フードアナリスト資格ガイド
どんな仕事・資格?
フードアナリストとは、レストランや飲食店を格付けする知識と素養を持ち、食と食空間を評価・分析する専門家のこと。飲食店側に立ってメニュー開発などを行うフードコーディネーターとは異なり、あくまで消費者側に立って飲食店を利用し、食事やサービス内容、店の雰囲気や安全性などを総合的に評価します。資格としては日本フードアナリスト協会が主催する「フードアナリスト検定」があります。
活躍の場
フードアナリストが実際の評価・分析活動を行うのは、もちろん飲食店の中になります。ただし、その評価・分析結果のレポート先は、飲食店の場合もあれば、フードアナリスト協会が運営する格付けサイトや、雑誌・新聞・ミニコミ誌などの場合もあり、仕事の種類によって様々です。フードアナリストとしての評価が高まってくれば、ミステリーショッパー(覆面調査員)として店舗調査や、店舗のプロデュースを依頼される可能性もあります。
こんな人が向いています
フードアナリストにとって最も大切なのは、食べることが好きなことと、素晴らしい飲食店について情報を発信したいという情熱です。そして食と食空間を客観的に評価するために、調理・栄養学・フードコーディネート・テーブルコーディネート・インテリア・ホスピタリティなど幅広い分野に関する知識が欠かせません。
さらに評価や分析の結果は格付けサイト用のレポートや、雑誌・新聞・ミニコミ誌などの記事としてまとめる必要があるため、自分が感じたり考えたことを的確に伝える表現力も求められます。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | フードアナリスト検定試験 |
試験日 |
【[第64回]2023年8月試験】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 一般社団法人 日本フードアナリスト協会 |
受験資格 | 18歳以上 3級:4級取得者 2級一次:3級取得者 2級二次:2級一次合格者 1級一次:2級二次合格者 |
合格率 | 約50~60% |
出題内容・形式 | 4級(50問) ・教本・問題集に準拠 3級(60問) ・教本・問題集に準拠 2級 ・一次 A/B 各50問 ・二次 A/B 各50問 教本・問題集に準拠 1級 ・一次 4科目 各科目42問 |
検定料 | 4級:7,700円(税込) 3級:7,700円(税込) 2級:一次・二次 1科目:5,500円(税込) 2科目:11,000円(税込) 1級:三次 1科目:各5,500円(税込) 全4科目:22,000円(税込) |
問い合わせ先 |
一般社団法人 日本フードアナリスト協会 http://www.foodanalyst.jp/ TEL:0120-650-519(平日9:00~18:00) E-mail:info@foodanalyst.jp |