ベビーマッサージ協会の基本情報
ベビーマッサージ協会は、ピーター・ウォーカー氏の理念の下に「青少年の健全な育成」を目的にベビーマッサージの普及を計る団体です。
ピーター・ウォーカー氏は理学療法士として、1980年代から乳幼児の発達を助けるプログラムの開発を手がけてきました。昨今の青少年に関する問題の一因は、幼少期の親子の触れあいやコミュニケーションの不足であると考えられます。
ベビーマッサージ協会は、ベビーマッサージを通して子供が安心感や、愛情を感じられるように助け親子の絆を深める教育に取り組んでいます。
講師養成講座の中では、生徒たちは赤ちゃんの人形を使い、実技を磨きます。ピーター・ウォーカー氏の「発達を促すベビーマッサージ」は、これまで約40年、20カ国以上で受け入れられてきた実績があるので、安心して受講することが出来る教育プログラムです。
ピーター・ウォーカー公認発達を促すベビーマッサージ講師とは?
3日間の講師養成講座「ベビーマッサージティーチャートレーニングコース」を受講すると「ピーター・ウォーカー公認発達を促すベビーマッサージ講師」として認定されます。多くのベビーマッサージスクールがある中で、ピーター・ウォーカー公認の「発達を促すベビーマッサージ」が優れている点は、このプログラムの開発者ピーター・ウォーカー氏が来日し、直接指導した人だけが認定講師となるところでしょう。この講座で学ぶ講師は、確かな技術を学ぶことができ、大切な理念を共有できます。
ピーター・ウォーカー公認の「発達を促すベビーマッサージ」は、生まれたばかりの乳幼児に対する優しいファーストタッチから、お座り、やがて立てるようになるまでの発達過程を通したベビーマッサージの技術を学べます。理学療法を基礎にしているため、乳幼児の筋肉や発達の段階にあわせた丁寧なベビーマッサージを習得していくことができるのが魅力です。
ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師とは?
「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師」の資格は、「ベビーマッサージティーチャートレーニングコース」を修了した講師の方のみが受講できる上級クラスです。この講師養成講座も、ピーター・ウォーカー氏本人の指導ですので、確かなスキルアップの機会となります。
「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師養成講座」は1日の講座で、ピーター・ウォーカー氏が英国Greenwich大学でベビーマッサージを教えていたときのQ&A方式の学習方法が取り入れられています。また、集客に成功できるベビーマッサージ講師になるための具体的な方法や、一人ひとりのベビーマッサージの技術に磨きをかけるためのトレーニングが用意されています。
「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師」の資格を取得すると、ベビーマッサージ協会のホームページに名前が掲載され、講師として優先して派遣されるようになります。
資格取得の流れ
「ベビーマッサージティーチャートレーニングコース」には、受講資格や制限はありません。ベビーマッサージに関心がある方なら、男性、女性を問わず誰でも学ぶことができる資格です。どちらの講師養成講座も、認定試験は無く、定められたカリキュラムを受講することで資格が得られます。
東京では「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師養成講座」無料説明会が定期的に開かれています。遠方の方は、資料送付や電話での個別相談も行われているので、情報を得た後、講座に申し込むことができます。
資格取得にかかる費用・期間は?
ベビーマッサージ協会の講座は、直接ピーター・ウォーカー氏が指導します。そのため、ピーター・ウォーカー氏が来日するタイミングに合わせて講師養成講座は開かれます。講座が開かれるタイミングは公式HPなどで定期的にチェックするようにしましょう。
「ベビーマッサージティーチャートレーニングコース」は年2回(5月・11月)開かれます。3日間の講座で費用は297,000円(税込)です。また「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師養成講座」は2年に1回の開催となります。費用は1日間の講座で72,600円(税込)です。これに加えて、どちらの講座も、東京でのみ受講できるため、遠方から来られる方は移動費や宿泊費などを計算する必要があります。
資格の活かし方
「ピーター・ウォーカー公認発達を促すベビーマッサージ講師」の資格を得た方の中には、ご自分でベビーマッサージ講座を開いておられる方もおられます。オプションですが、修了生向けに「教室運営サクセスポイント講座」という1日講座も用意されています。年1回開催され20,000円(税込)で受講できます。このような講座でベビーマッサージ教室を開講し、集客する方法を学ぶこともできます。
また、卒業後には公益財団法人母子衛生研究会が主催するベビーマッサージレッスンに講師として参加することができるチャンスがあります。また、「たまひよファミリーパーク」のイベントなどで、ベビーマッサージのクラスの講師やアシスタントとして働く機会もあります。こうした、ベビーマッサージ協会が斡旋してくれる仕事を請けつつ、自分のベビーマッサージの技術を磨いたり、他の講師との情報交換をしたり、仕事の機会を見つけるためのきっかけをつかむことができている方も多いようです。
こんな人におすすめ!
受講資格の制限は特にないため、どんな方でも「ピーター・ウォーカー公認発達を促すベビーマッサージ講師」になることができます。特に適しているのは、乳幼児を持つお母さんたちと接する職業の方々です。
実際、受講生の8割が助産師や看護師などの医療従事者です。また、日常的に乳幼児と接する保育士や幼稚園で働かれる方もおられます。
自分自身の子育ての経験からベビーマッサージを教えられると説得力があります。また、現在奮闘中のお母さんたちの気持ちが分かるものです。そのため、ベビーマッサージ協会の資格は、現在、妊娠している方や小さなお子さんをお持ちのお母さんにも適した資格と言えるでしょう。
>>ベビーマッサージの通信講座を探す
>>ベビーマッサージの通学講座を探す