心の健康を支えるプロフェッショナル心理学・カウンセラー
この資格のポイント
- 精神疾患の患者増加で、ニーズが急上昇
- 副業やWワーク、オンラインでも働ける
- 自分や家族の心の健康を守る力が身につく
近年、社会全体でストレスに悩む人が急増しており、精神疾患を抱える患者数は約615万人に達しています。ストレスの原因はさまざまで、共働き世帯の増加や介護など家庭内の負担はもちろん、職場での過重労働も一因です。以前から問題視されていたいじめや児童虐待に加え、近年ではSNSの普及による誹謗中傷も深刻化しています。
2024年の厚生労働白書によると、2022年の調査では82.2%もの労働者が日常的にストレスを感じていると回答しています。精神障害による労災認定件数も年々増加し、職場や家庭でストレスを抱える人が増え続けています。そのため、心理カウンセラーの需要はかつてないほどに高まっています。
スタッフからのおすすめポイント
心理学やカウンセリングの知識は、仕事だけでなく日常生活や家族関係にも役立ちます。自分自身はもちろん、家族が困っているときにもサポートできるうえ、生涯にわたって活かせるメンタルケアのスキルを身につけられるのでおすすめです。
心理カウンセラーが目指せるおすすめスクール一覧
心理・メンタルヘルス資格情報
心理学、カウンセリング、メンタルヘルスに関係する資格をご紹介します。未経験から取得可能な資格や、受験資格がある専門系資格までさまざまあります。
資格名 | どんな資格? | 資格取得方法 | 学習期間 |
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メンタルケア心理士® | 比較的短期間+安価で心理学が学べる初心者にも安心の資格 | どなたでも受験可。文部科学省後援こころ検定®2級を受験し、合格 | 約4ヶ月 |
メンタルヘルス・マネジメント検定試験 | 職場のメンタルヘルス対策に必要な知識・技術・態度を問う検定試験 | どなたでも受験可。商工会議所の主催する試験に合格 | 約3ヶ月 |
メンタルケアカウンセラー® | 心理学の入門知識やコミュニケーションの基礎能力を証明できる資格 | メンタルケア学術学会指定講座を受講後、試験に合格 | 約3ヶ月 |
NLP(Neuro Linguistic Programing) | ビジネスシーンやスポーツの世界でも活用される1970年代にアメリカで生まれた心理学 | NLP協会が認定する講座を受講し、認定試験に合格 | 約1ヶ月から |
認定心理士 | 心理学の基礎を体系的に学べる、心理・福祉の専門職を目指す方にもおすすめの資格 | 通信制大学などで必要な単位を取得し日本心理学会へ申請 | 1年以上 |
公認心理師 | 2017年に施行された「公認心理師法」に基づいてできた心理職の国家資格(名称独占資格) | 大学・大学院で指定された科目を修了し、国家試験に合格 | 2年以上 |
資格は他にも存在します。スクールや講座によって取得できる資格は異なりますので、まずは気になる講座を資料請求し、じっくり検討してみてはいかがでしょうか。
最近では、企業が社員のメンタルヘルスケアを重視している影響で、職場でのストレス管理をサポートする仕事が急増しています。オンラインを活用したリモートカウンセリングが普及しているため、場所にとらわれずに働けます。全国にいる人々の心のケアに携われるので、とてもやりがいのある仕事です。