薬膳とは一体何！？薬膳の資格って！？女性に人気の『薬膳』に迫る！

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BrushUP学び編集部

1998年より運営の資格情報サイト「BrushUP学び」の編集部です。

そもそも薬膳とは！？

薬膳とは、平たく言えば、体にいい食材を選んで作った、お食事・料理のこと。食材のもつ力を効果的に、バランスよく取り入れれば、健康な体を作ることができるという薬食同源（※日本では『医食同源』として知られています）の考えに基づき、体調や季節に合わせた食材を適切に使うことで体調をととのえたり病気を予防したりします。

たとえば、「きゅうりやトマトは体を冷やす」「ショウガは体を温める」というのを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。薬膳では、体を冷やす食べ物を「陰性」、体を温める食べ物を「陽性」に分類していて、身体に熱がこもりやすいときは「陰性」の食材を、冷え症に悩まされているときは「陽性」の食材をとることを推奨しています。このほかにも、疲労回復に効果的な食材、胃腸のはたらきを助ける食材など、食物の特性を活かした食事を考えるのが薬膳です。

薬膳には、中国の特別な食材や生薬が必要なのでは！？と思われがちですが、実は、薬膳はスーパーで手に入る食材で実践できるのです。

薬膳の資格について

AKB48の川栄李奈さんが取得したことで話題となった「薬膳コーディネーター」をはじめ、「薬膳マイスター（国際薬膳食育師 3級）」「薬膳アドバイザー」「薬膳インストラクター」など、薬膳にはいくつかの民間資格があります。いずれもご家族やご自分の健康のために薬膳を学びたいという方に人気の資格です。飲食店を経営されている方など、食に関する仕事に就いている方がスキルアップのために資格を取得する例もあります。

基本的には所定の講座を受講し、カリキュラムを修了したのち、試験に合格することで資格が得られます。通信講座の受講生は在宅試験で資格に挑戦できることが多いようです。
先述の川栄李奈さんは、通信講座大手ユーキャンの講座を受講の上、「薬膳コーディネーター」資格を取得しています。こちらの資格も在宅試験による受験が可能です。

• 薬膳コーディネーター
  中国薬膳分野の権威である中国薬膳研究会の教育機構・本草薬膳学院による認定資格。所定の講座を受講の上、自宅受験で資格に挑戦できます。
• 薬膳マイスター（国際薬膳食育師 3級）
  一般社団法人 国際薬膳食育学会の認定資格。こちらも所定のカリキュラム修了後に自宅受験が可能な資格です。
  上位資格に、「国際薬膳食育師2級」「国際薬膳食育師1級」「国際薬膳食育師 特級師範」があり、2級以上の資格については実習を含む講習と、筆記・口頭試験の受験が必要になります
• 薬膳アドバイザー
  日本中医食養学会の認定資格です。学会と契約している教育施設で所定のカリキュラムを修了することにより、資格認定証を申請できます。
• 薬膳インストラクター
  一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)の認定資格です。所定のカリキュラムを修了の上、在宅試験で資格を取得できます。

薬膳の通信講座

薬膳の講座はいくつかありますが、初心者から薬膳を学べる通信講座が特に人気。受講期間は標準3ヶ月～4ヶ月程度、講座料金は30,000円台～40,000円台のところが多く（※2017年5月調べ）と、手軽に始められるのも魅力です。
身近な食材で作れる薬膳レシピを紹介している講座が多く、「胃腸の調子が良くない」「冷え症に悩まされている」「美肌になりたい」「むくみが気になる」など、身体の症状や目的に合わせた薬膳料理を学べます。薬膳の難しい理論を勉強するというより、日常ですぐに役立つ実践的な内容を学べるということが、薬膳初心者の心をがっちりつかんでいるようです。

初心者の方でも手軽に始められ、毎日の食事ですぐに役立つ薬膳。健康志向の方や、食生活を見直したい方、冷え症や夏バテにサヨナラしたい方、この夏に学び始めてみてはいかがでしょうか。

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