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通関士の試験内容についてご紹介します。

通関士は貿易関連の唯一の国家資格です。
資格を習得していれば、貿易業界への就職が有利になる場合もあれば、就職した会社で昇進・昇給もしやすくなると言われています。

では、通関士の試験はどんな内容なのでしょうか?

今回は、通関士の試験内容や難易度、試験科目などについてまとめました。

条件によっては一部の試験科目を免除されるケースもあるため、この記事で通関士の試験についてぜひ把握してみてください。

更新日:2021-05-20(公開日:2020-12-28)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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通関士の試験内容

通関士の試験内容についてご紹介いたします。のイメージ

通関士の試験は受験資格はなく、誰でも受けられます。

実務経験がなくても受験できるので、これから通関業務に携わりたい方は、まずは資格習得から始めても良いでしょう。

試験概要
試験形式:マークシート方式
試験科目:
(1)通関業法
(2)関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る。)
(3)通関書類の作成要領その他通関手続の実務

※科目の免除
1.通関業者の通関業務又は官庁における関税その他通関に関する事務(税関の事務及びその監督に係る事務をいう。)に従事した期間が通算して15年以上になるとき試験科目の上記(2)及び(3)の2科目免除
2.通関業者の通関業務又は官庁における通関事務(税関における貨物の通関事務(その監督に係る事務を含む。)をいう。)に従事した期間が通算して5年以上になるとき試験科目の上記(3)の1科目免除

試験内容としては、主に通関業務に関わる法令から書類作成などの実務まで行います。

試験の構成
試験は以下の3科目で構成されています。
①通関業法
②関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法
③通関書類の作成要領その他通関手続の実務

配点はそれぞれ①45点②60点③45点です。

試験方法はマークシート方式です。
選択肢の中から正解を1つ解答する「択一式」と、選択肢の中から正解を「選択式」に分かれています。

「択一式」の場合、選択肢に該当する解答がない問題は、「0」という選択肢を選ぶ必要があります。5つの選択肢の中からどれか1つを選べば、必ずしも正解になるわけではないので注意しましょう。

「選択式」は、問題文の空欄を埋めるための語群を選ぶ「語群選択式」と、選択肢の中から複数の正解を導き出す「複数選択式」に分かれます。

マークシート方式とはいえ、まぐれで正解することは難しく正確な知識が必要になるので、しっかりと対策しましょう。

また、③の科目のみ、輸出・輸入申告書を実際に作成する「申告書作成」や、課税価格・関税などの税額を計算させる、「計算式」の問題が出題されます。

「申告書作成」の問題は実務経験がないとイメージがしづらく、なかなか得点に繋がらない方も多いでしょう。「申告書作成」は慣れが必要な分野なので、過去問やテキストで一定数以上の問題を解いてください。

「計算式」の問題は、ある程度出題パターンが決まっているため、得点源になりやすい分野です。例年、計算式の配点比率は決して低くはないので、ここで満点が取れるように対策しましょう。

また、試験の合格ラインは各科目60%以上の得点が目安となっています。

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通関士試験の科目免除

通関士試験の出題範囲は3科目ですが、以下の条件に当てはまる人は一部の科目を免除されます。

①通関業者の通関業務又は官庁における関税その他通関に関する事務(税関の事務及びその監督に係る事務をいう。)に従事した期間が通算して15年以上になるとき

②通関業者の通関業務又は官庁における通関事務(税関における貨物の通関事務(その監督に係る事務を含む。)をいう。)に従事した期間が通算して5年以上になるとき
(引用:https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/shiken/8009_jr.htm)

①の条件に当てはまれば2科目免除になり、「通関業法」のみで試験を受けられます。

②の条件でも「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」が免除になるので、残りの2科目で受験できます。

3科目の中でも特に「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」が難しいと言われています。
なので、通関関係の業務に5年以上就いているのであれば、合格率もだいぶ上がるでしょう。

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まとめ

ここまでで通関士の試験内容についてまとめました。

通関業務に関するあらゆる法令の知識が求められ、科目によっては課税価格・税額の計算や、申告書作成などの実務も行います。

また、上記の通関業務の経験が一定以上あれば、試験を受ける時に1〜2科目免除になるので、条件に当てはまる方は積極的に資格の習得を目指すといいでしょう。

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