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日本語教師の仕事内容とは?資格や働き方について解説

日本語教師

日本語教師とは、外国人を対象に日本国内や海外で日本語を専門的に教える仕事です。
国家資格は必要ないものの、正しい日本語や文法などの専門知識が求められます。
当ページでは、日本語教師を目指されていたり、興味をお持ちの方に向け、日本語教師の仕事内容や資格、適性について解説します。

公開:2017-09-04 (最終更新:2020-11-26)

この記事を編集したのは

BrushUP学び編集部:土井

BrushUP学び編集部:土井

日本語教師の要点をわかりやすく紹介!

1.日本語教師とはどんな資格?

外国の方に日本語を教える語学教師のこと

国内で日本語教師になるために「3つの条件」がある

(1)大学または大学院で日本語教育主専攻または副専攻を修了していること
(2)日本語教育能力試験に合格していること
(3)学位を持ち、なおかつ文化庁が受理した420時間以上の日本語教師養成講座を修了していること

高卒者の方は、
A. 日本語教育能力試験に合格する
B. 大学などで日本語教員課程を履修する

上記のAもしくはBを満たすことで、国内で日本語教師になることができる!

2.日本語教師の仕事とは?

・語学留学生が通学する国内の日本語学校の教員
・地域の外国の方に日本語を指導するボランティア
・企業や工場でビジネスマンや研修生に向けた日本語の指導
・海外の日本語学校や中学、高校の日本語教育を行う日本語教師
などがある

関連記事:
日本語教師の需要は?現状や将来性、国内外での就職について解説します!

3.日本語教師の給料とは?

・正社員の場合:月給約20万円 年収約300万円程度
・非常勤講師の場合:1コマ約1,500~2,000円程度(週2~3日出勤など)

関連記事:
日本語教師の給料・収入・年収は?キャリアアップの方法や実情について解説!

4.日本語教師の資格取得に向けたスケジュール例

日本語教師の資格試験に合格するまでの勉強時間を、2パターンのモデルスケジュールをもとに動画で紹介します。

▼学習期間イメージ

  • Aさんの場合
    ・文化庁受理の420時間養成講座を受講
    約6ヶ月
  • Bさんの場合
    ・日本語教育能力検定試験を目指す
    約9ヶ月

学習時間はあくまでも目安です。
スクールへの通学や通信講座で、効率よく合格を目指すことができます。
・法改正など最新の試験情報に対応
・蓄積された合格ノウハウによる効率的な学習

日本語教師講座・スクール比較

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日本語教師の資格を取得するまで!動画でわかりやすく紹介!

日本語教師とは?

主な仕事内容

日本語教師とは、日本語学習者対象に正しい日本語での会話や読み書き発音などを教える授業を行う仕事です。
学習者により、習熟度合いも異なるため、個別に学習計画を立てる必要があります。

その他にも業務はさまざま
授業に関する仕事では、教材の準備、テストの採点や添削、授業外で生徒の質問への回答など、授業の時間以外にやらなければならないことが多々あります。
また、日本語教師は学校の職員として、日本語学校に通う生徒の出席管理や、学校のイベントの企画を行うこともあります。

サポート役も担う
日本に留学して学ぶ学生は、日本で長期間生活することになるため、母国と日本の文化や習慣の違いに戸惑うこともあるでしょう。
日本語教師は、学生にとっては日本人の代表であるともいえます。
日本語という言葉だけではなく、日本の文化や習慣を教えることで、日本の理解を深めるサポート役も担います。

就職先・活躍の場

日本語教師の活躍の場を問われても、学校や語学スクールくらいしか思いつかないという方もいるのではないでしょうか。

活躍の場はさまざま
実は、日本語教師の活躍の場は日本国内外を問わず数多くあります。
たとえば、日本語学校や大学の留学生のための別科、インターナショナルスクールなどの学校関係の他、外国人採用をしている企業、外国籍の介護士がいる施設などでの企業内のレッスンなどでも日本語教師の需要はあります。
その他にも、海外技術研修センターや、在日大使館・領事館、青年海外協力隊などでも日本語教師は求められる存在です。

日本語を学習する外国人は増加している
「2018年度日本語教育機関調査」によると、日本語学習者数は、過去約20年間で1.8倍に増加しています。
ここ数年は、経済情勢や震災の影響であまり伸びてはいない印象ですが、それでも世界で日本語を学ぶ人たちが数多くいることが分かります。
このように学習者数が増加すれば、ますます日本語教師の活躍の場は増えるでしょう。

日本語教師講座・スクール比較

日本語教師になるには

日本語教師への3つのルート

(1)日本語教育能力検定試験に合格する
日本語教育能力検定試験は毎年10月に実施され、どなたでも受験することができます。
合格すると、大学で日本語教育の副専攻を修了するのと同程度の知識量があるといわれています。

●合格率はおよそ20%台
日本語教育能力試験の合格率は、例年20数パーセントと、難易度は高めです。

(2)大学の日本語教育専攻を修了する
大学で日本語教育について学び、卒業をすることで確実に日本語教師としての条件を満たすことができます。
日本語教師としての条件を満たすだけではなく、大卒資格も手に入れることで、給与の面などでのメリットもあるでしょう。

(3)教育機関での420時間養成講座を受講する
日本語教師養成講座を修了するルートの場合、大学卒業が前提条件となります。
文化庁が受理している日本語教師養成講座は、通学講座が主なもので、約6ヶ月勉強する必要があります。
学校によっては、午前・午後のフルタイムで勉強し、3ヶ月で修了を目指すコースもあります。

関連記事:
420時間日本語教師養成講座とは
日本語教育能力検定試験とは?難易度や合格率、勉強方法について解説!

日本語教師の国家資格化が進んでいる

日本語教師を国家資格にし、新たに「公認日本語教師」を創設する議論が進んでいます。
近年、日本国内で日本語を学ぶ外国の方が増加し、専門知識のある日本語教師の需要が高まっていますが、日本語教師として働く方の多くがボランティアであるということがその背景がにあるようです。

国家資格にするねらい
日本語教師を国家資格へ昇格させ、労働上での待遇や条件を見直す議論の活発化や、日本語教師の「質」を高めるねらいがあるようです。

公認日本語教師の資格要件
(1):資格試験に合格
(2):教育実習を履修
(3):学士号を取得

公認日本語教師の資格を得るために、学士号すなわち大学卒業が資格取得の必須要件となる可能性があります。

日本語教師講座・スクール比較

日本語教師の働き方

雇用形態

日本国内外を問わず
日本語教師の求人の状況など労働市場について解説します。
日本語教師としての働き方は正社員である常勤講師として働くか、パートやアルバイトとしての雇用の非常勤講師として働くかに大きく分類されます。

日本国内では非常勤の求人が多い
日本の求人では、国内日本学校などでは常勤よりも非常勤講師の募集が多い傾向にあり、現在では、日本語教師として働く人の大半を非常勤講師が占めています。
そのため、副業として日本語教師をする人が多くなってきているのです。

海外では常勤が多い
一方、海外で日本語教師を仕事にする場合は、常勤講師の方が多いとされています。

勤務時間について
また、勤務時間もそれぞれの雇用形態によって異なるため、収入や待遇面で不安定になることも考えられます。

関連記事:
日本語教師の就職事情、新卒で働く場合の働き方を紹介します。

給料

日本語教師の給料は、働く場所や年齢、経験のほか、雇用形態(常勤の正社員か非常勤講師)などによっても異なります。
日本国内で働く場合の平均年収について、雇用形態別にご紹介します。

常勤
●平均月収:約20万円程度
●平均年収:約300万円程度

非常勤
●平均月収:12.5~25万円程度(※平均年収幅から算出)
●平均年収:約150~300万円程度

海外の場合
海外で働く場合の給料については、具体的な額を断言することはできません。
国・地域、勤務先によって大きく異なるようですが、現地の所得水準並みもしくはそれ以上の給料を得ることができると言われています

関連記事:
日本語教師の給料・収入・年収は?給料アップを目指す方法も紹介!

求人の状況

勤務時間について
それでは、求人の状況など、日本語教師の労働市場について解説します。
日本語教師を職務別に分類した場合、全体の約60%という割合をボランティアが占めています。

勤務時間について
次に非常勤講師が28.5%と多く、常勤講師として働いている人となるとわずか11.5%です。
日本語教師は、その専門性や難易度に対し待遇面で恵まれているとは言えないのが現状で、実際に国内の日本語学校などの求人を見てみても常勤講師よりも非常勤講師の募集が多い傾向にあります。

勤務時間について
さらに、採用試験時にはあらかじめ書類選考を行った後に模擬授業や面接などを行うことが多く、経験を重視した採用が多く見られます。
そのため、資格や経験がない場合の就職や転職は難しいでしょう。

日本語教師講座・スクール比較

日本語教師の適性

日本語教師に向いている人

日本語教師に向いているのはどのような人でしょうか。

教えることが好きな人
まず、第一に考えられるのが、「人に教えることが好きな人」です。
日本語教師は人に言語を教える仕事です。
そのため、人と接することを楽しむことができ、伝えること、アドバイスをすることなどが好きで、それらにやりがいを感じる人に適性があると言えます。

異なる言語や文化に興味を持ち、工夫ができる人
日本語を学習する方は、元々言語だけではなく生活や文化の異なる国の方たちです。
日本人ならあまり苦労せずに理解できる微細な違いや言葉も、外国の方には理解が難しいことが多々あります。
学習者の言語や文化に興味を持ち、伝え方や教材の使い方を検討するなど、忍耐強く工夫ができる方が日本語教師に向いているでしょう。

日本語教師の苦労すること

一から教えること
日本語教師をする上での苦労は、「言語を一から教えることの難しさ」にあります。
日本語教師を仕事にする人は、日本語を不自由なく話すことができ、そのほとんどが日本語を母国語としています。
しかし、その基礎がない学習者に対して、日本語の文法や単語の説明や伝わり方を常に考え、道具を用いたり、動作をつけたりなど方法を探っていく必要があります。

価値観の違い
また、異なる国の出身の方々を同時に教える際、意見の衝突が生じたり、価値観の違いがあったりと、思いがけないところで行き詰まることもあるでしょう。
これまでの当たり前を見直し、異文化に対しての理解を深めるなど日本語教師は常に根気を求められる仕事です。

まとめ

日本語教師の仕事内容や、日本語教師になるための方法、働き方、適性などをテーマにご紹介いたしました。
日本語を理解していない外国の方に指導を行うため、伝え方や文化や価値観の違いについても理解をしながら、どのように指導すれば伝えることができ、理解をしてもらうことができるのかを考えていく必要があります。
そのため、日本語教師講座を受講し、外国の方へ向けた指導法などについても詳しく学ばれることをおすすめします。

日本語教師講座・スクール比較

試験データ

項目 内容
資格・試験名 日本語教育能力検定試験
試験日

【令和2年度試験】
2020年10月25日(日)

試験区分 民間資格
主催団体 日本国際教育支援協会 日本語教育普及課
受験資格 特に制限しない。
合格率 28.3%
(2018年)
出題内容・形式 【試験の水準と内容】
・試験の水準:日本語教育に携わるにあたり必要とされる基礎的な知識・能力。

・試験の内容:
 試験1(90分100点)…原則として、出題範囲の区分ごとの設問により、日本語教育の実践につながる基礎的な知識を測定する。
 試験2(30分40点)…試験1で求められる「基礎的な知識」および試験3で求められる「基礎的な問題解決能力」について、音声を媒体とした出題形式で測定する。
 試験3(120分100点)…原則として出題範囲の区分横断的な設問により、熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力を測定する。

【出題範囲】ただし、全範囲にわたって出題されるとは限らない。
[1]社会・文化・地域
1.世界と日本 (1)諸外国・地域と日本 (2)日本の社会と文化
2.異文化接触 (1)異文化適応・調整 (2)人口の移動(移民・難民政策を含む) (3)児童生徒の文化間移動
3.日本語教育の歴史と現状 (1)日本語教育史 (2)日本語教育と国語教育 (3)言語政策 (4)日本語の教育哲学 (5)日本語及び日本語教育に関する試験 (6)日本語教育事情:世界の各地域、日本の各地域
4.日本語教員の資質・能力
[2]言語と社会
1.言語と社会の関係 (1)社会文化能力 (2)言語接触・言語管理 (3)言語政策 (4)各国の教育制度・教育事情 (5)社会言語学・言語社会学
2.言語使用と社会 (1)言語変種 (2)待遇・敬意表現 (3)言語・非言語行動 (4)コミュニケーション学
3.異文化コミュニケーションと社会 (1)言語・文化相対主義 (2)二言語併用主義(バイリンガリズム(政策)) (3)多文化・多言語主義 (4)アイデンティティ(自己確認、帰属意識)
[3]言語と心理
1.言語理解の過程 (1)予測・推測能力 (2)談話理解 (3)記憶・視点 (4)心理言語学・認知言語学
2.言語習得・発達 (1)習得過程(第一言語・第二言語) (2)中間言語 (3)二言語併用主義(バイリンガリズム) (4)ストラテジー(学習方略) (5)学習者タイプ
3.異文化理解と心理 (1)社会的技能・技術(スキル) (2)異文化受容・適応 (3)日本語教育・学習の情意的側面 (4)日本語教育と障害者教育
[4]言語と教育
1.言語教育法・実技(実習) (1)実践的知識・能力 (2)コースデザイン(教育課程編成)、カリキュラム編成 (3)教授法 (4)評価法 (5)教育実技(実習) 
(6)自己点検・授業分析能力 (7)誤用分析 (8)教材分析・開発 (9)教室・言語環境の設定 (10)目的・対象別日本語教育法
2.異文化間教育・コミュニケーション教育 (1)異文化間教育・多文化教育 (2)国際・比較教育 (3)国際理解教育 (4)コミュニケーション教育 (5)異文化受容訓練 (6)言語間対照 (7)学習者の権利
3.言語教育と情報 (1)データ処理 (2)メディア/情報技術活用能力(リテラシー) (3)学習支援・促進者(ファシリテータ)の養成 (4)教材開発・選択 (5)知的所有権問題 (6)教育工学
[5]言語一般
1.言語の構造一般 (1)言語の類型 (2)世界の諸言語 (3)一般言語学・日本語学・対照言語学 (4)理論言語学・応用言語学
2.日本語の構造 (1)日本語の構造 (2)音声・音韻体系 (3)形態・語彙体系 (4)文法体系 (5)意味体系 (6)語用論的規範 (7)文字と表記 (8)日本語史
3.コミュニケーション能力 (1)受容・理解能力 (2)言語運用能力 (3)社会文化能力 (4)対人関係能力 (5)異文化調整能力
検定料 10,800円(税込)
問い合わせ先 日本国際教育支援協会 日本語試験センター
試験運営課 検定試験係
http://www.jees.or.jp/jltct/index.htm
TEL:03-5454-5215(月~金 9:00~17:30)

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