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介護福祉士試験の難易度と合格率

キャリアアップのために介護福祉士の資格を取得したいけれど難易度が気になるという人は多いでしょう。介護福祉士試験は、40代が一番多く合格しています。合格率や合格ライン、他の資格との難易度の違いや一発合格に向けての勉強方法なども紹介します。

更新日:2022-03-28(公開日:2019-02-08)

介護福祉士試験の難易度と合格率

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介護福祉士の合格率は72.3%(2021年度試験)

介護福祉士の国家試験の合格率は、2021年度試験(2022年1月実施)で72.3%でした。
ここ数年は60~70%台を推移しています。
難易度としては、それほど恐れる試験ではないえるでしょう。

2021年度試験の受験者数や合格者数は下記のとおりです。

2021年度試験(2022年1月実施)
受験者数83,082
合格者数60,099
合格率72.3%

社会福祉士や精神保健福祉士と比べると、かなり多くの人が受験しています。

合格者の男女比をみると女性が7割以上を占めます。
また、合格者の9割以上が実務経験を3年以上経た人だということもこの試験の特徴です。

合格者の年齢別の割合は下記のとおりです。

年齢人数割合
20歳以下4,6787.8%
21~30 歳14,64924.4%
31~40 歳11,81019.7%
41~50 歳16,00326.6%
51~60 歳10,72417.8%
61歳以上2,2353.7%

年齢別では41~50歳の合格者が一番多くなっています。20代~40代ぐらいの合格者が多いですが、51~60歳の合格者も17.8%と、決して軽視できない数字が続いています。

介護の仕事は体力勝負の部分が大きいですが、キャリアアップは何歳になってもできるという結果が見てとれます。

参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 介護福祉士国家試験「合格発表について」資料

介護福祉士の合格ライン

介護福祉士試験では、全ての得点に対して60%程度を基準とした点数をとり、かつ10科目全てに得点しないと合格できません。逆に言えば、それらをクリアしている人は全員合格するということになります。
10科目の内訳は、「人間の尊厳と自立、介護の基本」「人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術」「社会の理解」「生活支援技術」「介護過程」「発達と老化の理解」「認知症の理解」「障害の理解」「こころとからだのしくみ」「総合問題」となっています。全ての科目に得点しなければいけないので、まんべんなく点数をとることを目標にすることが重要だと言えます。

他資格との難易度の違い

介護福祉士とともに三代福祉国家資格と言われている社会福祉士・精神保健福祉士と合格率を比べてみましょう。社会福祉士試験の合格率は、2022年実施の試験で31.1%でした。介護福祉士に比べ、難易度が高いと言えるでしょう。
精神保健福祉士試験の合格率は、2022年実施の試験で65.6%と、合格率だけ見ると介護福祉士の難易度に似ています。しかし、試験を受ける背景なども違うので、一概には難易度が同じだとは言えないでしょう。

介護の仕事をする人が最初に取得することが多い資格である「介護職員初任者研修」の合格率は公表こそされていませんが、講義や実習をきちんと受ける事で大半が合格すると言われています。ですので、介護福祉士の方が格段に難易度が高いと言えます。

一発合格に向けて

受験するなら一発合格をしたいと思う人は多いでしょう。
一発合格のためには、問題演習が欠かせません。240分で150問の問題を解かなくてはならないので、1問あたり1分を目安に解く練習をしておきましょう。

問題集やテキストは新しいものを使用し、法改正にそなえることが大事です。また、自分用のまとめノートを作り、問題を繰り返し解くことによって得た知識などを書いておくとよいでしょう。テキストに書き込んでまとめノートの代用にしてもよいかもしれませんね。
問題演習は、解説まで自分のものにしておきましょう。正しい答えが分かるというだけではなく、他の選択肢についても解説を読んでどこが違うのかを理解しておくことが一発合格するためには重要です。

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介護福祉士講座の受講の流れ

実務者研修講座

2016年度の試験以降、実務経験が3年以上ある人が介護福祉士の国家試験の受験資格を得るためには、「実務者研修」を受けることが必須になります。この講座は、基本的な介護を提供する能力に加えて、「喀痰吸引」「経管栄養」などの医療的ケアについても勉強できる内容になっています。

「発達と老化の理解」「認知症の理解」などの自宅学習を主に、7日程度の通学が必要な講座が多いです。自宅学習中はレポートを提出が求められる場合もありますが、分からないことが出てきた際には質問票などのシステムを使って講師に質問できる講座もあるようです。
学習期間については、実務者研修は自宅学習を含めて約6ヶ月の時間が必要です。ただし、ホームヘルパーや介護職員初任者研修の資格があれば受講期間を短縮することができます。通学は土日に開講されている場合もあるので、働きながら受講することもできます。

受講費用については、有資格者の方が無資格者よりも安くなります。無資格者の場合をとってみると、10万円未満から20万円台まで、費用に幅があります。教育給付金制度対象講座になっている場合もあります。
教育給付金制度の該当については、「雇用保険の被保険者であった期間が3年以上」などといったいくつかの条件がありますが、厚生労働省のホームページで確認することができます。

国家試験対策講座

受験資格が得られたら、国家試験の対策をする必要があります。実務者研修と抱き合わせて受講が可能な講座もあります。受験対策講座は、通学コースで最短半月、通信コースで最短1ヶ月にて勉強できるものもありますが、その講座の受講だけでいいのかを考える必要はあります。直前対策講座からじっくり学ぶ講座まで数々の講座があるので、自分に合った講座を選ぶために、資料請求してみるのもおすすめです。

通信コースの場合、テキストと問題集がついているものがほとんどです。講義DVDがついているものもあります。費用に関しては、通学コースだと6万円台から10万円台、通信コースだと1万円台から4万円台まであります。通学コースだと通えない地域に住んでいる人・自分のペースで学習したい人・安い費用で受講したい人にとっては、通信コースはとても便利です。反対に、通いやすい場所に通学コースがあったり、実際の講義を受けながら勉強したい人などには通学コースが良いでしょう。

介護福祉士の試験の出題範囲としては、「人間の尊厳と自立」などの「人間と社会」の領域、「介護の基本」などの「介護」の領域、「発達と老化の理解」などの「こころとからだのしくみ」の領域があります。本番では総合問題も出題されます。
合格基準としては、総得点のうち約60%の得点をとる必要がある他、全ての科目について得点しなくてはなりません。全ての科目をまんべんなく勉強するためにも、講座の受講はおすすめです。

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複数の学校や講座の資料請求を行い、比較してからの講座受講をおすすめします。
学校によって受講料や学習サポート、カリキュラム、割引制度などが違いますので、資料を取り寄せてご自身にあった学校を選んでみてはいかがでしょうか。

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