電気工事士の試験内容
1種の試験内容
電気工事士1種の試験は最も難易度が高いということもあり、筆記試験の合格率は毎年平均40%、実技試験は毎年平均60%となっています。
第2種の内容に加えて高圧の問題もあるため筆記試験・実技試験ともに出題範囲は非常に広くなっています。
【1種の筆記試験の内容】
●電気に関する基礎理論
●配電理論および配線設計
●電気応用
●電気機器、蓄電池、配線器具、電気工事用の材料及び工具並びに受電設備
●電気工事の施工方法
●自家用電気工作物の検査方法
●配線図
●発電施設、送電施設及び変電施設の基礎的な構造及び特性
●一般用電気工作物及び自家用電気工作物の保安に関する法令
【1種の技能試験の内容】
●電線の接続
●配線工事
●電気機器・蓄電池及び配線器具の設置
●電気機器・蓄電池・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
●コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
●接地工事
●電流・電圧・電力及び電気抵抗の測定方法
●自家用電気工作物の検査
●自家用電気工作物の操作及び故障箇所の修理
2種の試験内容
電気工事士2種の合格率は筆記試験が60%、技能試験が70%といわれています。
1種に比べると2種の方が合格しやすいというデータもあるようです。
【2種の筆記試験の内容】
●電気に関する基礎理論
●配電理論および配線設計
●電気機器、配線器具、材料および工具
●電気工事の施工方法
●一般用電気工作物の検査方法
●一般用電気工作物の保安に関する法令
【2種の技能試験の内容】
●電気の接続
●配線工事
●電気機器および配線器具の設置
●電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料および工具の使用方法
●コードおよびキャプタイヤケーブルの取付
●接地工事
●電流、電圧、電力および電気抵抗の測定
●一般用電気工作物の検査
●一般用電気工作物の故障箇所の修理
まとめ
電気工事士1種と2種の試験内容についてご紹介してきました。
2種は比較的合格しやすいものの、1種は2種の内容も含むため幅広い知識が求められます。
そのため、しっかりとした学習が必要になるといえるでしょう。
電気工事士の資格取得には講座の受講もおすすめです。
ぜひご検討ください。