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精神保健福祉士(PSW)の養成施設とは?一般と短期の違いや学費について

精神保健福祉士(PSW)の養成施設とは?一般と短期の違いや学費について

精神保健福祉士(PSW)の養成施設とは、精神保健福祉士に必要な知識・スキルが身につけられます。
主には、大学や専門学校が養成施設の役割を果たしていて、最短で660時間、最長で1,200時間の教育カリキュラムを提供しています。
ここでは、精神保健福祉士の養成施設の概要はもちろん、短期養成施設と一般養成施設の違い、学習期間や学費についても紹介します。

更新日:2023-10-26(公開日:2019-07-09)

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精神保健福祉士(PSW)の養成施設とは?

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精神保健福祉士に必要な知識・スキルを習得するための施設!

精神障がい者の医療・助言・指導・訓練・援助をおこなう精神保健福祉士には、専門的な知識や技術が求められます。
精神保健福祉士の養成施設では、精神保健福祉士に必要な知識・スキルが身につけられます。
主には、大学や専門学校が養成施設の役割を果たしていて、最短で660時間、最長で1,200時間の教育カリキュラムを提供しています。

必要な専門知識や技術を習得するために履修すべき科目は2種類あります。

指定科目
1つは、精神保健福祉士として絶対に必要な知識を学ぶ「指定科目」です。
例えば「精神医学」「精神保健学」「精神保健福祉論」などの科目がそれにあたります。

基礎科目
もう1つは、他の福祉系職種にも共通する知識が学べる「基礎科目」です。
例えば「社会保障論」「心理学」「医学一般」などの科目がそれにあたります。

必ずしも養成施設に通うわけではない
精神保健福祉士を目指す、すべての方が養成施設に通うわけではありません。
福祉系の大学・短大・専門学校で指定科目や基礎科目の単位を修得済みの場合は、養成施設に通うことなく精神保健福祉士の国家試験を受験できます。

養成施設に通う必要がある場合
一方、福祉系の大学・短大・専門学校に通っていても基礎科目しか修得していない場合や、福祉系以外の大学・短大などに通っていたため指定科目も基礎科目も修得していない場合は、養成施設に通わないと国家試験を受験できません。

精神保健福祉士「短期養成施設」と「一般養成施設」の違いは?

履修する科目がそれぞれの施設によって違う!

精神保健福祉士の養成施設には、「短期養成施設」「一般養成施設」の2種類あります。
両者の違いは対象者と学習期間、そして学ぶ内容です。

短期養成施設
【対象者】
福祉系の大学や短大、専門学校で学んだ経験がある人で、「社会保障論」「心理学」「医学一般」などの基礎科目の単位を修得している人です。

【学習内容】
指定科目だけを修得すればよいため、養成施設に通う期間は短期間(660時間)で済みます。
660時間かけて指定科目7科目(精神医学、精神保健学、精神科リハビリテーション学、精神保健福祉論、精神保健福祉援助技術各論、援助演習、援助実習)の単位を修得することで、国家試験の受験資格を得ます。

一般養成施設
【対象者】
福祉系以外の大学、短大、専門学校で学んだ経験がある人です。
基礎から学ぶ必要があり、総学習時間は1,050時間に達します。

【学習内容】
短期養成施設で学ぶ指定科目7科目に加え、基礎科目9科目(社会福祉原論、社会保障論、公的扶助論、地域福祉論、精神保健福祉援助技術総論、医学一般、心理学、社会学、法学)も学びます。
合計16科目の単位を得ることで、国家試験の受験資格を得ます。

精神保健福祉士「一般養成施設」での学習期間・学費(受講費用)はどのくらい?

1年間(昼間部)で入学金・授業料など130万円ほど!

一般養成施設には、通学課程(昼間部・夜間部)と通信課程があります。
ここでは、ある学校を例に、学費に関する情報を紹介していきます。

例):日本福祉教育専門学校 精神保健福祉士養成学科(東京都新宿区)の場合
【学習期間】
同学科の学習期間は1年間で、実習時間を含み1,200時間の学習時間が設定されています。
実習は専門学校が指定する実習施設において、夏季休暇・春季休暇中に集中的におこない、210時間以上の実習経験を積むことができます。

この学科の卒業生で、現場で活躍している方は7,800人を超えています。
精神科病院やクリニック、スクールソーシャルワーカーの求人が多数集まっており、学生1名あたりの求人数は17.5件に達しているそうです。

【学費】
・入学金:150,000円
・授業料:740,000円
・設備費:180,000円
・実習委託費:210,000円
・同窓会費:20,000円
・総額:1,300,000円
※別途、テキスト代が必要です。

介護福祉士などの所定の資格を持っている場合や、受験時点で働いている医療機関などの施設長推薦がある場合、学費が減免されたり、奨学金を貸与する制度も準備されています。

精神保健福祉士「短期養成施設」での学習期間・学費(受講費用)はどのくらい?

9ヶ月(通信制)で入学金・授業料など40万円ほど!

短期養成施設にも通学課程(昼間部・夜間部)と通信課程があります。
ここでは、通信課程を開講しているある学校を例に、学費に関する情報を紹介していきます。

例):東京福祉大学 精神保健福祉士短期養成通信課程(東京都豊島区)
【学習期間】
通信教育課程の場合、印刷教材による授業(自宅学習後にレポートを提出する)を1,053時間、面接授業(通学して演習や実習をおこなう)を39時間おこなうことが義務付けられています。
合計1,092時間の学習を9ヶ月間で終えられるよう、カリキュラムが編成されています。
4月から学び始め、12月に学習を終え、翌年2月に実施される国家試験での合格を目指します。

【学費】
・入学金:20,000円
・授業料:149,000円
・保険料:2,440円
・実習費:190,000円
・総額:361,440円
※別途、テキスト代が必要です。

すでに相談援助実習を履修済みである場合は、実習費が減額され総額311,440円に、1年以上の実務経験がある人は、実習費が無料になり総額171,440円に抑えられます。

働きながら精神保健福祉士の資格を取るなら通信課程がおすすめ

通信課程での学習がおすすめの理由

働きながら精神保健福祉士の資格取得を目指す場合、学習時間やスケジュールは限られてしまうでしょう。
前述でもご紹介したとおり、短期養成施設と一般養成施設の夜間部、もしくは通信課程で学習を検討されることになるでしょう。

夜間部だと学校に出向かなければいけないため、継続できるかどうかという不安も出てくるかもしれません。
そのため、学習時間やスケジュールで比較的無理なく勉強したい方には、通信課程をおすすめします。

精神保健福祉士を目指すにあたり、おすすめの通信講座を以下ページに紹介していますので、参考にしてみてください。

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精神保健福祉士のおすすめの通信講座を紹介します!

精神保健福祉士(PSW)が目指せるおすすめスクール

日本医療大学 通信教育部

ココがポイント!福祉系資格を北海道で目指すなら!【日本医療大学 通信教育部】

スクールホームページ:
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