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小学校教師の仕事内容は?1日の仕事スケジュール例や仕事のやりがいも紹介します。

思い返せば懐かしく、人生で一番戻りたい時期とも言われている小学校時代。6年間という長い時間を過ごしただけあって、皆さんの記憶にも強く印象づけられているのではないでしょうか。中でも教鞭をとられていた先生たちのことは大人になっても忘れないものです。
日々明るく、時に厳しく子供たちを導いていた先生たち。やりがいのある仕事を目指して、毎年数多くの志望者たちが教員免許を取得しています。一方で、過酷な仕事環境が問題になる事も多く、仕事内容について不安を持つ人も多いようです。この記事では小学校教師の仕事内容について紹介。どのような人に向いているのか、やりがいも含めて解説します。

更新日:2022-08-12(公開日:2019-07-23)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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小学校教師の仕事内容は?

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おもに、子どもたちへの勉強や生活面、道徳面などの指導!

小学校教師のメインとなる仕事は、子どもたちへの指導です。教壇に立ち、黒板にスラスラと記述していく。皆さんが真っ先に思い浮かべる教師像だと思います。職員室や放課後の仕事とは異なり、子供たちに接する表の職業と言えるでしょう。

この子どもたちへの指導ですが、大きく分けて2つの種類に分かれています。
1つ目が教科指導。日々の授業にあたり、小学校では1人の教師がほとんどの教科を担う重大な仕事です。
「〇〇くん、10ページの問題黒板に解いてください」なんてシーンを覚えていますよね。現場にたって身振り手振りで教育、小学校教師がほとんどの時間を費やすのがこの仕事。児童の天敵である宿題の作成も含まれています。
担任しているクラスの子供たちが正しく学習できるように、授業内容や進め方を計画もしなければいけませんので、かなり負担があります。

新人教師の方などは、ベテランの先生から「板書の書き方」「子どもへの教育方法」「ノートの使い方」を教わる研究授業に参加することもあるようです。

2つ目は生活面や道徳面への指導。登下校の道中に立っている先生から「挨拶しっかり!」「ちゃんと前見て歩きなさい!」と注意された人も多いのではないでしょうか。また、言葉遣いや他人への思いやりを育むためにサポートし、社会で必要とされる力を身に付けてもらいます。
道徳に関しては授業が割り当てられていますが、この指導は登下校の挨拶のように授業時間以外に行われることが多いです。
運動会やクラス会、卒業式などの行事。または学校を離れて遠足や体験学習、家庭訪問などもあります。

子どもたちの心に重点が置かれているので、日々の生活全般で目を配らなければいけないでしょう。しっかりと観察し、正しく指導する。
それぞれの子どもたちの個性や人生設計も考慮しなければいけない重要な仕事です。

保護者や家庭へのサポート、学校や地域に対しての仕事もあり!

小学校教師がやらなければいけない仕事は他にも多数あります。保護者との交流や支援、地域活動など多種多様。むしろ、授業を終えてからの方が大変かもしれません。もう少し詳細を見ていきましょう。

保護者との交流では、児童や家庭における情報交換などを行います。年1回程度行われる家庭訪問、懇談会を利用して学校と家庭で情報を共有するのです。
学校では見せない姿、逆に家庭だけでさらけ出す本音。子どもたちの心に寄り添い、トラブルを回避するには様々な視点が欠かせません。また、連絡帳を使用して親がうかがい知れない学校生活を伝達するのも重要です。
担当する数十人の連絡帳を、毎日授業の合間をぬって書き連ねるのですから負担はかなり大きいでしょう。しかし、日々のやりとりを通して保護者から教師への信頼関係が生まれますので、おろそかにはできません。

不定期に発生するものとして、保護者から相談を受けることもあります。「子どもの様子がおかしい」「勉強についていけない」「虐めを受けている」など。学校が関与できる範囲の中で保護者と連携し、ときには他の教師陣の力を借りて対処します。昨今、学校生活におけるトラブルが社会的大問題となっています。
教師の対応一つで大事になりかねませんので、慎重な対応が求められるでしょう。

学校内でも様々な仕事があります。よく知られているのは職員会議や朝会。
学校全体での情報共有を目的とし、一致団結して教育にあたる体制を確立していきます。他には学校行事の計画、実行。毎年行われる遠足や運動会、入学式なども前もって教師たちによる抜かりない準備のもと行われているのです。
自己研鑚のために研修に参加することもあります。
たまに担任の先生が出張に出かけたり、他の学校に見学しに行った記憶はありませんか。定期的に教師も勉強する機会をもって、よりよい教育環境を築き上げるための学習を行っているのです。

最後に、地域のための活動も紹介。
小学校教師は保護者だけでなく、地域の方々とも情報交換を行います。何か悪い遊びをしている児童はいないか、逆にボランティアや人助けをしている子の話など。保護者や教師が把握できない範囲を教えてもらうことになります。
更に、地域のお祭りや行事へのお手伝いをすることもあるでしょう。地域住民と子供たちの関係は重要です。
安全を守り、健やかな成長を支えるためにも彼らとの良好な関係が求められます。
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小学校教師の1日仕事スケジュールを紹介

7:00~8:00頃 出勤!

ここからは1日のスケジュールに沿って、小学校教師の仕事を見ていきましょう。
勤務開始時間は午前8時過ぎが一般的。しかし、全教科を任せられる小学校教師は準備する量が多いため、早い人になると午前7時過ぎには出勤しているようです。
貼りだす掲示物の作成、黒板の記載、配布物の確認などやる事はたくさんあります。

午前7時30分ごろになると児童たちがポツポツと登校してくるので、当番の方は校門にたって挨拶運動に取り組みます。
登校時間を終えたあとは、教職員の朝会をやり一日のスケジュールを確認。担当のクラスへ向かい朝の会を始めます。子どもたちの出欠を確認して、いよいよ授業のはじまりです。

8:45~12:25頃 午前の授業開始!

午前8時45分からは一限目の授業が開始。小学校は一時限が45分、休憩が10分です。学校によっては2限を終えた後に大休憩30分程はさむところもあるようです。
この休憩ですが、あくまで子供たちのための休憩であり、教師が休む時間ではありません。授業を終えると職員室に逐一戻る人もいれば、次の授業に備えて教室で準備する人、時間が余っている場合は子どもたちと遊んだりすることもあるようです。
宿題や連絡帳の確認はこの間に行わなければいけないので、中々にタイトなスケジュールですよね。テストの採点、児童との面談といったイレギュラーが入り込んで来る日は大変です。

12:30~13:50頃 給食(昼休み)・掃除

4限まで終えると給食の時間。
低学年や場合によっては教師も給食を準備することもありますが、基本は見守り役。配膳係はしっかりと仕事をこなしているか、他の子どもたちは準備を出来ているか確認します。
食事になれば、児童たちの会話、好き嫌いなどもさりげなくチェック。授業以外で教師と児童が一番長く接する時間ですので、積極的にコミュニケーションを取ると良いでしょう。
食事を終えたら後片付け。児童によっては面倒くさがって乱雑にしてしまいがちなので注意しなければなりません。
その後、昼休憩をはさんで午後の授業へと移ります。連絡帳や配布物はここで完了していなければいけませんので、教師にとっては忙しい時間にかも。

13:50頃~ 午後の授業開始!

曜日、学年によっては6限目まで授業が行われます。最長でも午後3時30分ぐらいまででしょうか。午後4時過ぎには帰りの会を終えて、児童を下校させます。宿題や配布物の確認をしっかりすることを忘れずに。
また、日によっては個別に面談や委員会などが入ることもあります。地域運動大会の練習、イベントの準備など季節毎に色々としなければいけません。
体育館やグラウンドも一定時間解放しているので、その見回りも必要です。

16:30~ 児童の帰宅・雑務など

児童の帰宅を見終えた後、教師は休憩に入ります(およそ45分程度)。
退勤までに翌日の授業準備から事務作業など、まだまだ仕事がありますので気は抜けません。部活動を担当している場合はそちらに出向かなければいけません。
また、クラスだけでなく学校全体の校務も任せられますので、規定通りの時間に退勤できるのは稀と言われています。17時30分が勤務終了時間ですが、大抵は19時過ぎまで仕事に取り掛かるそうです。

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小学校教師のやりがい・魅力は?

感謝の言葉をもらうことが多い!

小学校教師としてやりがいを感じる瞬間、仕事の魅力はどのようなものでしょうか。

やりがいとして一番多く見られたのは、感謝されることが多いということです。
子どもたちの教育を通じて、教師は様々な人と交流します。
保護者はもちろん、地域住民、スポーツ関係者、企業、団体。日々一生懸命に子供たちを教育している先生に感謝の言葉を投げかけてくれる人は多いようです。
また、児童たちからの言葉も励みになります。
「授業が分かりやすかった」「相談にのってくれた」「面白い話をきかせてくれた」、感受性豊かな子供たちは先生の姿をしっかりと見ています。真摯に向き合うことで、子どもたちからの反応も目に見えて変わるようです。
卒業式などの節目では、保護者の方も感極まって涙ながら感謝するとのこと。

非常に負担の大きい仕事ではありますが、これだけ多くの方から感謝される仕事は他には中々ありません。自らの仕事が人の喜び、成長に反映されますので、大変やりがいがある仕事です。

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小学校教師はどんな人に向いているの?

子どもが好きで、公正な目をいつでも向けられる人

子どもへの愛情、そして公正な目を向けることができる人が適任。まず、担任する子どもたちへの熱意は必要不可欠です。
仕事量は想像をはるかに超え、人と密接にかかわる故に精神的負担も多く、どこかで気持ちが切れると体がもちません。保護者とのトラブルも発生しますが、何より子供の教育のためにやり抜くという意思が必要です。
その上で、ひいきすることなく児童一人ひとりを見ることになります。教師も人間ですので相性や好き嫌いはありますが、決して表に出さず行動にも影響がないようにしなければならない難しさはあるでしょう。

教えることに喜びを感じられる人!

人に教えることが好きな人も、教師に向いています。
小学校教師が仕事は大半が授業。どうやったら子どもたちに分かりやすく伝わるか、効率よく授業が進むか、常に試行錯誤が必要です。
授業が終われば直ぐに次の日の授業を準備しなければいけません。準備と実践が延々と繰り返されるローテテーションを決して機械的にならず、児童に合わせて最適化する熱意が求められます。
教師のやる気がなければ、その雰囲気は子どもたちにも伝わります。また、準備が間に合わず不安な表情で授業を行えば、子どもたちも頭に入らないでしょう。

面倒見が良い人!

児童のトラブル、不調に目を配ることができる面倒見の良さは重要です。
子どもの中には困りごとがあっても恥ずかしくて口にできない人も多くいます。いち早く彼らの状態を察知し、それとなく声をかける。また、自発的に相談してくる子供も多いので、真摯に向き合う心が必要になるでしょう。
一度でも冷たい態度をとれば、一生の傷にもなりかねません。コミュニケーション能力に長けた人が望ましいでしょう。

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小学校教師になるには

教職課程を履修し、小学校教員免許の取得が前提!

小学校の教師になるには、小学校教職課程の履修が可能な教育機関を卒業している必要があります。大学院、4年制大学、短期大学等に通い必要単位を修得しなければいけません。
しかし「既に卒業してしまった」「教職課程のない学校にいる」という場合もあります。そういった方向けに、通信教育という選択もあります。
なお、教員免許は専修、一種、二種に分かれており、通った学校によって変わります。自分が何を目指すのか確認したうえで選ぶと良いでしょう。

小学校教員免許を取得しただけでは、小学校の教員として働けない!

小学校教師になるために注意しなければいけないことは、小学校教員免許があるだけでは教師として働けないという点です。
現場で働くには、各都道府県で行われる教職員採用試験に合格しなければいけません。毎年7月に試験は行われ、複数都道府県での併願可能となっております。
筆記試験の他に、面接や実技。実技においてはピアノから水泳まで行われますので、全くの素人では通らないでしょう。筆記や面接と同様に、十分な対策をとってから挑むようにしてください。

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