職場のメンタルヘルス対策を行える人員として認定
心理相談員養成研修
しんりそうだんいんようせいけんしゅう
心理相談員とは、中央労働災害防止協会が認定する資格で、職場のメンタルヘルス対策を行える人員のこと。
厚生労働省が推進する「心と体の健康づくり運動(トータル・ヘルスプロモーション・プラン=THP)」の一環で作られた資格で、職場におけるメンタルヘルスケアの実施、ストレスに対する気づきの援助、リラクゼーションの指導、良好な職場環境の零囲気づくりなどの役割を担います。
資格試験などは無く、中央労働災害防止協会が実施する3日間の研修を受講し、登録することで心理相談員として認定されます。(※研修に参加するには学歴もしくは資格・経験などの条件を満たす必要があります。)
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- 試験区分
- 民間資格
- 主催団体
- 中央労働災害防止協会
- 受験資格
- 【研修の対象者】
1.学校教育法による大学(原則として4年制)において、心理系(認定心理士取得可能レベル)、社会福祉系、保健系(医学・歯学・薬学・獣医学を含む)の正規の学科を修めて卒業した方
2.運動指導専門研修又はヘルスケア・トレーナー養成研修を修了した方
3.保健師の資格をお持ちの方
4.看護師の資格をお持ちの方で健康に関する面接又は相談の経験を1年以上有する方
5.助産師の資格をお持ちの方で健康に関する面接又は相談の経験を1年以上有する方
6.衛生管理者の資格をお持ちの方で健康に関する面接又は相談の経験を3年以上有する方
7.労働衛生コンサルタント(保健衛生)の資格をお持ちの方で健康に関する面接又は相談の経験を2年以上有する方
8.その他、1〜7までと同等の資格を有していると認められる方 - 合格率
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- 出題内容・形式
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- 日程
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【心理相談専門研修(心理相談員養成研修)】
東京、愛知、大阪、福岡、広島にて随時実施。
- 検定料
- 48,400円(税込)
(※研修参加費) - 問い合わせ先
- 東京の場合:中央労働災害防止協会 健康快適推進部
http://www.jisha.or.jp/index.html
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館6F
中央労働災害防止協会 健康快適推進部
TEL:03-3452-2517
FAX:03-3453-0730 - 補足情報
- 職場のメンタルヘルスケアの知識・技術を身につけた人員として、産業医のもとでの心理相談やカウンセリングなど、労働者のこころの健康を守る役割で活躍が期待されます。ストレス社会と呼ばれる世の中で有用な資格と言えるでしょう。
3日間の研修で認定され、高度な心理療法などを要するものでないことから在職の一般労働者の取得が多くなっています。