投稿日:2025-11-21 更新日:2025-12-9
「就職活動には資格があったほうがよいのか?」「どのような資格が企業に評価されるのか?」そのような疑問を持つ学生も多いのではないでしょうか。
資格を取るか迷う人もいれば、どのような分野を選ぶべきか悩む人もいるはずです。
そこで「BrushUP学び」では、現在就職活動中の学生、または就職活動を終えた学生を対象に、「資格取得の理由や目的」「取得状況」「資格が就職活動で役立つと思った場面」「資格の有無が合否に影響するか」などについてアンケートを実施しました。
本記事では、調査結果から見えてきた就職活動における資格の価値や影響などの実態を、「BrushUP学び」独自調査のデータを交えて紹介します。
回答者の7割以上が「就職活動において、資格の有無が合否に影響すると思う」と回答しています。リアルな声を通して「資格が就職活動でどのように活きるのか」を紹介しますので、就職を控えている方や資格取得を検討している学生の方はぜひ参考にしてください。中テ>
BrushUP学び編集部
1998年より運営の資格情報サイト「BrushUP学び」の編集部です。

調査の内容と回答者の内訳
性別の内訳
年代の内訳
質問:就職および就職活動のために、取得した資格をすべて教えてください。(複数回答可)
就職および就職活動のために取得した資格について調査を行ったところ、最も多かった回答は「TOEIC(R)L&R」33%でした。
次いで「実用英語技能検定(英検)」30%、「日本漢字能力検定(漢検)」13%と、語学関連の資格が多い結果となりました。
語学以外では「ITパスポート」12%、「日商簿記2級」8%、「日商簿記3級」7%、「MOS一般レベル」7%が続きました。
その他(7%)では普通自動車免許・危険物取扱者・保育士・管理栄養士・医療事務管理士など多様な回答が寄せられました。中テ>
編集部の見解
語学・情報技術・会計・PCスキル・ビジネス系など、業界を問わず役立つ資格を取得している学生が多数という結果でした。
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質問:資格を取得しようと思った具体的な理由・目的を教えてください。(複数回答可)
最も多かった理由は「就職活動で有利になると思ったため」55%でした。
以下、「学歴を補強するため」27%、「他の学生と差別化したい」25%、「面接の話題づくり」21%、「志望業界で必須または推奨の資格」21%と続きました。
また、「仕事で活かせるスキルを身につけたかった」18%、「企業理解のため基礎知識を得たかった」14%など、実務志向の理由も一定数見られました。
外的要因では「SNS・メディアで資格が有利と見た」9%、「周囲に勧められた」8%も挙げられました。中テ>
編集部の見解
学生は資格を「選考の評価材料」「スキルの裏付け」と捉えており、資格取得=キャリア準備として位置づけていることが明らかになりました。
一方で、「何を取るべきかわからない」という迷いも背景にあり、自分の将来像と紐付けて資格を選ぶことが重要といえます。中テ>
質問:資格を取得するうえで、工夫したことはありますか?
最も多かった回答は「計画的に勉強時間を確保した」42%、続いて「毎日少しずつ勉強した」41%でした。
その他、「試験日から逆算して勉強した」30%、「就活と並行して進めた」12%、「過去問中心で学習した」22%、「苦手分野を重点的に対策した」15%が挙げられました。
また、通信講座やオンライン教材、SNSを使って学習するなど、デジタルツールを積極的に取り入れる学生も多くいました。中テ>
編集部の見解
資格取得は学習そのものだけでなく、計画立案力・自己管理能力を鍛える実践の場にもなっています。
就活と両立する学生が多いため、効率的な学習設計が鍵となるでしょう。中テ>
質問:就職を志望している(または志望していた)業界を教えてください。
回答は「メーカー・製造」23%、「IT・通信」20%、「金融・保険」18%、「教育」17%、「医療・福祉」15%など、多岐にわたりました。中テ>
取得資格の業界ごとの差
志望業界にかかわらず、簿記・英検・TOEICなど汎用性の高い資格が広く選ばれていることが特徴でした。
一方で、業界ごとに特色もあり、たとえば:中テ>
質問:就職を志望している職種を教えてください。
「一般事務・営業事務」25%、「営業職」18%、「販売・接客職」15%、「公務員」13%、「広報・PR」12%、「企画職」12%と続きました。中テ>
職種ごとの差を見ると、事務職では簿記・MOS、営業ではFP、販売や事務ではビジネスマナー検定など、志望職種との関連性が高い資格が選ばれている傾向が見られました。中テ>
質問:資格が就職活動で役立つと思った場面を教えてください。
最も多かった回答は「エントリーシートに記載できた時」48%でした。
次いで「面接で話題にできた」26%、「応募資格を満たせた」25%、「面接官が興味を示した」24%が続きました。中テ>
編集部の見解
資格は、自己PRの裏付けとなる“努力の証拠”として機能し、面接官との会話を生むきっかけにもなります。
資格取得の過程を語れることが、他の学生との差別化につながるでしょう。中テ>
質問:資格の有無は合否に影響すると思いますか?
「大きく影響する」22%、「どちらかといえば影響する」53%で、全体の75%が資格が合否に影響すると回答しました。中テ>
資格を取得したい気持ちはどの程度ありますか?
「強く思う」28%、「どちらかといえば思う」45%で、全体の7割以上が資格取得に前向きでした。中テ>
編集部の見解
オンライン学習の普及により資格取得が身近になったことが、意欲向上の背景にあると考えられます。
ただし、「何を取ればよいかわからない」という声もあり、将来像と資格を結びつけて考えることが重要です。中テ>
質問:取得したい・興味のある資格の分野を教えてください
最多は「語学・国際」28%、次いで「会計・経理」15%、「IT・システム」15%と続きました。
専門職(看護師・臨床工学技士など)を挙げる回答もありました。中テ>
編集部の見解
就職活動との関連性が高い、汎用性のある分野が特に人気でした。中テ>
資格は、就職活動における「評価材料」「努力の証」「安心材料」として大きな役割を果たしていることがわかりました。
語学・会計・ITなど、幅広い業界で活かせる資格が人気で、履歴書・面接でのアピールにもつながっています。
資格取得の過程で培った計画性・継続力も評価されるポイントとなるため、早めの行動がキャリア形成の力になるでしょう。
もし「自分に合う資格がわからない」「学び方を比較したい」と感じた場合は、まずは資料請求がおすすめです。複数講座をまとめて無料で取り寄せることで、自分に合った学び方が見つけやすくなります。中テ>




