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心理カウンセラー資格は取っても意味がないと言われる理由を解説!

心理カウンセラー資格は取っても意味がないと言われる理由を解説!

心理カウンセラーの資格を取っても意味がないということは決してありません。仕事や自身のために多くのメリットがあります。
この記事では、心理カウンセラー向けの資格取得が無意味といわれる理由や、取得のメリットを解説します。
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更新日:2024-03-06(公開日:2022-06-29)

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心理カウンセラーの資格取得は意味ないと言われる5つの理由

心理カウンセラーの資格取得は意味がないと言われる理由を解説!

「心理カウンセラーの資格取得は意味がないって本当?その理由が知りたい」
「心理カウンセラーの資格取得にメリットはないの?」このような疑問や悩みを抱えていませんか?
心理カウンセラーの資格を取得するメリットは多くありますが、誤解されている面もあるようです。

まずは、心理カウンセラーの資格取得は意味がないといわれる理由について解説します。

国家資格ではないから

心理カウンセラー資格に意味がないと言われる理由の一つとして、国家資格ではないため、取得しても使えないと誤解されていることがあります。

しかし、民間資格だからといって意味がないということはありません。
学校や医療機関での採用条件に挙げられやすい臨床心理士や、企業内でのカウンセリングをおこなう産業カウンセラーも民間資格です。

また、実際には「公認心理師」という国家資格も存在します。

参考 厚生労働省 公認心理師

民間資格

  • 臨床心理士
  • 認定心理士
  • 学校心理士
  • 産業カウンセラー など

国家資格

  • 公認心理師

公認心理師は公認心理師法に基づき、2018年に心理系で唯一の国家資格として誕生しました。

近年は社会の多様化により、うつ病やパニック障害など、心の不調を訴える人が増加しています。
とくに深刻化しているのが、自殺者やひきこもり、社会不適合者の増加です。

このような社会現象に早急に対応するため、多くの業界で高度な専門知識を持つ心理職員が求められるようになったと考えられます。

資格試験の難易度が低いから

資格試験の難易度が低いことも、心理カウンセラー資格が軽視される理由のひとつです。
とくに民間資格は合格率が70%以上を占めるものが多く、勉強時間が取りづらい会社員や主婦でも合格しやすいといった現実があります。
※上級者向けの心理カウンセラー資格になると、合格難易度が上がります。

ここで大切なのは、資格試験の難易度ではなく、取得した資格をどう活かすかです。
資格を持つことで仕事の幅が広くなり、キャリア形成に役立てられた事例は少なくありません。

資格を取っても意味がないと短絡的にとらえるのではなく、希望する分野で有効活用できないか前向きに考えることが大切です。

心理カウンセラーには仕事がないと思われているから

心理カウンセラーは相談者からの依頼が少なく、収入に結びつかないとの誤解から資格取得が不要といわれることがあります。

しかし想像とは裏腹に、心の不調を訴える相談者が急増しているのが現実です。
近年は精神科を受診した患者が、カウンセラーのもとで心理的サポートを受けるケースが目立つようになりました。

精神疾患の内訳

  • うつ病
  • 統合失調症
  • 不安障害
  • 認知症 など

2017年の精神疾患の患者数は400万人を超え、2022年以降も増加傾向にあります。
精神疾患は特別なものではなく、今となっては誰が発症しても不思議ではない病気です。

今後は重度の症例にも対応できるよう、高度な心理的アプローチができる専門員が求められると考えられます。

現にスクールカウンセラーが設置される学校の数は増加を続けています。
スクールカウンセラーの配置校数は令和3年度の計画で30,681箇所とされています。これは、平成24年度の配置校数17,621箇所と比較して約1.74倍に及びます。

そのため、心理カウンセラーに仕事がないということはありません。今後もニーズが高まっていくことが予想されるでしょう。

関連記事 心理カウンセラーに仕事はないはウソ!実態を徹底調査
出典  文部科学省 スクールカウンセラー等活用事業

資格を取得しなくても誰でも心理カウンセラーを名乗れるから

資格がなくても心理カウンセラーを名乗って活動できることも、意味がないと言われる理由の一つです。

確かに特別な資格を保有しなくても、心理カウンセラーとして相談を受けることは可能です。

ただ、心の問題を抱える相談者は、できるだけ腕が良く信頼のある人にカウンセリングを依頼したいと考えます。

たとえば、無資格の自称「心理カウンセラー」と、「臨床心理士」や「メンタル心理カウンセラー」などの肩書を持つ人がいたとします。

両者を比較して相談者に信頼と安心感を与えるのは、資格保有者でしょう。

このように、たしかなスキルと信頼を示す判断材料として資格が役立つことがあります。

また資格を保有することで、自分がどの分野に精通したカウンセラーであるか、相談者にアピールすることが可能です。

メンタル心理カウンセラーは怪しいと思われやすいから

メンタル心理カウンセラーは「怪しい」と悪い印象を持たれることが少なくありません。

肉体の治療と異なり、メンタルケアはいまだ「胡散臭い」「宗教染みている」といった信用されない部分が多いようです。

実際に、心理的な技術や専門知識を持たない人がカウンセラーを名乗り、低品質なアプローチで暴利を貪る事例は後を絶ちません。

このような悪質な事例と線引きするためにも、資格を取得して誠実なカウンセラーと証明しましょう。

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心理カウンセラーの資格が意味ないわけがない!4つのメリット

心理カウンセラーの資格が意味ないわけがない!4つのメリット

心理カウンセラーの資格取得のメリットについて解説します。

資格取得が条件の仕事に活かせる

資格取得が条件となる心理職も実在しており、その代表格が国家資格「公認心理師」です。

公認心理師(または心理師)は「名称独占資格」に該当するため、資格保有者以外はこの名称を使うことができません。
※公認心理師法第44条により定められています。

この心理職は適正な業務維持のために、民間資格に使用される「心理士」と区別されています。

また、スクールカウンセラーや医療機関で勤務するカウンセラーの求人は、臨床心理士や公認心理師、精神科医といった資格が応募条件になっていることが多くなっています。

このように、職種によって就職条件が設けられていることがあるため、希望する職種で求められる資格は持っておくとよいでしょう。

特定の資格を持つことが応募条件になっている場合が多い職種

  • スクールカウンセラー
  • 病院やクリニックのカウンセラー

フリーランスの心理カウンセラーとして活動しやすくなる

資格が信頼を得るための材料となり、フリーランスの心理カウンセラーとして相談を受けやすくなります。

心理カウンセラーとしての活動は資格を持たない人でも可能ですが、カウンセリングができるかどうかわからない相手に相談したいと思う人は多くないでしょう。
特に独立してフリーランスの心理カウンセラーとして活動する場合、深刻な悩みを持つ相談者は相手が信頼できるかどうかをより重視します。

そこで、資格を取得して保有していることをプロフィールなどに明記することによって、カウンセリングのスキルや知識を客観的に証明することができます。
資格がカウンセラーとしての信頼につながり、相談者も安心してカウンセリングを依頼することができるようになるでしょう。

カウンセリングスキルがキャリア形成につながる

資格を保有することでカウンセリングスキルを証明でき、キャリアアップにもつながりやすくなります。

カウンセラーとして活動する方はもちろんですが、カウンセリングスキルや傾聴力は幅広い職種で評価されます。
特に学校関係者や医療従事者など、コミュニケーション能力が問われる職種では十分な効果を体感できるでしょう。

カウンセラーの資格を活かしやすい職種

  • 保育士
  • 医療従事者や介護従事者
  • 営業職
  • 職場の管理職(マネジメント職) など

メンタルバランスを整えやすくなる

資格取得の学習をおこなうことで心理的スキルが身につき、自身のメンタルバランスの調整に役立てることができます。

心理学は人の心のケアだけでなく、自分自身の感情コントロールにも効果を発揮します。

人に寄り添うことが仕事の心理カウンセラーは精神的な負荷がかかりやすく、自分の心のケアが疎かになりやすいです。

カウンセリングで最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、自身のメンタルケアもしっかり意識していきましょう。

家族や知人など人間関係が安定する

心理的な専門スキルを習得することで、人間関係を改善させることができます。

たとえば、家庭や職場など人間関係が複雑化しやすい場面での応用が可能です。

  • 育児や夫婦仲の改善(家庭円満につながる)
  • ひきこもりや不登校などの子どもの問題に向き合いやすくなる
  • 職場で社員教育に活かせる

とくに言語化が苦手な小さな子どもは、自分の言いたいことがいえずストレスを溜めやすいでしょう。

心理的なスキルを活かすことで、意思表示が苦手な相手とも意思の疎通ができるようになります。

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心理カウンセラーのおすすめ10資格

心理カウンセラーのおすすめの資格を紹介します。

メンタル心理カウンセラー

メンタル心理カウンセラー®資格とは、一般財団法人日本能力開発推進協会が主催する民間資格です。
メンタル心理カウンセラー®資格は検定試験に合格する必要がありますが、その受験資格も定められています。
協会指定の認定教育機関などでおこなう教育訓練の全カリキュラムを修了することで受験資格が得られます。
検定試験はカリキュラム終了後に協会ホームページより申し込み、受験料5,600円(税込)を振り込みます。
手続きの確認がとれてから約2週間で検定試験問題と解答用紙が送付されてきますので随時、在宅での受験が可能
です。
得点率70%以上で合格となり、答案受付後から約1ヶ月で合否の結果が送付されます。
合格者にはJADP認定メンタル心理カウンセラーの称号が付与され、認定証が発行されます。

履歴書にも書くことができる、カウンセリング業務での知識や技能を備えていることを証明する資格です。
初心者から目指すことができる資格のため、初めて心理を学ぶ方にもおすすめできます。
参考 一般財団法人 日本能力開発推進協会

公認心理師

公認心理師は、日本初の心理職の国家資格です。
名称独占資格であり、「公認心理師」や「心理師」のつく名称は公認心理師以外では使用できません。
心理に関する支援を必要としている人やその関係者への相談や助言のみでなく、心の健康に関する知識を普及するための教育や情報提供も活動内容としています。
保健医療、福祉、教育、司法、産業などの幅広い分野での活躍が期待されています。

公認心理師は、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的として2017年9月に施行された「公認心理師法」を根拠に、2018年より試験が開始されました。

公認心理師の受験資格を得るためには、4年制大学で指定科目を履修した後、大学院にて指定科目を履修する、または指定施設での2年以上の実務経験が必要です。
また、これらと同等以上の知識と技術があると認定された場合も受験が認められます。

公認心理師を目指す場合は、指定科目が履修できるか、条件を満たしているのかを事前に確認しておきましょう。
受験資格の詳細については指定試験機関及び指定登録機関である、一般財団法人日本心理研修センターのホームページでも確認できます。

試験に合格し、登録をすることによって、「公認心理師」の名称を用いて活動することができます。
参考 一般財団法人 日本心理研修センター
参考 公認心理師について詳しく

認定心理士

認定心理士とは、公益社団法人日本心理学会によって、大学で心理学に関する標準的な基礎知識や技術を修得していることを認定される民間資格です。

4年制大学を卒業後、修了した単位を申請することで認定が受けられますので資格試験はありません。
卒業後に他の大学や通信制大学などで追加で修了した単位も合わせて申請することができます。

認定心理士の資格申請は郵送かWeb上でおこないます。
これまでの申請方法は郵送のみでしたが、一部の証明書等の郵送をおこなえば、日本心理学会ホームページの認定心理士申請システムからWeb申請が可能です。

申請後、単位認定基準に基づいた審査がおこなわれ、合格の場合は認定料振込を経て、認定証・IDカードが付与されます。

また、卒業後時間が経過しても申請ができますので、社会人になってから認定心理士の資格取得を目指す方は大学時代に修得した必要単位を確認してみてください。
直接心理に関する仕事をしていない場合でも、認定心理士資格が心理学の知識の証明として、アピールのひとつとなり得ます。
大学で心理学関連科目を修得した覚えのある方は資格申請を考えてみてはいかがでしょうか。
参考 公益財団法人 日本心理学会
参考 認定心理士について詳しく

臨床心理士

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。
臨床心理学に基づく知識や技術を用いて心の問題に取り組む心理専門職であり、1988年から資格認定がおこなわれてきました。

臨床心理士資格の取得には 臨床心理師養成に関する指定大学院もしくは専門職大学院の修了し、資格試験に合格する必要があります。
試験合格後、資格登録証明書の発行手続きを完了することによって、資格の認定がされます。
また、5年毎に資格更新が義務づけられており、つねに専門知識習得、能力の維持向上が求められています。

臨床心理士は、相談者の立場から問題の所在を明らかにし、それぞれの特徴に応じてさまざまな臨床心理学的技法で心の支援をおこないます。
また、個人のみではなく地域社会全体での活動も専門業務とされています。

臨床心理士による心の支援活動は、スクールカウンセラー・子育て支援・高齢者支援などがあり、医療・保健・福祉・教育など多くの分野での活動がされています。
また、協会によると、個人で相談所を開設する私設臨床心理士も増加傾向にあるようです。
医療機関やスクールカウンセラーの求人では、臨床心理士を条件としている場合も多いため、これらの仕事を目指す方は取得をおすすめします。
参考 公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会
参考 臨床心理士について詳しく

ケアストレスカウンセラー

ケアストレスカウンセラーは一般財団法人職業技能振興会が認定する民間資格です。
メンタルヘルスにかかわる基礎的な知識を身につけ、ストレスによるメンタルの疾患が疑われる方への対応やメンタル疾患をどのように予防していくかなどを学ぶことで、適切にこころのケアを実践できるスキルを習得します。

すべてに共通する基礎的な知識を学べる「ケアストレスカウンセラー」から、「青少年」「高齢者」「企業中間管理職」と、対象に合わせた専門的なこころのケアを体系的に学習することができます。
それぞれの分野に関して学んでいくことで、さまざまな状況において悩みを抱えた方々へ効果的なカウンセリングを行えるようになるでしょう。

全国220会場以上のテストセンターで実施されるCBT形式試験(WEB試験)へ合格することで認定資格を取得できます。

資格取得後も希望者に向けたフォローアップ研修を開催。
カウンセリングの経験がなく、実際にどのようにカウンセラーとして活動すればいいかお悩みの場合は、実践形式でカウンセリング業務を身につける機会も用意されています。
資格取得後もスキルアップし、カウンセラーとしての実力をつけていけることもこの資格のメリットといえるでしょう。
参考 一般財団法人 職業技能振興会

メンタルヘルス・マネジメント検定®

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験では、 職場での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を学ぶことができます。
仕事や職場でのストレスは今や大きな社会問題となっており、社員のメンタルヘルス・マネジメント、つまり心の健康を管理する取り組みは企業にとっても重要なものとなっています。

学習範囲としてはメンタルヘルスの一次予防(メンタル疾患を未然に防ぐこと、その健康を増進すること)に重点を置いており、組織全体でのメンタルヘルスケアを促進する内容となっています。

厚生労働省策定の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を受け、大阪商工会議所と施行商工会議所が実施しています。

Ⅰ種(社内のメンタルヘルス対策推進)、Ⅱ種(部門内、部下のメンタルヘルス対策推進)、Ⅲ種(従業員自らのメンタルヘルス対策推進)の3コースがあり希望のコースを受験できます。
検定試験合格後、所定の手続きをおこなうことで合格証明書が発行されます。

参考 大阪商工会議所
参考 メンタルヘルスに関する資格取得

こころ検定®

こころ検定®では、人の心の動きが生活や社会に対してどんな影響を与えるかを、基礎心理学を中心に学んでいくことができる検定です。
一般財団法人日本こころ財団が主催し、2018年8月より文部科学省後援検定事業として許可されています。

こころ検定®は4級から1級までの等級があります。
4級はこころと向き合う、3級はこころを成長させる、2級はこころに触れる、1級はこころを援助する、といった学習目標が定められています。
受験合格する等級により、教育・子育て・産業・地域コミュニティ・医療・福祉・自分の成長など、様々な場面で活用できます。

4級から2級はどなたでも受験でき 、併願も可能です。
テストセンターでのCBT試験(WEB試験)に合格
すると受験日から約30日程度で合格証が発送されます。
1級の受験は、2級合格者もしくはメンタルケア心理士®資格登録者であることが条件になります。
テストセンターでのCBT試験に加え、会場試験として実技・口述試験がおこなわれます。
会場試験は合否発表日に学会から合否通知書が郵送されます。

また、2級合格者はメンタルケア心理士®、1級合格者はメンタルケア心理専門士®の資格登録申請も可能です。
参考 一般財団法人日本こころ財団

交流分析(TA)

交流分析とはTA=Transactional Analysisの哲学が基盤になる、自分と他者を分析して理解するための理論です。
自分と他者のそれぞれを理解することで、より良い関係を構築することができる心理療法として知られています。

団体ごとに認定資格が違いますが、より初学者向けの認定資格として代表的なのはNPO法人日本交流分析協会が認定する「交流分析士」と職業技能専門教育研究機構が認定する「TA(交流分析)カウンセラー」です。
どちらも指定講座の受講後に認定試験へ合格し、認定を受けることで資格が取得できます。
「交流分析士」の講座は日本交流分析協会支部やTAカレッジにて、「TA(交流分析)カウンセラー」の講座は全国のヒューマンアカデミーの校舎にてそれぞれ受講が可能です。

交流分析は、営業職や接客業など人と接する機会が多い仕事に就いている方、保育士、看護師、介護士の方に向いているといわれていますが、自己理解につなげるために学ぶ方も多いようです。

その他に日本交流分析学会が認定する「日本交流分析学会認定 交流分析士」という資格がありますが、こちらは交流分析の実戦経験なども問われますので、よりプロ向けの資格となります。
参考 NPO法人 日本交流分析協会
参考 特定非営利活動法人 職業技能専門教育研究機構

SNSカウンセラー

SNSカウンセラーとは2017年に発足された全国SNSカウンセリング協議会により認定される資格です。
コミュニケーションツールの変化とともに、SNSカウンセリングの需要が高まる社会状況において、安心・安全なSNSカウンセリングを提供できる人材として全国SNSカウンセリング協議会が保証することを目的とした資格登録制度となります。

心理カウンセラー資格(公認心理師・臨床心理士・産業カウンセラー・認定心理カウンセラー・プロフェッショナル心理カウンセラー・ガイダンスカウンセラー)を持っている方は、 SNSカウンセラー養成講座を修了することで、認定登録の申請ができます。
その他の隣接国家資格(キャリアコンサルタント・精神保健福祉士・社会福祉士)をお持ちの方は、SNSカウンセラー養成講座とカウンセリング講座50時間以上を修了することで、認定登録の申請が可能です。

SNSカウンセラーは遠隔でのカウンセリングが可能で、今後需要が見込まれる資格です。
心理カウンセラー資格をお持ちでない方も、今から取得を目指すことで活躍できるチャンスが多くあるでしょう。
参考 一般財団法人 全国SNSカウンセリング協議会
参考 SNSカウンセラーについて詳しく

心理カウンセラー ベーシック

心理カウンセラーベーシックは、「小高千枝メンタルヘルスケア&マネジメントサロン」が認定するカウンセラー資格です。
生涯教育のユーキャンが開講する心理カウンセリング講座を受講することで取得を目指せる資格で、講座を修了すると資格試験を受験できます。

こちらの心理カウンセリング講座では、「心理学」や「主要な心理理論」など、心理カウンセリングの基礎を学びます。

日常で活かせる知識を身につけられるため、学んだことを生活に活かしやすいのが特徴です。
自身のストレスケアや、仕事でのコミュニケーションに心理の知識を活用したいと考えている方に向いている講座といえます。
また傾聴についてを学べる内容も用意されており、身近な人の悩みに寄り添うためにも有用です。

プロフェッショナル心理カウンセラー

プロフェッショナル心理カウンセラーは、長年の実績を持つ心理カウンセラーや養成スクールが検討を重ねて創り上げた資格です。
プロフェッショナル心理カウンセラーは、カウンセリングの専門家として活動します。カウンセリングでは、クライアントの話を傾聴し、理解し、問題の解決に導くための支援を行います。

先述のように心理カウンセリングのプロが編成したカリキュラムを履修するため、資格を取得した後は幅広い分野の心理問題に対応できます。例えば、うつ病、不安症、発達障害、依存症、家族問題などです。また、活躍の場も広がり、企業や学校などの組織で、メンタルヘルスのサポートを行うケースもあります。

このように多様な心理カウンセリングに対応するため、プロフェッショナル心理カウンセラーは、人の心を深く理解し、サポートする能力が求められます。認定校でプロフェッショナル心理カウンセラーの技量に足りる知識・技術を身に付けましょう。

主催 一般社団法人全国心理業連合会

メンタルトレーニング検定

メンタルトレーニング検定は、個人や組織が正しいメンタルトレーニングを行う知識や技術を身に付ける資格試験です。3級・2級・1級の順に難度が高くなります。最終的には1級を取得するとメンタルトレーナーとして独立を目指すことも可能です。
3級、2級については目標の達成や生産性の向上、最大限のパフォーマンスをを引き出すことを目的として資格取得に取り組まれています。これらの目的はビジネス、アスリート、受験勉強などにおいて共通であるため、資格を取得した後も様々な場面で応用が利く資格であることは、この資格の魅力の1つですね。

主催 一般社団法人日本メンタルトレーナー協会

メンタル士心理カウンセラー(R)

メンタル士心理カウンセラー(R)は、心のケアを中心とした技術水準向上やスキルの社会的地位の確率を目的に試験実施と認定証発行をおこなっている日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する民間資格です。
人間関係や仕事、恋愛、ストレスなどのさまざまな悩みを抱えている人へカウンセリングを通して、問題解決に向けたサポートをおこないます。相談者自身で問題解決にむかえるように、さまざまな悩みに対応する知識を用いて助言をするカウンセラー資格です。
心理学の基礎知識、心理的ストレスの特徴や症状や症状別の回復に向けた治療方法などを理解しており、カウンセラーとして活動するために必要な能力が十分に身についているとされた場合に認定されます。
資格検定試験は自宅からの受験が可能であり、インターネットから申込みます。試験への合格は70%以上の評価が必要です。
合格後は協会ホームページに設けられている合格者専用ページから認定証、認定カードの発行申込が可能です。

主催 日本メディカル心理セラピー協会

メンタル心理インストラクター(R)

メンタル心理インストラクター(R)は、教える力を中心とした技術者としての能力を認定している日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する民間資格です。
メンタル心理のインストラクターとして、心理学やカウンセリングに興味のある方に向けて、カルチャースクールや在宅でのカウンセリングなどで講師活動ができます。
カウンセリングや心理学の知識とともに、相談内容や背景にある問題への働き方、問題への理解、改善点の検討、共感的理解の方法、助言などといったカウンセリングに関する理解ができているとされた場合にインストラクターとして認定されます。
資格検定試験は自宅からの受験が可能です。年6回実施、5日間程度の試験期間が設けられており、期間中に回答用紙を協会へ返送します。試験への合格は70%以上の評価が必要です。合否の発表や認定証の発行などは、全てインターネット上でおこなうことが可能です。
試験では、インストラクターとしての基礎知識、適度なサポート、社会復帰を助ける支援制度などが問われます。日程や試験内容は協会ホームページにて公開されています。

主催 日本インストラクター技術協会

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心理カウンセラーの資格を取得する方法

心理カウンセラーの資格を取得する方法

心理カウンセラー向けの資格を取得する方法についてご紹介します。

  • 通信教育や民間スクールの講座を受講する
  • 大学の心理学部を卒業する

通信教育や民間スクールの講座を受講する

心理カウンセラー資格を取るなら、通信教育や民間スクールで勉強する方法があります。

特に通信講座は、自分のペースに合わせて在宅で勉強することができるので、おすすめです。
以下の資格は、約2〜4ヶ月の受講期間で取得できます。

資格 受講料 標準学習期間
メンタル心理カウンセラー® 29,000円 約2ヶ月
メンタルケアカウンセラー® 39,000円 約3ヶ月
メンタルケア心理士® 49,000円 約4ヶ月

通信講座の費用は、3万円〜40万円前後と幅広く、資格の種類や受講期間によって変動します。

支払い負担が軽くなる月賦払いの講座も多いので、ぜひ検討してみてください。

大学や大学院で指定科目を履修する

臨床心理士や公認心理師は、大学や大学院の卒業(履修科目修了)が受験資格となります。

臨床心理士

  • 指定大学院または専門職大学院を修了する

公認心理師

  • 大学で指定科目を履修・卒業した後、大学院にて指定科目を履修する
  • 指定施設にて2年以上の実務経験を積む

働きながら大学で学びたいと考えている方には、通信制大学・大学院への入学をおすすめします。

通信制大学は、長期間キャンパスへ通う必要のある通学制の大学とは異なり、自宅などでの在宅学習が基本となっています。
そのため、仕事と両立しての学習がしやすいのが特徴です。

関連記事 社会人や主婦が大学で心理カウンセラーの勉強をするなら通信制大学がおすすめ

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心理カウンセラーの資格は独学で取得できる?

心理カウンセラーの資格は独学で取得できる?

心理カウンセラーの資格は、独学で取得できないものが多い傾向にあります。

国家資格の公認心理師をはじめ、臨床心理士や認定心理士といった資格を取得するには、大学や大学院で所定の科目を修了し、卒業する必要があります。

メンタル心理カウンセラーなどの初心者向けの資格も、通信講座の修了が資格試験の受験要件になっている場合が多くなっています。
こちらは完全に独学で目指すことはできませんが、所定の通信講座を受講すれば在宅で資格試験を受けられる場合もあります。
スクールや大学への通学が難しいことを理由に独学での取得を検討している場合は、こういった資格の取得を検討すると学びやすいでしょう。

メンタルヘルス・マネジメント検定®」「こころ検定®」の資格は、どなたでも受験することができるため、独学でも取得を目指せます。

独学で取得を目指す場合も、資格試験の合格に向けて知識を身につける必要があります。
どちらの資格も公式テキストが販売されていますので、しっかり試験対策をおこなった上で試験に挑むことをおすすめします。

これらの資格は、検定対策講座も開講しています。
独学で合格できるか不安な方や、より効率的に学習したい方、できるだけ早く資格を取得したい方は、対策講座の受講も検討してみると良いでしょう。

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心理カウンセラーの資格を活かしてキャリアアップする4つの方法

心理カウンセラーの資格を仕事に活かす4つの方法についてご紹介します。

産業カウンセラーになる

産業カウンセラーとは、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する心理職の民間資格を持った人を指します。

一般企業などの労働現場で心理カウンセリングや研修をおこない、社員自らが問題を解決できるようサポートするのが役目です。

産業カウンセラーの仕事内容

  • メンタルヘルス対策
  • キャリア開発
  • 職場の人間関係の開発

産業カウンセラーは、常勤や非常勤、パートやアルバイトなど多様な働き方ができます。

資格を取得しなくても就職可能ですが、総務スタッフなど職種によっては資格保有者が優先されることがあります。

スクールカウンセラーになる

学校などの教育現場に在籍し、スクールカウンセラーとしてキャリアアップすることができます。

スクールカウンセラーとは、生徒(児童)や保護者、教職員の相談やメンタルケアをおこなう職業です。

カウンセリングのほか、教職員向けのコンサルテーションやカンファレンスもおこないます。

スクールカウンセラーの仕事内容

  • 生徒や児童、保護者、教職員のカウンセリング
  • 不登校や問題行動などの対応の仕方を教職員に指導するコンサルテーション
  • 教育関係者で情報共有をおこない、課題解決に向けて話し合うカンファレンス

スクールカウンセラーとして働くために、臨床心理士の資格を取得するケースが多くみられます。

臨床心理士の資格取得が条件に指定されている求人も多いため、ぜひ受験を検討してみてください。

心理カウンセラーとして独立する

一般企業や施設にも就職せず、心理カウンセラーとして独立開業する方法もあります。

開業する際は、心理的知識のほか集客や経営などマーケティングスキルも必要です。

カウンセリング職は、資格を取得すればすぐに仕事を受注して収益化できるわけではありません。

まずは会社員として一般企業や教育現場などで心理職の実務経験を積み、在籍中に人脈を作ってからの独立をおすすめします。

また、独立前に集客用のホームページやSNS、ブログなどの情報配信媒体も用意しておきましょう。

医療または介護従事者として患者のメンタルケアをする

病院や介護施設でも、心理カウンセラーは重要な存在です。

病院の医師や医療関係者と連携をとり、心に不調を抱えた患者のカウンセリングや、家族と治療の話し合いを進めていきます。

心理カウンセラーが働く場所は心療内科に限らず、小児科や内科、産婦人科など多岐に渡ります。

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心理カウンセラーに向いている人の特徴

心理カウンセラーに向いている人の特徴について解説します。

  • 傾聴ができる人
  • 人に関心が持てる人

傾聴ができる人

傾聴ができる人は心理カウンセラーに向いています。

なぜなら、相手の気持ちに寄り添って話を聞くことにより、問題解決の糸口を見つけることができるためです。

自分ごとのように親身になって話を聞いてくれるカウンセラーに、相談者は心を開きます。

人は心を許せる相手には、素直に胸のうちを吐き出すことができるため、心の痛みや問題の根本解決につなげるサポートができるのです。

人に関心が持てる人

人に関心が持てる人は、心理カウンセラーに向いています。

心理カウンセラーの仕事は相談者から話を聞き、問題解決の支援をおこなうことです。

そのため、相手が今どのような痛みを持っているか関心を持ち、寄り添っていく姿勢が大切です。

もっと詳しく 心理カウンセラーに向いている人、向いていない人

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まとめ|心理カウンセラーの資格は仕事に活かせる!意味がないは嘘

心理カウンセラーの資格は、取得することでキャリアアップに活かせます。

資格選びをする際は、自分がどの分野に進みたいかしっかり方向性を決めることがポイントです。

また、受験方法は通信講座や大学への通学など、選ぶ資格によって異なります。

通信講座で受験できる資格は、在宅で試験勉強を進めることができるため、ぜひ検討してみてください。

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