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心理カウンセラーになるには?資格の種類、国家資格、仕事についても紹介

心理カウンセラーになるには?資格の種類、国家資格、仕事についても紹介

心理カウンセラーとは、人々が抱える悩みを解決する手助けとしてカウンセリングを行う仕事です。ストレス社会と言われる現代、多くの現場でニーズが高まっています。
カウンセラーを目指している方や身近な人の力になりたい方へ、心理カウンセラー資格の内容や取得方法について詳しく紹介します。

更新日:2026-04-14(公開日:2017-09-04)

この記事を監修したのは

飯代 鈴乃 氏

心理カウンセラー:飯代 鈴乃 氏

【保有資格】
公認心理師、臨床発達心理士、シニア産業カウンセラー、心理学修士

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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心理カウンセラーとは?

カウンセリングなどの心理療法で悩みの解決をサポートする仕事!

心理カウンセラーは、カウンセリングなどの心理療法をおこないながら、相談者が抱えるストレスや悩みのサポートをおこないます。
その際、相談者に一方的に指示を出すのでなく、相談者自身が問題を解決できるように導いていく役割を担います。

相談者と対面して、相談者を取り巻く環境や心理状態を把握しなくてはならないため、心理学やカウンセリングに関するさまざまな知識が必要です。
ときには相談者の家族や関係者の話を聞き、連携を取りながら心理サポートをしていきます。

ストレスやメンタルヘルスが社会的な問題となっている日本では、心理カウンセラーによる支援は今後もさらにニーズが高まっていくと考えられます。

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心理カウンセラーになるには?

資格がなくても心理カウンセラーを名乗ることはできますが、カウンセリングには専門的な知識・技術が必要になります。
カウンセリングの知識・技術を身につけるためには、主に以下の方法で学習することができます。

通学制もしくは通信制大学、大学院で学ぶ

心理系科目を設置している大学や大学院で専攻科目を学ぶ方法です。
心理について体系的に学習することができます。

通学スクールで学ぶ

心理カウンセラー育成やカウンセリングを教えているスクールで学びます。
カウンセラーとして活躍できる実践的なスキルを身につけられるでしょう。

通信講座で学ぶ

心理カウンセラー資格取得を目指せる通信講座で学びます。
仕事や家事などと両立しながら知識を身につけることができます。

参考 通信講座で取得できる心理カウンセラー資格とは?

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心理カウンセラー資格の種類は?

資格1.メンタル心理カウンセラー

メンタル心理カウンセラー®資格とは、一般財団法人日本能力開発推進協会が主催する民間資格です。
心理学の基礎やカウンセリングの理論、実践的な技術を学べ、メンタルケアの入門資格として人気があります。

メンタル心理カウンセラー®の資格を取得するには、所定のカリキュラムを修了し、在宅試験に合格する必要があります。

JADP認定メンタル心理カウンセラー®試験
受験資格認定講座を修了すること
試験形式在宅試験(ペーパー試験あるいはWEB試験)
※WEB試験に対応しているかどうかはカリキュラムの受講時期によって異なります
受験料5,600円(税込)
合格基準得点率70%以上

試験の合格者にはJADP認定メンタル心理カウンセラー®の称号が付与され、認定証が発行されます。
カウンセリングに関する知識や技能を備えていることを証明でき、履歴書への記載も可能です。

メンタル心理カウンセラーは、悩みを抱える相談者と一緒に問題解決のための支援をする役割が求められています。
初心者から目指すことができる資格のため、初めて心理を学ぶ方にもおすすめです。

主催 一般財団法人 日本能力開発推進協会

資格2.ケアストレスカウンセラー

ケアストレスカウンセラーは一般財団法人職業技能振興会が認定する民間資格です。
メンタルヘルスにかかわる基礎的な知識を身につけ、ストレスによるメンタルの疾患が疑われる方への対応や、メンタル疾患をどのように予防していくかを学ぶことで、こころのケアができるスキルを習得します。

すべてに共通する基礎的な知識を学べる「ケアストレスカウンセラー」から、「青少年」「高齢者」「企業中間管理職」へと、対象に合わせた専門的なこころのケアの学習に進むこともできます。
それぞれの分野を学んでいくことで、さまざまな状況で悩みを抱えた方々に対して効果的なカウンセリングを行えるようになるでしょう。

試験はIBT方式(Web試験)で実施されており、インターネット環境があれば自宅で受験することが可能です。
試験に合格することで認定資格を取得できます。

資格取得後も希望者に向けたフォローアップ研修を開催しています。 カウンセリングの経験がなく、実際にどのようにカウンセラーとして活動すればいいかわからない場合は、実践形式でカウンセリング業務を身につける機会も用意されています。
資格取得後もスキルアップし、カウンセラーとしての実力をつけていけることもこの資格のメリットといえるでしょう。

主催 一般財団法人 職業技能振興会

資格3.メンタルヘルス・マネジメント検定®

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験では、職場での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を学べます。

仕事や職場でのストレスは大きな社会問題となっており、社員のメンタルヘルス・マネジメント、つまり心の健康を管理する取り組みは、企業にとって重要性が高まっています。
学習範囲は、メンタルヘルスの一次予防(メンタル疾患を未然に防ぐことや健康の増進)に重点が置かれており、組織全体でのメンタルヘルスケアを促進する内容です。

本試験は、厚生労働省策定の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を受け、大阪商工会議所および施行商工会議所が実施しています。

試験は、以下の3コースに分かれており、目的に応じて受験できます。

  • Ⅰ種(社内のメンタルヘルス対策の推進)
  • Ⅱ種(部門内・部下のメンタルヘルス対策の推進)
  • Ⅲ種(従業員自身のメンタルヘルス対策の推進)

検定試験合格後は、所定の手続きを行うことで合格証明書が発行されます。

主催 大阪商工会議所

参考 メンタルヘルスに関する資格取得

資格4.こころ検定®

こころ検定®は、人の心の動きが生活や社会に対してどのような影響を与えるかを、基礎心理学を中心に学べる検定です。
一般財団法人日本こころ財団が主催し、2018年8月より文部科学省後援検定事業として認可されています。

こころ検定®は4級から1級までの等級があります。4級はこころと向き合う、3級はこころを成長させる、2級はこころに触れる、準1級・1級はこころを援助する、といった学習目標が定められています。
等級によって、教育・子育て・産業・地域コミュニティ・医療・福祉・自分の成長など、さまざまな場面で活用できます。

4級から2級は誰でも受験でき、併願も可能です。
準1級や1級の受験には、1つ下の級の合格、あるいはメンタルケア心理士®資格登録が必要になります。

4級から準1級までの試験では、テストセンターでのCBT試験(WEB試験)に合格すると受験日から約30日程度で合格証が発送されます。

1級試験では、テストセンターでのCBT試験に加え、会場試験として実技・口述試験がおこなわれます。
実技・口述試験については合否発表日に学会から合否通知書が郵送されます。

主催 一般財団法人日本こころ財団

資格5.公認心理師

公認心理師は、日本初の心理職の国家資格です。
名称独占資格であり、「公認心理師」や「心理師」のつく名称は公認心理師以外では使用できません。
心理に関する支援を必要としている人やその関係者への相談や助言のみでなく、心の健康に関する知識を普及するための教育や情報提供などの活動もおこなっています。
保健医療、福祉、教育、司法、産業などの幅広い分野での活躍しています。

公認心理師は、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的として2017年9月に施行された「公認心理師法」を根拠に、2018年より試験が開始されました。

公認心理師の受験資格を得るためには、4年制大学で指定科目を履修したあと、大学院にて指定科目を履修する、または指定施設での2年以上の実務経験が必要です。
また、これらと同等以上の知識と技術があると認定された場合も受験が認められます。
公認心理師を目指す場合は、公認心理師を目指す場合は、指定科目を履修できる大学を選ぶことが大切です。
公認心理師の指定科目に対応した通信制大学もあります。

受験資格の詳細については指定試験機関および指定登録機関である、一般財団法人公認心理師試験研修センターのホームページでも確認できます。

国家試験に合格し、登録をすることによって、「公認心理師」の名称を用いて活動できます。

主催 一般財団法人 公認心理師試験研修センター

参考 公認心理師について詳しく

資格6.臨床心理士

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。
臨床心理学に基づく知識や技術を用いて心の問題に取り組む心理専門職であり、1988年から資格認定がおこなわれてきました。

臨床心理士資格の取得には、臨床心理師養成に関する指定大学院もしくは専門職大学院を修了し、資格試験に合格する必要があります。
試験合格後、資格登録証明書の発行手続きを完了すると資格が認定されます。
また、5年毎に資格更新が義務づけられており、常に専門知識習得、能力の維持向上が求められます。

臨床心理士は、相談者の立場から問題の所在を明らかにし、それぞれの特徴に応じてさまざまな臨床心理学的技法で心の支援をおこないます。
また、個人のみではなく地域社会全体での活動にも携わっています。

臨床心理士による心の支援活動は、スクールカウンセラー・子育て支援・高齢者支援などがあり、医療・保健・福祉・教育など多くの分野で活動されています。
また、個人で相談所を開設するケースもあります。
医療機関やスクールカウンセラーの求人では、臨床心理士を条件としている場合も多いため、これらの仕事を目指す方は取得をおすすめします。

主催 公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会

参考 臨床心理士について詳しく

資格7.認定心理士

認定心理士とは、公益社団法人日本心理学会によって、大学で心理学に関する標準的な基礎知識や技術を習得していることを認定される民間資格です。

4年制大学を卒業後、修了した単位を申請することで認定が受けられます。資格試験はありません。
大学を卒業後に他の大学や通信制大学などで追加で修了した単位も合わせて申請できます。

認定心理士の資格申請は郵送かWeb上でおこないます。
これまでの申請方法は郵送のみでしたが、一部の証明書などを郵送すれば、日本心理学会ホームページの認定心理士申請システムからWeb申請が可能です。

申請後、単位認定基準に基づいた審査がおこなわれ、合格の場合は認定料振込を経て、認定証・IDカードが付与されます。

また、卒業後時間が経過しても申請できるので、社会人になってから認定心理士の資格取得を目指す方は大学時代に修得した心理学関連の単位を確認してみましょう。
心理に関する仕事をしていない場合でも、認定心理士資格は心理学の知識の証明となるため、就職・転職時のアピール材料の1つとなります。
大学で心理学関連科目を修得した方は、資格申請を考えてみてはいかがでしょうか。

これから認定心理士を目指す方や、不足している単位がある場合は、通信制大学で必要科目を履修する道もあります。

主催 公益財団法人 日本心理学会

参考 認定心理士について詳しく

資格8.交流分析(TA)

交流分析(TA=Transactional Analysis)は、自分と他者の考え方や行動のパターンを整理し、理解するための理論です。
お互いの違いを理解することで、よりよい人間関係づくりに役立つ心理療法として知られています。

団体ごとに認定資格が違いますが、初心者向けの資格として代表的なのはNPO法人日本交流分析協会が認定する「交流分析士」と、職業技能専門教育研究機構が認定する「TA(交流分析)カウンセラー」です。
どちらも指定講座の受講後、試験に合格し、認定を受けることで資格が取得できます。
「交流分析士」の講座は日本交流分析協会支部やTAカレッジにて、「TA(交流分析)カウンセラー」の講座は全国のヒューマンアカデミーの校舎にてそれぞれ受講が可能です。

交流分析は、営業職や接客業など人と接する機会が多い仕事の方や、保育士・看護師・介護士の方にも活用されています。また、自己理解を深める目的で学ぶ方も多くいます。

上記のほかには、日本交流分析学会認定の「交流分析士」という資格もあります。
こちらは交流分析の実践歴や推薦書が必要であり、一定の知識や経験を有した方向けの資格です。

主催 NPO法人 日本交流分析協会

主催 特定非営利活動法人 職業技能専門教育研究機構

資格9.SNSカウンセラー

SNSカウンセラーとは、2017年に発足された全国SNSカウンセリング協議会により認定される資格です。
コミュニケーションツールの変化に伴い、SNSカウンセリングのニーズが高まる中で、安心・安全なカウンセリングを提供できる人材を育成することを目的としています。

以下の心理カウンセラー資格を取得している場合は、 SNSカウンセラー養成講座を修了することで、認定登録の申請ができます。

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 産業カウンセラー
  • 認定心理カウンセラー
  • プロフェッショナル心理カウンセラー
  • ガイダンスカウンセラー

また、以下の国家資格を取得している場合は、SNSカウンセラー養成講座とカウンセリング講座50時間以上を修了することで、認定登録の申請が可能です。

  • キャリアコンサルタント
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉士

初心者からSNSカウンセラーを目指す場合は、まず上記いずれかの資格取得を目指す必要があります。

SNSの普及により、対面ではなくオンラインで悩みを相談したい人は増えています。
時間や場所を選ばず相談できるSNSカウンセラーは今後のニーズ拡大が見込まれます

主催 一般財団法人 全国SNSカウンセリング協議会

参考 SNSカウンセラーについて詳しく

資格10.EAPメンタルヘルスカウンセラー

EAPメンタルヘルスカウンセラーは、特定非営利活動法人EAPメンタルヘルスカウンセリング協会が認定するEAPとメンタルヘルス分野における総合カウンセラー資格です。

EAPは「従業員支援プログラム(Employee Assistance Program)」の略で、従業員のメンタルヘルスや職場での悩みの解決を支援し、安心して働ける環境づくりを目的とした取り組みです

EAPメンタルヘルスカウンセラーは、個人へのメンタルヘルスカウンセリングと、個人が所属する組織への支援(EAP)を行うことで、 働く人のこころの健康をトータルでサポートします。

また、メンタル不調の予防や早期発見、メンタル不調を抱える方へのメンタルヘルスカウンセリングをはじめ、こころの病で休職した方への復職支援、企業へのEAPの構築からEAPコンサルテーションまで幅広く活躍が可能です。

試験は年2回実施され、学科試験と実技試験があります。

協会が認定するカリキュラムを修了するか、大学・大学院で心理学関連の課程を学修することで受験資格が得られます。
資格取得者は、EAP・メンタルヘルス分野のエキスパートとして幅広いフィールドで活躍することが期待されます。

主催 特定非営利活動法人EAPメンタルヘルスカウンセリング協会

資格11.プロフェッショナル心理カウンセラー

プロフェッショナル心理カウンセラーは、長年の実績を持つ心理カウンセラーや養成スクールが検討を重ねて体系化した資格です。
カウンセリングの専門家として、クライアントの話を傾聴し、理解を深めながら、問題解決に向けた支援を行います。

心理カウンセリングの実務に基づいて編成されたカリキュラムを履修するため、取得後は幅広い心理的課題への対応が可能です。たとえば、うつ病や不安症、発達障害、依存症、家族問題などが挙げられます。さらに、企業や学校などの組織において、メンタルヘルス支援に携わるケースも見られます。

こうした多様なニーズに対応するため、プロフェッショナル心理カウンセラーには、人の心を深く理解し、適切に支援する力が求められます。認定校で必要な知識・技術を身につけることで、実践的なスキルの習得を目指せます。

主催 一般社団法人全国心理業連合会

資格12.メンタルトレーニング検定

メンタルトレーニング検定は、個人や組織が正しいメンタルトレーニングをおこなうために必要な知識や技術を身に付ける資格です。
難易度別に3級・2級・1級の種別があります。

日本メンタルトレーナー協会が認定するカリキュラムを受講することで、資格取得に挑戦することができます。
3級・2級のカリキュラムはDVDでも受講可能です。
1級検定では指定校による実技スキルチェックがあります。

主催 一般社団法人日本メンタルトレーナー協会

資格13.メンタル士心理カウンセラー(R)

メンタル士心理カウンセラー(R)資格は、心理学の基礎知識に加え、ストレスによって生じるさまざまな心身の不調や、その対処法・ケア方法について理解していることを証明する資格です。
日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)より、カウンセラーとして活動するために必要な知識とスキルを身につけていると認められた方に認定されます。

試験は自宅に郵送された試験問題を解いて返送する形式です。70%以上の評価で合格となります。
試験日の設定はなく、インターネットからの申込みでいつでも試験を受けられます。

主催 日本メディカル心理セラピー協会

資格14.メンタル心理インストラクター(R)

メンタル心理インストラクター(R)資格は、カウンセリングに関する基礎知識に加え、倫理観やインテーク面接、共感的理解、心理アセスメントなど、相談援助に必要な理論と手法を体系的に理解していることを証明する資格です。
日本インストラクター技術協会(JIA)が資格の認定をおこなっており、カウンセリングの知識・技術について一定の水準に達した方に資格が付与されます。

試験は、自宅に郵送された試験問題を解いて返送する形式で、在学での受験が可能です。70%以上の評価を得られれば合格となります。
試験日は設けられておらず、インターネットからの申込みで随時受験が可能です。

主催 日本インストラクター技術協会

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心理カウンセラーを目指せるおすすめスクール

心理カウンセラーの仕事内容は?

学校で働く心理カウンセラーの仕事内容

学校で働く心理カウンセラーは、一般的にスクールカウンセラーと呼ばれ、児童・生徒の心のケアを中心に、学校生活を安心して送れるよう支援する役割を担います。

いじめや不登校、友人関係、家庭環境などに関する悩みの相談に応じ、必要に応じて保護者や教職員とも連携しながら対応します。
また、問題が深刻化する前に気づき、早期にサポートする予防的な関わりも重要です。

さらに、教職員への助言や校内研修を通じて、学校全体のメンタルヘルス向上にも貢献します。

参考 文部科学省/スクールカウンセラーの業務

病院で働く心理カウンセラーの仕事内容

病院やクリニックなどの医療機関で働く心理カウンセラーも多くいます。

ニーズの高い分野は主に精神科や心療内科などで、医師と連携をとり、心の病を抱えた方への心理検査やカウンセリング、その家族への相談業務をおこないます。
病院勤務ではなく、自分でカウンセリングルームを開業し、医師から紹介されたクライアントの心のケアをおこなう場合もあります。

たとえば「無気力な状態が続く」「イライラして落ち着かない」「人間関係がうまくいかない」「寝つきが悪い」「家庭・学校・職場の悩みがある」「自分の性格について悩んでいる」「人と接するのがこわい」など、さまざまな悩みを抱える相談者に対して認知行動療法や精神分析療法などの心理療法やカウンセリングをおこないます。

活躍の場は、精神科や心療内科だけとは限りません。神経内科、小児科、産婦人科などで働く場合もあります。

一般企業で働く心理カウンセラーの仕事内容

企業で働く人々の心と身体の健康を支援するプログラムをEAP(Employee Assistance Program)と呼びます。
昨今は、うつ病や過重労働によるパフォーマンスの低下が問題とされており、EAPによる心のケアに注目が集まっています。
このような企業で働くカウンセラーには大きく分けて、2通りの働き方があります。

(1)企業内でEAPカウンセラーとして働く場合
企業内の「心の相談室」などに常駐し、従業員や経営者の抱えるさまざまな悩みに対して、カウンセリングなどをおこないます。
産業医や人事担当者とともに行動することも多いので、一般企業での就業経験があればプラスになります。
人事担当者が資格を取得し、カウンセリングをおこなうケースもあるようです。

(2)外部相談機関でEAPカウンセラーとして働く場合
EAPを専門とする一般企業に在籍し、契約企業から依頼された場合のみ、カウンセリングをおこないます。
電話やメール、オンラインによる24時間サービスのあるEAP企業も多いので、カウンセラーの働く時間や形態はさまざまです。

必要とされる資格は、臨床心理士、産業カウンセラー、看護師など、企業によって異なります。
企業セミナーなどで、メンタルヘルスケアについての講義をおこなうこともあります。

児童相談所で働く心理カウンセラーの仕事内容

児童相談所の心理職は、以前は心理判定員と呼ばれていました
現在では児童相談所で働く心理判定員を児童心理司といいます。

児童虐待への対応、いじめ、不登校、非行、発達障害などのさまざまな問題を担当し、心理検査や家庭訪問などもおこないます。
地域が抱える子どもの問題解決についての中心的役割を担っています。

児童心理司になるには、公務員試験に合格し、児童相談所などに採用される必要があります。あわせて、大学で心理学を学ぶなど、任用要件を満たすことが求められます。

福祉業界で働く心理カウンセラーの仕事内容

福祉業界で働く心理カウンセラーは、精神保健福祉センターなどで、地域住民のさまざまな悩みに寄り添いながら相談支援をおこないます。
相談者本人だけでなく、家族からの相談に対応することもあり、状況に応じて適切な支援につなげていきます。

精神保健福祉士を取得して就職した場合は、精神障害者の生活面でのサポートなどもおこないます。

司法業界で働く心理カウンセラーの仕事内容

司法業界では法務技官(矯正心理専門職)、保護観察官、法務教官などの専門職があり、家庭裁判所や刑務所、少年院に勤務します。大学卒業後、公務員採用試験を受ける必要があります。

非行に走った少年を取り巻く環境の調査や事情聴取、事件の事実関係の調査、犯行時の責任能力の有無を判断します。
高い倫理観と冷静な判断力が求められます。

独立・開業した心理カウンセラーの仕事内容

相談所やカウンセリングルームを開設し、独立開業する心理カウンセラーもいます。

独立を目指す場合は、心理学やカウンセリングの知識・技能に加えて、集客や経営に関する視点も欠かせません。
資格取得後すぐに開業する方法もありますが、安定した運営のためには、まず職場で実務経験を積み、信頼関係や人脈を築いてから開業を目指す方法が現実的です。
あわせて、ホームページやSNSを活用し、自身の得意分野や対応できる相談内容を発信することも重要になります。

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心理カウンセラーに向いている人は?

心理カウンセラーは、相談者の話に丁寧に耳を傾け、安心して気持ちを話せる環境をつくることが重要な仕事です。
深い悩みや重い課題に向き合う場面もあるため、相手に寄り添い続ける忍耐力も求められます。

また、相づちや言葉の要約・繰り返しなどを通じて、相談者の思いを受け止める姿勢も欠かせません。

自分の気持ちや問題を整理できていない方に対しては、適切な質問によって考えを引き出す力も必要です。 そのうえで、状況に応じて冷静に判断する力と、人の苦しみに共感できるあたたかさの両方が大切になります。

心理カウンセラーの資格に関するよくある疑問

心理カウンセラーになるには資格が必要?

特別な資格を保有していなくても「心理カウンセラー」と名乗ることは可能ですが、効果的な支援をおこなうには、心理療法やカウンセリングの知識・技術が不可欠です。
心理カウンセラーとしての能力を証明するためには、資格の取得をおすすめします。

参考 心理カウンセラーとは?

心理カウンセラーになるなら国家資格を取得すべき?

心理カウンセラーを目指す場合、必ずしも国家資格の取得が必要とは限りません。
活動する分野や働き方によっては、民間資格を活かしてカウンセリングの仕事をすることも可能です。
実際に民間資格のみで活躍しているカウンセラーも多くいます。

一方で、医療・福祉・教育分野など専門性が重視される職場では、公認心理師や精神保健福祉士などの国家資格が必要な場合があります。

目指す仕事に合わせて資格を選ぶことが大切です。

ユーキャンで取れる心理カウンセラー資格は?

ユーキャンでは、「心理カウンセラー ベーシック」資格が取得できます。
心理カウンセラーを目指すため第一歩となる心理カウンセリングの基礎知識や主要な理論を学べ、資格を取得すれば心理学の基礎知識について身につけたことを証明できます。
家族や友人など身近な方との人間関係や、悩み事に対して、活かすことができる内容を学べるため、心理カウンセリングに興味があり、カウンセリングの知識を日常生活に役立てたい方におすすめです。

心理カウンセラーの資格おすすめは?

初心者から短期間で目指せる資格としては、心理学の基本を学ぶ「メンタルケアカウンセラー®」や、カウンセリングの基礎理論を学ぶ「メンタル心理カウンセラー」がおすすめです。

心理カウンセラーの資格の種類は?

心理カウンセラーに関連する資格は数多くあります。

代表的な資格では、国家資格である公認心理師や、歴史の長い臨床心理士などが挙げられます。
一方、学習の入り口として選ばれている民間資格には、「メンタル心理カウンセラー」や「メンタルケア心理士」などがあります。

目的や目指す働き方に応じて、自分に合った資格を選ぶことが大切です。

心理カウンセラー浮世満理子さんインタビュー記事

心理カウンセラーであり、一般社団法人全国心理業連合会代表理事である浮世満理子さんにインタビューしました。
心理カウンセラーを目指している方はぜひご覧ください。

浮世満理子さん

浮世満理子さんインタビュー「カウンセラーは「社会と取っ組み合う」仕事。誰もが安心してケアを受けられる社会にしたい」を読む

一般財団法人日本こころ財団理事長 別府武彦さんインタビュー記事

こころ検定の資格認定団体である一般財団法人 日本こころ財団の理事長であり、心理カウンセラーとしても活躍されている別府武彦さんにインタビューしました。
こころ検定に興味がある方、心理カウンセラーを目指している方はぜひご覧ください。

別府武彦さん

別府武彦さんインタビュー。自己理解から他者理解まで。「こころ検定」の学びで広がる可能性 を読む

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試験データ

項目 内容
資格・試験名 メンタル心理カウンセラー
試験日

【メンタル心理カウンセラー】
随時、在宅にて受験

試験区分 民間資格
主催団体 一般財団法人 日本能力開発推進協会
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者
合格率 -
出題内容・形式 在宅試験にて受験。
心理学に関する基礎知識、カウンセリングに関する基礎知識、カウンセリング能力に関する職業能力を審査の対象とします。
検定料 5,600円(税込)
問い合わせ先 一般財団法人 日本能力開発推進協会
http://www.jadp-society.or.jp/jadp/index.php
〒731-0113 広島県広島市安佐南区西原六丁目27-8 アヴニール五軒屋102号
050-3665-9715

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学校によって受講料や学習サポート、カリキュラム、割引制度などが違いますので、資料を取り寄せてご自身にあった学校を選んでみてはいかがでしょうか。

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