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マンション管理士の受験資格や難易度・合格率について解説します!

「マンション管理士」とはいわば、「マンションを管理するスペシャリスト」ともいえます。新しいマンションは年々増え続けていますが、その一方では老朽化したマンションも増え続けており、老朽化に伴う問題も多発しています。マンションで起こる問題の全てを網羅する仕事が「マンション管理士」であるといっても過言ではないでしょう。
今回は国家資格である「マンション管理士」の受験資格や試験の難易度などを紹介いたします。

更新日:2020-07-06(公開日:2020-07-06)

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マンション管理士の受験資格とは?

マンション管理士の受験資格や難易度・合格率について解説します!のイメージ

マンション管理士試験は受験資格がない

マンションの総合コンサルティングを行うのが「マンション管理士」の仕事です。
分譲マンションでは住民により管理組合が形成され、その代表としてマンション管理士が理事会を形成します。
「マンション管理士」は理事会の運営、管理組合内部に起こるトラブル、住民同士のトラブル解決などの仕事を行います。

マンションが老朽化した時の修繕や運営コストの削減など難しい業務は管理会社に任せっきりになってしまっている管理組合も多いですが、そんな時に、より深い知識を持つアドバイザーとしてマンション運営に対して提案してくれるのが「マンション管理士」になります。
ですが、マンション管理のスペシャリストである「マンション管理士」の受験資格は特に設定されていません。
年齢、性別、学歴、実務経験など規定がありませんので幅広くどなたでも受験することができます。

同じくマンション管理のプロである「管理業務主任者」という資格もあります。
こちらは管理会社の立場から管理業者として受託業務、管理状況のチェックなどを行います。
重要事項説明の際には必ず必要な資格となり、不動産における「宅建(宅地建物取引士)」の資格と同様の扱いです。
「管理業務主任者」も国家資格でありますが、マンション管理士と同様に受験資格がありません。
管理会社を経営するには「管理業務主任者」の資格を持つ従業員が必要です。

「マンション管理士」と「管理業務主任者」は似て非なる資格ですが、受験内容も重複する箇所が多くよくセットで扱われる資格です。

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マンション管理士試験の難易度・合格率や合格点について

マンション管理士試験の合格率は約8%!難易度は高い!

マンション管理のスペシャリストである「マンション管理士」の合格率は、毎年約8%前後と難易度の高い試験であることが伺えます。
これは難関といわれる会計士や一級建築士に匹敵する合格率の低さであり、難関資格の一つともいえるでしょう。受験資格がないため、気軽に受験される方が多いというのも、一部合格率の低さに繋がっている可能性があるのかもしれません。
この合格率の低い「マンション管理士」の試験問題は、大きく分けて4つの分野に分かれています。

(1):「法令系の出題」
マンション管理に関する法令・実務に関することです。
マンションに関わる基本的なルール「区分所有法」という法律や、マンション管理に関する基本的なルール「標準管理規約」などから出題されることが多いです。
上記の2つ以外にも、民法・宅建業法・借地借家法・被災マンション法・不動産登記法などからも出題されるのでかなり幅広い法律の知識が必要となります。
しかもこの分野からの問題数は多く、得点源にもなるため、じっくり理解できるまで時間をかけるようにし、特に注力して勉強することをおすすめします。

(2):「会計・管理実務の出題」
管理組合運営の円滑化に関することです。
管理組合理事会や役員の役割や、住民からの苦情への対応や訴訟・判例、管理組合における会計についての問題が出題されます。問題数も少なく深い知識は問われることはないので、大まかな勉強でも問題はなさそうです。

(3)「設備系の出題」
マンションの建物・付属施設の構造・設備に関する問題が出題されます。
マンションの設備・維持についてだけでなく、建築基準法・都市計画法や設備系の法令から出題されます。
また建物についてだけの法令だけでなく水道法・消防法・住宅品質確保法など多くの法律が範囲となっており、攻略するのはなり難しいといえます。専門的な知識が問われるのに出題範囲が広く、過去問などを参考に出題される問題を繰り返し解いて着実に知識をつけていくようにしましょう。

(4):「マンション管理適正化法の出題」
マンション適正化法は、マンション管理士やマンション管理会社・管理業務主任者が守るべきルールを定めたものです。
マンション管理士や用語の定義の知識はほぼ確実に出題されるようです。
用語は丸覚えの暗記ではなく、ご自身の言葉で説明できるぐらい理解することで確実に得点源となるかもしれません。

マンション管理士試験の合格点は38点

合格率の低い「マンション管理士」の試験の合格点は年により異なります。
概ね36点から38点の間で毎年おさまっているので、合格点は38点ともいえるかもしれません。
国家資格「管理業務主任者」を持っていると5問免除され、「マンション管理士」の資格を持っていると「管理業務主任者」の試験問題を5問免除されるという特典もあります。
受験者数は年々減少しており、今や1万人を切ろうとしています。「マンション管理士」ではないとできない業務はないものの、老朽化したマンションが増えるこれから、「マンション管理士」の深い知識が必要になり、需要が増える可能性があります。
受験者は女性が2割ほどで男性が8割ほどと、圧倒的に男性多く年齢は40代から50代の方々が多く受験されているようです。受験には年齢制限が設けられていないため、、60代で合格された方もいらっしゃるようです。
受験は毎年1回、11月に行われます。6月に実施要項が発表され、8月申込書が配布され、9月から10月の間に申し込みます。受験料は9,400円です。合格は翌年の1月に分かりますが、自己採点で何となく合否を判断されている方も多くいらっしゃるようです。

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まとめ

今後、需要が高まるであろう「マンション管理士」の資格は、かなりの難易度の高い資格であることが分かりました。
独学で合格することはかなり難しいともいえるでしょう。
お時間がある方は通学講座の受講をご検討されてみてはいかがでしょうか。
お仕事などで時間のない方は通信講座の受講もおすすめです。
マンション管理に対しての知識を深め、これからのスキルアップに活かされてみてはいかがでしょうか。
当ページが参考になれば幸いです。

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