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書道を独学するなら「臨書」がおすすめ!

日本古来から伝わる文化、芸術作品としても名高い書道分野。
小学校では習字学習を取り入れていることもあり、日本では多くの方に親しまれてきました。
しかし、多くの方が書道と聞いて思い浮かべるのは硯と墨汁と黒い下敷きではないでしょうか。
臨書を知っている方はあまりいらっしゃらないかと思いますが、実は皆さんもおそらく馴染みあるものです。
この記事では臨書の特徴、独学のポイントなどを解説します。

更新日:2023-09-29(公開日:2020-02-18)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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書道の独学で有効な「臨書」とは?

書道を独学するなら「臨書」がおすすめ!のイメージ

簡単に言うと「お手本(=古典)を見ながら字を書くこと」

「書は臨書で始まり、臨書で終わる」といった格言が存在するように、書道において臨書は重要な要素の一つです。
意味としては、古典作品を中心としたお手本を見ながら書道をおこなうことです。
教科書や参考書類を見て習字をおこなった方が思いますので、皆さんも一度は体験したことがあるかもしれません。
書き写しや添削も臨書に当てはまり、書道における重要な書法といわれています。
ですが、臨書で大切なことは意識の持ちようです。
漠然とお手本を参考にしている程度では臨書の意味合いは薄れてしまいます。
しっかりとお手本を観察し、全く同じように書き写す。
模写する意識を強く持って行う書道が臨書に該当します。
さらに臨書には3つの種類が存在します。
意識の持ちよう、お手本の捉え方などに違いがありますので確認していきましょう。

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「臨書」には3つの種類がある?

(1)形臨(けいりん)

形臨はお手本となる書道作品の字を形そのまま真似て書き写すことを指します。
形だけを集中して捉え、忠実に再現することで字全体の造形感覚を養うことができる方法です。
書道学習では基礎の段階で用いられ、小中学校の書写でおこなわれています。
言葉にすると単純な作業のように思われますが、全く同じ形を書こうとすれば、止め・跳ね・払い・バランスなど、細かい書道の要素が欠かせません。
字の強弱、かすれ具合、太さは簡単には再現できません。
形臨を行う過程で筆の持ち方、姿勢なども学習します。
ポイントとしては自分の個性は極力控えることが大切です。
模倣を繰り返すことで技術が身に付きますので、とりあえず書道の独学では真っ先におこなうと良いでしょう。
最近ではリラクゼーションの一環としても形臨が用いられており、座禅やヒーリング同様に人気が高まっています。

(2)意臨(いりん)

次は意臨です。
こちらもお手本を書き写すことは変わりませんが、書き手の精神に着目するのが特徴です。
お手本を書いた人物がどのような気持ちだったのか、筆跡から精神や意図を感じ取ります。
単純に形を書き写すだけではなく、文字の要素ごとに意味のある筆法を使用しなければなりません。
もちろん、お手本から感じ取るものは人によって千差万別です。
形臨とは異なり、完成形は各々異なることでしょう。
意臨においてはお手本のみを使用するケースは少なく、書き手の人物像や歴史的背景など教養知識も併せて学習します。
書道関連の学校で、書く技術以上に歴史学も取り入れているのは意臨の要素を大切にしているからです。
字を上手くなりたいとお考えの方にとっては横道のように考えられるかもしれません。
歴史や芸術知識に興味がある方は楽しんで取り組めることでしょう。

(3)背臨(はいりん)

最後は背臨。
お手本を見て記憶し、お手本を使用せずに自身の記憶だけを頼りにして臨書をおこなうことを指します。
臨書における3要素の中でも最終段階に行う筆法です。
形臨で構造を完璧に記憶し、さらに意臨を通して作者の意図を理解することで書風を自身に取り入れるのが目的です。一枚の作品を完全に吸収することができれば、他の作品への応用も効きます。
お手本を見ずに書きますので、厳密には臨書ではないという意見もあるようです。
しかし、背臨を実行するにはお手本を観察する力が何よりも欠かせないため、臨書の中でも最終段階に据えられているという事情があります。
集中してお手本を記憶したとしても、意外に認識に誤りが出やすく、頭の中にあるお手本と実在を一致させるには長期間におよぶ学習が欠かせません。
背臨をクリアすれば一人前といえるでしょう。

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「臨書」で練習をする際のポイントは?

(1)お手本をじっくりと観察する

何より重要なのは観察力です。
人間の目は一瞬で多くのことを認識出来ているようで、ほとんどが曖昧なまま捉えています。
全体の形を把握し、細かい要素の組み合わせを理解できるまでに想像以上の時間がかかることでしょう。
初見では気づけない筆順や作者のクセが見えてくるようになれば、臨書がスムーズに進むはずです。

(2)何と書かれているかを知る

形だけでなく文字の意味を知ることも重要です。
怒り、悲しみ、喜びなど、文字には様々な意味合いが含まれていますので、それらを知ることは臨書を進めるにあたり欠かせません。
古典作品では現代では見かけない言葉が多く登場するうえ、中国古典になると漢文の知識が必要になります。
日本語でも読み解くのが難しい草書も存在しますので、理解を進めるには苦労することでしょう。

(3)自分の目的に合った書き方を探る

形臨であれば形を真似ることに集中しますが、意臨は作者の感情を元に模写しなければいけません。
背臨であれば記憶を頼りに、自身の想いも表現することになります。
漠然と書き写すだけでは上達に繋がりませんので注意しましょう。

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