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書道と習字の違いは?硬筆と毛筆とは?それぞれ詳しく解説します!

IT化が進み、文字を実際に書く機会が減ったとはいえ、綺麗な字を書けることは非常に大きなステータスです。
ただ、気になるのが習字と酷似している書道の存在。
この2つには何か違いがあるのでしょうか。
この記事では、習字と書道の違いを解説します。
使用する道具から理念など、実は習字と書道では異なるという面白い発見がありますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。

更新日:2022-05-25(公開日:2020-02-18)

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書道と習字ってどう違うの?

習字と書道の違いは?硬筆と毛筆とは?それぞれ詳しく解説します!のイメージ

書道は美しさを表現し、習字は美しい文字を書いて学ぶ

まず習字と書道の大きな違いは言葉の定義です。
習字は文字通りに字を習うことを指し、字の正しい書き順や美しい字の書き方を習います。
対して書道は字を通した自己表現が最大の目的。
文字が生み出す美しさを追求することが書道の定義・目的です。
では、もう少し詳しく習字と書道を見ていきましょう。

習字

習字の主な対象者は小中学生で、科目は国語科でおこないます。
授業の一環として漢字学習と文字の書き方を習う分野です。
習字には学習という意味合いが強く、バランスの良い字を書けるように一律に指導されるのが特徴です。
また、一般的に習字というと毛筆の利用を想像する方が多いのではないかと思いますが、鉛筆やペンといった筆記用具を用いることもあります。
習字は筆を使った学習だけのことではありません。
字を正しく書くための学習そのものを表し、道具は限定されていないのです。
このことから習字の特徴として、書道に比べると実用的な点があげられます。
ご祝儀袋、年賀状、履歴書など現代でも字を書く機会は数多く残されていますが、習字をすることで即効的な効果を得られるでしょう。

書道

書道は主な対象者が限定されておらず、字を利用した自己表現を希望している方が趣味としておこなっているようです。
学生科目で分類するなら美術に該当。
紙と筆を利用して自分の芸術センスを表現することを目的にしており、どちらかと言えば絵画や陶芸と同じカテゴリーといえるでしょう。
もちろん書道教室などでは筆順、筆の扱い方、字のバランスといった基本要素の指導は入りますが、教室・会派ごとに教えが異なります。
最終的には自身の個性を活かした作品を作り上げることが目的です。
習字同様に基礎的な字の技術を学べますので、日常生活においても役立てることは可能。
しかし、本来の目的は実用的な能力ではありませんので注意してください。

習字は文字を学ぶことを目的とし、書道は自身の個性を活かして文字の芸術作品を作り上げることが目的。
今後、字に関する勉強・趣味を始めようと思った際には覚えておくと良いでしょう。

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書道や習字を学ぶ上で知っておきたい!硬筆・毛筆の違う点を紹介!

(1)使う筆記用具の違い

習字と書道の違いでも説明しましたが、この2つは使用する筆記用具でも大きく異なります。
習字は筆だけに留まらず鉛筆やボールペンも使用する一方、書道は毛筆が一般的。
毛筆を使う書道に対し、鉛筆やボールペンは硬筆と呼ばれるため、書道と習字は筆の硬度でも分かれていると言えるかもしれません。
硬筆、毛筆の特徴については下記の通りです。

硬筆
硬筆は名前の通りペン先が固い素材で作られているのが特徴。
筆圧によって線の太さや色の濃さを変えることは難しく、代わりに一定の太さ・濃さで書けるのが利点です。
また、硬筆は紙と道具があればだれでも使用できる敷居の低さもあります。
日常生活においては硬筆を使用する方がほとんどのため、馴染み深い道具と言えるでしょう。

毛筆
毛筆は、毛先が柔らかく、筆圧によって線の太さや色の濃さを自由自在に表現できます。
また、毛先の柔らかさから筆の持ち方も硬筆とは異なり、60度から70度程度立てた状態で使用。
止め、はねといった腰の弾力も毛筆ならではの特徴で、滲みやかすれは芸術的観点から高く評価されています。
毛筆は非常に自由度が高い一方で、技術なども求められることを覚えておきましょう。

(2)学習内容の違い

習字、書道のどちらで使用されるかの違いもありますが、根本的に硬筆と毛筆では目的・学習内容が異なります。

硬筆の学習内容
硬筆で学習するのは文字の基礎、骨格にあたる部分です。
硬筆は太さと濃さを一定的に保ちやすいという特徴があり、幼児から高齢者まで安定して使用できます。
そのため毛筆と比べるとさほど技術が必要とされないため、文字本来のバランスに重点を置いて学習することが可能です。
具体的には線の角度や各部首の大小など、字の形を知ることで正確で美しい書き方を学ぶことができます。
硬筆学習には個性や感情といった要素はあまり入っておらず、バランスに重点を置いているのが特徴です。

毛筆の学習内容
毛筆は文字の構造だけでなく筆の扱い方も学習内容に含まれます。
硬筆は持ち方と姿勢がだいたい正しければ問題はなく、文字の構造に比重を置きましたが、毛筆は筆の扱い方も大きな要素です。
毛筆には運筆法という筆の取り扱い方が存在し、各作法に沿って筆をとるのが一般的です。
どのように筆を動かせば良いのかを追求するのが毛筆になります。

毛筆の方が学習範囲が広い
硬筆も毛筆も学習内容に共通点がありますが、強いていえば毛筆の学習範囲の方が広いといえるでしょう。
文字の基礎はもちろん、筆の扱い方までカバーしていますので、より高度な技術を身に付けることが出来るかもしれません。
ですが、日常生活で筆を使わないのであれば硬筆で学習する内容だけでも支障はないと思います。

(3)学習するメリットの違い

硬筆は実用的な技術を身に付けられるのが魅力的です。
必要道具も紙とペンだけですので敷居も低く、生涯に渡り活用できるのも特徴。
日常生活で役立つ力が欲しいなら硬筆がおすすめです。
毛筆は芸術分野に該当しますので、文字への理解だけでなく、筆の扱い方、古典芸術の背景など高い教養と作法を身に付けられるでしょう。
達筆な文字を書きたいということだけでなく、より深く日本文化を知りたいのであれば毛筆がおすすめです。

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