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社会人から精神保健福祉士になるには

精神保健福祉士

一般的に「PSW」と呼ばれる精神保健福祉士は、1998年施行の精神保健福祉士法で定められた国家資格です。精神科のある病院や精神障害者社会復帰施設などで、精神障害者に対して社会復帰の助言や相談、訓練、指導などの支援を行う専門職です。精神障害者の保健や福祉に関する専門知識・技術を活かし、精神障害者と社会をつなぐパイプ的な役割を果たします。

資格取得の最短ルートは? 取得ルートを図解!

精神保健福祉士になるには、さまざまなルートがありますが、どのルートも最終的には国家試験の合格が必要です。福祉系大学や短大卒で指定科目を履修している方はすでに受験資格があります。

社会人や主婦の方がこれから目指す場合、保健福祉系以外の大学や短大を卒業した方は、短期もしくは一般養成施設を卒業することで国家試験受験資格が得られます。大学や短大を卒業していない方にも、働きながら大学卒業資格を得ることができる通信制大学を経て養成施設を卒業し、国家試験を受験するルートが残されています。

また、社会福祉士の資格をお持ちの方は、養成施設で6ヶ月以上学んだ後、国家試験を受験する際も一部科目免除があるなど連携されていることから、ダブルで資格取得を目指す方も少なくありません。

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精神保健福祉士講座・スクール比較 受験資格、必要な実務経験とは? ・保健福祉系大学など(4年/指定科目履修)

・保健福祉系短大など(3年/指定科目履修)
→卒業後、相談援助の実務経験1年が必須
・保健福祉系短大など(2年/指定科目履修)
→卒業後、相談援助の実務経験2年が必須

福祉系大学・短大(基礎科目履修)・対象職種従事者など

・福祉系大学など(4年/基礎科目履修)
→短期養成施設など(6ヶ月以上)
・福祉系短大など(3年/基礎科目履修)
→卒業後、相談援助の実務経験1年+短期養成施設など(6ヶ月以上)
・福祉系短大など(2年/基礎科目履修)
→卒業後、相談援助の実務経験2年+短期養成施設など(6ヶ月以上)
・社会福祉士

一般大学・短大・相談援助

・一般大学(4年)
→一般養成施設など(1年以上)
・一般短大(3年)
→相談援助の実務経験1年+一般養成施設など(1年以上)
・一般短大(2年)
→相談援助の実務経験2年+一般養成施設など(1年以上)
・相談援助
→相談援助の実務経験4年+一般養成施設 など(1年以上)

精神保健福祉士講座・スクール比較 精神保健福祉士の仕事内容は? どんな仕事?

精神保健福祉士は、精神に障がいがある人に社会復帰のための助言をしたり、日常生活を支障なく営むためのサポートをしたりする仕事です。社会と精神障がいを持っている人の橋渡し役をする、いわばコーディネーター的な役割の仕事です。1997年に誕生したこの資格は、医療・保健・福祉にまたがって活躍するソーシャルワーカーの国家資格です。 精神科ソーシャルワーカー、略してPSWという職種は1950年代からありましたが、この資格保持者にその業務が引き継がれて以来、その活躍の場は医療機関にとどまらず、行政機関・精神障害者施設など様々な場所に広がっています。 仕事内容は、その精神保健福祉士の置かれる職場によっても大きく変わります。例えば精神科の医療現場では、受診前の相談から初回の面接、入院中の相談業務や社会復帰のための助言・関係各所との調整などを行います。患者を取り巻く家族・地域社会・職場・学校などの情報を医療スタッフに伝えるという仕事もあります。

社会福祉士・介護福祉士、カウンセラーとの違い

社会福祉士や介護福祉士、そして精神保健福祉士は、いずれも社会を住みよくするための専門職として期待されています。違いを見ていきましょう。 精神保健福祉士が対象とするのは、うつ病や統合失調症、認知症など精神障がいがある人です。対して社会福祉士は、高齢者・子供・障がい者・低所得者などフィールドが広めです。介護福祉士は、高齢者の介護分野にて活躍します。 精神保健福祉士と社会福祉士の資格をダブルで取得し、より仕事の幅を広げる人もいます。また、精神保健福祉士は、臨床心理士などのカウンセラー的な役割の仕事とも異なります。カウンセラーがカウンセリングを通してその人の内面つまり「心」にアプローチするのに比べ、精神保健福祉士は、その人を取り巻く「環境」により深くアプローチします。しかし、どちらの仕事も、精神障がいを持った人の話をよく聞く必要があることにはかわりありません。精神保健が重要視される現代社会において、精神保健福祉士も臨床心理士もより必要とされていく資格でしょう。

精神保健福祉士のやりがい

精神保健福祉士が対象とするのは、精神障がいという病気も含めて厳しい環境下にいる人々です。そういった人々に問題解決のための各種機関や人物をつないだり助言を行ったりすることで、環境が少しでも改善されるということにやりがいを感じられるでしょう。社会的に必要とされる仕事だという点もやりがいにつながります。また、精神保健福祉士は、様々な立場にいる人との連携が重要な仕事です。 例えば、病院では、医師や看護師などの医療スタッフとの連携により患者さんをその人らしい社会復帰に導きます。そういう連携がうまくとれて精神障がいを持つ人が置かれる環境が良い状態になるということは精神保健福祉士の大きな喜びです。 精神保健福祉士に限らず、ソーシャルワーカーの仕事は、「人の役に立ちたい」「社会の役に立ちたい」という気持ちが重要な仕事です。そういう気持ちを持っている人にとっては、願ってもいない仕事となるでしょう。

精神保健福祉士講座・スクール比較 活躍の場 医療現場

医療現場での精神保健福祉士の役割は多岐に渡ります。例えば、医師や看護師などと連携して、精神障がいを持つ人が社会復帰するサポートを行います。具体的には、受診をする前の相談を受けたり、初回受診時に最初に面接をしたりするのも精神保健福祉士の役割です。初回面接では、場合によっては精神科以外の医療機関への受診を勧めることもあります。 また、精神障がい者の入院中には困りごとや悩み事の相談を受けたり、生活保護など経済面での調整をはかったりもしますし、病院内にデイケアセンター、つまり精神障がいのある人が社会復帰ができるようリハビリ活動を行う場所があれば、そこでの活動も含まれます。具体的には、スポーツや手芸などのプログラムを通して、社会生活に必要な能力を育む手伝いをします。

自治体や保健所

市町村においても精神保健福祉士は採用されています。具体的には、精神障害者保健福祉手帳、そして精神障がい者の医療費を援助する制度「自立支援医療」の申請窓口業務を行ったり、ここでも関係各所と連携して精神障がい者の社会復帰を目指す取り組みを行います。また、精神保健福祉センターや保健所にも精神保健福祉士の活躍の場はあります。 精神保健福祉センターでは、心の健康に関する相談を受けたり、偏見をなくすための活動をしたりしています。保健所では、精神科を受診してない人や治療を中断した人の家族から、また警察や近所の人からの相談を受けたり、家族教室などの企画運営をしたり、精神科病院への実地指導をしたりといったことを行います。

地域生活支援センターや社会復帰施設

地域で暮らしている精神障がい者の相談・支援業務を行うのが地域生活支援センターです。ここにも精神保健福祉士はいます。悩み事の相談にのったり、生活訓練などのリハビリテーションを行ったりといった業務を行います。また、社会復帰施設には、生活訓練施設や小規模作業所、それに授産施設や福祉工場などがあります。これらの施設では、精神障がい者が働きながら社会復帰を目指しますが、精神保健福祉士は、そのサポートをしています。 こうした施設では、精神障がい者の相談にのったり助言したりすることも行います。それに加え、その人達が行う作業訓練に関しての知識や技術も必要です。社会復帰に向けて一歩一歩歩んでいく人達のサポートをするのが精神保健福祉士の仕事です。

その他の現場

その他、保護観察所などの司法施設にも社会復帰調整官や精神保健参与員として精神保健福祉士が配置されている例もあります。また、ハローワークでは精神障がい者の就労に関する業務を精神保健福祉士が行っています。 企業で働く人達のためのソーシャルワーカーとして勤務する例も見られます。大企業などにある健康相談室や、外部支援機関での勤務がその例です。企業内での人間関係などによりうつ病になった人やストレスを感じている人を支援していく仕事です。精神保健福祉士として実務経験を積んだ後に、教育機関や研究機関にて、精神保健福祉士を目指している人の教育や、日本の精神保健福祉全体のためになるような研究活動に従事する人もいます。

精神保健福祉士講座・スクール比較 向いている人とは 精神保健への興味

精神保健福祉士として仕事をするには、当然ながら精神保健への興味が必要になります。精神障がいを持つ人は、日本全国に320万人いると言われています。その人達がどのように社会生活を営んでいけばいいのか、またどのようなサポートを必要としているのか、それらの点に関心を寄せていなくてはつとまらない仕事です。このような点に興味がある人にとっては、精神保健福祉士はやりがいのある仕事になるでしょう。 精神障がいといっても、うつ病・統合失調症・認知症・発達障害・アルコール依存症など様々な種類があります。また、同じ疾患でも一人一人によって置かれている状況が違います。それらのケースに対して常に勉強する姿勢でいられる人もまた精神保健福祉士に向いていると言えるでしょう。

コミュニケーション能力

精神保健福祉士の業務は、医療分野や地域社会などとの連携が欠かせません。精神障がいを持つ人が置かれている経済的な問題については、行政との連携も必要になります。精神障がい者の家族とも意思疎通をはかる必要があります。そのため、精神保健福祉士には、様々な人々とのコミュニケーション能力が必要とされます。もちろん、精神障がいを持つ当事者と意思疎通をはかることも重要です。 コミュニケーション能力は仕事をしていくなかで磨かれる部分ではありますが、もともとその能力を持ち合わせていれば仕事をスムーズにすすめていくことができるでしょう。 精神障がい者が社会復帰するための作業プログラムの実施においても大事な能力です。

問題解決するためのコーディネート力

精神保健福祉士には、精神障がい者が何を必要としているのか、またどんなサポートが適切なのか、それらを考えて解決方法をコーディネートできる力が求められます。そのためには、関係各所がどんなことをしている機関なのかということに精通している必要がありますし、どの人物につなげば問題が解決に向かうのかということを判断できなくてはなりません。また、精神障がい者の置かれている難しい状況それぞれに自分がのまれてしまっては精神障がい者を助けることができません。 ある意味冷静な判断力で解決のための糸口を探すことができる人が向いています。冷静さは必要ですが、当然ながら人間的なあたたかさもこの仕事をやるうえでの大きな武器となるでしょう。

社会の役に立ちたいという熱い心

精神保健福祉士は、当然ながらソーシャルワーカー、つまり生活に不安があったり問題を抱えている人をサポートするコーディネーター的な役割をする仕事の範疇に入ります。 ソーシャルワーカーは、社会の役に立ちたい、人の役に立ちたいという熱い心を持っていないとつとまらない仕事です。そのような心は、この仕事に苦労があったとしても続けていきたいと思える原動力になります。 精神保健福祉士は、聞くにたえないような悲惨な状況に置かれている人たちともたくさん出会います。その中で、何とかサポートしたい、お役に立ちたいと思える人が向いています。また、この仕事は精神障がい者の周りの家族・地域・学校・職場など様々な人に目を向けることが大事な仕事です。その意味では、広い視野を持てる人にもおすすめの仕事です。

精神保健福祉士講座・スクール比較 働きながら精神保健福祉士資格を取得できる? 働きながら取得できる?

精神保健福祉士の国家試験には受験資格があります。保健福祉系ではない一般の大学を卒業していても、一般養成施設等に1年以上通うか、もしくは保健福祉系のカリキュラムを持った大学に3年次編入することで、受験資格を得ることができます。一般養成施設等には夜間コースがあり、また大学に編入するにしても通信部もありますので、働きながら受験資格を得ることが可能でしょう。高卒の場合でも、保健福祉系のカリキュラムを持った大学の通信部に1年次から入学することで、働きながらでも受験資格を得ることができます。 ただし、スクーリングと言って実際のキャンパスに行って一定期間講座を受けなくては卒業できない場合もあり、スクーリングは全国どこでも開かれているというわけではないので、注意が必要です。また、単位をとるための科目修了試験も全国どこでも開かれているわけではないので、学校に問い合わせるか資料を請求してみるとよいでしょう。 保健福祉系の大学を卒業していて指定科目を履修している場合は、それだけで受験資格があります。現在社会福祉士の資格を持っている人の場合は、短期養成施設等で6ヶ月以上勉強することで受験資格が得られます。これらの場合は、直前対策などの講座が夜間に開かれている場合も多いので、働きながら勉強することが可能です。受験資格については、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページでも見ることができますので、調べておくとよいでしょう。

おすすめの勉強方法は?

通信制の大学に編入したり入学したりする場合、また養成校に入学する場合、働きながら勉強するには、時間をどこで捻出するのかを考える必要があります。30分でも時間があれば勉強時間にあてることで、一日3回勉強すれば1時間半の時間を獲得したことになります。また、昼間に働いている人の場合、仕事に行く前の朝の時間を勉強に使うのか、帰ってからの時間を勉強に使うのか、休日を勉強に使うのかを考える必要があります。 いつまでにどれくらい勉強すればいいのか、ざっくりとでもスケジュールをたててみると良いでしょう。そうすることで、一日あたりの勉強時間も分かるはずです。 国家試験の受験資格を得られた場合、国家試験の勉強に入ることになります。問題集を何度も解いて解説まで自分のものにすることは、大学受験の勉強でもよく使われる方法です。精神保健福祉士の試験の場合、過去に出た問題と似ている問題が出ることはよくあることなので、過去問を解くのもいいでしょう。しかし、ここで注意したいことが一つあります。それは、精神保健福祉士の分野は法改正がよく行われる分野のため、新しい内容のテキストや問題集を使う必要があるということです。古いテキストや問題集では、間違った知識を覚えてしまうことになります。必ず一番新しいものを使うようにしてください。

精神保健福祉士講座・スクール比較

さらに詳しく

試験データ

項目 内容
資格・試験名 精神保健福祉士
試験区分 国家資格
主催団体 厚生労働省
受験資格 1. 4年制大学で指定科目を修めて卒業した方
2. 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方
3. 精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方
4. 精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
合格率 56.9%
平成25年試験
出題内容・形式 精神疾患とその治療、精神保健の課題と支援、精神保健福祉相談援助の基盤、精神保健福祉の理論と相談援助の展開、精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム、人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、社会保障、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度
検定料 13,250円(精神保健福祉士のみ受験する場合)
問い合わせ先 公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
http://www.sssc.or.jp/index.html
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目5番6号 SEMPOS(センポス)ビル
TEL:03-3486-7559

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