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資格なしで心理カウンセラーになれる?実態やリスク、働くうえで必要なスキルを解説

心理カウンセラーに興味はあるものの、「資格がなくてもできるの?」「本当に大丈夫?」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。本記事では、資格なしで心理カウンセラーを名乗ることの実態やリスク、資格を取得したほうがよいケースについて、わかりやすく解説します。

更新日:2026-02-19(公開日:2026-02-19)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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心理カウンセラーは資格なしでも活動できる?

心理カウンセラーは資格なしでも活動できる?

心理カウンセラーは資格なしでも名乗ることができ、活動することが可能です。

心理カウンセラーは、カウンセリングを行うこと自体に法律上の資格要件はなく、資格なしでの活動が可能です。実際に、民間カウンセラーとして個人で名乗るケースも見られます。

ただし、心理学や傾聴技法などの専門知識・スキルが十分でなければ、相談者に対して効果的な支援を行うのは難しいのが実情です。場合によっては、意図せず相手を傷つけてしまうリスクもあります。

「資格がなくてもできる」という事実と、「安心して活動できるかどうか」は分けて考えることが大切です。

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公認心理師だけは名称独占資格なので注意

公認心理師は心理分野で唯一の国家資格であり、「名称独占資格」に該当します。名称独占資格とは、資格を持たない人がその名称を名乗ること自体が法律で禁止されている資格のことです。公認心理師についても、公認心理師法第44条において、資格保有者以外が公認心理師を名乗った場合の罰則が明確に定められています。そのため、無資格で活動する際は、肩書きや名称の使い方に十分な注意が必要です。

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資格なし心理カウンセラーの就職や開業の実態

医療機関や学校などの現場では、臨床心理士や公認心理師などの専門資格を採用条件としているケースが一般的です。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」の調べからも、医療福祉分野で活躍するカウンセラーの多くは資格保有者であることがわかります。

また、民間のカウンセリング施設においても、有資格者が優遇される傾向が強く、資格なしの場合は応募できる求人が限られるのが現状といえるでしょう。開業という選択肢もありますが、信頼性の面から資格の有無が問われやすく、集客や継続的な活動に工夫が求められます。

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【具体例】資格なしでの心理カウンセラーとしての働き方

資格なしで心理カウンセラーとして活動する場合、さまざまな働き方があります。ここでは、専門的な治療行為ではなく、話を聞くことや気持ちに寄り添う形で活動できる具体例を紹介します。これから取り組もうと計画している方は、ぜひ参考にしてください。

愚痴聞きや話し相手サービスの提供

愚痴聞きや話し相手サービスは、相手の話を聞き、気持ちに寄り添うことが主な業務です。専門的な心理支援を行うわけではないため、資格がなくても始めやすい点が特徴といえます。

クラウドソーシングなどのプラットフォームを活用すれば、在宅で仕事を得ることも可能です。時給は1,000円前後が相場で、対応時間を自由に設定できる案件が多く、副業として取り組む人もいます。

占い師・スピリチュアル分野での相談活動

占い師やスピリチュアルカウンセラーとして活動する場合、恋愛や美容など特定分野に特化して相談を受けるケースが多く見られます。自身の経験や得意分野を活かし、悩み相談に応じる形でサービスを提供するのが特徴です。

独自の専門性や世界観を強みに、独立開業を目指す道もありますが、医療・心理治療と誤解されないよう、役割の線引きや説明には注意が必要です。

福祉や介護の現場における対人支援

福祉や介護の現場では、カウンセリング業務そのものではなく、受付や事務、利用者対応といった役割から関わり、対人支援の経験を積むケースがあります。現場によっては研修生としてカウンセリングに同席し、面談の進め方や傾聴の姿勢を学べる機会が設けられることもあります。実務経験を重ねる中で、簡単な相談対応を任される場合もありますが、支援の質を保つには基礎知識の習得や継続的な学びが欠かせません。

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無資格でカウンセリングを行う際に知っておきたいリスク

無資格でカウンセリングを行う際に知っておきたいリスク

資格がなくても働ける心理カウンセラーですが、無資格でカウンセリングを行うことにはリスクが伴います。トラブルを避けるためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。

専門知識不足によるトラブルが懸念される

資格なしで心理カウンセリングを行う場合、心理学の専門知識が不足していると、相談内容に応じた適切な対応ができないおそれがあります。誤った助言や思い込みによる対応は、相談者の不安や症状を悪化させてしまう危険性も否定できません。

また、知識や倫理観に乏しい悪質な事例と区別されにくくなる点も注意が必要です。体系的に学んだ証明となる資格を取得しておくことは、相談者に安心感を与えるだけでなく、信頼される支援者としての姿勢を示すことにもつながります。

クライアントからの社会的信用が下がる

資格を持たずに活動する場合、カウンセリング能力を客観的に証明することが難しく、社会的信用を得にくい点が課題です。とくに、深刻な悩みを抱える相談者ほど「安心して相談できる相手か」を重視する傾向があります。プロフィールに資格を記載できないことで信頼性が伝わりにくく、集客面でも不利になりやすいです。結果として、対応できる相談内容が限定され、活動の幅が広がりにくくなる可能性もあります。

収入確保やキャリア形成が不安定になる

資格を持たずに心理カウンセラーとして活動する場合、応募できる求人が限られ、就職や転職の選択肢は極めて少なくなります。そのため、単発の仕事や低単価案件に依存しやすく、収入が安定しにくい傾向があります。

また、評価基準や昇給の仕組みが曖昧なため、キャリアアップの道筋も描きにくいのが現実です。長期的に安定して活躍していくためには、資格取得が重要な基盤となります。

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資格なしで心理カウンセラーとして働くために必要なスキル

ここでは、資格なしの方が心理カウンセラーとして働く場合、身につけておきたいスキルをご紹介します。これから目指す方は、ぜひチェックしておきましょう。

傾聴力とコミュニケーション能力

心理カウンセラーにとって、傾聴力やコミュニケーション能力はもっとも基本となるスキルです。相談者の話を途中で遮らず、評価や否定をせずに受け止める姿勢が信頼関係を築く土台になります。

また、適切な質問を通して本音や背景を引き出し、相談内容を整理・分析する力も欠かせません。こうしたスキルは経験だけでなく、理論に基づいた学びを取り入れることで、より質の高い支援につながります。

心理学の基礎知識

心理カウンセラーとして効果的な支援を行うには、心理療法やカウンセリング理論などの基礎知識が不可欠です。独学でも参考書や動画コンテンツを活用して学ぶことは可能ですが、理解が断片的になりやすい点には注意しましょう。基礎から応用まで体系的に身につけるには、専門講座や大学などでの学習が効率的で、実践に活かせる知識を得やすくなります。

守秘義務や倫理観の理解

心理カウンセラーには、業務を通して知り得た個人情報や相談内容を外部に漏らさない守秘義務があります。これは、相談者との信頼関係を築くうえで欠かせない基本的な責任です。

あわせて、クライアントの人格や価値観を尊重し、偏見や差別のない姿勢で接することも求められます。適切な距離感を保ち、私的な関係に踏み込みすぎない倫理観の理解が、安心して相談できる環境づくりにつながります。

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資格取得を目指すべきケース3選

資格取得を目指すべきケース3選

資格なしでも働ける心理カウンセラーですが、状況によっては資格取得を目指したほうがよいケースもあります。ここでは、心理カウンセラーとしての働き方や将来像を踏まえ、資格取得を検討したい代表的なケースを紹介します。

医療機関や学校での勤務を希望する場合

医療機関や学校で心理支援に携わりたい場合、資格はほぼ必須条件となります。病院やスクールカウンセラーの採用では、臨床心理士や公認心理師の保有を求められるのが一般的です。これらの資格を取得するには、大学や大学院で指定科目を履修し、受験資格を満たす必要があります。専門性と信頼性を備えた支援者として活動するためにも、計画的に学習を進めることが大切です。

安定した収入を得たい場合

心理カウンセラーとして安定した収入を得たい場合、資格を取得することで就職先の選択肢は大きく広がります。たとえば、医療・福祉・教育分野などでは、資格を条件に正社員として採用されるケースも多く、継続的な収入を確保しやすくなります。

また、昇給や役職といったキャリア形成の道筋が見えやすくなる点もメリットです。将来への不安を軽減し、長く安心して働くためにも資格取得は重要といえるでしょう。

専門性を高めてキャリアアップしたい場合

専門性を高めてキャリアアップを目指す場合、資格取得は大きな強みになります。資格を通して心理学の理論やカウンセリング技法を体系的に学べるため、支援の質を安定して高めることが可能です。

さらに、複数の資格を組み合わせることで専門分野を明確にしやすくなり、他のカウンセラーとの差別化にもつながります。将来的には独立開業や講演、執筆活動など、活躍の場を広げることも可能です。

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無資格から心理カウンセラーとして働くまでのステップ

無資格から心理カウンセラーとして活躍するためには、段階を踏んで経験と知識を積み重ねていくことが大切です。ここでは、これから心理カウンセラーを目指す方が取り組みやすい具体的なステップについて解説します。

まずは民間資格の取得を検討

心理カウンセラーを目指す第一歩としては、民間資格の取得を検討するのが現実的です。通信講座で取得できる入門資格であれば、仕事や家事と両立しながら学びやすく、基礎知識やカウンセリングスキルを体系的に身につけられます。費用も3〜6万円程度に抑えられる講座が多く、初期投資を最小限にしながら適性を見極められる点もメリットです。

関連記事心理カウンセラー資格は大学に行かずに取れる?資格ごとに解説

実務経験を積みながらスキルアップ

資格取得と並行して、実務経験を積みながらスキルアップを図ることも重要です。民間カウンセリング施設や話し相手サービスなどの活用で、対人支援の現場経験を重ねることができます。

また、講座に付随するカウンセリング実習やロールプレイを通して、実践的な対応力を磨くことも可能です。さらに、継続的に学習を続け、心理学の最新知識や支援手法をアップデートしていく姿勢が、相談者から信頼されるカウンセラーにつながります。

将来的な独立や専門化も視野に

将来的には、一定の実績や信頼を積み重ねたうえで、独立開業やオンラインカウンセリングを検討する道もあります。場所を選ばず支援できる点は、働き方の幅を広げる要素の一つです。

また、恋愛や職場の人間関係など特定分野に特化することで専門性が高まり、他社との差別化にもつながります。講演活動や書籍執筆など、発信の場を広げることで、活動の幅や収入源を多様化できる可能性もあるでしょう。

関連記事フリーランスのカウンセラーとして活躍するには?収入や働き方を解説!

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心理カウンセラー資格の種類と取得方法

心理カウンセラー資格の種類と取得方法

心理カウンセラー資格には、国家資格から民間資格、通信講座で取得できる入門資格まで、さまざまな種類があります。ここでは、それぞれの特徴や取得方法について解説します。これから資格の取得を目指す方は、あらかじめ違いを確認しておきましょう。

国家資格:公認心理師

公認心理師は、日本で初めて誕生した心理職の国家資格で、「名称独占資格」に該当します。保健医療や福祉、教育、司法、産業分野など、幅広い領域で専門職として活躍できる点が特徴です。

受験には、大学および大学院で指定科目を履修する、または定められた実務経験を積む必要があります。そのうえで、文部科学省・厚生労働省が指定する国家試験に合格しなければなりません。専門性が高く、社会的信頼性のある資格といえるでしょう。

関連記事公認心理師の資格取得 │ 講座の資料請求と学校(スクール)比較

民間資格の代表例:臨床心理士

臨床心理士は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する代表的な民間資格です。心理職の中でも認知度が高く、医療機関やスクールカウンセラーの求人では、応募条件や優遇条件として扱われることが多くあります。

取得には、協会が指定する大学院を修了したうえで資格試験を受験する必要があります。また、5年ごとの資格更新が義務付けられており、継続的な研修を通して専門知識や能力の維持・向上が求められます。

関連記事臨床心理士になるには|受験資格と仕事内容

通信講座で取得できる入門資格

メンタル心理カウンセラーやメンタルケアカウンセラーといった入門資格は、通信講座を利用して取得を目指せます。学習期間は2〜4か月程度と比較的短く、心理学の基礎知識を効率よく身につけられる点が特徴です。

試験は在宅受験やCBT形式など、受験しやすい環境が整っており、働きながら学ぶ社会人にも人気があります。初めて心理分野を学ぶ人が、無理なくスタートできる資格といえるでしょう。

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心理カウンセラーを資格なしで目指す際によくある質問

ここでは、心理カウンセラーを資格なしで目指す場合によくある疑問を、Q&A形式で解説します。資格取得を迷っている方や、未経験からの挑戦を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

Q.「未経験OK」の心理カウンセラー求人は、資格なしでも本当に採用される?

A.採用される場合はありますが、受付・事務などの周辺業務から始めるケースが多い傾向です。

「未経験OK」と記載されていても、実際は有資格者や実務経験者が優先されることが多く、採用枠は限られやすいです。採用された場合も、受付・事務や相談窓口の補助など、周辺業務から任されるケースが一般的といわれています。少しでも有利に進めるには、心理分野の学習歴や対人支援経験を具体的にアピールするとよいでしょう。

Q.人の心に寄り添う仕事を資格なしで始めて、後から資格を取得することは可能?

A.資格なしで人の心に寄り添う仕事を始め、後から資格を取得することは可能です。

資格なしで人の心に寄り添う仕事を始め、後から資格を取得することは可能です。実際、話し相手サービスや相談業務の補助などで現場経験を積みながら、通信講座で民間資格を取得する人もいます。

実務を通して課題を実感したうえで学ぶことで理解が深まり、将来的なキャリアアップにもつながります。ただし、経験だけに頼らず、早い段階から学習を並行することが大切です。

Q.心理カウンセラーを目指す場合、資格がないと年齢で不利になる?

A.年齢そのものが不利になることは、基本的にありません。

心理カウンセラーを目指すうえで、年齢そのものが不利になることは多くありません。ただし、資格がない場合は経験や専門性を示しにくく、年齢に関係なく採用のハードルが上がる傾向があります。

一方、資格を取得していれば学習意欲や専門性が評価されやすく、社会人経験や人生経験も強みになります。年齢よりも、資格の有無や準備が重要といえるでしょう。

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資格取得も視野に入れて、心理カウンセラーとしてのキャリアを築こう

心理カウンセラーは資格なしでも活動自体は可能ですが、就職や収入、信頼性の面では多くの制約やリスクが伴います。安定して長く活躍するためには、目的や将来像に合わせて、資格取得を検討することが重要です。
まずは民間資格から学び、経験を積みながら専門性を高めることで、安心して人の心に寄り添えるキャリアを築けるでしょう。

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通信講座・通学講座を見比べながら、自分のライフスタイルや目的に合った学習方法を選び、無理のない形で資格取得を目指しましょう。

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