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簿記2級の難易度・合格率 おすすめの勉強方法と改定による影響も紹介

資格や検定と言えば多くの方が最初に思い出すものの一つに簿記があります。お金の流れを学ぶ資格であるため、ビジネスにおいては必要不可欠な上、初学者が独学でも学びやすいという特徴があります。

3級の合格率が他の資格試験に比べて高めであることや、1年に3回決まった月に試験が実施されることから、自分の仕事や学校などのライフスタイルに合わせて学習計画が立てやすく、比較的挑戦しやすい検定でもあります。

その簿記検定は多くの方が3級から受験をすることになりますが、実は同じ日商簿記でも3級と2級とでは平均合格率が全く異なり、差が大きく開く時は30%以上も違ってきます。同じ資格であるはずの簿記で、級が1つ変わるだけでなぜこんなにも違いが出るのでしょうか。本記事では簿記2級の難易度・合格率について解説します。

公開:2019-02-12 11:53 (最終更新:2019-06-21 14:45)

簿記2級の難易度・合格率は?

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簿記2級の難易度は?

簿記2級の試験は、下記の条件でおこなわれます。見ての通り、商業簿記に加え工業簿記の問題が新しく入ってきます。
そのため、簿記3級に比べ難易度はかなり高くなります。

・試験科目:商業簿記・工業簿記(原価計算を含む) 5題以内
・試験時間: 120分
・合格点:70%以上

簿記2級 直近10回の合格率は?

以下に、日商簿記2級の合格率を紹介します。

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
第149回(2018.6.10) 52,694名 38,352名 5,964名 15.6%
第148回(2018.2.25) 65,560名 48,533名 14,384名 29.6%
第147回(2017.11.19) 63,757名 47,917名 10,171名 21.2%
第146回(2017.6.11) 58,359名 43,767 20,790名 47.5%
第145回(2017.2.26) 78,137名 60,238名 15,075名 25.0%
第144回(2016.11.20) 72,408名 56,530名 7,588名 13.4%
第143回(2016.6.12) 58,198名 44,364名 11,424名 25.8%
第142回(2016.2.28) 90,693名 70,402名 10,421名 14.8%
第141回(2015.11.15) 76,207名 59,801名 7,042名 11.8%
第140回(2015.6.14) 62,473名 47,480名 16,395名 34.5%

過去10回の最高合格率は47.5%、最低合格率は11.8%、平均合格率は23.9%です。
なお、簿記3級の最高合格率は52.7%、最低合格率は26.1%、平均合格率41.6%、簿記1級の過去10回の最高合格率は13.4%、最低合格率は5.9%、平均合格率は9.5%となっています。
このデータを見ても、簿記3級、2級、1級の順に徐々に難易度は高くなっていくのがわかります。

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簿記2級の合格率はなぜ低い?

簿記2級の難題は工業簿記

簿記2級は3級に比べてなぜ合格率が低いのでしょうか?
それは、簿記2級では工業簿記が登場するからです。
一般的な商品売買の会計処理を学習する簿記3級であれば、社会生活を送っている人なら誰もがイメージしやすい内容になっています。例えば、「売上や仕入」「交通費」などは、すぐに何を示しているのか理解できると思います。

しかし、簿記2級で登場する工業簿記は「工場でのモノづくりに関する会計処理」です。
製造業に携わっていない人にとっては、テキストを読んでも知らない単語も多く、まったくイメージがわかないというのが本音だと思います。それだけに当然ハードルが高く、 合格率は当然、低くなってしまいます。

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簿記2級 合格までの勉強時間・おすすめの勉強スケジュール

合格までの勉強時間は200時間

簿記2級の勉強時間は、トータルで200時間以上は必要でしょう。
ただし、簿記の基礎知識を持っているか否かで変わってきます。

簿記2級を始めて受験する方、簿記の知識がまったくない方は、基礎知識を身につけるために50時間は必要だと考えてください。
よって、簿記の基礎知識がある方、簿記3級程度の知識がある方なら、150時間の勉強時間が必要と言うことになります。
ただ、簿記3級を取得してから長時間経っている場合には、前者だと思った方がよいでしょう。

勉強の期間は、半年、1年などあまり長くなると集中できず、効率的ではありません。
まずは3ヶ月後に受験するという目標を決めスケジュールを立てましょう。

勉強スケジュール

勉強スケジュールは、あくまでも例ですが、以下の方法もお薦めです。

最初の1週間 簿記の基礎
2週目~2級商業簿記の知識をインプット
2ヶ月目 2級工業簿記の知識をインプット
3ヶ月目 過去問を3回は解く

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簿記2級オススメの勉強方法

過去問を抑え工業簿記をマスター

お薦めの学習法を紹介します。

POINT1
過去問から出題傾向を抑えておきましょう。
●仕訳問題
多く出題されるので、過去問題をこなしながら完璧に理解しておくこと
●個別論点
直近の試験では、有形固定資産、株主資本等変動計算書の作成、銀行勘定調整などが多く出題。比較的新しい論点のリースや外貨建て取引、連結会計についての出題も予想されます。こちらも過去問題で理解を深めておくこと。
●財務諸表や精算表等決算、本支店会計に関する問題
新論点である連結会計について、本問では連結精算表が出題される可能性もあります。
●工業簿記
出題は安定しているので、丁寧に過去問をチェックすることが本試験での得点につながります。

POINT2
●工業簿記を完璧にマスターする。
出題傾向の安定度から言って工業簿記は必ずマスターしておくべきです。

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出題区分表の改定でどのように変わるのか?

2015年度に全面的な見直し

日商簿記の出題範囲は、2015年度に全面的な見直しを行い、2016年度からの3年間で段階的に改定してきました。
変更は次のような背景により、実施されました。

・企業会計に関連する諸制度の変更への的確な対応
・実際の企業活動や会計実務に即した実践的なものとなるように変更
IT化およびグローバル化の進展、ビジネス・スタイルの変化等を踏まえて、実務上の使用頻度が高く、より多くのビジネスパーソンに理解してほしい論点を出題範囲に追加
・現在の実務ではあまり見かけない事項等については、範囲から削除

簿記2級の近年の合格率は10%~30%程度と、低下傾向にあるのは、この2016年度からの出題範囲の改定等の影響を強く受けていると言われています。今後、順次変更される予定ですので、情報収集をきちんとおこないましょう。

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