ホームヘルパー2級の正式名称

ホームヘルパー2級とは
ホームヘルパー2級の正式名称は訪問介護員2級養成研修課程です。
かつては介護の入門資格として広く普及していましたが、現在は制度改正により廃止され、介護職員初任者研修へと移行しています。
ホームヘルパー2級も初任者研修も、介護の基本的な知識や技術を学ぶ入門的な位置づけは同じで、介護業界で働く第一歩として多くの方に選ばれている資格です。
ホームヘルパー2級が廃止になった理由は?
介護資格制度の見直しにより廃止に
ホームヘルパー2級の資格は、2012年厚生労働省の発表により廃止されました。
学習内容の重複
廃止前までは、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級のほか、介護福祉士や介護職員基礎研修など介護に関するさまざまな資格が存在し、それぞれ資格ごとに研修が必要でした。
複数の介護資格を取得する場合、同じ学習内容を重複して学ぶケースが多く見られるなど、不便な点がありました。
介護福祉士までの受験資格が複雑
上記の資格のなかには、国家資格である介護福祉士の受験資格になるものも含まれています。
しかし、介護福祉士の受験資格も複数のパターンがあり、要件も複雑だったために、介護福祉士の受験資格を得るためにまずどの資格を取得すればよいのか、どのようにキャリアを積めばよいのかなどが、とてもわかりづらい状態になっていました。
介護福祉士までのキャリアパスが明確に
ホームヘルパー2級の資格は、こうした学習範囲の重複やそれにともなう遠回りをなくし、介護福祉士を目指すうえで必要な受験資格の取得をわかりやすくするために廃止されたのです。
そして、このホームヘルパー2級に代わって介護職員初任者研修が誕生し、介護職における資格・養成体系が整理され、多様化する介護業界でのニーズに長く応えていける体制が作られたといわれています。
同時に、介護業界で生涯働きたいという方がキャリアアップを目指しやすい形にもなりました。
キャリア形成ルート
これまで大変煩雑であった介護職としてのキャリア形成は、現在では、介護職員初任者研修→介護福祉士実務者研修→介護福祉士(国家資格)→認定介護福祉士もしくはケアマネジャーというように、明確でわかりやすいルートとなっています。
関連記事 介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)とは?特徴や受講費用を詳しく解説!
ホームヘルパー2級と初任者研修の違い
修了試験実施など、資格・研修内容に違いがあり
それでは、ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変わり、どのような違いが生まれたのでしょうか。
項目別に違いを見てみましょう。
| ホームヘルパー2級 | 介護職員初任者研修 | |
|---|---|---|
| 位置づけ | 介護の入門資格(※現在は廃止) | 介護の入門資格 |
| 時間数 | 約130時間(講義・演習・実習) | 約130時間(講義・演習) |
| 修了試験 | なし(または簡易) | あり(1時間ほどの筆記試験) |
| キャリアパス | やや不明確 | 上位資格と連動(実務者研修など) |
ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は、いずれも介護の入門資格です。
カリキュラムの時間数は同程度ですが、初任者研修では施設実習が必須ではなくなり、その分スクーリング授業時間が追加になりました。
また、初任者研修には修了試験があり、1時間ほどの筆記試験が実施されます。
制度の変更により、初任者研修から実務者研修、介護福祉士など上位資格へつながるキャリアパスも明確になりました。
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ホームヘルパー2級の廃止、初任者研修への名称変更は介護業務への影響はある?
仕事への影響なし!
ホームヘルパー2級の資格取得者は、介護職員初任者研修の修了と同程度の要件を満たしているとみなされます。
資格の効力も同等と考えて問題ありません。
そのため、ホームヘルパー2級のみを保有している場合でも、仕事のうえで特に困る場面はほとんどないといえるでしょう。
資格の取り直しも不要
ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では資格名称は異なりますが、特に介護業務にあたる場合、また就職や転職をする場合にも現状では同等の資格とみなされます。
ホームヘルパー2級の資格取得者が介護職員初任者研修を新たに取得し直す必要はありません。
注意点
しかし、初任者研修修了者と同等とみなされるとはいえ、初任者研修を修了していない場合は、履歴書に「介護職員初任者研修課程修了」とは記載できません。
ホームヘルパー2級を修了している場合、履歴書には「ホームヘルパー2級修了」または「訪問介護員2級養成研修課程修了」と記載します。
また、介護職員初任者研修では、ホームヘルパー2級には含まれていなかった「認知症の理解」の科目が追加されています。
気になる方は認知症介護基礎研修を受講して知識を補ってもいいでしょう。
関連記事 初任者研修と認知症介護基礎研修の違いは? どっちを取得すればよいか解説!
※ホームヘルパー2級の取得者は初任者研修修了者と同等とみなされるため、認知症介護基礎研修の受講は義務ではありません。
「ホームヘルパー2級」履歴書に書く際の正式名称は?
本来は「訪問介護員2級養成研修課程修了」が正しい書き方!
ホームヘルパー2級の正しい書き方
ホームヘルパー2級の資格を履歴書に記載する際は、「訪問介護員2級養成研修課程修了」と記載するのが正式です。
「ホームヘルパー2級修了」と表記しても通用はしますが、より正確に伝えるためには正式名称での記載が望ましいでしょう。
名称が長く複雑なため、「訪問介護員2級養成研修修了」「介護2級ヘルパー」「訪問介護員養成研修2級」などと表記されることもあります。
いずれも意味は通じますが、正式名称ではないため、履歴書には「訪問介護員2級養成研修課程修了」と記載するのが望ましいでしょう。











