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臨床検査技師になるには|講座の資料請求と学校(スクール)比較

臨床検査技師になるには|講座の資料請求と学校(スクール)比較

臨床検査技師とは、厚生労働大臣から免許を受け、医療関係機関において医師の指導監督の下、血液検査や心電図検査などさまざまな臨床検査を専門に行う技術者のこと。看護師、医師についでその人数が多く、収入も安定しています。

更新日:2020-12-15(公開日:2017-09-04)

臨床検査技師になるには?

臨床検査技師になるには資格は必要?

臨床検査技師になるためには、臨床検査技師の国家試験を合格・取得しておく必要があります。そして、国家試験を受けるためには条件があります。 臨床検査技師の養成施設を3年以上で、所定の課程を全て修了することです。養成施設には、大学・短期大学・専門学校があります。大学であれば、4年間の通学が必要です。最近では、大学院に進学する学生も増えています。また学校と言っても、全日制と夜間制があり、大学も私立大学と国公立大学に分かれます。卒業をすると、国家試験の受験資格を取得することが可能です。養成施設に通学するという必須条件は、新卒者も、仕事をしながら資格取得を目指す既卒者も同じです。学校によって特色や強み、実績が異なるので、しっかり検討した上で進学することをおすすめします。

臨床検査技師の就職・採用事情は?

臨床検査技師の就職は、圧倒的な求人ニーズのある看護師や介護士とは違って、決して求人数が多数ある仕事ではありません。どちらかと言うと、即戦力や経験・知識などが重視されます。したがって、実績を積んできた臨床検査技師や、関連資格を保有する臨床検査技師は、転職やキャリアアップにおいて、非常に有利です。また、新卒者として臨床検査技師の就職活動先を探す場合、研修や育成体制が充実している職場を選ぶと、よりスキルアップを目指せます。就職先は、民間や公的な病院や保健所から、臨床検査センター、そしてメーカーなどの一般企業まで多岐にわたります。また医療機関においても、チーム医療の普及によって活躍するフィールドは広がりを見せています。幅広い視野で、自分に適した就職先を柔軟に検討することをおすすめします。

こんな人が向いています

検査や分析という仕事だけに、数学に強い人に向いています。また医療分野では必須の生物や化学が得意な理系の人向きです。性格としては、探求心がある人、緻密な人がいいでしょう。検査結果を的確に判断し医師に伝えるコミュニケーションや、患者さんと直接関わることも多い仕事だけに、細かな心配りも大切です。

臨床検査技師関連の資格・検定

臨床検査技師の関連資格は、多数ありますが、主に2種類に分けることが出来ます。1つは専門性を高めていく資格と、もう1つは分野をまたいで取得出来る関連資格です。専門性の高い資格を目指す場合は、臨床検査技師の上級資格である一級臨床検査士・二級臨床検査士があります。他にも、細胞検査士・国際細胞検査士や、超音波検査士、緊急臨床検査士、認定輸血検査技師、第一種消化器内視鏡技師、NST専門療法士、日本糖尿病療養指導士など、難易度が高い資格もあり、まだ取得者が少ないのが現状です。

一方、関連資格には、臨床工学技士や診療放射線技師があります。他にも、認定臨床エンブリオロジスト、労働衛生コンサルタント、バイオ技術者認定試験、などがあげられます。専門分野や興味・関心に合わせて、関連資格を取得するのもおすすめです。

給料・年収分析

臨床検査技師の平均年収

厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」の結果、臨床検査技師の平均年齢は、正社員の場合で38.6歳で、勤続年数が10.6年であることがわかりました。そして注目すべきは、給与です。平均年収は、468万700円で、年間ボーナスの平均は、85万300円でした。国税庁の「平成26年分民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者の平均年収は415万円だったので、臨床検査技師の年収は、やや高めの水準であることがわかります。なお、30代という年齢層で見ると、同世代の男性の平均所得で約450万円前後です。臨床検査技師は、国家資格を活かして、若手の段階から継続的かつ安定的に収入を得ることが可能です。また、残業時間も11時間と少ないので、将来設計もしやすい仕事ではなかと考えられます。

【正社員】
平均年齢 38.6歳
勤続年数 10.6年
労働時間 162時間/月
残業時間 11時間/月
平均月収 319,200円
賞与   850,300円
平均年収 4,680,700円
労働者数 49,020人

【パート】
平均年齢 48.8歳
勤続年数 8.6年
実労働日数 13.5日/月
1日の平均労働時間 5.4時間/日
平均時給 2,002円

出典:「平成27年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
※平均年収については本統計データを加工して作成(きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)

パートで臨床検査技師として働く

臨床検査技師としてパート勤務する場合、時給は2002円です。平成28年3月度の時点で、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は977円でした。時給が最も高い首都圏でも1019円なので、臨床検査技師のパート勤務は、一般的な水準では2倍の時給が得られる仕事です。臨床検査技師の1日の平均勤務時間が5.4時間で、1か月の平均勤務日数は13.5日です。平均的な勤務日数・時間で働いたとすると、14万5945円の月収になります。年収は、175万1350円で扶養外で勤務しているケースが多いと考えられます。パート勤務をしている臨床検査技師の平均年齢は48.8歳で、正社員に比べると10歳ほど年齢が上がります。大学生くらいの子供を持つ主婦層が、家庭と両立しながらパート勤務をしていると推測出来ます。また子育てが落ち着いてからでも、自分のペースで働き続けることが可能です。

女性の仕事として

臨床検査技師における女性の割合は、約70パーセントです。男性の職員数は、比較的少ない仕事だと言えます。女性に人気の仕事で、社会人や主婦でも臨床検査技師を目指す方が多くいます。女性を対象に検査する仕事でもあることから、求人ニーズも女性に集まります。

さらに、魅力は好条件の給与です。というのも、サラリーマン(正社員)であれば、女性の平均年収は272万円です。したがって、468万700円という臨床検査技師の平均年収は、女性にとって好待遇であることがわかります。さらに、出産や育児で職場を離れても、資格があるので復帰しやすい点が、魅力的です。

臨床検査技師講座・スクール比較

試験データ

項目 内容
資格・試験名 臨床検査技師
試験日

【第70回臨床検査技師国家試験】
2024年2月14日(水)

試験区分 国家資格
主催団体 厚生労働省
受験資格 受験には、臨床検査に関わる学校を卒業するなどの受験資格を満たす必要があります。
詳しい規定については、厚生労働省が公開する情報をご確認ください。
合格率 70~80%程度
出題内容・形式 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)、公衆衛生学(関係法規を含む。)、臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)、臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)、臨床血液学、臨床微生物学及び臨床免疫学
検定料 11,300円
問い合わせ先 臨床検査技師国家試験運営本部事務所
http://www.mhlw.go.jp/
〒130-0022 東京都墨田区江東橋2丁目2番3号 倉持ビルディング第2ビル6階
TEL:03-6659-9687

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