介護福祉士の資格取得を目指せる通信講座や対策講座、費用などをご紹介します！

（１）ニチイ「介護福祉士国家試験対策講座」

現役の介護福祉士の意見を反映
介護事業や教育事業を手掛けるニチイでは、現役の介護福祉士14,000人の意見を反映した実務的な講座が行われています。
全国統一の模試が予定されており、講座修了生の8割以上が試験合格という結果が出ているそうです。

学習方法を選べる！

ニチイの介護福祉士国家試験対策講座は、標準受講期間が6ヶ月で、「通信スタイル」と「通学と通信を組み合わせたスタイル」の2つから学習方法を選ぶことができます。

通信コース
通信コースは、自分のペースで学習したい人や費用を出来る限り抑えたい人におすすめされています。
自分のスケジュールに合わせて自由に学習計画を組めるため、忙しい社会人でも無理なく合格が目指せるようです。
ニチイのオリジナル教材も充実しており、自宅学習でも合格に必要な水準まで着実に力をつけられるのも魅力的ではないでしょうか。
質問解答サービス等の充実したサポートシステムもありますので、一人で学習する不安を感じにくいという声も多数上がっているようです。

通信+スクーリングコース
通信+スクーリングコースは、講師から直接指導を受けられ、集中的に学習を進められるのが特徴です。
標準的な学習期間は通信スタイルと同様の6ヶ月となっています。
全国約300ヶ所に教室が用意されており、通学に負担がかからないといえるでしょう。
教室では同じ目標を持ったクラスメートとの交流もありますので、刺激を受けながら日々学習できるかもしれません。

経験豊富な講師陣

講師陣は経験豊富なベテランが揃えられており、過去の指導経験や実務歴から的確なアドバイスが期待できるようです。

講座の3つの特徴

ニチイ講座の特徴を見ていきましょう。

(1)学習サポート
1つ目は学習サポートです。
専用の受講生サイトが用意されており、メールを通して時間・回数問わず質問できる環境が整えられています。
郵送やFAXからの質問方法も可能なので、PCが苦手な人も安心できるのではないでしょうか。
通信コースでは編入制度が用意されており、受講途中から通信+スクーリングコースへの変更が可能とのことです。
通信＋スクーリングコースは、スクーリングに参加できない場合でも無料で別日の授業に日程調整が可能となっています。

(2)介護事業のノウハウが還元
2つ目の特徴は介護事業のノウハウが還元されている点です。
ニチイは全国10万人以上の利用者に介護サービスを提供しており、実際に現場で働いている職員からリアルタイムで意見を取り入れているようです。
試験対策はもちろん、現場ならではの実務的な意見も反映された教材が利用できるので、就職後にも役立つ知識を得ることができるでしょう。

(2)多数の割引サービス
3つ目は、受講生の負担を減らしてくれる多数の割引サービスです。
受講料が安くなるニチイ独自の割引や教育訓練給付制度が用意されており、無理なく学習を進められるようになっています。

期間・費用など

【期間】標準6ヶ月
【費用】通信＋スクーリング：37,400円（税込）※期間限定開講
【本社所在地】〒101-8688　東京都千代田区神田駿河台2-9
※上記に記載している費用は参考価格です。
キャンペーンなどにより価格が変更となる可能性があります。

（２）生涯学習のユーキャン「介護福祉士講座（実務者研修無しコース）【通信】」

教育支援事業の大手ユーキャンでは、過去20年以上に渡る実績で培われたノウハウが大きな売りです。
介護福祉士国家試験対策に特化
介護福祉士国家試験対策に特化したコースが用意されており、すでに実務者研修を修了された方、修了予定の方でも無駄なく利用できるでしょう。

使用する教材

使用する教材はメインテキスト6冊に、副教材として実力アップ問題集、過去問題集、ガイドブック、添削関連書類等がついてきます。
添削は7回、質問は1日3問で総数は無制限です。

学習期間

標準学習期間は6ヶ月間を予定されており、万が一受講開始から試験月まで標準学習期間に満たない場合は翌年の試験月まで指導が行われるようです。
教育訓練給付制度対象講座に指定されていますので、お金の心配がある人でも安心して受講できるでしょう。

ユーキャンの講座の魅力

過去10万人以上の合格者を輩出しているユーキャンでは、お忙しい方でも無理なく合格を目指せるカリキュラム設計が魅力なようです。

隙間時間を活用した進め方
1レッスンは数ページずつ、スキマ時間で確実に力をつけられる内容になっています。
毎年の試験傾向が分析され、合格に必要な知識に絞った学習内容になっていますので、最短・効率よく勉強されたい方におすすめでしょう。

わかりやすいレイアウト
また、試験勉強に不慣れな人に対しても安心して学習が進められるように、使用教材は分かりやすさが重視されているそうです。
こだわりのレイアウト、読みやすいテキスト、充実したイラストや補足等、すんなりと頭に入ってきやすい構図ではないでしょうか。

学習の流れ

学習の流れとしては、テキスト教材を利用したインプットと問題演習のアウトプットの繰り返しが中心となります。

(1)テキスト学習
テキスト学習では専門用語から基礎まで万遍なく学習し、苦手科目を残さない学習計画が用意されているようです。
疑問点があれば随時メールや郵送で質問もできますので、利用すると良いかもしれません。

(2)添削課題（全7回）
全7回の添削課題では解答のコツや丁寧なアドバイスが添えられるようです。
苦手科目が分かり、学習の指針がはっきりしますので適宜取り組むと良いでしょう。

(3)総復習・シミュレーション
試験前の最終段階として、総復習や試験シミュレーションも計画されており、添削の修了課題では最新の出題傾向や法改正に対応した内容を解くことが可能です。

忙しい方にはWeb学習も

お忙しい方向けに「学びオンライン プラス」を活用したWeb学習もあります。
スマホやパソコンからWebテストが気軽に利用可能となっているほか、1本あたり10分程度の講義まとめ動画も用意されています。

費用・期間など

【期間】標準6ヶ月
【費用】49,800円（税込）
【本社所在地】〒169-0075　東京都新宿区高田馬場4-2-38
※上記に記載している費用は参考価格です。
キャンペーンなどにより価格が変更となる可能性があります。

（３）三幸福祉カレッジ「介護福祉士受験対策講座　通信コース」

学校法人三幸学園グループでは福祉教育に特化した専門校「三幸福祉カレッジ」を開講しています。

通信講座には4つのコースがある
最新の出題傾向を専門講師が徹底的に分析し、三幸オリジナルのテキストとカリキュラムにより、高い合格実績を誇ります。
さまざまな通信関連講座を提供している中、介護福祉士試験対策では通学と通信コースの講座があります。
通信コースで用意されている4つのコースを見ていきましょう。

１：筆記通信コース

三幸福祉カレッジの教室が遠くて通えないという人でも十分な学習が期待できる内容となっており、自分のペースで着実に力をつけられるのが特徴です。

本番に備えた準備ができる
テキスト学習を中心に進めていき、実力確認には演習問題が随時用意されています。
模擬試験も準備されており、本番に向けて万全の準備を行えるのではないでしょうか。

添削課題で弱点がわかる
講師からの直接指導はないものの添削課題はあります。
分野別の回答内容を分析してもらえたり、詳細なコメントにより弱点把握ができることでしょう。
科目ごとの正答率をチャートで表す1科目別結果分析は、自身の実力を正確に見直せると受講生から評判のようです。

専門スタッフによるサポート
受講生一人ひとりに専門スタッフから独自の分析、効果的な学習方法についての解説が貰えますので、独学では心配という人にもおすすめできるでしょう。
実務者研修と同時申し込みで割引制度が利用できるのも魅力的なポイントです。

２：Web学習コース

スマートフォンやタブレットPC、パソコンという媒体に対応したコースで、移動時間や休憩などのスキマ時間を活用しやすいのが特徴です。

解いた問題の解説をすぐに読める
内容は1問1答式で、解いた問題の解説をすぐに読むことができる親切な設計になっているようです。
お忙しい方や、既に介護福祉士試験の内容を一通り学習された方におすすめかもしれません。

３：速習オンラインコース

「教室には遠くて通えないが、講師の授業を受けた学習をしたい」という方におすすめとなっています。
講師や他の受講生とリアルタイムで繋がり、実際に教室で行う講座と同様の体験が期待できるでしょう。

「Zoom」のため場所を選ばず学べる
講義ではZoomを使用し、PCやスマートフォンがあれば場所を選ばず学習に参加できます。
オンラインでリアルタイムに進められる授業のため、講師が受講生の理解度や進捗具合に合わせて学習を進めてくれるのも魅力的なポイントでしょう。

理解しながら学習ができる
分からないポイントは逐一解説が挟まれ、確実に理解しながら学習を進められます。
講座内では問題演習も用意されており、講師が受講生の苦手なポイントやつまづきやすい点も解説がされるそうです。
実際の授業と変わらない充実した学習が期待できるのではないでしょうか。

４：頻出のキーワード解説動画

試験頻出の最重要キーワードの解説動画をスマホやPCから視聴できる内容です。
過去問題12問に沿った内容となっており、知識の定着や基礎能力を養いたいという方におすすめできるでしょう。
追加料金を支払い視聴可能
他のコースとセット受講が推奨されており、追加料金を払うことで他コース受講生は利用できます。

費用・期間など

【期間】コースにより異なる
【費用】
筆記通信：36,300円（税込）
Web学習：27,500円（税込）
ポイント速習オンライン：47,025円（税込）
よく出るキーワード解説動画：オプション追加料16,500円（税込）
【本社所在地】〒160-0023　東京都新宿区西新宿1-23-7
※上記に記載している費用は参考価格です。
キャンペーンなどにより価格が変更となる可能性があります。

（４）資格の大原「介護福祉士講座　筆記試験対策」

資格学習や就職支援事業のを手掛ける大原では、介護福祉士講座筆記試験対策が開かれています。

合格を目指せるカリキュラム
働きながらでも無理なく合格を目指せる内容となっており、全9回の学習で介護福祉士取得を目指せます。
重要ポイントに絞り、講義・問題演習・ミニテストを重ね、模擬試験を経て本番に臨むカリキュラムが組まれています。

特典・取り組みなど

受講生の特典として、全国にある大原の自習室を利用することが可能になります。
自宅では集中できない人などは自習室を利用することで大幅に学習効率を上げられると好評のようです。
外国人受講生にも対応しており、ふりがな対応教材など、大原独自の取り組みが多数用意されています。
いつでも質問対応されていますので、試験勉強に不慣れな人でも安心して学習を進められるでしょう。

講座の特徴

特徴としては、受講生のライフスタイルに合わせて4つの学習スタイルを選択できる点です。
近くの教室に通学して学習したい人、スキマ時間を活用したい人など、受講生の状況に応じて柔軟な選択肢を選べるのは魅力的でしょう。
学習スタイルは「教室通学」「映像通学」「Web通信」「DVD通信」の4つがあります。

(1)教室通学
教室通学は、カリキュラムに沿って決められたスケジュールで通学し、教室で授業を受ける学習スタイルになります。
大原の専任講師による直接指導が受けられますので、時間に余裕がある方におすすめです。
欠席フォローや振り替え出席制度などのサポートも充実しており、万が一休まなければいけない時でも安心できるのではないでしょうか。

(2)映像通学
講義を収録した映像を大原校内の個別視聴ブースにて視聴する学習スタイルとなっており、スケジュールは自分の都合で組めるのがポイントとなっています。
自分だけの学習スペースで集中できるほか、人気講師の講義を映像で確認できるので通学スタイルと変わらない充実度と言えるかもしれません。
模擬試験は教室で受験できますので、試験対策も万全です。

(3)Web通信
Web通信とDVD通信は自宅での学習に対応しています。
Web通信はインターネット環境があれば、いつでも大原の講義を受講できるのがポイントです。
ストリーミングによる講義配信を視聴する内容となっており、24時間いつでも何度でも学習を進められます。

(3)DVD通信
DVD通信はネット環境を必要としない学習スタイルです。
DVDプレーヤーを利用して映像を視聴し、学習を進めます。

費用・期間など

【期間】全9回
【費用】40,000円（税込）
【本社所在地】〒101-0065　東京都千代田区西神田2-2-10
※上記に記載している費用は参考価格です。
キャンペーンなどにより価格が変更となる可能性があります。

まとめ

介護福祉士の資格取得を目指せる講座を提供しているニチイ、ユーキャン、三幸福祉カレッジ、資格の大原について紹介しました。
各スクールごとに特徴が分かれており、学習スタイルも多様なものが提供されていますので、自身の目標や生活に合わせて選択すると良いでしょう。