学び、保育士国家試験に合格して取得する(受験資格あり)、②養成校( 専門学校・大学・短大)を卒業して取得する2つの方法があります。
社会人や主婦から目指す方は、①の方法や、②の方法で専門学校や通信制大学等で卒業と同時に取得する方法がおすすめです。
人と関わる仕事の選択肢として、学んでみる価値あり
子育ての知識が勉強に活かせる、または保育士の知識を子育てに活かせるので、子どもと関わる方にはオススメ。受験資格がないのではないかと心配になる方が多いと思いますが、専門学校等に通わなくても意外に幅広い受験資格なので一度チェックしてみても良いでしょう(大卒等、一定の条件を満たせば実務経験無くても受験可能)。実は高齢者など、接する対象も子どもだけではないので、人と関わる仕事の選択肢として、学んでみる価値あると思います。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
ちびまめさん 30代
保育士資格を取得して、保育園ではなく放課後児童クラブで働いているが、資格を持っているとパートではなく支援員という枠があり、時給が高い。
あんちゃんさん 公務員 60代
退職を機に取り組んだ。資格を得たことも大切だけど、退職という節目に立って、新たな自分を創り出す、挑戦すること、そしてその挑戦に勝てたことが、なんか資格取得以上に嬉しかった。まだまだこれからという気持ちにさせてくれました。
こまさん アルバイト・パート 40代
保育士資格を取得し、自治体の子育て事業で保育士として働いています。保育士資格が必須なお仕事は募集がたくさんあり、資格取得後すぐに仕事が決まりました。自分が希望する働き方ができています。
ピコさん アルバイト・パート 20代
自分が幼稚園の頃から憧れていた保育園の先生になれたこと、子どもたちから「先生!」と呼ばれるたびに嬉しくなります!保育園では資格が無くても働く事は出来ますが、保育士の資格を持っている事で保護者からも信用されますし、保育は人が足りないので就職で困ることがなかったです。
この資格スキルが学べるスクール
5位需要が高く、家族の介護にも活かせる介護の資格
高齢化社会でニーズの高い介護業界。介護に関する基本的な知識や技術を問われる入門者向けの資格には、「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」があり、1~4ヶ月程度で取得が目指せます。介護業界のキャリアパスとしては、初任者研修→実務者研修→国家資格介護福祉士とステップアップができ、資格手当での収入アップも見込めます。
また、国によって介護職員の待遇改善対策が徐々に行われており、今後も期待ができる業界です。
資格を取得するには?
介護職員初任者研修と実務者研修は受験資格がなく、講座を受講し修了することで資格が得られます。
国家資格介護福祉士を目指すには、さまざまなルートが存在しますが、実務者研修は介護福祉士の受験資格にもなっています。実務者研修を修了し、3年以上実務経験を積めば受験をすることができます。介護業界で働きながら経験を積み、国家資格を取得したい方におすすめのルートです。
家族にも必要となる技術。仕事にも繋げられればまさに一石二鳥
高齢化が進む中で、介護資格に注目が集まるのも納得です。福祉系の資格は、直接人に接するということもあって、受験資格の制限が厳しかったりします。介護福祉士は専門学校または養成施設がほぼ必須となるので、まずは初任者研修からステップアップしていくのが良いでしょう。家族にもいつか必要になる介護の知識や技術が、仕事にも繋げられればまさに一石二鳥。取ってよかったと思える資格になるはずです。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
森 可奈子さん 会社員 40代(ホームヘルパー2級)
介護について全くわかりませんでしたが、資格を受けることによって知る情報や決まり事、そして相手の感情や行動等、沢山学び知ることが出来ました。介護の仕事はしていませんが、学んだことは今でもとても役になっています。学んだからこそ理解が出来ます。
ちひさん 会社員 40代(介護福祉士)
転職を考えた時に資格があるとないとでは選択肢の幅が違う。それにやはり資格を持っているとお給料の面でもベースから違います。
かりあげさん 派遣・契約社員 30代(実務者研修)
異種転職し、今研修中です。国家資格受験資格も得られスキルアップも出来るので、この先長く業界で仕事を続けられる事です!
ikさん 会社員 40代(介護職員初任者研修)
資格手当がついた
この資格スキルが学べるスクール
6位ITに関係するすべての人が活用できる試験情報処理技術者試験
情報処理技術者試験は、情報処理技術者としての知識や技能が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
対象者別、レベル別、専門別(9区分)で試験があり、大学生や社会人としてITの基本的な知識を身につけたい方は、ITパスポートがおすすめです。ITに関することだけでなく経営戦略、会計や法務など幅広い知識がバランス良く習得できます。
プログラマ、エンジニアを目指す方は、まずは登竜門でもある基本情報技術者試験や、さらに応用的な知識や技能を問われる応用情報技術者試験の合格を目指しましょう。さらに高度な専門的試験に合格すると、資格手当がある場合も多いようです。
資格を取得するには?
特定の受験資格は設けられておらず、どなたでもどの試験区分から受験することができます。
ただし、試験区分によって難易度やレベルが異なるため、自分のスキルやレベルに合った試験から挑戦しましょう。多くの試験はCBT方式で、自分の希望の日程で全国のテストセンターのパソコンで受験できます。
IT業界にいない方でも、情報処理で学べる内容は幅広い
今や、どんな場所でも必要なITの知識。情報処理が中盤に入ってくるのも、なるほど確かにと思いました。私自身はシステムエンジニアとして10数年勤務していた経験があり、士業の仕事や講演その他で独立して仕事をしている今でも、情報処理のスキルは非常に役立っています。例えばプロジェクトマネジメントは、大きな仕事を進める時に大変有益なもの。IT業界にいない方でも、情報処理で学べる内容は幅広いので、きっと取ってよかったと思える資格になると思います。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
小原祭さん 自営業 30代(ITパスポート)
技術的な会話に自信が持てるようになったり社内のシステム改善提案が通りやすくなった
アクアさん 会社員 40代(ITパスポート/情報セキュリティマネジメント)
資格を取得して、会社からセミナーを依頼され、評価されて、昇給につながるようになり、資格取得熱が高まっている。私は口下手で人と会話することが苦手だったけど、会社でセミナーを開催してから、人と会話することが苦手ではなくなった。資格を取得することで、スキルアップだけではなく、苦手なことが苦手ではなくなったのはいいことだと思う。
ゆりんこばりえさん 会社員 20代(基本情報技術者)
会社から資格手当をもらえたこと。
あひとさん 会社員 40代(応用情報技術者)
昇進の条件の一つだったため、無事合格して昇進試験を受けることができ、昇進することができました
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7位料理に関するあらゆる仕事に活かせる国家資格調理師
調理師は、 調理法や栄養・衛生など、食に関する知識やスキルを証明する国家資格です。調理師になるためには、調理師免許の取得が必要となります。
活躍の場は、飲食店はもちろん、企業や病院などの給食、飛行機の機内食、食品関係企業の開発部門など、料理がつくられるありとあらゆるところにあります。
資格を取得するには?
調理師免許を取得するには、①厚生労働大臣が指定する調理師養成施設(調理師学校)の卒業、②飲食店や給食施設などで2年以上調理業務の実務経験を積み、調理師試験を受験する方法があります。
①の方法では、学費の一部が戻る社会人向けの教育訓練給付制度対象の学校も多く、社会人の受け入れを歓迎している学校も多くあるようです。
自分や家族にも役立つスキル
飲食店をはじめ、様々な場所で活かすことができるのが調理師。「食」という大変広い活用場面があるので、ランクインも納得ですね。料理自体は誰でもできるものですが、そこに理論的な裏付けがあるかどうかで当然ながらパフォーマンスは変わってくるもの。どんな資格にも言えることですが、ちゃんと学んでいることのアドバンテージがあるのは間違いありません。自分や家族にも役立つスキルとして、アリな資格です。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
れのまるさん 会社員 20代
私は高校3年間で調理師免許を取得しました。調理師免許を活かして卒業後は病院で調理師として3年勤務し資格手当や職能給も頂く事ができました(^▽^)/
今後は調理師免許を活かして海外で修業し自分のレストランを開く予定です♪
あつさん 会社員 20代
食品関連の仕事に就くきっかけとなり、レシピ開発チームに参加できるようになりました。
かなごんさん アルバイト・パート 40代
飲食店への就職に有利になった。
この資格スキルが学べるスクール
8位人事・総務部を支える!「人の管理のプロ」社会保険労務士(社労士)
社会保険労務士(社労士)は、企業の「人事」や「総務」の保険手続きや処理、労働契約書、退職金算出、ハラスメントの予防、給料計算、社内規則といった人の管理や相談業務などを行う国家資格です。
社会保険労務士が時間や手間のかかるそれらの業務を担うことで、企業は円滑に業務を行えるようになります。
働き方の多様化や労働環境も変化をしていく中、人事労務の問題解決役として、今後も需要が高まる可能性があります。
資格を取得するには?
国家試験は例年8月第4日曜日に実施されています。
大卒や短大卒などの受験資格がありますが、所定の学歴がない場合でも、実務経験があれば国家資格を受けることができます。
標準学習期間は、約800〜1,000時間と言われており、難関な資格です。その分取得後は開業などで収入アップや活躍の場も広がる資格です。
1〜2年講座等を利用しながら計画的に学習しましょう。
「働き方」について詳しくなれるのは、社会人全般にとって大変有益です
私自身の中でも有数の、取ってよかった資格の一つ。社会保険労務士のおかげで、副業が始まり、最終的には独立して大きく暮らしを変えることができました。マークシート形式の試験は簡単そうに思えるかもしれませんが、合格率は数%の難関です。ただ「働き方」について詳しくなれるのは、社会人全般にとって大変有益なもの。1000時間ともいわれる勉強時間が必要なので、しっかりと考えたうえで踏み出すのがオススメです。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
あきさん 会社員 50代(社会保険労務士/特定社会保険労務士)
就職が出来た(年齢的にかなり難しかったと思います) 特定合格時は事務所で表彰されて、少し自信がつきました。
キラキラさん 会社員 50代(社会保険労務士(特定付記))
社労士はできる仕事や出会う人がガラッと変化したので、人生においてとても良かったです。お陰で副業を開始できました。
なまけものさん 会社員 30代
専門性の高い知識を身につけることで、企業の人事・労務管理の中核を担えるようになるところ
この資格スキルが学べるスクール
9位全国どこでも働けて取得しやすい医療系の資格医療事務
医療事務とは、病院や診療所などの医療機関で、窓口業務・診療費の計算・会計業務・診療報酬明細書(レセプト)作成を行う事務職です。
正社員・パート・アルバイト・派遣などさまざまな雇用形態があり、全国どこでも働けるため、ライフスタイルの変化が多い女性に人気の職業です。
資格を取得するには?
資格や学歴は問われませんが、医療事務には多くの民間資格が存在しており、事前に学習してからの就業がスムーズでしょう。
通信講座や在宅受験で数ヶ月の学習期間で取得できるものもありますので、ご自分に合った資格や講座を検討しましょう。
比較的取得しやすいものが多いので、チャレンジしやすい
手堅い人気の医療事務。資格スクール等の資料には必ずと言っていいほど目立つ場所に掲載されていますので、皆さんの関心も高いですね。実際、通常の事務職とは異なる知識が必要になってくるもので、細かな計算はシステムで出来るとしても仕組みを知っておくことは働くうえで必須。いつになっても、一定のニーズがある分野です。比較的取得しやすいものが多いので、チャレンジしやすいというのも良い点です。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
さとりんさん 60代
電子デバイス製造業の技術者から医療事務の資格取得したおかげで全く畑違いの医療関係の仕事に就き、救急外来受付、時にはドクターヘリの受付などできたことがとても良い経験になりました。
maruさん アルバイト・パート 20代
資格を持っていることで職を探しやすく1回辞めたあとも再就職しやすかった
神忍よもぎさん 会社員 30代
20代の頃に簿記の資格を取りたいと思い本屋へ行き、そこでFPの参考書を何気なく手に取りました。内容が面白そうだと思い、簿記ではなくFPの本を購入し、独学で資格を取りました。生活に役立つ知識も多くあり、取得して良かったです。
ぴょんすさん 会社員 30代(医療事務技能審査試験、日商簿記検定2級、調剤薬局事務管理士、秘書検定準1級)
医療事務につきたくて入った学校で医療系だけでなく、一般事務でも対応できる資格も取得することができました。就職の際に職種が広がり、すごく助かりました。おかげでいい職場に巡り合うこともできました。
この資格スキルが学べるスクール
10位医薬品を販売できる国家資格に準ずる資格登録販売者
登録販売者とは、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品のうち、市販薬の90%以上を占める第2類・第3類の医薬品を販売できる資格です。
医薬品を取り扱うドラッグストアなどの店舗では、薬剤師または登録販売者がいなければ薬を販売することができません。
ドラッグストア、調剤薬局、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンターなどで活躍ができ、資格手当があるケースも多いようです。
資格を取得するには?
登録販売者になるには、都道府県で実施される登録販売者試験に合格する必要があります。
国家資格に準じた資格ですが、未経験でも受験でき、比較的ハードルが低いというのが特徴です。
標準学習期間は約300~400時間と言われており、3ヶ月から半年程度が目安になります。
日常生活に役立つ知識。楽しみながら学べます
名前がわかりにくいのですが、医薬品の販売に関わるのが登録販売者。法制度などから、医薬品そのものについても詳しく学びます。ドラッグストア等で働く際に有利なのはもちろん、医薬品の知識は自分や家族にも直接役立つもの。年1回でありながら、エリアによって試験日が異なるので何回か受験のチャンスがあるなど、試験のスタイルが少し独特です。日常生活に役立つ知識なので、楽しみながら勉強しやすいでしょう。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
りんまめさん アルバイト・パート 50代
時給が上がった。薬の知識を持つことができて、自分が体調を崩した時でもどの薬がいいのかを判断できるようになった。
モンブランさん アルバイト・パート 30代
給料に資格手当が少しついた。
ちゃんみょんさん 会社員 30代
登録販売者は、取得しているだけでドラッグストアなどで給与が通常よりアップするので、とてもありがたい資格でした。また、薬の知識も、市販薬にとどまりますが、ある程度はつくので、自分自身の健康に目を向けるきっかけになり、風邪薬など選ぶ際にも役立ちます。
一度取得すれば更新の必要もなく、取得までは大変ですが、その分大きな価値のある資格だと思います。
トコトコさん 60代
パートから、転職して正社員になれた。
この資格スキルが学べるスクール
番外編! こんな資格も人気でした!
惜しくも10位には入りませんでしたが、みなさんのコメントが多かった資格をご紹介します。
心理系資格
心理やカウンセリングのスキルは、自分や家族の心のケアにも役立ち、ストレスやメンタルヘルスが社会的な問題となっている日本で、ニーズの高いスキルと言えます。
心理系の資格には、大学や大学院等で学んで取得を目指す臨床心理士や認定心理士、国家資格である公認心理師の他にも、文部科学省後援のこころ検定®やメンタルヘルス・マネジメント検定®など、比較的取得が目指しやすい資格があります。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
じゅんさん 公務員 40代(公認心理士)
自分の自信とこれから希望を持って人生設計が出来るようになった
あわぽんさん 会社員 40代(メンタルヘルスマネジメント検定二種)
周りだけでなく、自分のメンタルを調えることができます。
この資格スキルが学べるスクール
色彩検定
「公益社団法人 色彩検定協会」主催の、色に関して幅広い知識や技能を評価する検定試験です。幅広い層の方が受験していて、資格としての知名度もあります。1級から3級までありますが、受験制限はなく、どの級からでも受験可能です。
ファッションや美容、デザインやインテリア関連など色を活かす仕事だけでなく、プライベートのファッションなどにも活かせます。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
カルタさん 会社員 30代(色彩検定2級)
仕事で使うことも多いですが、趣味のネイルでの色彩感覚が得られるようになったと思います。特にオタク活動の推しカラーデザインは自信がつきました。
パリさん 会社員 30代(色彩検定1級)
服やバッグ、メイク関係ラグジュアリーブランドに就職した。
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社会福祉士
社会福祉士とは、社会福祉援助に関する専門的な知識と技術を持っていることをあらわす国家資格です。障がい者や高齢者、虐待されている子供などが抱えている問題の解決がはかれるよう、相談を受けたり助言したりといった「相談援助業務」、必要があれば医療・保健分野とも連携し、関係者につなぐ業務をおこないます。
社会人や主婦の方が目指す場合、一般大学や短大を卒業した方は、短期もしくは一般養成施設を卒業することで国家試験受験資格が得られます。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
かさん 会社員 30代
介護しているだけではなく、介護と社会のつながりや問題を知るきっかけになった
みかんさん 公務員 30代
仕事に幅が広がり、資格手当がもらえた
らばさん 専業主婦 30代
資格があることで新入社員の教育係をすることになった!転職に有利だった!
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TOEIC(R)L&R
TOEIC®L&Rとは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界約60ヶ国で実施されている世界共通のテストで、L&RはListeningとReadingの略で、聞く力、読む力を測定します。
年齢や学歴など受験資格はなく、どなたでも受験ができます。試験は毎月全国で開催されています。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
鬼頭新一さん 50代
大学職員の仕事で、通訳などで役に立った。また、アメリカの大学に入るのに、点数が役に立った。
ケニーさん 会社員 30代
外資系企業で海外案件を担当できるようになり、昇進の大きな後押しになった。
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秘書検定
秘書検定とは、ビジネス系の定番資格です。社会人として誰でも備えておかなければならない基本的な常識を学ぶことができます。難易度ごとに3級から1級まで用意されています。
3級と2級は年3回(2月、6月、11月頃)、準1級と1級は年2回(6月、11月頃)に試験があり、どなたでも受験することができます。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
もちこんぶさん 会社員 20代
社会人としての失礼のないよう、マナーなど身につけるために勉強しましたが、上座下座など理解することができ、クライアントや上司とタクシーに乗る場面や会議室での打ち合わせの時など社会人になった今もとても役立っています。
まるさん 会社員 40代
憧れの秘書の仕事に就けました。やり甲斐があり毎日が楽しいです。
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危険物取扱者
危険物取扱者とは、ガソリンや灯油、アルコールなど、爆発・炎上しやすい危険物を取り扱う国家資格です。一定数量以上の危険物を取り扱ったりするガソリンスタンドなどの施設には、危険物取扱者の有資格者を置くことが法律で義務づけられています。
危険物取扱者免状には甲種、乙種及び丙種の3種類があります。乙種と丙種には受験資格がないため、どなたでも受験できます。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
くまくまくま8さん 会社員 50代(危険物取扱乙4類)
会社リストラ後、ガソリンスタンドで第二の人生を歩めた。
はるかさん 会社員 30代(危険物取扱乙4類)
自分の受け持つ業務とは無関係でしたが、会社の規定により手当がもらえました。勉強自体も為になったし、やって良かったです。
山田博文さん 60代(危険物取扱者甲種)
再就職に役立った。
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看護師
看護師とは、一般的に看護師と准看護師の2つの資格のことを言い、看護師は看護師国家試験に合格すると取得することが出来ます。ケガや病気で治療を受ける患者の「療養上の世話」と、医師の指示を受け行う「診療の補助」の2つが看護師の主な仕事です。
看護師になるには、まずは看護学校(大学、短大、専門学校)で看護師の国家試験受験資格を取得し、卒業後に国家試験に合格して看護師免許を取得する道が一般的です。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
ヤンさん 会社員 30代
周りの友人が就職先に悩む中、看護師免許を持っていれば就職先がたくさんあり選べるところや、給与も比較的高いところが良かったと思っています。
西村正広さん 会社員 20代
やっぱり困っている人、つらい人を少しでも助け、笑顔になってもらう瞬間がうれしい。人のために働けるいい資格、職業と思います。
みーちゃんズのママさん アルバイト・パート 40代
やりたいこともなくただ親に看護師になれと言われて資格を取りました。看護学校は実習の記録、勉強、本当に大変でしたが、子供が小学生になったタイミングでスムーズに仕事復帰したことがよかったことだと思います。
フォークリフト免許
フォークリフトとは、建設現場、工場、倉庫などで幅広く使用されている、荷物を積み込む運搬する機械です。最大荷重1トン以上を運転する場合は、フォークリフト運転技能講習を修了した者ではないと業務には就かせてはならないと定められています。
普通自動車免許を持っている場合は短期間で合格率も高いため、取得しやすい資格と言えるでしょう。
取って良かった!実際に取得した方の口コミ・声
たくパパさん 会社員 40代
自分は昔から物流業で仕事がしたくて20代の頃から従事していたんですが、自分のスキルアップのためにフォークリフトの資格を取得して、仕事の幅が広がり40代になった今でも物流業で楽しく働く事が出来ています。
たっちさん 会社員 60代
定年後に取得しましたが、のちの仕事の決定につながった。
いっちゃんさん 会社員 20代
フォークリフト免許を取得して本当に良かったと感じた事は荷物の積み下ろしや移動を全て人力で行っていました。時間も体力も大きく消耗していました。しかし免許を取ってからは作業効率が格段に上がり、重い荷物も安全かつスムーズに扱えるようになりました。特に繁忙期にはフォークリフトを自在に操作できることで現場全体の流れがスピードアップし、上司や仲間から頼られる機会も増えました。資格を活かして仕事の幅が広がり、自信にもつながっています。
きら。さん 会社員 30代
製造業勤務の時に取得したが、その後意外なところで役に立つことが多かった。事務仕事に転職後にトラックドライバーさんの手伝いで使ったのは意外だった。後は親戚の家の農業の手伝いなどにも!
600以上の資格を持つ
資格ソムリエ林さんに聞く
取って良かった資格の魅力
社会保険労務士、宅地建物取引士、簿記など600以上の資格を取得している資格ソムリエ林さんが取って良かった資格は?
たくさんの資格に挑戦してきた林さんに教わる資格の魅力や、資格取得を目指すみなさんへのメッセージもいただきました。
取って良かったと感じる資格は?
やはり、メインの仕事で給料が上がるとか、副業ができるなど「稼ぎ」につながるものは取って良かったと感じられるでしょう。
では稼ぎにつながらない資格は意味が無いかといえば、全くそうではありません。例えば、少し前にワインエキスパート(≒ソムリエ)の資格を取得したのですが、スーパーのワインでも毎日の食事や気分にぴったりのものを合わせることが出来ますし、人にワインを選んでも大変喜んでもらえます。
資格の使い道は人それぞれですが、自分なりの活かし方をイメージして、それに合う資格であれば取って良かったと実感できるでしょう。
資格を通じて得られることや魅力は?
資格取得を通じて、自ら学ぶモチベーションやプロセスを身につけることができます。そのため、簡単な資格であっても取得にはメリットが大きいといえます。
また、資格は「第三者認証」というのもポイント。いかに経験豊富でも他人から見たら知識やスキルのレベルはわかりにくいものです。資格取得によって、自分の姿勢やスキルがまとめてアピールできる材料が得られるので、コスパに優れています。さらに、資格の教材は必要な範囲のことをコンパクトにまとめているので、学びのタイパも良いもの。資格はメリットだらけなのです。
これから資格を取得したいと考える方に伝えたいこと
資格を取ろうと思ったときに、重要なのは「いきなり勉強をはじめない」ということです。勉強をはじめる前に、取ろうと思った資格のことをしっかり調べましょう。これは旅行でいえば計画を立てる段階。いきなり出かけるのも楽しいかもしれませんが、ちゃんと計画しておかないと効率よく進められないのは明らかです。
また、勉強するうえでの難しさや、取得後の活かしやすさといった、場合によってはネガティブな内容についてもあらかじめ知っておくのが重要です。これによって、自分の中に確固たるモチベーションの土台を作ることができ、着実に進むことができます。
さらにくわしい資格ソムリエ林さんのインタビュー記事では、「資格の魅力と自分に合った資格の選び方」や「資格の活かし方」などを教えていただいています。ぜひ参考にしてください!
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