認定心理士資格ガイド
どんな資格・スキル
この資格を取得したからと言って、独占業務があるわけではないので、それがすぐ仕事に結びつくものではありません。その先にある心理カウンセラーや臨床心理士など、心理学の専門家への第一歩と考えるべきでしょう。また福祉や教育、医療に携わる人が、対外的信頼度を高めるためやキャリアアップ目的で取得するケースも見られます。心理学系の大学院へ進学する際は、この資格を取得していることが条件としてあげられることも少なくありません。
どんな資格
認定心理士は、心理学に対するある一定の基礎学力と技能を修得していることを認定する社団法人日本心理学会認定の民間資格です。大学や大学院などの教育機関において心理学を履修する学科が、「心理学」という直接的な名称を用いていないことも多く、またさまざまな分野や職業、社会生活において「心理学」という言葉が氾濫したことに危惧し、その専門家のアイデンティティを守るために、1990年創設された資格制度です。
気になる将来は?
ストレス社会と言われる現代、心のケアを必要とする人々、またそういった人々を抱える企業や団体、教育機関などでは、その救世主となるカウンセラーが求められています。臨床心理士や産業カウンセラーなどさまざまな名称の資格や職業が誕生し、活躍しています。今後もこれらカウンセラーや心理士といった人材は、人が存在するあらゆる場所で必要とされるでしょう。認定心理士資格は、そのファーストステップであり、心理学専門家の登竜門なのです。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 認定心理士 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 日本心理学会 |
受験資格 | - |
合格率 | - |
出題内容・形式 | 認定心理士の資格を取得するには、日本心理学会に申請し、認定の手続きを受ける必要があります。 ※詳しい条件については、日本心理学会までお問い合わせください。 |
検定料 | - |
問い合わせ先 |
日本心理学会 http://www.psych.or.jp/ 〒113-0033 東京都文京区本郷5-23-13 田村ビル内 TEL:03-3814-3953 E-mail:jpa@psych.or.jp |