サービス管理責任者は、障害福祉サービスにおいて利用者に適切なサービスが提供されるように、個別支援計画の作成やサービス提供プロセスの管理などを担当する、障害福祉サービスの中心的存在です。
今回は、サービス管理責任者の仕事や、サービス管理責任者とサービス提供責任者の違いについて、詳しく見ていきたいと思います。
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サービス管理責任者とは?
サービス管理責任者とは、障害福祉サービスの分野で、利用者に合わせた個別支援計画の作成や、支援サービスに関わる担当者との連絡調整、サービス提供者の指導までを担う、障害福祉サービス提供のまとめ役。サービス提供部門の管理職や指導的立場にある人がサービス管理責任者をつとめます。
サービス管理責任者の配置が必要となっている障害福祉サービスとしては、療養介護、生活介護、自立訓練(機能訓練・生活訓練)、共同生活援助(グループホーム)就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)などがあります。
サービス管理責任者の仕事
サービス管理責任者の仕事には下記のようなものがあります。
個人に合わせた障害福祉サービス提供のプランニング
障害福祉サービスを必要とする人に対して、一人ひとりに合わせた個別支援計画を作成するのはサービス管理責任者の仕事です。計画を立てる際には、利用者と面接を行い、利用者が自立した日常生活を送れるようにニーズや課題を聞き出して支援の内容を考えます。また、サービスの開始以降も、個別支援計画の実施状況の確認と利用者への面接を定期的に実施し、必要に応じて計画の修正も行ないます。
障害福祉サービス提供部門のまとめ役
個別支援計画を作成する際に、支援内容に関わりのある機関や担当者と会議を行なったり、支援に関する連絡調整を行うのもサービス管理責任者の役割です。また、サービス管理責任者はほかのサービス提供職員に対する技術的な指導や助言を行う立場でもあり、サービス提供部門を引っ張る存在として活躍します。
サービス管理責任者になるには
サービス管理責任者になるには、下記の3つの条件を満たしている必要があります。
(※)印の実務経験は、業務内容や持っている資格によって必要な年数が異なります。たとえば施設などにおける相談支援や、就労支援に関する相談支援、特別支援教育における進路相談・教育相談など相談支援業務なら5年、施設や医療機関での介護業務など直接支援業務なら10年の実務経験が必要になります。
(詳しくは厚生労働省の資料などでご確認下さい。)
サービス管理責任者とサービス提供責任者の違いは?
障害福祉サービスの分野で活躍するのが「サービス管理責任者」、訪問介護サービスの分野で活躍するのが「サービス提供責任者」という違いがあります。
利用者一人ひとりに合ったサービスプランを考えたり、サービスを行う上で関係者の連絡・調整を担当したり、ほかの職員の指導・育成を行うまとめ役をつとめるなどの共通点も見えますが、活躍する分野が違うと覚えておきましょう。
◆サービス提供責任者についてはこちらの記事でくわしく紹介しています。
→「サービス提供責任者とは?仕事内容から必要な資格・実務経験までご紹介します」
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参考URL
▽サービス管理責任者研修・児童発達支援管理責任者研修テキスト
http://www.rehab.go.jp/College/japanese/training/24/files/01-04.pdf
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