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リンパドレナージュ・リンパマッサージの資格取得

リンパドレナージュ・リンパマッサージの資格取得 │ 講座の資料請求と学校(スクール)比較

リンパドレナージュとは、リンパ液の流れを活性化し、人の身体にとって不必要な異物や老廃物を排出することや、むくみの解消等を目的とした施術方法。
通常のマッサージとは違い、リンパ流や血流そのものに働きかけるので、体質改善にも効果があると言われています。

更新日:2022-08-04(公開日:2017-09-04)

この記事を監修したのは

一般社団法人 日本リンパ協会
代表理事 池田 ことみ

一般社団法人日本リンパ協会 代表理事 池田 ことみ
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リンパドレナージュの基本情報

リンパドレナージュ、リンパマッサージって何?

リンパドレナージュ、リンパマッサージとは、素手で直接身体及び皮膚に触れ、全身に流れる「リンパ液」と呼ばれる液体をスムーズに流すための施術方法及び施術です。
この施術は、リンパ液に含まれる老廃物などをろ過するフィルターの役割をする「リンパ節(リンパせつ)」に向かってリンパ液を適切な強さで流すことで老廃物を排出し、むくみなどの症状の改善を図ることを目的としています。

近年注目「リンパ液」が流れている
リンパドレナージュの「リンパ(Lymph)」とは、「身体の下水管」とも呼ばれている体の器官のことで、リンパ管は体内に張り巡らされています。
そのリンパ管を流れているリンパ液には、余分な水分や老廃物を回収して運搬する働きがあり、近年注目されています。

ドレナージ・ドレナージュとも
また、「ドレナージュ(Drainage)」とは、英語で「排水」の意味を持ち、体内にたまった血液や滲出液などを体外に排出することを指します。
因みに、英語の発音で「ドレナージ」、フランス語の発音で「ドレナージュ」と呼ばれています。

関連記事:
リンパマッサージ・リンパドレナージュの効果とは?好転反応などについて紹介します!

リンパドレナージュを行うには資格が必要?

リンパドレナージュは、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」、「はり師」、「きゅう師」とは異なり、サロンなどで他人に施術をおこなう場合でも資格がなくともおこなうことはできます。

他人へ行う場合は正確な知識を学ぶ必要がある
注意が必要なのは、個人でむくみの改善のためにセルフケアとして行う場合、書籍やインターネットの情報でもおこなうことは可能です。
ですが、他人にリンパドレナージュを施す場合、効果的なマッサージを行うには、リンパ液がどのように身体中を巡り、リンパ節がどの部分にあるのかなどの知識を学ぶ必要があるのです。

リンパドレナージュのやり方

リンパドレナージュはあご下側の鎖骨の角と首の筋肉(胸鎖乳突筋)とが交わるところから始める方法や、末端から始める方法があります。
いずれにしても、身体の末端からリンパ節に向かって施術するので、方向を間違えないようにすることが大切です。

欧米では医療として確立
理論も体系化されていて、欧米では医療として確立されています。
ゆっくりとした性質を持つリンパ液の流れに合わせておこなうため、リズミカルかつ単調に弱い圧をかけていく、等のポイントがあるようです。
元々のやり方では皮膚への密着を高めるため、等の理由からオイルは使いませんが、日本ではオイルまたはジェルを使う方法が広まっています。

日本で取り入れやすい表現にしたのがリンパマッサージ

ドレナージュは「排出」を意味するフランス語起源の言葉です。
リンパマッサージにおいても、リンパの流れを良くして老廃物の排出をうながす、という基本的な目的は同じなので、日本での意味する内容は変わりません。
「マッサージ」と表現されるようになった理由として考えられるのは、「ドレナージュ」という言葉が日本人にあまり馴染みがなかった、ということが考えられます。

「リンパドレナージュ」とは、広義でマッサージ方法の一つ
日本で取り入れやすいように、よりわかりやすい表現にしたのが、「リンパマッサージ」という言葉であるといえます。
本来のドレナージュと比べて、各スクールの経験的、体験的な手技がプラスされていることが多いようです。

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医療用リンパドレナージュの資格と種類

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医療用リンパドレナージュとは

医療用リンパドレナージュの目的

日本の主な医療用リンパドレナージュは、リンパ浮腫の症状を緩和することが目的となっています。

リンパ浮腫の原因
リンパ浮腫になる原因には、先天性の場合以外では、がん手術でリンパ節を取り除いたり、がんの放射線治療によってリンパの流れが停滞することなどがあげられます。
乳がん、子宮がん、卵巣がんなど婦人科系のがんの術後に発症することが多いようです。
発症時期には個人差があり、手術直後から発症することもあれば時間を経過してから発症することもあります。

一度発症すると治りにくい
リンパ浮腫は、一度発症すると治りにくく、軽いむくみであれば、自己管理しながら普段の生活を送ることができます。
重症化すると生活に支障を来すことがあり、早めの対応が重要となるようです。

リンパ浮腫の症状

0期 リンパ液の輸送に障害があるが、腫脹が明らかではなく、無症状の状態。浮腫を認めるようになるまで数ヵ月から何年にもわたって続くことがある。
1期 発症初期。
組織液の貯留は挙上により軽減する。
圧痕を生じる。
2期 挙上のみにより腫脹が軽減することはほとんどない。
圧痕が明らかである。
2後期 組織線維化が明らかになっているため、圧痕ができることもあれば、できないこともある。
3期 組織が硬くなり、圧痕は生じない。
肥厚、色素過剰、皮膚の皺襞の増生、脂肪沈着、疣贅過成長などの皮膚変化を認める。

※国際リンパ学会:リンパ浮腫管理のベストプラクティスより引用

リンパ浮腫の治療法

リンパ浮腫の主な治療法は下記の通り分類することができます。

1.スキンケア
リンパ浮腫は、炎症が発症や悪化のきっかけとなりやすいので、炎症を起こさないようにするスキンケアが重要となります。
スキンケアのポイントは、「皮膚を清潔する」「皮膚の乾燥を防ぐ」「皮膚を傷付けないようにする」ことです。

2.リンパドレナージ
リンパドレナージとは、リンパ液の流れが滞っている部分にわき道を作り、正常に機能しているリンパ節にリンパ液を誘導するマッサージ方法のことを指します。
一般的に行われているマッサージや、癒し・美容用のリンパドレナージュは、異なりますので注意が必要です。
(一般的なマッサージや、癒し・美容用のリンパドレナージュは、健康な方のためのケアで、リンパ浮腫のような状況は想定されておりません。)

3.圧迫療法と圧迫した状態での運動療法
圧迫療法は、弾性包帯や圧迫衣類(ストッキングなど)で圧迫し、皮下組織内の圧力を高めて毛細血管からの漏れ出しや、リンパ液がたまるのを防ぎます。
弾性包帯や圧迫衣類などを用いて適度な圧迫をおこなった状態で、大きくゆっくりと筋肉を動かすように運動することは、リンパ浮腫の改善に効果的です。
ただし、過度な運動は逆効果となるので注意が必要です。

リンパドレナージュ資格の種類

リンパドレナージュは、期待される効果や用途によって分類され、大きく分けて医療用と美容及びリラクゼーション用の2種類があります。

医療用はリンパ浮腫の緩和ケアが目的
医療用リンパドレナージュについて、詳しくは下記のURLにて説明しますが、主にがんの後遺症であるリンパ浮腫の緩和ケアを目的としています。

美容・リラクゼーション用は体調管理・リラックス効果が目的
美容・リラクゼーション用のリンパドレナージュは、医療用リンパドレナージュの考え方やスキルを応用し、体調管理やリラックス効果を目的としています。
日本で広く行われている美容用のリンパドレナージュは、皮膚に直接手を当て、ワキの下や足の付け根の「リンパ節」に向けてマッサージをおこなうことで、「リンパ液」の流れをスムーズにし、老廃物などをリンパ節へ流しろ過することを目的としています。
そのため、美肌効果や免疫力が高まるなどの効果が期待できます。

アロマオイルを使用した施術もある
リラクゼーション効果としてアロマオイルを使用した、アロマテラピーを組み合わせた施術などがあります。
必要とされる知識や技能の違いから、個人で行う場合とプロとして他人に施す場合でも、資格が分類されることがあります。

関連記事:
医療用リンパドレナージュの資格と種類

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リンパドレナージュの種類(美容・リラクゼーション用)

人気の美容系リンパドレナージュ資格一覧

美容系のリンパドレナージュには下記のような資格があります。

資格名 概要
オリエンタルリンパドレナージュセラピスト インターナショナル美容鍼灸協会が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。
認定資格は「フルボディケア」「小顔リフトアップケア」「美脚ヒップアップケア」の3種類。
ヒューマンアカデミーの通信講座「オリエンタルリンパドレナージュ」を修了した方に発行。
資格取得を通して、西洋由来のリンパドレナージュに中医学のつぼ押しなどの考えを取り入れた知識・技術を学びます。
リンパケアセラピスト 一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。
キャリアカレッジジャパンの通信講座「リンパケアセラピスト資格取得講座」を修了後、在宅試験によって取得。
リンパケアセラピストは、アロマオイルを使用することが特徴。
「リンパケアセラピスト」と「アロマテラピスト」の2つの資格の取得が可能。
資格取得を通して、アロマオイルを使用し、リンパの流れを整え、ダイエットや不調の改善、デトックス、美肌などに効果がある「オイルリンパトリートメント」の技術が学べます。
リンパリファインセラピスト 国際セラピスト支援振興協会とグローバルボディケア総合学院が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。
グローバルボディケア総合学院の通信講座「リンパリファインセラピー講座(リンパ再生ドレナージュ)」を修了することで資格取得が可能。
資格取得を通して、リンパマッサージの手技に加え、東洋医学の技術と理論を取り入れたツボ押しや、デトックス、骨格矯正の技術を学びます。
JBTA認定リンパドレナージュセラピスト 日本美容セラピスト協会が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。
ベリーナチュラルセラピースクールの通信講座「リンパドレナージュ4WD 講座」を修了後、在宅試験によって資格を取得できます。
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リンパマッサージの学習方法(美容・リラクゼーション用)

自分自身のケアか他の方かにより異なる

リンパドレナージュの効能に興味を持ち、学んでみたいと考えている方の中には、美容や医療に活かしたい、また、セルフケアや家族のために学びたい方など、目的はさまざまです。
セルフケアとしてリンパマッサージを学習する場合、本やインターネットなどで情報を探すことができます。

スクールの受講がおすすめ
正しい情報を知りたい方や、より深く学びたい方やエステサロンなどの仕事に活かしたい方には、通学講座または通信講座を開講するスクールでの講座の受講をおすすめします。
スクールでは、安全で効果的なリンパマッサージをおこなう上で不可欠な、人体の仕組みやリンパの流れなどの基礎知識などのカリキュラムを経て、認定試験の受験、資格取得が一般的な流れになります。

目的に合わせて選択することもできる
通学講座の場合は、実際に人の皮膚に触れて手技を学ぶ実習をおこなうため、より実践的な技術を身に付けることができます。
また、顔や足などの部位によって資格や講座が分かれている場合がありますので、目的に合わせて選択することも可能です。

実務経験のない方は直接指導がおすすめ
特に、エステサロンなどへの就職を目指しており、実務経験がない初心者の方がリンパドレナージュを学ぶ場合には、実際に施術を見て、講師から直接指導が受けられる通学講座をおすすめします。
また、現在エステサロンなどで働いている方やセルフケアとして深く学びたい方には、通信講座もおすすめです。

通信講座で学ぶ

通信講座は、テキストや映像を見ながら自宅で学ぶことができるので、セルフケアのためやエステサロンでの勤務経験のある方に受講がおすすめです。

初心者の方はスクーリング併用の講座がおすすめ
ただし、通信講座では実際に人の肌に触れて施術が学ぶことができないため、初心者で就職を目指している場合には、スクーリングが併用されている講座を選ぶと良いでしょう。
通信講座の特徴として、スクールや、リンパドレナージュの普及を目的とした協会などの団体が認定する、認定資格を取得するための講座が主となります。
また、就職や自宅などでの開業をサポートするスクールもあります。

通信講座の特徴
通信講座は、テキストやDVD、eラーニングなどの教材や、施術に必要なグッズ等が自宅に届き、自分の都合の良い場所や時間に学習します。
講座の受講後、添削課題の提出や試験を受験することで認定資格が授与される流れが一般的です。

サポート体制も重要
分からないことなどは電話やメール、FAXなどで質問ができるスクールもあり、こうしたサポート体制の違いもスクールを選ぶ際のポイントになります。
通信講座の平均的な学習期間は約3.5ヵ月ほどで、受講料も6万円前後と比較的手軽に受講ができます。

取得可能資格 平均学習期間
・オリエンタルリンパドレナージュ
・リンパケアセラピスト
・リンパリファインセラピスト
・JBTA認定リンパドレナージュセラピスト
約3.5ヶ月

>> リンパドレナージュ・リンパマッサージの【通信講座】を探す

通学講座で学ぶ

通学講座は、実際に人の肌に触れて施術を学び、分からないことはその場で講師に質問ができるので、リンパドレナージュに対する理解を深めることができます。
さらに、体の部位や目的によって講座が分かれていることが多いので、学びたい内容に合わせて、初心者から実際にサロンで働いている方まで幅広い層の方が学ぶことができます。

通学講座の特徴
通学講座の特徴として、整体や美容を主とする専門学校、スクールが多くあります。
特に専門学校は、リンパドレナージュ以外にも整体やエステ、リフレクソロジーなどの講座を開講しており、施術に関する総合的な手技を学ぶことができるので、より就職に役に立つ内容を学ぶことができます。
専門学校以外の通学講座でも、開業ノウハウの支援や、就職支援としてスクールの直営サロンなど就職先紹介など、リンパドレナージュを仕事にするためのサポートが充実しています。

時間や授業形態もさまざま
決められた日時にスクールへ通い受講するスタイルや、自由な時間に決めて通うフリータイム制などがあります。
フリータイム制は、講座やスクールによって異なりますが、例えば10時からの授業または、12時、14時からの授業など自由に開始の時間を決められる仕組みのことで、子育てや仕事をしながらでも通いやすくなっています。
また、少人数制やマンツーマン制など授業形態もスクールによって異なります。

資格がない場合もあるので確認を
一般的に、基礎知識などの座学や施術の実習授業などのカリキュラムを経て、認定資格の取得ができます。
なお、スクールや講座によって、資格がない場合や、修了証、認定証の授与のみの場合もありますので、資格取得を目指している場合注意が必要です。

通学講座選びのポイント
平均的な学習期間は約6ヶ月ほどで、受講料も35万円前後、専門学校の場合100万円を超える場合もあります。
通学講座は、通学する時間や費用なども通信講座に比べ必要とするため、通いやすいエリアや時間を選ぶポイントにすると良いでしょう。

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医療用リンパドレナージュの資格種類

資格名 特長
リンパ浮腫療法士 (Lymphedema Therapist:LT) 医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師のいずれかの有資格者が、認定試験に合格することで資格を取得できます。
ICAA リンパドレナージセラピスト 医療現場におけるリンパケアの専門知識・実技を証明する資格です。
医師・看護師・理学療法士・作業療法士のいずれかの国家資格を持つ方のみが取得できます。
Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1 エミール・ボッダー博士が生み出したボッダー式MLDの基本的な知識・スキルを認定します。
ヨーロッパを中心に医療分野でも使用されている技術、オイルやパウダーを使わず、軽いタッチで行うのが特徴です。
Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2 エミール・ボッダー博士が生み出したボッダー式MLD(マニュアル・リンパ・ドレナージ)の資格のひとつ。
MLD Level 1の上位資格です。
MLD Level 1 基礎課程を修了し、受講最終日に行われる試験に合格することで資格を取得できます。
リンパ浮腫セラピスト 日本リンパドレナージスト協会が認定する民間資格。
国家資格である「医師」「正看護師」「理学療法士」「作業療法士」を対象としており、実技実習コースのみ「あん摩マッサージ指圧師」も対象。
医療リンパドレナージセラピスト 医療分野の国家資格である、医師、正看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師の有資格者を対象とし、日本医療リンパドレナージ協会の講習会を修了することで資格を取得できます。
医療リンパドレナージ上級セラピスト 医療リンパドレナージセラピストの上級資格。
スキルアップ講習会の必修4講座と上級講習会を修了して選抜試験に合格することで資格を取得できます。

日本リンパ浮腫治療学会認定 リンパ浮腫療法士(LT)

リンパ浮腫療法士資格は、日本リンパ学会を中心とする5つの学会が設立した「リンパ浮腫療法士認定機構」を基盤とする、「日本リンパ浮腫治療学会(JSLT)」が認定する民間資格です。

対象となるのは以下の4つの条件を満たしている方となります。

受験の条件
・医師、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師いずれかの資格を保有
・実務経験2年以上
・リンパ浮腫治療に関する研修を修了
・リンパ浮腫治療の経験

認定登録時は会員登録も必要
受験条件を満たしていることを確認し、書類選考を経て、認定試験に合格後資格の認定証が交付されます。
なお、認定登録時には、リンパ浮腫治療学会会員への登録が必要です。

応用的な手技を学べる
リンパ浮腫に関する研修は、フランシラナチュラルセラピストスクールや東京医療専門学校などが開講しています。
詳しくは、公式ホームページにて確認できます。
リンパ浮腫療法士の資格取得を通して、医療用リンパドレナージュにおける知識や基礎から現場における応用的な手技を学びます。

ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者|リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士

ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者 リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士資格」は、医療従事者のアロマセラピストや、医療現場で働いてるセラピストらが中心に設立された、一般社団法人 ICAA(インターメディアリー・クリニカルアロマセラピーアソシエーション)が認定する民間資格です。

受験の条件
「医師」「看護師」「理学療法士」「作業療法士」を対象とし、一般財団法人ライフプランニングセンター(LPC)のもと、リンパ浮腫研修運営委員会が主催する厚生労働省後援の「新リンパ浮腫研修」の講義を33時間以上、「ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース」または、キャラアロマテラピースクールが開講する「リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース」で実技研修67時間以上の受講が、認定試験の受験条件となります。
資格取得を通して、医療現場で実践的なリンパマッサージ及びリンパドレナージをおこなうことができるようになります。

リンパ浮腫療法士も目指せる
認定資格は、リンパ浮腫研修運営委員会が主催する「新リンパ浮腫研修」と、「ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース」を含む、その他認定校での実技研修を受講後、認定試験に合格することで取得できます。
一般社団法人 ICAAは「リンパ浮腫療法士認定機構」の教育養成校でもあるため、「ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者」の認定資格の他に、試験を受験することで「リンパ浮腫療法士」の資格も取得することができます。

ドクター・ボッダー式リンパドレナージ(MLD)

Dr. ボッダーアカデミー認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)資格は、リンパドレナージを開発したエミール・ボッダー博士が生み出したテクニック「MLD(マニュアルリンパドレナージ)」を普及、教育するオーストリアDr.ボッダーアカデミーインターナショナルが認定する民間資格です。

3つのレベルに分かれる
認定資格は、「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1」「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2」「Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士」の3つのレベルに分かれています。
これらの資格は、美容や健康を主な目的とした「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1」「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2」と、医療従事者を対象とし、リンパ浮腫治療を目的とした、「Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士」に二分できます。
「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1」は講座の全日程修了後に認定証が発行され、「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2」「Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士」は講座修了後に理論試験と実技試験を受験し、合格後認定証が発行されます。

Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1
リンパ浮腫の患者以外の方への顔と首の施術ができるようになります。

Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2
リンパ浮腫の患者以外の方へ全身の施術ができるようになり、医療従事者も多く取得する資格です。
「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1」と「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2」は、医療資格がない一般の方でも取得できる資格ですが、資格取得に必要な講座には受講条件があります。
対象となるのは、解剖生理学とボディマッサージを学んだ方となり、講座を開講するジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)のHPで詳細を確認できます。

Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士
資格取得後は医療機関でリンパ浮腫の患者の方に治療をおこなうことができます。
そのため、対象となるのは、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師といった医療従事者です。

リンパ浮腫セラピスト

リンパ浮腫セラピスト資格は、医療用リンパドレナージュの普及、啓発活動、人材育成、ボランティア事業などを行う、特定非営利活動法人日本リンパドレナージスト協会が認定する民間資格です。

国家資格が対象
認定資格は、国家資格である「医師」「正看護師」「理学療法士」「作業療法士」を対象としており、実技実習コースのみ「あん摩マッサージ指圧師」も対象となります。
資格取得を通して、リンパ浮腫に対する知識とリンパマッサージ技術を、基礎から応用まで習得できます。

カリキュラム内容
厚生労働省が後援の新リンパ浮腫研修運営委員会が定める「専門的なリンパ浮腫研究に関する教育要綱」に沿ったものです。
具体的には、リンパ浮腫の患者に対して、リンパに関する研究や発表、支援を行う「国際リンパ学会」において認められた、リンパマッサージなどの治療、スキンケアや日常生活の指導をおこなうための知識や技能を学びます。
認定資格は、座学と実習の片方もしくは両方の受講により取得できます。

座学の場合
講座を45時間受講後、筆記の修了試験を受験、合格後に、合格証明書が発行され、認定リンパ浮腫セラピスト認定証が発行されます。

実技実習の場合
講座を105時間受講後、筆記と実技試験の修了試験を受験、合格後に、実技修了認定証の発行され、認定リンパ浮腫セラピスト認定証が発行されます。
講座の受講は、日本リンパドレナージスト協会の養成講座やフランシラナチュラルセラピストスクール、がん研有明病院の養成講習会、新リンパ浮腫研修会、日本DLM技術者会が開講する「DVTMコース」などでおこなっています。

医療リンパドレナージセラピスト

医療リンパドレナージセラピスト資格は、リンパ浮腫の認知拡大やその研究、予防などを目的に設立された、日本医療リンパドレナージ協会が認定する民間資格です。

資格取得中の学生が対象
医師、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ師及び資格取得中の学生を対象としており、資格取得を通して、医療用リンパドレナージュにおける知識や基礎から現場における応用的な手技を学びます。

上級資格も目指せる
協会主催の初級講習会、中級講習会を経て、修了試験を受験することで、「医療リンパドレナージセラピスト」を名乗ることができます。
また、「医療リンパドレナージセラピスト」修了後、継続教育を目的とした「医療リンパドレナージ上級セラピスト」を目指すこともできます。

リンパ浮腫指導技能者

リンパ浮腫指導技能者は、一般社団法人リンパ浮腫指導技能者養成協会(LETTA)が認定する民間資格です。

2013年に講座は終了
看護師や理学療法士、作業療法士を対象とし、資格取得を通してリンパ浮腫の原因、診断方法、対処法学びます。
多くの資格取得者が医療現場で活躍していますが、2013年に資格及び資格取得のための講座は終了しています。

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医療用リンパドレナージュを学べる講座

主に学会や協会、病院が開講している

医療従事者国家資格を持つ方が受講できる、リンパ浮腫治療を目的とした医療用リンパドレナージュの講座の一覧です。

認定試験の受験条件として講座の受講を指定していることが多く、その他にも、医療従事者国家資格を持っていることや、講座の受講時間や実務経験など、受験条件が複雑な場合があります。
講座は基本的に通学での受講になり、指定の日時に行われる場合がほとんどです。
また、認定資格とは別に、医療用リンパドレナージュに関する学会や協会、病院が医療従事者向けに講習会などをおこなっていることもあります。
講座を選ぶ際は、取得できる資格のほかに、講座の内容や条件もそれぞれ異なるため、公式ホームページで講座のカリキュラムなど詳細までしっかり確認するようにしましょう。

新リンパ浮腫研修会

「新リンパ浮腫研修会」は、一般財団法人ライフプランニングセンターのもと、リンパ浮腫研修運営委員会が主催する座学の研修会で、厚生労働省が後援をしています。
「ICAA認定 リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士資格」が受験条件として指定する講座の1つです。
講座の目的は、医療従事者のスタッフが、チームとしてリンパ浮腫の予防や治療を行う上で必要な基礎知識の習得です。

また、「新リンパ浮腫研修会」は、リンパ浮腫運営委員会で決定した「専門的なリンパ浮腫研修に関する教育要綱」に沿ったカリキュラムとなっており、 リンパ浮腫の理解のために、国際リンパ学会より推奨されている33時間以上の座学講義の大部分が習得できる内容となっています。
なお、実技研修は行っていないため、受験する資格が指定する養成校などで実施する必要があります。

「新リンパ浮腫研修会」は、他のリンパ浮腫に関する認定資格の受験条件に指定されていることが多くあります。

学習スタイル
通学
講座名
新リンパ浮腫研修会
スクール・主催団体
リンパ浮腫研修運営委員会
資格
ICAA認定 リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士資格の受験条件に含まれる指定の受講講座
※その他の団体が主催するリンパ浮腫の資格の、受験条件に指定されていることが多い。
期間
2日間
受講料
48,600円(税込)
(4日間研修+修了テスト含む)

ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース

「ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース」は、医療従事者のアロマセラピストや、医療現場で働いてるセラピストらが中心に設立された、 一般社団法人 ICAA(インターメディアリークリニカルアロマセラピーアソシエーション)医療従事者研究会が主催する、実技研修を行う講座です。
「ICAA認定 リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士資格」が受験条件として指定する講座の1つです。
講座の目的は、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師の医療スタッフが、リンパ浮腫で悩む患者に対して、医療スタッフがチームとして、治療に使用する用具のなどの適切な使用に対する指導、対応、施術による適切なケアを行うことです。

また「ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース」は、「リンパ浮腫療法士認定機構」の教育養成校でもあり、その認定資格である「リンパ浮腫療法士」の資格も取得できます。

学習スタイル
通学
講座名
ICAA認定リンパ浮腫専門医療従事者資格取得コース
スクール・主催団体
一般社団法人 ICAA(インターメディアリークリニカルアロマセラピーアソシエーション)医療従事者研究会
資格
・ICAA認定 リンパ浮腫専門 医師・看護師・理学療法士・作業療法士資格の受験条件に含まれる指定の受講講座 ・リンパ浮腫療法士
期間
約6ヶ月(月2回程度)
受講料
421,200円(税込)

リンパ浮腫セラピスト養成講座

「リンパ浮腫セラピスト養成講座」は、医療用リンパドレナージュの普及、啓発活動、人材育成、ボランティア事業などを行う、特定非営利活動法人日本リンパドレナージスト協会が主催する講座です。
受講の対象及び条件は、国家資格である「医師」「正看護師」「理学療法士」「作業療法士」であること。
また、実技実習コースのみ「あん摩マッサージ指圧師も対象としています。

講座の目的は、リンパ浮腫の患者に対して、リンパに関する研究や発表、支援を行う「国際リンパ学会」において認められた、リンパマッサージなどの治療、スキンケアや日常生活の指導を行うための知識や技能を学びます。
また、講座のカリキュラムは、厚生労働省が後援の新リンパ浮腫研修運営委員会が定める「専門的なリンパ浮腫研究に関する教育要綱」に沿ったものです。

講座は座学と実習の片方もしくは両方を受講することができます。
講座の開講は、日本リンパドレナージスト協会の養成講座やフランシラナチュラルセラピストスクール、がん研有明病院の養成講習会、がんのリハビリテーション・リンパ浮腫研修会などで行っています。

学習スタイル
通学
講座名
リンパ浮腫セラピスト養成講座
スクール・主催団体
NPO法人 日本リンパドレナージスト協会
資格
リンパ浮腫セラピスト
期間
約7か月(座学+実技実習)
受講料
464,400円(税込)
(座学+実技実習)

※NPO法人 日本リンパドレナージスト協会の受講者募集要項によるものです。
そのほかの認定校の場合異なる場合があります。

Dr. ボッダーアカデミー認定 マニュアル・リンパドレナージ(MLD)資格対応コース

Dr. ボッダーアカデミー認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)資格対応コースは、ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)が行う講座です。
講座の受講にあたり、資格のレベルによって受講の条件があります。
「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1」に対応する「MLD Level 1 基礎課程」は、AEAJ認定アロマセラピスト資格保持者、他のスクールで27時間以上のボディマッサージコースを修了された方、など解剖生理学とボディマッサージを学んでいることが条件です。
詳しい学習内容は公式ホームページにてご確認ください。

「Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2」に対応する「MLD Level 2 応用過程」は、MLD Level 1 基礎課程の修了していることに加えて、AEAJ認定アロマセラピスト資格保持しておりJEAのベーシック解剖生理学を受講した方、 または、解剖生理病理学70.5時間を含む187時間のボディマッサージもしくはアロマテラピーコースを履修した方を条件としています。

「Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士」に対応する「MLD Level 3 (MLD/CDTリンパ浮腫治療専科課程)」は、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・医療機関に勤めるあんま指圧マッサージ師であることが条件とされています。
さらに、「MLD Level 1 基礎課程」「MLD Level 2応用過程」を修了の上、一般財団法人ライフプランニングセンターのもと、リンパ浮腫研修運営委員会が主催する「新リンパ浮腫研修」の全日程を修了もしくは修了見込みの方を条件としています。

「MLD Level 1 基礎課程」では、講座を通して解剖生理学の理論と実技を学び、資格取得後は、リンパ浮腫の患者以外の方への顔と首の施術ができるようになります。
「MLD Level 2 応用課程」では、リンパ浮腫の症例などの研究をおこなうなど、医療従事者も多数受講する講座です。
資格取得後には、リンパ浮腫の患者以外の方への全身の施術ができるようになります。
「MLD Level 3 (MLD/CDTリンパ浮腫治療専科課程)」では、ボッダーアカデミー本校の校長A・ウィットリンガー氏から実践的なリンパ浮腫治療の手技を学ぶことができます。

学習スタイル
通学
講座名
MLD Level 1 基礎課程
MLD Level 2 応用課程
MLD Level 3 (MLD/CDTリンパ浮腫治療専科課程)
スクール・主催団体
MLDトレーニングセンター(ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー内)
資格
Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level 1
Dr.Vodder Academy International 認定マニュアル・リンパドレナージ(MLD)Level2
Dr.Vodder Academy International 認定リンパ浮腫CDT療法士)
期間
【MLD Level 1 基礎課程】 5日間
【MLD Level 2 応用課程】 6日間
【MLD Level 3 (MLD/CDTリンパ浮腫治療専科課程)】9日間
受講料
【MLD Level 1 基礎課程】198,000円(税込)
【MLD Level 2 応用課程】264,000円(税込)
【MLD Level 3 (MLD/CDTリンパ浮腫治療専科課程)】330,000円(税込)
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リンパマッサージの仕事内容は?

サロンなどでセラピストとして活躍

エステサロンや整体サロンなどに勤務してセラピストとして活躍する場合、施術以外にも、お客様とのコミュニケーションや店舗運営などの業務があります。

施術メニュー
リンパマッサージのサロンでの施術メニューは、全身の他に、むくみ解消、冷え性改善、セルライト減少、小顔矯正、脚痩せ、骨盤矯正などの部位別、目的別にメニューが分かれていることがあります。
特にエステサロンでは、その他の施術や美容機器などを併用したメニューもあり、社内研修を実施している場合もあります。

コミュニケーションスキルも重要
サロンで働く上で、リンパマッサージのスキルはもちろんですが、セラピストとしてお客様の悩みや体質などの情報を聞きつつ、肌に直接手を触れる間柄として世間話などで信頼が得られるコミュニケーションスキルが必要になります。
また、店長や正社員など、店舗を運営する立場になった場合、売上の管理や集客などの業務も発生します。
サロンなどで働く場合、リンパドレナージュに関する知識や施術技術以外にも、セラピストとしてお客様に満足していただくための付随したスキルが必要となります。

自宅などで独立・開業

自宅などで、リンパドレナージュのサロンを開業する場合、エステサロンのような機器も必要なく、自分の手とオイル、施術台、タオル類のみで開業することができます。

自宅などでの開業も多い
小さなスペースで施術でき、特別な準備が必要ないため、自宅での開業が増えています。
リンパドレナージュのサロンは開業にあたり、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」、「はり師」、「きゅう師」のような公的機関への登録は不要です。
また、マンションなどで開業する場合は、営業活動が可能かどうかの確認や、サロン内で化粧品やサプリなどを販売する場合の薬事法の知識も必要です。

経験を積んでから開業することも多い
お客様の信頼を得るためには、開業に際する知識や運営ノウハウが必要となるため、サロンなどで経験を積んだ上で開業することも多いようです。

関連記事:
リンパマッサージ・リンパドレナージュの独立・開業や需要などについても紹介します!

医療の現場で活躍

医療の現場におけるリンパドレナージュは、ガンの後遺症で起こるリンパ浮腫及びむくみの改善のために用いられます。
そのため、医療従事者として、リンパマッサージの知識や技能だけでなく、ガンなどの病気に関する知識なども必要とします。

あん摩マッサージ師にのみ開業権
医療用リンパドレナージュは、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ師など、医療に関する資格を持つ者のみがおこなうことができ、中でもあん摩マッサージ師だけに開業権があります。

主な仕事内容
仕事内容は、個々の症状に応じて「スキンケア」「医療リンパドレナージ」「運動療法」「圧迫療法」をおこない、痛みや精神的苦痛を和らげます。
また、セルフケアの指導で症状を改善させることにより、生活の質の向上につなげていく役割も担っています。
また、病院や治療院以外にも、医師と連携しながら、自宅へ出向き治療を行う在宅医療を行うなど、ガン患者に寄り添った治療の幅が広がっています。

普及の遅れが課題に
医療用リンパドレナージュは、現在健康保険の適用される治療が限られていることや、浮腫は見た目上の問題だけで危険性がないという理由などから、ヨーロッパやアメリカに比べて普及が遅れていることが課題となっています。

需要が高まる可能性がある
現在、医療用リンパドレナージュに関する協会団体が健康保険の適用化や普及、資格の認定などをおこなっています。
今後、健康保険の適用や医療用リンパドレナージュの普及により、さらに需要が高まるとみられています。

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

池田 ことみ 氏

一般社団法人日本リンパ協会 代表理事 池田 ことみ

2004年 リンパ講師始動
2006年 日本リンパ協会設立

一般社団法人日本リンパ協会 代表理事
リンパスペシャリスト® 美容家
リンパケアグランドマスター
「リンパケア検定」発起人
-7歳若返る筋肉ほぐしリンパ・オリジナルメソッド開発者
2万人以上の人にリンパケアを直接指導。
6月30日を「リンパの日」と設定。
日本記念日協会に登録される。

年300回のリンパ講師を7年行い「日本一講座数が多いリンパ講師」と呼ばれている。
リンパケアを通して、リンパケアによって、いくつになってもあきらめない女性を応援している。

●著書
「池田ことみのリンパビューティーブック」「リンパケア検定1級」「リンパケア検定2級」

>>【一般社団法人 日本リンパ協会】のホームページはこちら

よくある質問

Q.リンパドレナージュ(マッサージ)とは?

A.

直接身体や皮膚に触れ、全身のリンパ液をスムーズにし、むくみなどの症状の改善を図るものです。

関連記事:
リンパドレナージュの基本情報

Q.リンパドレナージュ(マッサージ)のやり方は?

A.

あごの下側の鎖骨の角と首の筋肉(胸鎖乳突筋)が交わる箇所や末端から始める方法があります。

関連記事:
リンパドレナージュの基本情報

Q.リンパドレナージュ(マッサージ)の資格の種類は?

A.

大きく美容・リラクゼーション用と医療用の2つに分かれており、複数の資格があります。

関連記事:
美容・リラクゼーション用リンパドレナージュの種類

Q.リンパドレナージュ(マッサージ)の資格は独学でも学べる?

A.

個人のケアを学ぶ場合には、書籍やネットでも可能です。
就業を目指す場合は、講座を受講して学びましょう。

関連記事:
美容・リラクゼーション用リンパマッサージの学習方法

Q.医療用のリンパドレナージュってどんなもの?

A.

がんの後遺症であるリンパ浮腫の症状緩和を目的としたものです。

関連記事:
医療用リンパドレナージュとは

試験データ

項目 内容
資格・試験名 リンパ浮腫療法士認定試験 (Lymphedema Therapist)
試験区分 民間資格
主催団体 リンパ浮腫療法士認定機構
受験資格 下記 1. ~4. の資格要件全てを満たしていること。
1.日本国における、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師のいずれかの資格を有していること
2.上記資格取得後、下記の実務経験を有していること
医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師としての業務 : 2年以上
3.認定機構が認定した育成機関での研修を修了したこと
4.リンパ浮腫外来及びそれに準ずる医療機関・施術施設にて臨床経験を満たしている者で、3.にあげる研修を受講後2年以内にリンパ浮腫症例を5例以上を積んでいること。
合格率 90%程度
出題内容・形式 筆記試験 ・択一式(マークシート)50問  90分
(1)解剖生理学(脈管系) 約20%
(2)浮腫の概論 約20%
(3)複合的リンパ浮腫治療概論(症例治療構成も含める) 約60%
検定料 15,000円
問い合わせ先 リンパ浮腫療法士認定機構 事務局
http://www.jclt.jp/
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-6-3 新宿国際ビルディング新館6階

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