第三種電気主任技術者(電験3種)おすすめ過去問・参考書3選
みんなが欲しかった! 電験三種 理論の教科書&問題集(TAC出版開発グループ )
こちらは、電験三種の4つの受験科目の1つである「理論科目」に特化して勉強できる参考書です。
こちらの参考書は「教科書編」「問題集編」の2部構成。
「教科書編」は、フルカラーで図解も交えつつ、極力分かりやすい言葉でポイントがまとめられているため、初学者の方や一度電験三種の勉強に躓いてしまった方でも取り組みやすいような構成となっています。
さらに適宜重要公式もまとめて掲載されているので、大切なポイントに絞って理論科目の勉強に取り組むことができるのではないでしょうか?
「問題集編」には厳選された過去問が収録されています。
過去問ページには「この問題は教科書編のどの部分に対応しているのか?」ということが都度記載されているため、学んだ知識をすぐに実践したり、分からない問題をすぐに勉強し直すことができるでしょう。
また、過去問のレベルが「A~C」の3段階で掲載されているため、自分のレベルに合わせて勉強に取り組むことができます。
みんなが欲しかった! 電験三種の10年過去問題集(TAC出版開発グループ )
こちらは、電験三種の過去問が解説と合わせて10年分収録されている参考書です。問題・解答のいずれも科目ごとに掲載されているので、受験生の方ご自身が勉強したい科目に好きなタイミングで取り組めます。
10年分も掲載されていると参考書自体が分厚く持ち運びに大変なのではないか?
また、解答の確認のためにめくるページが多く大変ではないか、というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、この参考書は解答編が科目ごとに分冊されているため、解答編だけを持ち歩き、隙間時間に要点の確認や、問題集と並べて解答と照らし合わせるというような使い方が可能です。
電験三種の実際の試験は様々な難易度の問題が混在していることも多いため、過去問を解いても、取り組むべき箇所を把握しにくいことがあるかもしれません。
この参考書に収録されている過去問には、難易度の目安として「A~C」のアルファベットが割り振られています。
そのため、ご自身のレベルに合う問題を一目で判断することが可能です。
基礎レベルから着実に積み上げたい受験生の方にとって非常に使いやすいと言えるのではないでしょうか。
ユーキャンの電験三種 最短合格への過去問300(ユーキャン 電験三種試験研究会)
電験三種は4科目を受験する必要があるため試験範囲が広く覚えることも多くなります。
試験に必要な情報を全て覚えるというのはかなり難しいと言えるでしょう。
この参考書には、試験合格ラインを超えるために取り組むべき過去問が300題収録されています。
直近10年分の過去問の中から「頻出の類似問題」に絞ってあるため、合格に必要な知識をピンポイントで身につけることができると考えられます。
解答は別冊となっており重要公式や重要用語が赤字で見やすく記載されています。
そのため、解答冊子を単なる問題の答え合わせとしてだけでなく、ポイントを押さえて暗記するための勉強道具としても活用することができるでしょう。
さらに、この参考書には試験の予想問題も収録されています。
過去問でこれまでの重要問題をおさらいした上で取り組むことで、さらなる勉強効果を期待できることでしょう。
まとめ
電験三種は試験範囲が広く内容もかなり専門的であるため、合格率は10%前後と低いです。
やみくもに勉強するよりもご自身のレベルに合わせた参考書で着実にステップアップすることができると良いですね。
上記でご紹介した参考書は、いずれも受験生の方が使いやすい工夫が施されているものばかりです。
しっかりご自身に合ったものを選びこの難関試験を乗り越えていきましょう。
より効果的に学習したい方には、講座受講がおすすめです。