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420時間日本語教師養成講座とは

日本語教師になる方法はいくつかありますが、最も一般的な方法は420時間日本語教師養成講座を受講することです。日本政府は2020年をめどに留学生を30万人まで増やす計画を打ち出しています。この「留学生30万人計画」によって、来日する外国人留学生が急速に増加。受け皿となる日本語学校は700校を超え、日本語教師の求人も増えています。
そこで今回は420時間日本語教師養成講座について徹底的に解説したいと思います。

公開:2019-05-10 17:50 (最終更新:2019-06-21 14:53)

420時間日本語教師養成講座とは具体的にどんな講座?

日本語教師_training_course

文化庁の届出受理を受けて、420単位時間以上の研修科目設定された講座!

日本語が話せる日本人だから誰でも日本語教師になれる、というわけではありません。法務省が定めた「日本語教育機関の告示基準」をクリアする必要があります。日本語教師になる方法は4つありますが、その一つが「学士の学位を有し、かつ、日本語教育に関する研修であって適当と認められるものを420単位時間以上受講し,これを修了した者」です。

ここで注意したいのは「日本語教師養成講座」と名前がついていればどの講座を受講しても日本語教師になれる、というわけではないということです。文化庁が「日本語教育に関する研修として適当」と認めたものを受講する必要があります。

以下、4条件を満たしたものが「420時間日本語教師養成講座」として認められています。

(1)「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の5区分について、420単位時間以上の研修科目が設定されており、文化庁が認めたもの(1単位時間=45分以上)。

(2)研修科目のうち「教育実習」が45単位時間以上を含まれているもの。

(3)受講した研修内容について「研修実施機関の概要」「研修内容、シラバス、研修の評価方法」「研修を担当する講師のプロフィール」「研修の実施形態(通学か通信か)」を確認できること。

(4)研修の受講状況(受講コース名、受講期間、修了日など)や評価(成績や修了の認定など)について確認できること。

日本語教師を目指すのであれば、条件を満たした講座かどうかを確認してから受講するようにしましょう。
なお、文化庁が認定している講座は以下のホームページで確認することができます。

>>文化庁HP「日本語教員養成研修実施機関・団体」

日本語教師講座・スクール比較

420時間日本語教師養成講座はどんな勉強をするの?

『社会・文化』『教育』『言語』3つの領域について学習!

日本語教育の目標は日本語によるコミュニケーション能力を育てることです。そのためまず日本語教師が求められるのは、日本語という言語に関する知識です。さらに、言語の知識を外国人が理解できるように説明するための教育スキル・能力も必要です。
加えて、日本語という言語が生まれた日本社会や日本文化についても知っておく必要があります。教える相手は日本社会・文化の「初心者」です。私たち日本人にとっては「常識」でも、異なる社会・文化の下で育った留学生にとっては未知の領域である、という認識は持っておくようにしましょう。

日本語教師養成講座では外国人に日本語を教える人材として必要な「社会・文化」「教育」「言語」の3つの領域について、420単位時間の研修を通じて各領域と相互の連関について理解を深めていきます。

「社会・文化に関わる領域」での学習内容

日本語教師養成講座で学ぶ「社会・文化の領域」では、2つの事柄について学びます。
一つは「社会・文化・地域」です。これは日本がどのような独自の歴史・文化を持っているのか、国際協力・留学生政策・外国人政策など日本が異文化にどのように接してきたか、また留学生が受験する日本語試験や日本語教師教養成制度などの日本語教育の現状について学ぶものです。

もう一つは「言語と社会」です。言語は社会や時代の中で生まれ育ち、変化するものです。日本語と日本社会の関係や、地域・性別による言語の相違、日本人特有のしぐさやボディランゲージなどの非言語行動、そして日本における異なる文化との交流などについて学びます。

「教育に関わる領域」での学習内容

「教育に関わる領域」でも2つの事柄について学びます。
一つは「言語と心理」です。言葉は人間が話すものであり、その人間には心があります。この領域では言語と心理の関係について学びます。また、人間がどのようにして言語を理解し、人間が心身の成長とともにどのようにして言語を習得していくのかについても学びます。

もう一つは「言語と教育」です。これは言語教育を行うために必要なスキルを学ぶものです。例えば、日本語の教授方法や評価方法、教室活動のあり方、上級・中級・初級コースのデザイン、カリキュラムの作成、受講者のニーズ分析、さらには教材の開発・作成や選択などの方法も学びます。

「頭ではわかっていても、実行に移せない」ということはよくあります。学んだ教育スキルを使うため教育実習も行われます。実際に留学生を集めて、初級レベルの模擬講義を行い、学んだことを実践的に身に付けていきます。

「言語に関わる領域」での学習内容

日本語教師にとって「言語に関わる知識」は必要不可欠です。養成講座ではまず言語全般に関する知識を身に付けます。世界にある様々な言語やそのタイプ、音声に着目した言語の分類などを理解します。また、日本語という言語を、音声、語彙、文法、表記、歴史的な変化といった角度から分析し、日本語の言語的特徴を理解します。

さらに、言語を用いたコミュニケーションに必要な能力についても学びます。相手を受け入れる力、相手を理解する力、場に相応しい言語を選択する力、議論を組み立てる力、人間関係を築く力、文化の違いを超えてコミュニケーションをする力を身に付けます。

日本語教師講座・スクール比較

420時間日本語教師養成講座 学校選びでチェックすべきポイントは?

各学校のカリキュラム・授業の進め方

「420単位時間」という受講期間はとても長い時間です。通学の頻度にもよりますが、講座を修了するまでに1年以上かかることもあります。そのため、最後まで通い続けることができる学校選びが大切ですね。
日本語教師養成講座を開講している学校には、それぞれ異なる特徴があります。皆さんの学びたい方向性と養成講座の教育方針が合っているか、しっかりと見極める必要があるでしょう。

日本語教育を学問として学びたいという気持ちの強い人は、理論を学ぶ講義に力を入れている学校を選びましょう。一方で、日本語教師としての具体的な技能スキル能力を高めたいという方は実技に力を入れている学校を選ぶとよいでしょう。一方的な講義を受けることに苦痛を感じる方は、グループディスカッションに力を入れている学校をおすすめします。

通いやすさ・学習環境・アフターフォロー

カリキュラム以外にもチェックすべきポイントはいくつかあります。例えば「通いやすさ」です。養成講座の通学期間は約1年ほどかかります。遅刻・欠席をせず学び続けるためには、通いやすさは重要なポイントです。仕事と並行して夜間クラスで学ぶ場合は、職場の近くで開講されている養成講座を選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

また、学習サポート体制も重要です。気軽に質問できる環境が整備されているかどうかは、学習する上でとても大切ですよね。養成講座の中には「担任制」や「チューター制」を設けている講座もあります。いつでも特定のアドバイザーから説明を受ける体制であれば、効率的に学習できるはずです。

日本語教師養成講座に通う方の最大の目標は日本語教師になることですよね。過去に講座を卒業した人がどんな日本語学校に就職しているか、就職率は何パーセントか、提携日本語学校への推薦はあるか、など就職支援制度も事前にチェックしておくと安心ですね。

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日本語教師養成講座420時間に関する Q&A

通信講座の420時間コースはありますか?

養成講座は通学で学ぶことがほとんどです。しかし、「仕事をしながら学びたい」「でも学校に通学する時間が確保できない」という人にぴったりな通信講座もあります。ただ、注意が必要なのは通信講座だけで研修を修了し、日本語教師としての資格を手に入れることはできません。
通信講座の場合、420単位時間以上の研修科目のうち120単位時間以上は、面接による研修が必要です。そのため、この120単位時間だけは通学する必要があります。

2019年4月19日現在、文化庁が認定した通信タイプの日本語教師養成講座は全国の10講座あります。
その一例をご紹介します。

◎東京中央日本語学院
講座名:
日本語教師養成講座420時間コース(eラーニング)
届出受理番号:
H30060113025

受講料(税込):
442,800円

学校所在地:(信濃町本校)
〒160-0016
東京都新宿区信濃町34 トーシン信濃町駅前ビル4F

特徴:
(1)実技は通学で行う。
(2)通信講座は動画によるEラーニング。

◎アルファ国際学院
講座名:
日本語教師養成420時間講座理論通信

届出受理番号:
H31012513030

受講料(税込):
540,000円

学校所在地:(赤坂紀尾井本校)
〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-32 紀尾井アートギャラリー2F

特徴:
(1)実技の通学は東京、大阪、横浜、名古屋、博多から選べる。
(2)通信講座は動画によるEラーニング。

日本語教師養成講座は募集停止になる場合があります。事前に文化庁のHPで確認しましょう。

>>通信で日本語教師を目指せる講座

420時間日本語教師養成講座を修了した場合の採用状況は?

養成講座の募集案内には、講座修了者の就職率が記載されてケースも多くあります。その就職率は軒並み90%超。日本語教師に対する需要の大きさを伺わせます。また、養成講座を提供する機関はどこも就職斡旋に力を入れています。修了間近になると、受講者に対し職場を紹介してくれることさえあります。
また、日本語学校側も教師確保に必死です。教師の急な退職などで教師数が法務省の基準値を下回ると、新たな留学生の受入れられないこともあります。都市部の日本語学校の中には定員を増やす日本語学校もありますが、そうした学校も教師の確保に必死です。

「引く手あまた」の状況ではありますが、日本語教師の給与水準はそれほど高くありません。求人サイト参考によれば、日本語教師の月給は平均24.2万円程度となっています。月給30万円を超える求人は「要経験者」「主任クラス」「複数言語(英語・中国語など)で教えられる人」などハードルは高めです。初めて日本語教師として働く場合は、専任講師であっても月給20万円前後と考えたほうが無難でしょう。

>>日本語教師の給料・待遇

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『日本語教師養成講座の受講』以外でも日本語教師を目指せるの?

日本語教育能力検定試験に合格して目指す方法もある!

「420単位時間も勉強する時間がない」「50万円前後の学費を準備できない」という方でも、日本語教師になる道は残されています。それは「日本語教育能力検定試験」に合格することです。

日本語教育能力検定試験とは公益財団法人日本国際教育支援協会が実施する試験です。この試験に合格すれば、420単位時間の研修を終えていなくても日本語教師になる資格を獲得できます。受験資格はありませんので、短大卒や高卒の方でも日本語教師になる道が開かれます。

ただし、試験に合格することは簡単なことではありません。平成30年度の試験では6,800名程の受験者が検定試験にチャレンジしましたが、合格者はわずか1,937名。(合格率28.3%)しかも、試験は1年に1回しか実施されません。不合格になった場合、次の挑戦は翌年となります。

その点、420時間日本語教師養成講座は修了すれば日本語教師の資格を得ることができます。時間や費用を節約したいのであれば日本語教育能力検定試験、確実に日本語教師になりたいのであれば日本語教師養成講座がおすすめです。

>>日本語教育能力検定試験とは?難易度や合格率

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