チャイルドマインダーの収入・給料について解説します！

チャイルドマインダーの収入・給料はどのくらい？

全体での平均収入は約265～297万円程度

チャイルドマインダーは、保育士とは違い「組織に勤めて定期的に給料を受け取る」というケースは多くありません。認可保育施設でチャイルドマインダーの資格保有者を募集しているところもありますが、まだまだ一般的ではありません。そのため基本的には「在宅型保育」「訪問型保育」がメインです。
この記事では、メインである「在宅型保育」と「訪問型保育」における平均年収についてご説明します。

チャイルドマインダーの給料は「担当する子供の人数×1日あたりの保育料」で決められています。
人数によって変わるので差はありますが、チャイルドマインダー全体の平均収入は「約265万～297万円程度」です。
しかし、どのように働くかによっても収入は異なります。

「在宅型保育」の平均収入：約180万〜468万円程度

時給換算するとおよそ1,500円前後と算出することができます。
在宅型保育の場合は自宅の受け入れ態勢を整えなければいけません。場合によっては子供が安全に過ごせるようにリフォームをしたり、どうしても場所がなければ借りる必要もあります。
こうした費用が初期費用としてかかるため、平均収入は訪問型保育よりも高い傾向にありますが始めるためのハードルはやや高いと言えるでしょう。

「訪問型保育」の平均収入：約144万〜264万円程度

時給換算にするとおよそ700～1,200円前後と算出することができます。
訪問型保育の場合は、各家庭と業務委託契約を締結し子供を担当することが多いです。
在宅型とは違い自宅をリフォームする必要等はありません。
そのため、資金面で始めるハードルはそこまで高くないと言えるでしょう。
しかし、自宅ではなくお客様の部屋を使うためその面で気を使う必要はあります。

保育ママになると補助金を受けることもできる

保育園において規定年数の経験を積んだ上で研修と認定を受けることで「保育ママ」として業務を行うことも可能です。
保育ママになると、自治体が募集した子供を担当することになり補助金を受けることもできます。
そのため、補助金の活用による収入アップも見込めるでしょう。

まとめ

チャイルドマインダーは、日本ではまだまだ知名度が低いと言われている職業です。
しかし施設での業務に固執していないため、独立・開業をすることにより一般的な保育関連の仕事よりも収入を上げられる可能性があると言えます。
「自分の裁量でしっかり稼ぎたい」、「自分の思う方法で子供と関わりたい」という方は是非一度検討されてみてはいかがでしょうか？